RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

04 2008
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Brownstone「Still Climbing」
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Maxee、Nicci、Kina(本作より新加入)の女性三人グループBrownstonの通算二作目となる『Still Climbing』を御紹介。彼女達はあのMichael Jackson主宰のMJJ Musicからデビューした実力折り紙つきのボーカルグループ、Michael Jacksonの前でアカペラを歌って契約を獲得したらしいです(凄)。容姿もなかなか綺麗でイイ感じ、かなり期待して購入した一枚で御座います。
それでは内容はいかがなものかというと……これが侮れない快作となっていて嬉しい驚き、製作陣も僕が知っている様な有名どころが勢揃いしています。まずはRodney Jerkinsが製作を担当したHip Hopテイスト溢れる「Let's Get It Started」で幕開け、Herman Kelly & Life「Dance To The Drummer's Beat」をサンプリングしたドロッとしたビートにMike Nittiなる男性のMCのラップを重ねた、ちょっと意表を突かれた一曲。続いては爽快でピュイーンな音が体の中を駆け抜ける「5 Miles To Empty」、製作はBig YamとVictor Merritt、彼女らのコーラスを堪能出来る一曲で惚れます。「Love Me Like You Do」は再びRodney Jerkinsが製作を担当、Average White Band「A Love Of Your Own」使いの少し曇ったソウルフルなトラックは素敵で彼ならではの仕事っぷり。Dave Hall製作の繊細で儚いラブソング「In The Game Of Love」、“恋は勝つか負けるかわからない、賭けるしかない”と歌うその詞に共感しつつウットリします。キラキラぽわわんなトラックにBrownstoneの伸びやかな歌声が僕を昇天させる「Foolish Pride」はSoulshockとKarlinのSoulpowerコンビが製作を担当、こういう煌びやかで眩しい神々しい曲を書かせたら彼らは最高で御座います(失神)。Big YamとVictor Merrittが再び製作の「Kiss And Tell」は切れ味鋭いいきなりのアッパー、この転調が功を奏していて僕は完全にヤラレました、こういう現行R&Bみたいな楽曲もBrownstoneはカッコ良く乗りこなしていて痺れちゃいますよね。そのBig YamとVictor Merrittが手掛ける続く「Baby Love」もギター味とピアノ味が融合する王道綺麗曲、“あなたさえいれば、あなたがすべて♪”と歌う詞も真っ直ぐで捻りが無くて好き。「Around You」はあのRobin Thickeが製作を担当した超絶美曲、けして黒くはないポップなバラードですが素敵、恋人との別れを歌い上げる切ないハーモニーに涙腺は緩みっ放しです(流溢)。「Revenge」はSoulshockとKarlinによる製作(ソングライティングにBoyz Ⅱ MenのShawn Stockmanが参加)、夜の雨降りの濡れたコンクリート路地を思わせる妖しくも魅力的な一曲。「All I Do」はTricky(Christopher "Tricky" Stewart )とSean "Sep" Hallによる製作曲、これも軽くHip Hopテイストを織り交ぜたライトアッパーで心地よく踊れる春風曲。Herb Middeton製作のコーラス全開のゴスペルチックな「You Give Good Love」も、Nichole Gilbert製作の朝の目覚めの様に優しく囁きかける「If You Play Your Cards Right」も、どれもがBrownstoneの美しい歌声で彩られた昇天確実のバラード集となっております。

いやはや御見逸れ致しました、なんて素晴らしい一枚なんでしょうか(感動)。これだけの実力ある女性ボーカルグループってのも、そうそうは居ないでしょうねぇ。こういうボーカルグループって僕は大好きなんでもっと出現して欲しいですよね(願望)、個人的には新加入のKinaのお顔が好きで仕方ありません(阿呆)。

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3T「Brotherhood」
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TJ、Taj、Taryllの三人からなる3Tのデビューアルバム『Brotherhood』を御紹介。彼らはあのMichael Jackson主宰のレーベルMJJ Musicが送り出しているんですから間違いないです(断言)。彼らは全員兄弟でMichael Jacksonの実の甥(Michael Jacksonの兄の息子)なんだそうで、まるでその思し召しでって感じですが、それは間違いなんですよ。
それでは実力は如何程にというと……これが流石はJackson血統証付きといった感じで、凄く歌が上手いんで驚きます。まずは3Tが製作を担当したアカペラで始まる「Anything」で幕開け、ここで気付くのが彼らの線の細い高い歌声、まるでMichael Jacksonで御座います。がしかし別に意識しているとかそういう訳でなく至って自然、彼らの繊細な歌声が綺麗に重なる涙誘うバラード曲。「24/7」はGerald B.による製作曲、これまたシルキーな肌触りで耳にすんなりと入るバラードでグッド。続いてはBabyfaceがソングライティングし、Michael Jacksonが製作を担当した「Why」、まるで映画の始まりかのような壮大な演奏で始まりそこで既に鳥肌立っていると、すぐさまMichael Jacksonのハイトーンボイスでの昇天歌声が(卒倒)。しかしどことなく歌い回しはBabyfaceぽかったりもしてそれもグッド、3Tも負けじと甘く歌い上げます。Herbieなる人物のラップを挟んだ「Gotta Be You」はDenniz Popによる製作、NJSっぽさ香るトラックは彼らが踊れるんであれば成功であろう一曲ですね。爪弾くギターが乾いたポップさを醸し出す「With You」はMichael Vail Blum、Dean Pleasants、3Tによる共同制作曲、Eric Clapton風味とでも言いましょうか。Damon Thomas製作の悩ましい「Sexual Attention」、ここでは色気たっぷりに歌い上げ情熱的な夜をきちっと演出(でも爽やかなんです)。Chris Stokes(あのChris Stokes?)が製作を担当した流麗な「Memories」も素敵ですねぇ、伸びやかな笛の音がアクセントで心和みます。再び登場のDenniz Popが今度はど真ん中バラードで攻める「I Need You」なんかも僕のツボ、けして黒くはないポップなバラードではありますが、3Tの飾らない清涼感溢れるハーモニーが日々の疲れを癒してくれます。Gardner Cole製作のこれまたアイドルっぽい一曲「Give Me All Your Lovin'」も僕的にはアリ、こういう爽やか青リンゴっぽい女の子ウケ確実の曲に弱いんだよなぁ。再びMichael Jacksonが製作を担当したギター弾きじっくり聴かせる「Words Without Meaning」、Michael JacksonってBlack Musicって感じの曲は書かないですよねぇ、万人受けする真っ直ぐな楽曲を作りますね(落着)。最後を飾るのはPrince Markie Deeをfeat.した「Brotherhood」、Mark C. Rooney製作のヒンヤリした電子音混じるトラックで、これはこれで新鮮な気がして良かったです。

彼女とのデート中にBGMとしてバラードをお探しのそこの貴方、この一枚で決まりでしょう(太鼓判)。僕は基本的に細く高い声の男性シンガーが好きなので、3Tは完全にツボでしたねぇ。Michael Jackson参加の「Why」狙いで購入しても損はしません、是非聴いてみてください。

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Will Smith「Lost And Found」
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映画俳優として大成功を収めているWill Smithの通算四作目となる『Lost And Found』を御紹介。DJ Jazzy Jeff & Fresh Princeとしてデビュー、その後銀幕に進出しドル箱俳優となった超人気者。ですから僕もWill Smithは俳優として知ってその後にMC側面を知りました、でも結構前に知って聴いてたんで、Will SmithはMCとしても好きです。世間の風はちょっと冷たいかもしれませんが、彼の二枚目な声と流暢でスマートなラップはクリーンで格好良いと思います。
そんなこんなで内容にふわり……まずは相棒であるJazzy Jeffが製作を担当した「Here He Comes」で幕開け、人気アメコミのテーマ曲「Spider Man(Theme)」をまんまに下敷きにしたトラックは面白い以外の言葉が思いつかない、これも僕はHip Hopだと思います、こういう遊び心もないとつまらない(賛辞)。Will Smithが荒々しい声で吠えるフックと中近東系のトラックが中毒性高い「Party Starter」はPollow Da Donが製作を担当、これは現行のHip Hopにまったく遅れをとらないパンチの効いた一曲。続いては先行シングルとなったパーティーチューン「Switch」はKwameによる製作曲、ラジオチューニング音の様なスクラッチ音もカッコイイし、ハンドクラップを前面に押し出したこのバウンスはヤバイ(鳥肌)、良いんですよ思いっきりノれて楽しめたら。ロキッシュで荒く削られた尖ったトラックに乗っかる「Mr. Niceguy」はThe Freshmen製作、いつも紳士なWill Smithがここぞとばかり威嚇攻撃する戦闘曲、そうだやれやれ(応援)。同じくThe Freshmen製作であのLarry GoldがString Arrangementで参加した「Lost & Found」はやはり不思議な感覚の一曲、オーケストラっぽい生楽器の音にスクラッチがこれでもかと掻き回すクールな一曲。Jae Staxx製作(Larry GoldがString Arrangementで参加)の「Tell Me Why」では女王Mary J. Bligeを客演に招待、これもドラマチックな曲展開にMJBの胸が思わず熱くなるボーカルが魅力を倍増させるMJB風味の一曲。これまたThe Freshmenが製作を担当した二曲融合の「I Wish I Made That/Swagga」、前者ではDJ Jazzy Jeff & Fresh Princeのヒット曲「Summer Time」とSnoop Doggのヒット曲「Drop It Like It's Hot」のフレーズを引用。その後の「Pump Ya Brakes」(製作はThe Freshmen)ではそのSnoop Doggのユルユルラップを援護射撃にビュイビュイな電子音とパーカッション、そしてJazzy JeffのScratchで鋭く攻めます。またまたThe Freshmen製作(ScratchはDJ Jazzy Jeff)でNicole Scherzingerが歌声を貸す「If U Can't Dance(Slide)」はドカドカキュイキュイと攻め込む攻撃的な一曲、Nicole Scherzingerの歌声をもう少し上手く活かせなかったかと思うと残念。G1なる人物が製作を担当しあのRaphael SaadiqがGuiterで参加したフィリーの土っぽさ香る「Could U Love Me」は素敵、完全にRaphael Saadiq味が出てて心臓ど真ん中撃ち抜かれました。“俺がこんなにビッグでなくても、俺を愛してくれるかい?”と問いかける内省的な詞も胸打ちます。DJ Twinzが製作を担当したバキバキロック魂な「Wave Em Off 」は、Rhythm Heritage「Caravan」をサンプリングに使用。Hotrunnerが製作を担当した「Scary Story」はDavid Rose「Exodus(Main Theme)」の使用、低い声がこだまする陰湿なトラックはWill Smithにはあまり似合わないかなぁという気も。僕的には大きなトピックだし好きな一曲「Switch...R&B Remix」は蒼い眼のソウルシンガーRobin Thickeがゲスト参加(製作はCo PとO.Banga)、Robin Thickeの甘美な歌声が一気に天国へと連れてゆく昇天Remixに仕上がっています。ここからは国内盤だけのボーナストラック、これがまた侮れない楽曲ばかり。Hotrunnerが怪しく焼け付くシンセサイザー曲を提供した「Coming To The Stage」、Tony Dofat製作のBusta Rhymesばりに暑苦しい「We Won't」、ジャカジャカなトラックで余裕たっぷりに乗るThe Platinum Brothers製作の「Chosen One」、そしてその後には隠しトラックとしてあのElephant Manをfeat.したもう一つの「Switch(Remix)」を収録。このElephant Manを迎えたRemixがヤバイです、原曲の感じからも容易に想像できるほどこのゲスト選択は正解ですが、聞いたら間違いない大正解だと知らされます。これが隠しトラックとは非常に勿体無い、これは盛り上がりますぞ(汗)。

僕はMCとしてのWill Smithも大好きです、俳優としても勿論好き。本作でもその紳士的なラップは健在で、でも切れ味は衰えてなくて凄く聴き易い一枚になっているかと思います。シリアス面を出した楽曲が成功しているかどうかは分かりませんが、聴いて損はないと思います。DJ Jazzy Jeff目当てで聴いても面白いんじゃないでしょうか、僕的には国内盤の最後を飾る「Switch(Remix)」がお薦めです(笑)。

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Solange「Solo Star」
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Beyonceの実の妹であるSolangeのデビューアルバム『Solo Star』を御紹介。Beyonceと共にソングライティングをこなしたりと結構以前から名前は出ていたSolange、顔もBeyonceより端正な顔つきでより大人っぽく感じます。Beyonce大好きな僕ですから当然スルーは出来ずに購入、しかもかなり豪華な製作陣が脇を固めているという事で、かなり期待してしまいます。
それでは気になる内容にふんわりと……まずはなんと言ってもやはりその製作陣の豪華さ、コネクションというのはやはり大切ですねぇ。まずはSolange KnowlesとDamon Elliottの共同制作曲「Feelin' You(Part II)」で幕開け、N.O.R.E.をゲストに迎えた民族フレーヴァーの強いトラックにはN.O.R.E.がバッチリ嵌る。Solangeの歌声もBeyonceよりキュートさが増しながらもやはり似ている、地は争えませんね。ビュンビュンな電子音が跳ね回す軽快な「Ain't No Way」はThe Underdogs製作、彼らというとどうしてもバラードを彷彿とさせますが、こういうアッパーもそつなくこなすんです(流石)。Marques Houston属するPlatinum StatusとChris Stokesが製作したいかにもなダンスチューン「Dance With You」ではB2Kが参加、このトラックだとどうしてもB2Kが水を得た魚で目立つ、Solangeがfeat.されている感は否めない。でもこの曲は好き、てかOmarionの歌声が個人的にツボなんで。「Get Together」ではTimbalandが製作を担当、Timbalandらしい気だるいうねったビートにチキチキ音が絡む王道な一曲。続いてはあのThe Neptunesが製作を担当した青い海の珊瑚礁曲「Crush」、The Neptunesが魅せるメロメロなメロウがスッキリ爽やかなシンセ曲、思わずウットリのハイな一曲で好きです。Solange KnowlesとTroy Johnsonが共同で製作したキラキラチューン「So Be It」は可愛いの一言に尽きる、姉様Beyonceにはここまで甘ったるい声は出せない、途中で挟むラップは誰のものだろうか。Luther Vandross「So Amazing」を下敷きにした電子鍵盤のリロリロ音が心地良くてたまらない「True Love」はMyke Diesel製作曲、ゲストにMaster Pの息子Lil' Romeoが参加。Alonzo Jackson製作の乾いたギターの爪弾き音がエッセンスの「Feel Good Song」もカッコイイ、昔のDestiny's Childがやりそうな曲でまるで彼女達が歌っている気分にさえなる。Rockwilderが製作を担当したシンセサイザーが鳴る近未来的な「Wonderland」(ソングライティングをLinda Perryが担当)、Rockwilderってこういう尖った音作らせると本当にピカイチですね(感心)。「Just Like You」は姉様Beyonce KnowlesとDamon Elliottが製作を担当、ファンキートラックにフックを繰り返す呪文要素はDestiny's Child「Jumpin' Jumpin'」の手法。続いてもBeyonce KnowlesとDamon Elliottが製作した「Thinkin' About You」はMurphy Leeがゲスト参加した南国っぽい曲、Murphy Leeのライトなラップが見事に融合していてグッドです。最後を飾る綺麗バラード「Sky Away」はSolange KnowlesとMichael McCalinの共同制作、曲も詩も素晴らしく美しく愛情に満ち溢れてて好きです、こういう楽曲の配分をもっと持たせたらこの一枚がもっと幅広がったかも(惜)。あと国内盤にはボーナストラックとしてBeyonceとDa Bratを招いた「Naive」を収録、これも絶対に聴き逃すのは勿体無い一曲ですね。

うん、自分でソングライティングなんかもしてて、姉様Beyonceに負けじと頑張っています。がしかしやはり歌声にちょっとパンチが足りない気がします、どうしてもBeyonce基準になってしまうのが駄目なんですがね。AshantiとかCassieとかみたいな可愛い系が好きな方にはお薦め、しかし容姿はやはり似てますね。

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Mark Ronson「Here Comes The Fuzz」
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N.Y.で絶大な人気を誇るLondon出身のDJ、Mark Ronsonのデビューアルバム『Here Comes The Fuzz』を御紹介。Mark Ronson、名前ぐらいは聞いた事あったけれど特に印象なかったんです、がしかし今年はAmy Winehouse「Rehab」の大ヒットで僕同様に名前を覚えた方も多い筈。モデルを務めていた経験もある二枚目なMark Ronson、参加している面子が良いので購入してました。
それではふわりとした内容の触れ方程度で……まず最初に書いておきますが、本作では制作にギターにスクラッチを全てMark Ronson一人でこなしています。まずはギター音で軽くロックしている「Bluegrass Stain'd 」はNappy RootsにAnthony Hamiltonが参加(Drumsに?uest Loveが参加)、Nappy Rootsのラップも楽しげに嵌っているしAnthony Hamiltonの温もりある歌声も時折ロックしていて面白い。誰もが一度は聴いた事のある「Ooh Wee」はGhostface KillahにNate Dogg、Trifeの実力者三人が参加、Boney M「Sunny」を下敷きにした陽気トラックに乗るGhostface Killahの濃い味付けのラップも素敵、Nate Doggの例の下手ウマなとぼけた歌声の“う~~う~~うぃ~~♪”を思わず一緒に口ずさみたくなります。Ayaなる女性シンガーが歌う「High」も涼しげながらも疾走感あるトラックにハイトーンヴォイスが乗っかり心地よい、Percussionは?uest Loveが担当しています。「International Affair」ではSean PaulとTweetという異色の組み合わせ、Eric B. & Rakim「I Know Got Soul」を下敷きにしたカチッとしたギター音が鋭く響くトラックに、Sean Paulのリラックスした歌声とTweetのなめらかな歌声が色っぽく絡む一曲。完全にHip Hopなビートでちょっと安心さえしてしまう「Diduntdidunt」はSaigonが参加、Just Blazeとも袂を分かった様で残念なSaigon、ここでのラップも凄く魅力あるので早くデビューして頂きたい。「On The Run」ではMos DefとM.O.P.という間違いない最強タッグが実現、どちらもロキッシュなトラックに絡むのが好きなMCなので、Lenny Kravitz「Always On The Run」使いの突っ走るトラックにも相性抜群。陰(Mos Def)と陽(M.O.P.)なんですがこれが意外にマッチ、血が騒ぎます。完全ロックなトラックでRoc-A-Fellaの若頭ことFreewayがバキバキに暴れ回る「Here Comes the Fuzz」はNikka Costaも参戦、Freewayの拉げた唾飛ばすラップならこういうトラックも完全にモノに出来ます。「Bout To Get Ugly」RhymefestとAnthony Hamiltonが参加、ロキッシュ一点張りかと思いきや、途中でディスコっぽく転調させたりもする転がるトラックはなかなか。Daniel Merriweatherなる白人男性シンガーが極上ファルセットで一気に聴き手を昇天させる「She's Got Me」は素晴らしい出来栄え、Drumsを?uest Loveが担当している事も手伝って生音感抜群の素敵な一曲に仕上がっています。このDaniel Merriweatherなる白人が恐ろしい歌声、Justin TimberlakeといいRobin Thickeといい“Blue Eyed Soul”はけして侮れませんよ(鳥肌)。最後にはあのQ-Tipが神息吹の鼻声ラップで華を添える「Tomorrow」、南国の燦々と照る太陽と吹き抜ける風を感じさせるトラックも秀逸ですし、軸になっている女性シンガーDebi Novaもカラッとした素敵な歌声でトロピカル。でもやっぱりQ-Tipの参加が嬉しいですね、南米太鼓音とホーンが鳴り散るトラックはMark Ronsonの引き出しの多さを物語っています。

うん、ゲスト陣狙いで購入しても間違いはないかと思います。Mark Ronsonが手掛けるトラックも面白くてグッド、ですが僕的には途中でちょっとダレる感じかも(辛口)。ちょっぴりロックテイストが強くて、もうちょっとソウル味が濃い方が好みな僕にはさっぱりし過ぎたかもしれません。でもこれからもっと要注目のなるであろうDJなので購入して損はありません、DJの方々にウケる一枚なのかもね。

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Ronnie Henson「Ronnie Henson」
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あのMotown Recordsが送り出す男性シンガーRonnie Hensonのデビューアルバム『Ronni Henson』を御紹介。ハッキリ言うとこのRonnie Hensonって全然知らずに購入しました、Motown所属っていうのとあのAndre HarrellがExective Producerを務めているというので興味を持ったんです。あとこのジャケットがなんとも素晴らしいではありませんか、はやりこの便利な世の中になってもジャケ買いなる冒険は止まないものですね(笑)。
それでは肝心の内容にふわり……まずは幕開けを飾る懐かしいR&Bの香りがするEdward "Eddie" Ferrell製作の「Everybody Loves A Star」、Zapp & Roger「More Bounce To The Ounce」をベッタリ使った空気感はバッチリ、Ronnie Hensonの緑茶の様な甘さと渋みを併せ持った高音系の歌声もなかなか好きです。ゲストにA+なるMCを起用、このA+のラップも曲調にバッチリ合った高音系で好きでしたよ。「What'cha Got」はChad "Dr.Ceuss" ElliottとAl Westが共同で製作を担当した深夜系スロウ曲、これもRonnie Hensonの細く微弱い(良い意味で)歌声が恐ろしくフィット。Marc "Scout"なる人物が製作した「Next To You」もかなりノスタルジック、まるで埃かぶったレコードを持ち出して掛けている様な錯覚に陥ります。もしかしてもっと濃~いソウル声のシンガーだったら、もっと映えていたかもしれない楽曲に感じます(辛口)。再びChad Elliottが製作を担当した「What Are You Gonna Do」もミッドスロウ、少し音のこもったフックが繊細をより強調しててグッド、こういう線の細い楽曲でこそRonnie Hensonの緑茶声は活きますねぇ。Rashad Smithなる人物が製作を担当した「Tha Bomb」はちょっぴりファンキーな風味を加味、サンプリングにJames Brown「Dead On It」を使用しています。Chad Elliott製作の「Boy Or Girl Part II 」は電子音を随所に散りばめたピュンピュン異空間曲、独特のグルーヴが現代的でここでちょっぴり時間軸が戻る、低太なラップで重みをつけるRufas Blaqのラップも良いエッセンス。Big Bubなる人物が製作を担当した激甘スロウ「When and Where」もどこかノスタルジックで90年代を彷彿とさせる、風呂場っぽいRonnie Henson歌声の響かせ方もちょっぴり懐かしい気も。Rashad Smith製作の「With a Stranger」も甘い、でもこういう静寂R&Bは好きなので外せない。結局本作で最多の楽曲を製作しているChad Elliott製作の「Like the First Time」はKC & The Sunshine Band「I Get Lifted」をサンプリング、こういうネタ使いが本作に懐古的な香りを運んでいるんでしょうね、しかしそういった楽曲がRonnie Hensonの緑茶声の魅力をグーンと伸ばしていて文句のつけ様が無いんですねぇ(上手)。最後を締め括る「It's Not Your Sex」はBig Bub製作、サンプリングにはなんとMary J. Blige「My Love」を使用という嬉しいプレゼント。これまたあの頃の空気をそのままに、Ronnie Hensonのハイな歌声でじっくり聴かせてくれます。

流石はMotownと言いますか、R&Bマナーを心得ていますよね(天晴)。何度も書いてますが90年代R&Bが好物だという方にはかなりお薦め出来ます、僕もあの頃の音も好きだしネタ物も好きだし、Ronnie Hensonの様なああいうハイトーンボイスも好きなんで結構嵌れました。計10曲と少々少なめですが、なかなか粒選りな一枚に仕上がっていますよ。

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Snoop Dogg「Ego Trippin'」
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西海岸の大御所MCことSnoop Doggの通算九作目となる『Ego Trippin'』を御紹介。毎回と本領発揮な作品を提供し続け、他アーティストからの信頼も厚い(客演多数)西の大ボスSnoop Dogg。今回は自ら“自己陶酔”と題した自信作をドロップ、初期の作品にはあまり嵌れないんですがここ最近のSnoop Dogg作品は好きな僕は即購入を決めました。
それではふんわりと内容を触りますよ……まずは毎回ながら本作も大容量全21曲というボリューム、これだけで満腹度MAXで御座います。幕開けを飾る「Press Play」からして僕好みのソウル回帰な一曲、製作は古株DJ QuikでサンプリングにThe Isley Brothers「Voyage To Atlantis」を爽やか使用。Letoya "Tone Treasure" Givensなる女性シンガーの歌声も雰囲気抜群で素晴らしいし、ホーン鳴らすゆるやかトラックに乗るSnoop Doggの抜けたラップも最高で痺れる。あのTeddy Rileyが製作を担当(本作ではTeddy Riley、DJ Quik、Snoop Doggの三者でQDTなるチームが組まれている)した「SD Is Out」では、Teddy Riley御得意のトーキング・モジュレーター(別称トークボックス)を用いたスムーズでスペーシーなトラックを提供。ヒンヤリと煌く流麗メロウなトラックも素晴らしいし、バックボーカルで参加しているCharlie Wilson(とTeddy Riley)も存在感抜群でイイ味出してます。錆びれた電子音でズイズイと鼓膜に響く「Gangsta Like Me」もTeddy Riley製作曲、女性歌声(Tesca Harris)フックも癖になるし程よくスカった隙間感も良い塩梅で。Uncle Chuccなる男性シンガーの熱っぽい歌声が華を添える「Neva Have 2 Worry」はSnoop DoggとTerrace Martinの共同制作。この曲の影のある感じがまた素敵、Uncle Chuccのボーカル入ると完全なR&B曲に様変わり。Shawty Reddなる人物が製作を担当(Addittional ArrangementにRon Fairが参加)したシングル曲「Sexual Eruption」もトークボックスを使用したサイケな宇宙曲、ステップ踏む様に疾走する煌びやかなトラックにT-Pain顔負けのSnoop Dogg歌フックがキマる昇天曲でグッド。Too ShortにMistah F.A.B.が援護射撃に加わる「Life Of Da Party」はSnoop Dogg製作、どことなくT.I.っぽい匂いがプンプンします。「Waste Of Time」では嬉しい事にRaphael Saadiqが製作&ゲスト参加(興奮)、Raphael SaadiqらしいレイドバックしたトラックにはSnoop Doggの緩緩ラップがさらりと乗っかるし、Raphael Saadiqの青臭い真っ直ぐな歌声が爽快感をグーンと上げています。再びとTeddy Rileyが製作を担当したエレクトロな「Cool」は最高にクール、一昔前のディスコを彷彿とさせる懐かしいソウル曲でTeddy Rileyの引き出しの多さを物語ります。「Sets Up」はThe Neptunes製作のパーカッシヴな一曲、シンプルながらもやはり中毒性はあって好き、Pharrellの歌声もほんのり塗られていて丁度良い。Nottzが製作を担当した「Deez Hollywood Nights」はBrooklyn Dreams「Hollywood Nights」を使用、ミュージカルっぽいノリの楽しげ楽曲でちょっと休憩一息吐いて。ビヨンビヨンと波打つシンセに攻撃される「Whateva U Do」、製作はKhaoが担当。地響き鳴らすスクリュー気味の「Staxx In My Jeans」はRick Rock製作曲、剛なトラックでも柔なラップで難なく乗りこなして光るSnoop Doggはやはり器用。Letoya "Tone Treasure" Givensなる女性シンガーが再び濃い歌声で魅了するドカドカな「Been Around The World」、Snoop DoggとTerrace Martinの共同制作。異国情緒溢れるトラックにSnoop Doggの高速ラップが華麗に舞う「Let It Out」はTeddy Riley製作曲、Teddy Riley完全復活ですねもう(拍手)。敬愛するJohnny Cashに捧ぐカントリー爆発曲「My Medicine」、製作はWhitey Ford、ぶっ飛んでますよね。Teddy RileyとDJ Quikが手を組んだキラキラメロメロメロウ曲「Those Gurlz」はもう最高に美しい、途中で45回転声が飛び出すのも巧いし、なによりこういうメロディ重視のトラックにSnoop Doggの撫でる様に絡むラップは見事に嵌るんです(鳥肌)。Frequencyが製作を担当した黒魂丸出しな「One Chance(Make It Good)」も大好物、Prince Phillip「Make It Good」をザク切りで下敷き使用したトラックは最高に熱くて痺れる風味。あのPollow Da DonとHitboyによる共同製作曲「Why Did You Leave Me」、どことなくAkonっぽいカリブ風も香らせる歌フックも心地良く通り抜けます。最後を締め括る「Can't Say Goodbye」は名人Teddy Rileyがキッチリ製作します、流れるピアノ旋律に重きを置いた刹那系トラックに、Charlie Wilsonの渋くも甘い歌声が深々と響き渡る素晴らしい一曲に仕上がっています(喝采)。

ちょっとなんなんですかこの作品、滅茶苦茶に素晴らしいじゃないですか(感涙)。自己陶酔とは言わず聴き手も完全に彼の音楽に陶酔できます、素晴らしいの一言に尽きます。Snoop Doggの懐の深さに完全迷子になりました、でも素敵な時間を過ごせた自分がいます。Snoop Dogg史上最高傑作と言っても僕個人としては過言ではありません、とってもお薦めです(太鼓判)。そしてこの作品のもうひとつの魅力はやはりTeddy Rileyの起死回生、完全復活です、Teddy Rileyファンも満足ゆく一枚です。

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Chante Moore「Exposed」
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僕的には綺麗で歌の上手な才色兼備な女性シンガーって印象の強いChante Mooreの『Exposed』を御紹介。Chante MooreといえばあのKenny Lattimoreの奥方でもありますよね、僕は彼女のこの作品一枚しがまだ所持していないんですが、結構なベテランシンガーなんですよねぇ、聴きたいんですけどお金がねぇ(苦笑)。
まぁ金欠の愚痴はそのぐらいにして曲目を……まずはJermaine Dupriが製作(Brian-Michael CoxがCo製作)した「Straight Up」で幕開け、程よくキラキラパールを散りばめた可愛いトラックに思わずキュンとする事請け合い、Chante Moore色っぽい歌声もここではちょっと可愛げ。このトラックならば、Jermaine Dupriの鼻声ラップをもっとガッツリ混ぜ込んでくれたら良かったのに~(残念)。続いてはTim & Bobが製作を担当した「Take Care Of Me」、TimとBobがたまに見せるチキチキと猛スピードで駆け抜けるアッパーなトラックに、Da Bratのラップも相俟ってなお格好良い一曲に仕上がっています。「I'm Keepin' You」はKatrina WillisとColin Morrisonの共同制作、ここではChante Mooreの真骨頂(と個人的に思っている)のスローでまったりなバラードに溺れられます。「Go Ahead With All That」では再びJermaine Dupriが製作を担当(Co製作はBrian-Michael Coxが担当)、TLCを彷彿とさせる規則正しいシンセがクール且つ鋭く光る近未来チューンで素敵。古き良き音使いでホッと安心するスロウ曲「Bitter」、製作はLaney Stewartが担当、これはもう一気に90年代初頭にタイムスリップって気分(個人的感想)。「When It Comes To Me」は再びTim & Bobのコンビが製作を担当、ここでも彼らはバラードではなくミッドテンポのナンバーを用意。がしかしこの曲ではちょっぴりキラリとした音も混ざってて、ピュンピュンな電子音と絡まって不思議な魅力を放っているのは確か。「Train Of Thought」は再びLaney Stewart製作曲、ここではちょっぴり吐息のようなChante Mooreの艶っぽい歌声にただただ惹かれて深みに落ちます(快感)。「Better Than Making Love」は待ってましたと言わんばかりの、Jimmy Jam & Terry Lewisによる製作曲、Janet Jackson顔負けの相性の良さで(歌唱力はChante Mooreの圧勝)昇天モノの心地よさ、スーっと広がる清涼感(マイナスイオン)は両者の技あってこそ。「M-a-n」はDonnie Scantzによる製作曲、一口にR&Bとはいえない異国情緒(ボサノヴァチック?)もちょっぴり感じるダンス曲。「You Can't Leave Me」は最近The-Dreamと組んでまた黄金期に入っているC. "Tricky" Stewartによる製作曲、シンセサイザーの魅力を最大限まで活かしながらもおとなしく、あくまでChante Mooreの歌声が妖艶に輝くトラックは流石、やっぱり普通にカッコイイですもんね。「Everything We Want」はJamey Jazによる製作曲、これまでとは一味違う生音っぽい作りが温かい好トラック。最後を飾る「Love's Still Alright」は嬉しい事に再びJimmy Jam & Terry Lewisによる製作曲、ピアノを基調とした王道な作りがChante Mooreにはピッタリ、優しく癒す木漏れ日のような落ち着く一曲に思わず“御馳走様でした”と言いたくなります(感謝)。

やはりChante Mooreは素晴らしいシンガーですねぇ、ついでに言わせて頂ければ旦那様のKenny Lattimoreも素晴らしいシンガーです(拍手)。二人の子供はさぞかし素敵な歌声の持ち主に育つんでしょうね、もう今からそれが楽しみですもんね(笑)。