RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

07 2008
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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聴きたくなった失恋曲
突然ですが、失恋曲が聴きたくなりました。
R&B曲の醍醐味は、なんだかんだ言ってやっぱり失恋曲に限ると思います。
ああいう切なさって失恋曲でないと出せないし、味わえないし、すごく胸の奥にズシンと響いて、頭の中から離れないですよね。
別にこれがBESTって訳ではないですが、なんか聴きたくなった失恋曲(女々しい曲)を、此処では御紹介したいなと思います。

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'NSYNC「Bye Bye Bye」
No Strings Attached [Bonus Tracks]
アルバム『No Strings Attached』1曲目に収録。あのJustin Timberlakeがフロントマンを務めていた白人五人のアイドルボーカルグループ、僕はこの'NSYNCが大好きです、今でも車でガンガン聴いてます。この曲はKristian LundinとJakeなる人物による共同製作なんで、かなりポップな作り。自分を裏切った彼女に思い切り力強く“ばいばいばい!”と叩きつける詩が好きで、失恋したばかりには絶対に聴きたい、奮い立たせる一曲。

さよなら
君に振り回されたくないんだ
恋愛ゲームに利用しただけなんだね
僕を恨むかもしれないけど嘘じゃない
さよなら
ひどい事はしたくないけど
もうたくさんなんだ
クレイジーな事かもしれないけれど
嘘じゃない
もうさよならだ……



Justin Timberlake「Never Again」
Justified [UK]
アルバム『Justified』13曲目に収録。この曲はJustin Timberlake屈指の名曲でもありますし、失恋曲としても突出した出来栄えで御座います(鳥肌)。製作はバラード作らせたら敵う者はいないとも言えるBrian McKnightによるもの、Brian McKnightのピアノ伴奏の持つ悲しくも美しい旋律に、繊細且つ神経質で恨めしいJustin Timberlakeの詩が思いっきり重い。でも好きなんですよね、僕に合っています(笑)。

君は「ごめんなさい」とも言わなかった
僕には理解できないよ
僕を傷つけても君は全然平気
いまでは、もう僕は
こんなにボロボロなのに
恋人だった時も
君は僕をそれほど愛してなかったんだ
この傷は癒えることはないかもしれない
君も僕を二度と愛してくれなくてけっこうだ……



Case「Missing You」
Open Letter
アルバム『Open Letter』1曲目に収録。Def Soulに所属していた超実力派シンガーCase、僕はこの曲でCaseを大好きになりました。しかし最近はあまり活動してないんですかね、全く名前を聞かなくなって寂しいばかりです。この曲はあのJoeの同名曲のカバーなんです、という訳でソングライティングは当然Joeが担当、製作はなんとあのTim & Bobなんだから間違いない組み合わせ。Joe版でも素敵ですが、敢えてここはCase版を選択しました。この曲も切ないです、泣けます。

まるで寒い夏の午後のよう
六月に降る雪のよう
まるで花婿無しのウェディングのよう
君がいなくて寂しい
僕は砂のない砂漠のよう
君は男のいない女
僕ははめる指のない指輪のよう
君が恋しい……



Trey Songz「Missin You」
treysong-treyday.jpg
アルバム『Trey Day』11曲目に収録。最近は客演も多いTrey Songzが、売れっ子StarGateと手を組んだ一曲。冒頭とフックで使われる近未来的な声使いがなんか癖になる不思議な魅力が好き、でも詩の内容はしっかり切ない未練を歌ってて、そこがまた好きだったりします。こういう爽やかチューンで未練を歌うのもアリで御座います。

できることなら
目覚めたら君の事なんて忘れてたって
君に電話したい時でもグッと我慢するんだ
この気持ちを抑えなければ
こんな気持ちに支配されてはいけない
君は分かっちゃいないんだ
君がすっかり僕の一部になっていた事を……



Marques Houston「Circle」
MH.jpg
アルバム『Veteran』5曲目に収録。製作は僕の大好きなBryan-Michael Cox、いかにも彼らしいピアノ旋律を奏でる心底切ない失恋曲。このMarques Houstonが僕はかなり好き、歌も上手いしダンスも上手いしかなりお薦めのシンガーです。この曲でのファルセット駆使がそりゃもう切なく色っぽく、今にも泣き出しそうで、泣けちゃうんですよねぇ(涙)。本当にグルグルと同じところを回ってしまうんですよね、切ないですよね。

遠くに行けば行くほど近づいていく
君に戻ってゆく
君の事が思い出になるまで
離れておくと言ったのに
誰か助けてくれ
このサークルから逃げ出させてくれ
このサークルから……



Elliott Yamin「Wait For You」
elliott-wfy.jpg
アルバム『Wait For You』1曲目に収録。あまり白人シンガーの曲は聴かない僕なんですが、このElliott Yaminはその歌声を聴いてすぐに惚れこんでしまいました(堕)。本当に深みとコクのある、聴き手を大きく飲み込む歌声で、これは彼なりのソウルだといつも感じます。この曲はそんなElliott Yaminに初めて出逢った一曲、製作は御存知StarGateが担当。本当にこの曲も切なくて胸にジーンと染み入るバラード、“あなたを待っている”という真っ直ぐな未練が好きだったり。

待ち続けるから
それしか、僕には出来ないから
時間切れだなんて言わないで
一生を君に捧げてもいい
待ち続けるから
一人でも平気でしょ、なんて
そんな事ないんだ
僕と一緒に居て欲しい
どんな犠牲を払ってもいい
待ち続けるから……



Usher「Can U Help Me」
ush-8701719.jpg
アルバム『8701』11曲目に収録。そのダンス技術からアッパー系統の曲が得意っぽくも思えるUsherですが、やはり彼の真骨頂はこういう切ない本格的なバラードだと思います(断言)。この曲はJimmy Jam & Terry Lewis製作という事で正に真っ直ぐと王道の渾身バラード、Usherの艶っぽく優しい歌声でどこまでも高く舞い上がり、悲しさで深く沈んでしまいます(悲哀)。

こんな状態から僕を救ってくれ
僕に何をして欲しいのか教えてくれ
頼むから僕を助けてくれよ
僕と別れたい理由を説明してくれ
お願いだ
君がいなければ、僕は目の前が真っ暗になってしまう
どうにかなってしまいそうだ
相手を愛してもその愛が報われないのは、生き地獄みたいなものさ
どうか僕のもとへ戻ってきて欲しい
独りぼっちになるのは嫌だよ……



'NSYNC「Gone」
nsync-cele.jpg
アルバム『Celebrity』6曲目に収録。再び'NSYNCの曲ですみません、本当に大好きなもんで。一応この曲は'NSYNCとしての曲なんですが、製作は(ソングライティングも)Justin Timberlakeが担当、しかも殆どこれはJustin Timberlakeのソロ曲となっています。乾いたギターが泣き疲れたような印象を濃くしてて切ない、そこに絡むJustin Timberlakeの微弱くも熱情的なファルセットにズキズキと胸が痛みます。この曲も本当に名曲、Justin Timberlakeの才能の片鱗が見える一曲です。

ここでずっと待っている
君の事が忘れられない
たくましい男になるように頑張るよ
君の頬に触れたいと思うだけで
気が変になりそうだ
でも目の前にあるのは真実だけ、君はもう
ここにはいない……



Boyz II Men「4 Seasons Of Loneliness」
Evolution [Bonus Tracks]
アルバム『Evolution』3曲目に収録。もう言わずと知れた最強ヴォーカルグループBoyz II Menのヒット曲、この曲も本当に涙が零れそうになるくらい美しくて儚い。製作はJimmy Jam & Terry Lewisの黄金コンビ、もう本当に最高に美しい曲を書いてくれます。今は四人でのコーラスワークが聴けないけれど、是非もう一度四人でステージに立って頂きたいです(熱望)。

君の愛は僕を放してくれないんだ
結局はこの足枷を外す事が出来ない
四つの季節が変化するのを見ながら
僕らの愛を振り返ってみるとね

冬の風がやってきて
空気を凍らせ
雪を吹きつける
そして僕は想う
宿り木の下で君にするキスの事を
春が盛りの時に
ライラックの花が咲くと
君の香水の香りを思い出すんだ
燃えるような夏には
君を想って心が沸き立つよ
裸で泳ぐんだ
海でいつも僕達がしていたように
秋が葉を落としてしまうと
木はただそれだけのものになってしまう
君がここにいなければね
どこか違うんだ……



Brian McKnight「6-8-12」
Brian20MCKnight20-20Back20At20One.jpg
アルバム『Back At One』6曲目に収録。もうこの人に失恋曲を書かせたら、涙が溢れて、胸が締め付けられて、ただただ感傷に浸ってしまいます(溺沈)。どこか女々しくて弱々しいんですが、すごく共感してしまって、まるで自分の気持ちを代弁して歌ってくれているかのようで。こういうのを正真正銘のバラードというのではないでしょうか、僕はBrian McNight曲の中でもかなり大好きな一曲です。

これで6ヶ月と8日
それと12時間
君が行ってしまってから
恋しくてたまらない
何を言えばいいんだろう
忘れるべきなんだ
もっと賢くなるべきなんだ
でも、そううまくはいかないよ
これで6ヶ月と8日
それと12時間
君が僕の元を去ってから……



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いやはや、いかがだったでしょうか、女々しいとお思いでしょうか(笑)。
でもこういう気分に浸りたい時も人生にはありますよね、誰にでもつらい失恋はあるだろうし、それを乗り越えているから今がある訳で。最後の強気で“さよなら”は言ったものの、想いは消えず募るばかりで、気付けばもうどれだけの季節が過ぎたんだろう……なんて事もありますよね。
またいいことあるさと言い聞かせながら、こういう失恋曲を聴きたくなった、今日この頃でした(笑)。

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Mariah Carey「E=MC²」
mariah-emc2.jpg


“世界の歌姫”ことMariah Careyのオリジナルアルバムとしては実に十一作目となる『E=MC²』を御紹介。前作『The Emancipation Of Mimi』で文字通り不死鳥の如き復活劇を魅せたMariah Carey、そんな前作から約三年ぶりとなる本作。やはり期待も高まりましたし、結果としてもかなりのセールスで、もう完全にMariah Careyは復活した事を証明しました。
流石はMariah Carey(以降はMCと表記)といった感じで、製作陣は今を代表する敏腕Producerばかりで圧巻。これでコケる訳にはいかない訳で、当然MCはコケない訳で(笑)。まずは個人的にはTimbalandを超えるクオリティを誇っているとも思えるNate "Danja" Hillsが製作を担当した「Migrate」で黒くマッドな幕開け、上下に行き来するビートにどこか硬質な電子音も絡むナイスクールな出来。冒頭で聴かせるMCの金切り声もテンション上がるし、途中で参戦するT-Painの御得意ボコーダー歌声もユラユラと妖しくて好き、今回はT-Painなかなか良い仕事しましたね。続いてはC. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nashの最強コンビが製作のシングル曲「Touch My Body」、キラリと光る可愛いトラックに絡むエロい詞がなんとも刺激的で好き、これはMCが歌ってもバッチリ決まる内容でグッドです。相変わらず分かり易いフックでのリフレインもThe-Dream節で良いし、MCの“おいぇ~♪おいぇ~♪あああ♪おいぇ~♪”も面白くもカッチリ嵌って好きな一曲。「Cruise Control」はJermaine Dupri製作(Co製作はManuel Seal、ソングライティングでCrystal "Crystyle" Johnsonが参加)、Damian Marleyが参加しているせいかどこかRaggaeっぽい風味も感じる一曲。Bryan-Michael Coxが得意のピアノ旋律を施した美曲「I Stay In Love」は王道バラードって感じで大好き、失恋にすがる女性の心を切々と力強く歌い上げるMCに胸打たれるばかり(涙)。「Side Effects」は久々に登場のScott Storchが製作、Scott Storchらしいダークで底辺を這うビートにYoung Jeezyのやさぐれたラップがガッツリと絡む一曲。「I'm That Chick」はStarGate製作(ソングライティングにJohnta Austin)、最近のStarGateはこういう電子音使いの疾走感あるトラックが多いですよねぇ。涼しげに通り過ぎるというか、聴いててスッキリする感じが僕も好きです。まさかの“えいべいべい♪”使いが面白い「Love Story」はJermaine Dupri製作(Co製作をManuel Seal、ソングライティングをJohnta Austin)、美しくも力強いMCの歌声になぜか勇気付けられるし、良い塩梅にグラインドするフックも伸びやかで聴いてて爽快。「I'll Be Lovin' U Long Time」はDJ Toomp製作のDeBarge「Stay With Me」下敷きの清涼メロウ、“長くあなたを愛するわ♪”と繰り返し伝える詞も真っ直ぐで心にすんなり流れるし、MCも可愛くとにかく真っ直ぐに歌い上げていてすごく好きな一曲。「Last Kiss」「Thanx 4 Nothin'」もJermaine Dupriが製作(Co製作はManuel Seal)、Janet Jackson作品ではなかなか手腕を揮えない感があるJermaine DupriもMC相手では素晴らしい仕事っぷりで手堅い、やはりこの二人は相性が良いんですよね。The Salsoul Orchestra「It's Good For The Soul」使いの「O.O.C.」はSwizz Beatz製作、いつものSwizz Beatzほどのバンギンぶりではないですが、やはりこのバウンスは乗らされるグルーヴで流石です。「For The Record」はBryan-Michael Cox製作、これがなんとも御伽噺の様な摩訶不思議な光を纏ったトラックでどっぷり浸かってしまいます(迷込)。MCの過去の曲を引用しながらの“あなたへの消えない想いをレコードに残しておくわ♪”という詞も切なくて好き、このキラキラ輝きながらも悲しい旋律はかなり巧いですよね、Bryan-Michael Coxの新しい引き出し素晴らしいです(絶賛)。Young Jeezyっぽい掛け声が聴こえる「Bye Bye」StarGate製作、愛する人を亡くした思いを切々と歌う詩にStarGateの琴線に触れるトラックがまた切なくて涙が出そうになります。最後を飾るピアノスタンダードナンバー「I Wish You Well」はなんとあのJames Poyserが製作を担当、詩の内容を併せてもかなりゴスペルチックな一曲で、だからこそMCの歌唱力が活きていてじっくり聴き込む事が出来て、まるで本の最後のページを閉じるかのような一曲(染入)。国内盤には更にボーナストラックを2曲追加、おもちゃ箱をひっくり返した様なガチャガチャトラックで混乱する「Heat」はwill.i.amが製作、Da Bratをfeat.した「4real4real」はBryan-Michael Cox製作曲。

流石はMariah Careyで御座います、御見逸れ致しました(天晴)。確かにイマドキなProducerを従えていて外す筈は無いのかもしれませんが、それでもJanet Jacksonはここまで上手く機能させる事が出来てなかったのも確かです。どれもきちんとMariah Carey味が出ていて、けして流行の二番煎じという風には感じませんでした。Nick Cannonとの入籍はかなり驚きましたが、本作のクオリティは予想通りの完璧なものとなっております(手堅)。

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Janet Jackson「Discipline」
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兄Michael Jacksonが“King Of Pop”ならば、彼女は“Queen Of Pop”であるJanet Jacksonの通算十作目となる『Discipline』を御紹介。もう二十年以上に渡って最前線をひたすら走り続け、今なお世界中から圧倒的な支持を受けているJanet Jacksonは素晴らしい逸材。個人的な感想を言わせて頂くと、Janet Jacksonってそんなに歌は上手くないんですよね。でも彼女の打ち出す世界観が素晴らしいというか、いつも斬新なアプローチで聴衆に訴えかける辺りは、やはり一流アーティストなんだろうなぁと感嘆の息が漏れるばかりです。今回のジャケットもなんか良いですよねぇ、芸術的な美しさで。
そんなこんなでドロップされたJanet Jacksonの『Discipline』……まずはInterludeを含めて全22曲という大容量に驚き、Janet Jackson(以降Janetと表記)の力の入れ様が伺えますよねぇ。まずは先行シングルとなった「Feedback」はRodney "Darkchild" JerkinsとDernst "D.Mile" Emileによる共同制作、これがなんとも地味でなんて事なかったのが痛い(涙)。流石のRodney Jerkinsもちょっとネタが少なくなってきたかなぁと心配してしまう出来栄え、普通過ぎてガックリ。しかしこのRodney "Darkchild" Jerkins×Dernst "D.Mile" Emileの続く「Luv」は好き、程よく波打つ電子ビートに絡むJanetの囁きヴォイスでの“ら、は、あ、は♪”のフックが心地良い伸びでグッド。Fatman Scoopばりの雄叫びが絡む(Rodney Jerkins?R.Cityなる人物?)「Rollercoaster」はRodney Jerkins単独製作、これもなんとも全てが中途半端に混ざっていて頂けない、どこにも振り切れていないのが実情。Jermaine Dupriが製作(Shaffer SmithことNe-Yoがソングライティング)を担当した「Rock With U」は、最近流行のエレクトロな四つ打ちビート曲。Jermaine Dupriがこれを製作したってのも驚き、こういうテクノ路線が今のR&Bの主軸になっている証拠、しかしながらこの無機質ながらもクールにキラキラ輝くビートはJanetの薄く微弱いヴォーカル(良い意味)には映える、流麗にすんなりと鼓膜を鳴らします。続く「2nite」も同じくテクノエレクトロなビート展開で疾走感バッチリ、製作はこういうのもそつなくこなす技巧者StarGateという事で納得。同じテクノ路線でも途中での転調やベース使いが鋭くてカッコイイ、途中でのJanetのフック使いなんかもすごくクールでカッコイイ、これは成功してると思います。「Can't B Good」はNe-Yo率いるCompound Productins所属のD.DoRohn Goughによる製作曲(ソングライティングは勿論Ne-Yo)、繊細で清涼ながらも温かみのある美曲で本作のデザート的な存在。失恋の痛みを抱えながらもまた恋に堕ちそうになる感情を描いた詞はNe-Yoならでは、Janetの優しい歌声も綺麗で素敵。しかしそんな美曲を軽々と超えたのはJermaine Dupri製作(Co製作をManuel Seal、ソングライティングをJohnta Austin)の「Never Letchu Go」、“運命の相手のあなたをけして手放しはしない”と強く真摯に歌い語りかけるJanetのただただ涙零れるばかり(感動)、Mariah Carey「We Belong Together」ばりの美バラードを作ったJermaine Dupriの才能に賞賛の嵐を贈るばかり(拍手喝采)。とにかく優しくて広大でどこまでも澄み切っていて深い愛の歌、癒されて下さい。続く「Greatest X」も清涼感抜群の柑橘バラード、製作は鉄板タッグであるC. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nashが担当。ここでは寄せては返すさざ波トラックでゆったりと聴かせて、ついでに専売特許のリフレイン効果を施した一曲でやはり耳に残る。兎に角このアルバムのハイライトは「Can't B Good」「Never Letchu Go」「Greatest X」の三連コンボで決まりでしょう(必殺)。ギュイギュイ歪んだ低音ビートに早回しっぽいフックが鼻につく「So Much Betta」はJermaine Dupri製作(Co製作はManuel Seal)、実験的なではありますが化学反応は起こせずで残念。しかしJermaine Dupri×Manuel Sealがこの鬱憤を綺麗に晴らしてくれたのがMissy Elliottが援護射撃の「The 1」、まるでRich Harrisonばりに生楽器バンドでドタバタと激走する様が痛快、そこにアグレッシヴに暴れるMissy Elliottのラップ最高に嵌っていてこの召還hナイスの一言。Sea Taylor製作(Ne-Yoソングライティング)の「Discipline」は異色、ドロっとしていて気だるいトラックに絡むJanetが妖艶で悩ましい、こういうアプローチもありなのかなとも。Rodney "Darkchild" Jerkins製作の「Curtains」は結構好き、プライベートでの彼だけへのショウを歌った内容のちょっとエロい感じも好きですし、それをちょっとキュートに愛らしくデコレートしたトラックも個人的には技ありでグッド。最後はCompound Productions所属のCharles Harmon製作(Co製作&ソングライティングをNe-Yo)の「Let Me Know」、キラキラ煌く感じは抜群なんですがインパクトがちょっと弱くも感じるかなぁ、Janetの歌声が囁き系だってのも手伝っているかなと。

う~ん、Janet Jacksonだけにかなり期待していたから、その期待を上回る事は出来なかったかなぁと(辛口)。前作『20 Y.O.』もどこかチグハグであまり好きにはなれなかったんですが、今回はだいぶJermaine Dupriも軌道修正が出来たかなって気がしました。やはり『janet.』や『The Velvet Rope』や『All For You』が素晴らしかったので、そこを意識して聴いてしまいますよね。やっぱりそう考えたら、彼氏のJermaine DupriではなくJimmy JamとTerry Lewisと組むべきかなぁ……。でもけして悪いんではないですよ、Jermaine Dupri製作の「Never Letchu Go」は文句なしの素晴らしさでしたから(満足)。

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好きな男性シンガーTop10
今日はいつもの音楽記事から少し離れて“好きな男性シンガーTop10”と題して記事を書きます。
こういうのをずっと以前から書きたくて度々試みてはいたのですが、いざ順位をつけるとなるとこれがなかなか難しく、実現できないままでいたのが実情でした。でも今日はお休みで時間があったんで、自分なりにじっくりと考えながら、吟味しながら、こういう結果と相成りました。

“好きな男性シンガーTop10”

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第一位 Brian McKnight
作詞、作曲は勿論のこと、楽器演奏まですべて自分でこなすマルチな男。彼の作るその繊細で情感に満ちたトラックも大好きですし、ちょっと女々しい感じもしたりする失恋ソングなんかは白眉、彼の曲を聴くととにかく涙が零れそうになるから不思議です。彼こそが真のシンガーソングライターであると断言できます、“バラードの天才”は彼です。
Brian McKnight「Shoulda, Woulda, Coulda」PVを視聴

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第二位 Justin Timberlake
'NSYNC時代からずっと好きでしたが、ここまでのアーティストになろうとは(驚)。彼も自分でソングライティングをこなしまして、Justin Timberlakeの書く詞のどこか神経質でガラス細工の様な世界観が好きです。あとはやはり彼のあのMichael Jackson流儀のファルセット、あれで毎回と卒倒させられます。彼の創る音楽はどこか芸術的でセンシティブ、踊りも最高です。
Justin Timberlake 「Cry Me A River」PVを視聴

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第三位 Usher
10代の頃からアイドルシンガーとして活躍してきたUsher、今なおその魅力は健在、いや更に磨きがかかってより魅力を増しています。踊っているUsherも格好良いんで好きですが、僕はUsherの歌うバラードがかなり好きですねぇ(惚)。Usherの声って顔に似てとても優しいんですよね、まったく角がないというか、シャウトしてもどこか柔らかいんです。けして二枚目でない顔も憎めないUsher、これからも良質なR&Bを提供して頂きたいです。
Usher「Moving Mountains」PVを視聴

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第四位 Omarion
ボーイズグループ“B2K”のフロントマンだったOmarionがこんなにも上位に喰い込むのは僕ぐらいではないでしょうか、僕はかなりOmarionが好きです。踊りも凄く上手くて素晴らしいんですが、僕は何よりOmarionのあの歌声がかなり好き、Omarionの声質って結構独特じゃありませんか。ちょっと鼻にかかったあの声で甘酸っぱい曲を歌われると痺れるんですよ、ああいう歌声に僕もありたいですね。
Omarion「O」PVを視聴

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第五位 Bobby Valentino
ボーイズグループである“Mista”に所属していた経歴を持つBobby Valentino、ここ最近の僕の中でのお気に入りシンガーの一人です。デビューアルバム『Bobby Valentino』はその正統派っぷりにちょっとそのまま直球過ぎる印象こそ受けたんですが、続く『Special Occasion』に完全にヤラレましたね。歌声もまた細いでもなく太くもない、甲高い訳でもないけれど胸を締め付ける甘酸っぱさが丁度良いんです。これからに期待したいシンガーの一人です。
Bobby Valentino「Turn The Page」PVを視聴

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第六位 Trey Songz
『I Gotta Make It』で彗星の如く現れたのがこのTrey Songz、彼もまた最初の印象はそんなに無かったんですよねぇ。でも続く『Trey Day』での実験的な試みがアグレッシヴで良かった、また違った側面を魅せつけたという点では、今聴いているとかなり群を抜いているなと感じます。そんな事実を裏付けるかのように今のTrey Songzは客演をかなりこなしていて、なかなかイイ仕事してますもんねぇ。彼はその進化具合が未知数な気がして、そんな期待も込めてこのランクインとなりました。
Trey Songz「Can't Help But Wait」PVを視聴

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第七位 R.Kelly
Sexソングを歌わせたら誰も敵わないのがこの帝王R.Kelly、しっかし良い曲書くし良い歌声してていつも聴き惚れてしまうんですよねぇ(溺愛)。もっと上位にランクインしてもおかしくないんですが、あまりに私生活でスキャンダルが多いのでそれが難点だったんで(苦笑)。でも彼が生み出したものはどれも古き良き音楽を踏襲しながらも先進的、誰にも真似できないセンスでいつも圧倒してくれます。いまだに晴れた日のドライブには『Happy People』を掛けています。
R.Kelly「Bump N' Grind」PVを視聴

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第八位 Maxwell
“New Classical Soul”を牽引したシンガーMaxwell、D'AngeloやEric BenetやTony Richなども勿論素晴らしいですが(そして順当にいけばD'Angeloを選ぶべき)、僕はなんだかんだでMaxwellを好んで聴いていたりします。こういう音楽って彼じゃないともう聴けないんですよねぇ、これからこういうどっぷりディープな黒いR&Bって消えてゆくのかな……ってそんな筈はありません、今も脈々と受け継がれていますもんね(安心)。とにかくその繊細で芸術的なファルセット駆使で昇天します、大好きなシンガーですね(溜息)。
Maxwell「Get To Know Ya」PVを視聴

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第九位 Chris Brown
“Next King Of Pop”と言われ、もはやKingの貫禄さえあるChris Brown君。Chris Brownももっと上位ランクインでもおかしくないんです、なんだかんだでかなり聴いてしまっている自分がいますから。でも天邪鬼なんです、皆が絶賛するとケチつけたくなります(反骨精神)。しかし最近は『Exclusive』が車でガンガン流れています、最初は期待していただけにちょっと肩透かしな気分だったんです。がしかし最近長く運転した時に何気なくこの『Exclusive』を通して聴いてたら、嵌りました。確かにあまりに鉄板な作りなのが鼻につきますが、彼の切ないハイヴォイスには完敗です(結局)。踊りも上手いしねぇ、これで皆が好きでなければもっと好きなんですが(笑)。
Chris Brown「Gimme That(Remix) feat, Lil Wayne」PVを視聴

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第十位 Babyface
美曲バラードを書かせたら右に出る者はいないBabyface、その楽曲製作能力は勿論ですが、僕はBabyfaceのあの甘くまったりとしたミルキーヴォイスが好きなんですよ(惚)。彼の作る曲だけでも最高に溶けるのにあの優しい歌声が乗ったら……あぁなんて心地良いんだ(溺)。Babyface反対派も中にはいるみたいですが、僕は彼の歌声聴くと安心します。これからも沢山の美曲を提供して頂きたいし、自身でも歌って頂きたいです。
Babyface「There She Goes feat, Pharrell williams」PVを視聴

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※殿堂入り※ Michael Jackson
もはやランキングに入れる事さえ不可能、不動の殿堂入りとして書かせて頂きました。永遠の“King Of Pop”であるMichael Jackson、これだけのシンガーはこれから先の音楽世界に出現しないのではないかと思います。その独特の呼吸を交えた凄まじい歌唱力、奇抜にも感じる程のダンスセンス、メロディメイカーとしても多くの素晴らしい楽曲を残しています(栄冠)。Michael Jacksonの影響を受けていないシンガーなんていないのではないでしょうか、彼はもう唯一無二の“The One”な訳です。彼の昔の楽曲は今聴き返しても全く色褪せずに斬新でクールでカッコイイ、あのシャープで繊細な歌声には心を突き動かされます。僕が生きている間にもう一度、MJのオリジナルアルバムで出逢えたなら最高だろうなぁ(待望)。
Michael Jackson「You Rock My World」PVを視聴


とまぁこの様な結果になりました、とはいってもそれぞれに素晴らしさがあって僅差も僅差の競り合いで最後まで色々と決めかねたんですよねぇ。ランクインしなかったシンガーも皆が紙一重、JoeにMusiq SoulchildにJaheimにNe-YoにMarques Houstonに……誰がランクインしてもおかしくなかったんですが、この十人を今回は選出させて頂きました。今度は懲りずに“好きな女性シンガーTop10”に“好きな男性Top10”なんかもやりたいなぁ。

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Birdman「Birdman」
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老舗レーベルCash Money RecordsのCEOであるBirdmanの通算二作目となる『Birdman』の御紹介。Cash MoneyといえばLil Wayne、Juvenile、B.G.などの人気MCを輩出した大手レーベル(現在はJuvenileとB.G.は離脱)、Birdman自身もMannie Freshと共にBig Tymersを結成したりとMCとして活躍しています。この作品はBirdman名義でなくBaby名義での作品なのかな、もう訳が分からなくなるので兎に角Birdmanでの御紹介とさせて頂きます。
そんなこんなで内容にちと触れてみたいなと思います……ハッキリ言ってMCとしての実力にはいささか疑問があるのがBirdmanらしく、英語もHip Hop文化も分からない僕にはそこはよく分からないんですが、でもまぁCash Moneyのボスだけあってなかなか強力な面子で固められています。ハンドクラップを効かせながらも南部のゆったりな風を受ける「Fly In Any Weather」はJazze Phaが歌参加、Birdmanの鳥真似(?)した“ぷるるるるる~♪”がちょっと耳障りに感じながらも、Jazze Phaの相変わらずな歌声に乗ってみたり。「Ms. Bird」ではMannie Freshが製作だけでなくラップでも参加、Mannie Freshらしい可愛いながらも一筋縄ではいかせないトラックは面白いし、Mannie Freshしか出せないあのフックでお腹一杯だったり。そのMannie Fresh製作でLil Wayneを援護射撃に迎えた「I Got To」もMannie Fresh製作、しかしここではちょっぴりソウルフルな香りを醸しつつ女性ボーカルの援助も受けてなかなかメロディアス、でもLil Wayne聴くとBirdmanが面白くなく感じてしまいます(失礼)。Mannie Fresh製作(Co製作をLeslie Brathwaiteが担当)の「Never Had Nothin'」はなかなかBirdmanが聴かせてくれていてグッド、Run DMC「King Of Rock」使いの哀愁バキバキチューンもナイスな作り。「Baby You Can Do It」は本作の超注目曲、Timbaland製作でToni Braxtonに歌フックを任せた鉄板曲。トラックビートはTimbaland特有の変態趣味はなく、SOS Band「Take Your Time(Do It Right)」を下敷きにした夏っぽい爽やかディスコ風味の疾走チューン(最高)。とこれだけではライトになるかもという事でToni Braxtonのあのコクのある歌声も入れてほろ苦く、これが絶妙の匙加減で抜群の仕上がり、これで主役がBirdmanでなくLil Wayneだったらなんて考えてしまいます(失礼)。でもこの曲は本当に良く出来ている、Birdmanのあの聴き易いラップがすんなりと嵌ってます。「What Happened To That Boy」ではThe Neptunesが製作を担当し、Clipseが援護射撃をぶちかます間違いない一曲、The Neptunesらしい奇天烈電子音ループにBirdman得意の“ぷるるるるる~♪”がカッチリと嵌る(この時に初めて上手く機能した気がします)クールな一曲、しかしもう完ッ全にClipseに喰われています、これはもうClipseの曲にBirdmanがfeat.されています、出来はカッコ良くて素敵ですよ(褒)。「How It Be」はJermaine Dupriが製作(Co製作をBryan-Michael Coxが担当)、そのJermaine Dupriと一緒に実力派シンガーTQが参戦、TQはもうともかくとしてBirdmanは完全にJermaine Dupriにも負けています(惨敗)、声にまずBirdmanは魅力が感じられないんですよねぇ(首傾)。そのTQが甘~いファルセットで一気に感情を揺さぶるMannie Fresh製作の「Fly Away」がもう最ッ高に熱くてとろけるナイスメロウ、Justin Timberlakeっぽい細いファルセットがグッと鼓膜を惹きつけるカラっと涼やかなチューンで、もう最高としか言い様がないです(絶賛)。これまたMannie Fresh製作のパーカッションと電子音がバウンスする「」もクールでカッコイイ、Boo & GottiにKeith MurrayにMikkeyというなかなか濃いマイクリレーも聴き手を飽きさせない色彩感覚でナイスバランス。「Do That...」はP.DiddyにMannie FreshにTateezeのマイクリレー、どこかBad BoyっぽくもあるしThe NeptunesらしくもあるこのトラックはJazze Pha製作という事で驚きました。これでもBirdmanはP.Diddyに負けていますねぇ、誰に勝てるんだろうか。Jazze Pha製作でそのJazze PhaとTQが歌声ぶつけ合う「Ice Cold」はオモシロ可愛い、伸びやかで遊び心たっぷり、これはTQの歌声が全体を締めてるから悪ふざけになっていないんです(笑)。「Ghetto Life」はなんとSwizz Beatzが製作を担当の電子音ベンベンの弾く一曲、トラック自体は音数少なくてシンプルな響きの分、Lil WayneにCam'ronにSwizz Beatzという個性が活きる一曲。そして最後を締め括るのはMannie Fresh製作の鋼鉄ジャキジャキトラック「Keeps Spinnin'」、ここではBirdmanに加えPetey PabloにT.I.が外部から参加したナイスな一曲。全く以ってこのPetey PabloとT.I.の出番は本当にちょっとなんですが、それでも二人だとすぐに認識出来る存在感で抜群に魅力あり、フックを担当するTQのセンシティヴなファルセットもキーンと盛り上げるナイスな歌声。

Birdman自体はそんな個性が強い訳ではなくさらっと流してしまいそうですが、そこはゲスト陣との絡みで上手く逃げ切っています(笑)。この選曲とゲスト陣でLil Wayneが作っていたら、もっと魅力の詰まった面白い一枚に仕上がったかもしれませんねぇ(惜)。Lil Wayneとは親子の様な絆(噂では恋人とも……!?)で固く結ばれているBirdman、これからもMCとして活動するのでしょうね。