RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

09 2008
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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「You Got Served」
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B2KとMarques Houstonが主演した青春ダンス映画のサントラ『You Got Served』を御紹介。この映画はB2KとMarques Houstonが所属(というかMarques Houstonは副社長)するレーベルT.U.G.(The Ultimate Group)が製作、監督を務めたのは社長のChristoper B. Stokesなんです。この映画自体もなかなかダンスシーンなんかは凝ってて見応え有りで僕は大好き、ストーリーも分かり易くハッピーエンドですしね。
そんな映画も僕的にはナイスだったサントラはと言いますと……これが殆どB2Kの新作と呼べる程の新曲揃い、B2K愛好家だった僕には嬉しい一枚となっています。まず幕開けを飾るのはB2KにFabolousが加勢する「Badaboom」、製作はTonny ScottとMarques Houstonが共同で担当。アジアン異国情緒漂うトラックにギターが絡む様は完全にR.Kelly流儀、なんですがまぁここは愛嬌で乗り切りましょう。ゆったりしたグルーヴに、Fabolousの余裕たっぷりなラップが絡むなかなかの一曲。続く「Do That Thing」では映画にも出演していたLil' Kimが参加、制作はJazz Nixonなる人物。浮ついたトラックに起用に絡むOmarionは巧者、こういうトラックも単純にノレて好きですけどね。しかし本作で最も好きなのはやはり地面を揺らす爆弾トラック「Take It To The Floor」、製作はBig Tankが担当。Omarionの早口歌唱でグイっと巻き込まれ、そのままグイグイ引きずられブッ飛ぶアッパーな一曲で、これはかなりテンション上がりますよ(鉄板)。Ishmael L. WindleyとDexter Simmonsが共同制作した煌きスムージーな「Sprung」も最高に溶けます(惚)、こういうセクシーな楽曲もサラリと歌えるOmarionが好き、というかバラードの方が上手いと思います。この繊細で少しひんやりとした感触のあるトラックも素晴らしい仕上がり、かなりポテンシャル高いです。アダルトな色気たっぷりにしなやかに歌い上げる熱情溢れる「Out The Hood」はAdonisが製作、この曲もしっとり濡れたバラードでどろりと深みに嵌ってしまいます(溺)。「Streets Is Callin'」はPruvenと、Ne-Yo周りで仕事していたRon "Neff U" Feemsterが共同で製作を担当。乾いた風を抱きながら心地良く駆けるトラックは、とてもストリート賛歌には聴こえなかったり。B2Kのラップ担当だったLil Fizzのソロ曲「Fizzo Got Flow」はJ Classic製作のギュイギュイ歪んだ電子音が軋む鋭いトラックが秀逸、こうやって聴くとLil Fizzも魅力あるラップしててカッコイイです、ソロでも充分に光ってる。Jheneなる可愛い女性シンガーを主役にB2Kがfeat.された「Happy」はTony ScottとMischkeの共同制作、Jhaneの声質はもうモロにCassieとソックリで驚き。B2Kの兄貴分であるMarques Houstonは「Smile」で登場、製作はMarques HoustonとTony Scottが担当。ファルセットとシャウトを織り交ぜ駆使するMarques Houstonはやはり上手いと思う、もっと評価されてもいいと思うんだけどなぁ(不思議)。Tony Scott製作の「Smellz Like A Party」はOmarionの実の弟(?)であるO'Ryanのアッパー曲(Rufas Blaq客演)、Precison製作の「The One」はATLなる男性グループの楽曲(Johnta AustinがBackground Vocalで参加)、「Can I Get It Back」はTone & Poke製作でXSO Driveなる女性グループ(?)でfeat.としてあのRed Cafeが参加。最後には劇中で使用されていたM.O.P.の代表曲「Ante Up(Robbin Hoodz Theory)」も収録。

車の運転中なんかにサラッと聴くにはうってつけの一枚なんではないでしょうか、B2Kは充分に実力があったから文句無しのクオリティを誇っているし、他のアーティストもしっかりした実力で単なる一派の顔見せって感じではないから良いです。僕的にオススメなのはやはり「Take It To The Floor」と、意外とカッコイイ一面を魅せたLil Fizzのソロ曲「Fizzo Got Flow」で御座います(不意打)。

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Nodesha「Nodesha」
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あの大御所Producerチーム、Jimmy Jam & Terry Lewisの前で歌ってみせデビューを獲得したNodeshaのデビューアルバム『Nodesha』を御紹介。もうこの時点でもはや外れる確立は0%に近いかと思われます、実力は折り紙つきですよね(墨付)。しかしながらNodeshaは当時18歳(多分)、果たしてそんなに期待していいのでしょうか。
そんな期待のハードルを彼女は飛び越せたのか……軽々と飛び越しました(笑)、本作はまずほぼ全曲をJimmy Jam & Terry Lewis(以降Jam & Lewisと表記)が製作しているという時点で及第点越えではないでしょうか。まずはJam & Lewis単独での製作曲に触れますと、シングル曲となった「Get It While It's Hot」でスタート。ダンスチックに微細なビートと多重に重ねられたフックが印象的なこの曲、誰でも一度は耳にした事のある曲ではないでしょうか。ここでのNodeshaの歌声の可愛さったらない、歌唱法がまるでBritney Spearsみたいでちょっと間違えそうになるぐらい。顔の割には高くてキュートな歌声なんですね、もっと低く落ち着いた声かと思いましたが、やはりそこは18歳です。「Got Into My Head & Stole My Heart」は爪弾くギター音が切なさを増長させるしんみりバラード、詞を読んだらもっと泣ける片想いの内容でなおさら胸がキュンと痛みます(涙)。Jam & Lewisの美しく繊細なメロディを堪能できるラヴソング「Almost There」も素敵、Nodeshaの魅せるここでの擦れた優しい歌声がスーっと心に染み入って、涙腺はもう緩んじゃいます(胸打)。そんなJam & Lewisがシンセサイザーを使ってちょっぴりコスモチックに飾った「Curious」も面白い、やはりJam & Lewisってイイですね。あとはJam & Lewisが外部Producerと組んだ楽曲も多数あり、それも素敵な楽曲揃いでして。まずはシングルとなった「That's Crazy」はJam & LewisとJermaine Dupriの共同制作(Co製作はBryan-Michael Cox)、Love Unlimited「I Can't Let Him Down」をサンプリングした胸キュン可愛いトラックがいかにもNodeshaっぽくて、これはもうJermaine Dupriの作戦勝ち、途中で聴けるNodeshaのラップもキマッてて良いアクセントになってます(誉)。切なさと浮遊感が絶妙に混在する「Sugar Buddy」、心の琴線に触れる直球の美メロから速度を上げてゆくのが巧過ぎる「Will He Ever Love Me Back」、あと「Cupid In Me」の三曲は、Jam & LewisとDallas Austinの共同制作でどれも秀逸。やっぱりDallas Austinには頑張ってシーンに戻ってきて欲しい、素晴らしいProducerの一人だと僕は思います(確信)。あとは最後に収録の「Thank You」は、あのKevin "She'kespere" Briggsが製作を担当。She'kespere御得意のいつものアッパーではないけれど確かにイイ曲、Nodeshaの澄み切った歌声がどこまでも伸びやか。あとこれらに加えて国内盤には最後に「Rock Your Body」を収録、この曲はJermaine Dupri製作にCo製作をBryan-Michael Cox、ソングライティングをJohnta Austinが担当と黄金トライアングルがサポート。この曲ではJermaine Dupriが例の鼻声ネッチョリラップを披露、この味付けも僕は好き。

流石はJimmy Jam & Terry Lewis、なかなかの逸材を見つけました。声の可愛さなんかはやはりJanet Jacksonを髣髴とさせる感じ、でもまぁ歌唱力でいくと(本当に順当に考えれば)Nodeshaの方が少し上なのかなと。これはあくまで僕個人の意見です、Janet Jacksonファンの方は御免なさい、でも僕もJanet Jacksonは好きですよ。

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Prince「3121」
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ここ日本でも“殿下”の呼び名で愛され続けているPrinceの通算27作目(?)となる『3121』を御紹介。僕は勿論Princeの名前こそ知っていますが、所持しているのは前作『Musicology』で、Princeの事はさほどよく知りません(無知)。しかしそんな僕でも前作『Musicology』は凄まじくファンキーで格好良く、何度も聴き込めば聴き込むほど、その魅力にグイグイと飲み込まれてしまいました。そんな訳で本作も当然の様に購入、この謎めいたタイトル“3121”もカッコイイし、このジャケットもめちゃカッコイイです(重要)。
それでは気になる内容ですが……本作も当然Prince自身が作詞作曲、アレンジ、楽器演奏までこなしている様です(流石)。まずは歪んだ電子音にエフェクトがかったPrinceの歌声がカッコイイ「3121」、これはちょっぴりとHip Hop風味です。続く「Lolita」はカラフルに跳ねる電子音が可愛くて仕方ない、ちょっぴり昔のポップミュージックを踏襲した作り。「Te Amo Corazón」はなんと表現すべきだろう、ワインなんかを片手にゆったり誰かと踊る様な滑らかさで、こういうジャンルに囚われないトラックをいとも簡単に作り歌い上げてしまうPrinceはやはり大天才だなぁと感心します(今更)。「Black Sweat」は本作からの先行シングル曲、僕はこの曲に一発でヤラレて購入を決意しました。叩きつけてつんざめく骨太ビートが主軸のシンプルなトラックも先鋭的でカッコイイし、Princeがここで魅せるファルセット駆使した(どこかMichael Jacksonの様なアプローチ)シャープな歌唱法もピッタリ嵌ってて好き。隙間が多くある意味では寂しいトラックながら、それがかえってPrinceのクールファンク魂を助長していて素晴らしい(絶賛)。続く「Incense And Candles」も僕は好きで仕方ない、最近ではT-Pain専売特許からボコーダー(もしくはTalk Box使いかも)を抜群のセンスで使いこなした一曲。曲自体もライトな艶かしさが漂う色曲で吐息混じりの美しさ、ゲストボーカルのTámarも可愛い歌声で素敵。しっかし途中の曲の転調やラップ混じりといい、T-Painと同じ様なアプローチですが断然Princeの方が品良く格好良い(と言いつつT-Painも大好きです、貶している訳ではないです)。「Love」も現行R&Bに全く負けないノイジーなクラブバンガーな仕上がりで恐ろしくクールで鳥肌立つ格好良さ。こういう近未来的なシンセをも軽々と取り込み昇華するPrince殿、完全なる無敵状態ですよ(天晴)。と思いきや次はブルージーで叙情的な「Satisfied」で空気をカラリと変える、あまりに心憎い演出ではありませんか(拍手)。これまた良い意味で古臭い昔っぽいディスコチックなトラック「Fury」も好き、Princeが歌えば殊更と格好良く響き渡ります。爪弾くギター音に心がスッキリと洗われる「The Word」、途中のホーン使いが絶妙でたまりません。再び女性シンガーTámarをゲストに招いた(ほぼデュエット)「Beautiful, Loved And Blessed」での清涼感溢れる甘酸っぱいメロディラインも素敵、丁寧にキーを抑えて歌うPrinceの少し低めの歌声も渋くて素敵(惚)。重たく陰気な幕開けで始まる「The Dance」も、聴いてゆけば次第に美しさと儚さを帯びてゆくバラード。最後を締め括る「Get On The Boat」ではホーンが鳴り響くファンク丸出し、この曲聴いてノらない人は絶対におかしいです。

流石はPrince殿、最高にクールで格好良いソウルのぎっしり詰まった一枚に脱帽で御座います(失神)。最近のJustin Timberlake『FutureSex/LoveSounds』やNe-Yo『Because Of You』なんかがPrinceの影響を受け、その空気を踏襲しようとしえいるのが少し分かります。いつでも時代を先取るクリエイティヴな作品を創り続けるPrince、今なお若いアーティストに尊敬されているのが分かります。兎にも角にもカッコイイです、Princeの魅力に痺れ上がって下さい(太鼓判)。

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Boyz II Men「Cooleyhghharmony +6」
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世界を代表する実力派ヴォーカルグループ、Boyz II Menの記念すべきデビューアルバム『Cooleyhghharmony』の後発盤『Cooleyhghharmony +6』を御紹介。Nathan Morris、Michael McCary、Shawn Stockman、Wanya Morrisの四人で結成され、あの老舗レーベルMotown Recordsが送り出している時点で実力は折り紙つき。今なお最前線で活躍しているベテラン勢で、彼らの曲はどんな人だって(たとえ洋楽に馴染みの無い方でも)一度は耳にした事のある曲ばかりではないでしょうか。
そんな彼らの傑作デビュー盤ですが……もう書いてしまったけれど傑作で御座います(絶賛)。まずは早速Billboardの歴史を塗り替えた珠玉のバラード「End Of The Road」が登場(涙)、製作はL.A. ReidとBabyface(Co製作はDaryl Simmons)の黄金タッグで御座います。この曲がロングヒットを放っている頃、僕はまだR&Bを聴いたりしておらず、かなり後になってこの名曲に出逢いました。この曲に関しては本当にメロディも詞もハーモニーも、全てが素晴らしい美しさで輝いていて、聴いているうちに自然と涙腺緩んで涙がじんわり滲んでしまいます……

道筋の終わりの方に来てしまったけれど
それでも諦められない
離れるなんて不自然だよ
君は僕のもので、僕は君のもの


……何度も繰り返し歌うこのフックに、何度と心を打たれたか(刹那)。Babyfaceは多くの名曲を誕生させていますが、この「End Of The Road」がもしかしたら歴代第一位の傑作といってもけして過言ではないでしょう(大絶賛)。続く「Please Don't Go」はDallas Austin製作曲、これはDallas Austinの甘過ぎずにほんのり爽やかハーブなメロウ側面が押し出されたミッド曲。雷鳴の轟きと共に別れ際の恋人の会話から始まる「Lonely Heart」もDallas Austin製作、ここでは悲しくも切ない大人なほろ苦さの詰まった失恋曲を提供、聴いているだけで悲しい気分になります(落)。ちょっぴり煌く柔らかな「This Is My Heart」もDallas Austin製作、こうやって聴いているとやはり黄金期のDallas Austinはイイ仕事してます(惜)。冒頭からBoyz II Menの濃厚なコーラスワークを堪能できる「Uhh Ahh」はBoyz II Men製作曲(Co製作はFred Jerkins)、歌える上にこういうメロディセンスも兼ね備えているのも彼らの魅力のひとつ。そして僕のお気に入りの一曲でもあるのが「It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday」、製作は再びDallas Austinが担当。この曲はほぼBoyz II Menのアカペラで進行、彼らのコーラスワークの神業をじっくりどっぷり溺愛する事が出来ます。彼らの魅力を最大限に引き出し、且つ心の琴線に触れる切なくも美しい失恋メロディを編み出したDallas Austinの素晴らしさに拍手。続いてもBoyz II Menのハーモニー炸裂のアカペラ曲「In The Still Of The Night(I'll Remember)」、これはBoyz II Men製作という事で彼らがやりたかった王道(シュデュ♪シュビデュ♪)スタイルなんでしょうね。Dallas Austin製作の「Under Pressure」は、出だしこそ静かですが途中からDallas AustinらしいHip Hopテイストのダンスチューンでちょっぴり本作では異色。「Little Things」「Your Love」はTroy TaylorとCharles Farrarから成るThe Charactersが製作を担当、前者はちょっぴり可愛く跳ねた音で、後者は跳ねながらもどこかアダルトな雰囲気を醸し出す艶かしいサウンド。彼らのルーツを織り交ぜたタイトルもカッコイイ「Motownphilly」はDallas Austin製作、この曲の疾走感もカッコ良くて昔から好き。「Sympin」もDallas Austin製作で、あの映画曲「James Bond Theme」を大胆にサンプリング、格好良いですよねぇ(惚)。

兎にも角にも素晴らしいバラード「End Of The Road」が収録されている時点で、購入しなければ不味い珠玉の一枚となっています(断言)。というよりも他にも素敵な曲がいっぱい詰まっていますので、所持して絶対に損しません。や……っぱりBoyz II Menって素晴らしいグループですよねぇ、これからも末永く歌い続けて欲しいです(懇願)。

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Timbaland & Magoo「Under Construction Part II」
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奇才ProducerのTimbalandと彼の高校時代から旧友Magooで結成されたTimbaland & Magooの通算三作目となる『Under Construction Part II』を御紹介。90年代を代表するだけでなく、今でも現役最前線で素晴らしい楽曲を提供し続けるTimbaland、そのTimbalandの素晴らしさは言わずもがなですが、僕はこのMagooのラップがかなり好きで聴いてしまう一枚なんです。
それでは内容はどんなものなのか……ここはもうTimbaland御得意のドロっとしたビートを堪能できるディープで奇怪な世界、Timbalandの創り出す音がキワモノ扱いされていたのはいつの話やら。という訳で当然ですが全曲の製作をTimbaland自身が担当、Timbalandは全曲でラップを披露しておりまして、僕個人としては彼の声質も格好良くて好きなので楽しみのひとつ。まずは盟友Missy Elliott女史をfeat.した奇天烈爆発の「Cop That Shit」からTimbaland節炸裂、この三組の相性も抜群でしっくり来るのはやはりファミリーだからでしょう。「Shenanigans」では白人MCのBubba Sparxxxが参戦、このBubba SparxxxとTimbalandの声があまりにソックリで聴き分けがかなり難しい、よ~く聴くと違うんですがね。このBubba SparxxxはTimbaland一派でしたが、今はOutKastのBig Boi率いるPurple Ribbon Recordsに所属している模様。Timbaland一派として最近名前も売れているAttitude参加の「Leaving」、べコボコうねる変態ジャングルビートが妙に懐かしい「That Shit Is Not Going To Work」、SebastianとRaje Shwariをゲストにピーヒャラと鳴る笛音に思わずニンマリしてしまう民族音楽エッセンス強めの「Indian Flute」、細かく刻む打楽器ビートに思わず足バタバタのTimbaland趣味「Can We Do It Again」、カラスの鳴き声がこだまするEminem風味のオカルト曲「Throwback」、早回しの様な声が中毒起こさせる一筋縄ではいかない「Hold Cuts」、誰の曲かは分かりませんが「I Need Your Love」なる美曲をサンプリングしたメロウ路線の「I Got Love 4 Ya」(この曲に関してはあのHeavy Dが製作に関与)と、どれもTimbalandらしい一癖ある中毒性の高いトラックばかりで、もう途中で酩酊してしまいます(意識朦朧)。しかしなんといってもTimbaland & Magooの魅力は、Timbalandの創るトラックではなく二人のラップ、Timbalandの男らしく太い低音とMagooのスーッと伸びる鼻声高音が絶妙なハーモニーでグッドです。あとは面白いゲスト陣でいけば、顔に似合わず綺麗で透き通ったクリアな歌声が美しい(失礼)Brandy参加の「N 2 Da Music」も良いし、あのWyclef Jeanが参加した憂いを帯びた哀愁トラック「Hold On」なんかも最高の仕上がり。というかWyclef Jeanとの合体はかなり驚きなんですが、これが絶妙なマッチ加減で素敵、やっぱWyclef Jeanって雰囲気が良いなと再認識。あと最後の「Naughty Eye II (Hips)」にはBeenie Manが参加、これはTimbaland十八番の細かく刻み続ける打楽器ビート流儀がBeenie Manにうってつけな感じですんなり、Beenie ManもあまりRaggae風味にならなければ好きです(我侭)。

トラックもではありますが、やはり純粋にTimbalandとMagooの掛け合いを楽しみたい一枚ですよね。僕はMagooが特に好きです、結構好き、彼がソロアルバムを出せばきっと購入します(断言)。最近のTimbalandサウンドも良いですが、やはり真骨頂はこういうドロっとジャングル民族っぽいサウンドだと思います、最近のTimbalandに飽きたら聴いてみる価値ありです。

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Soulja Boy Tell 'Em「Souljaboytellem.com」
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一気にスターダムへとのし上がった当時弱冠17歳のSoulja Boy Tell 'Emのデビューアルバム『Souljaboytellem.com』を御紹介。このSoulja Boyは本当に当時はかなりヘヴィーに掛かってましたよねぇ、もう何処に行っても皆が彼のダンスを踊っているという(笑)。彼は本当にトレンドを取り入れるのが上手かった、あの集団でのダンスは病み付き若者続出、遂にはあのBeyonceまでもが踊ってましたから。デカデカのTシャツに修正ペンで名前書いたサングラスも奇抜、面白い奴です。
そんな流行に乗っかって購入した本作……今更こんな所で記事にしている僕もどうかと思いますが、まぁ予想通りの内容になっていましたよね。Exective ProducerがあのMichael "Mr. Collipark" Croomsとなっていますが、収録曲の殆どをSouljaboy自身が製作しているというのには驚き、なかなか頑張っています。そんなSoulja Boy製作曲から触れますと、やはり本作を語る上で外せないのは「Crank That(Soulja Boy)」。“ゆ~ん♪”と指パッチン、スッカスカのトラックに呪文の様に繰り返すフロウ、そしてあのユルユルで覚え易いダンス、現行Hip Hopの売れる要素をガッツリ取り入れた17歳らしいアプローチが憎めない。つんざめく電子音にピコポコな電子音が絡む“え~~~~~~~あ~”がちょっとやかましい(笑)「Snap And Roll」、クラスメイトだというArabをfeat.したこれまた音数の少ない「Bapes」、スナップスに銃声を鳴らしてビートを構築した疾走系の「Let Me Get Em(Shootout)」、ドンドン言って勢いで乗り切ろうとする「Donk」、Rich Boy「Throw Some D's」のフレーズを引用した重量級の「Report Card」、途中途中でYing Yang Twinsばりの囁き加減も混ぜ込む「She Thirsty」と、Soulja Boy製作曲はどれも一本調子に感じてしまい、ちょっと飽きてしまうかもってのが難点。彼以外の製作曲は、The Package StoreとMr. Colliparkが共同制作した胸焼けしそうな「Sidekick」、Arabが製作&客演で参加した「Pass It to Arab」、再びThe Package StoreとMr. Colliparkが共同制作した早回し系の甲高い声が面白く響き渡る「Don't Get Mad」と、これまたどれもが可もなく不可もなくな仕上がりでガッカリ(肩落)。でも中でも唯一のメロウ系となったLos Vegaz製作の「Soulja Girl」は良かった、この曲が無かったら本当にただノリだけを先行したつまらない一枚で終わってたかもしれません。ここで歌声を披露するI-15はどこかT-Pain的な歌い回し、“こんな風にステップ出来たら、君はもうソウルジャガールさ♪”と歌うフックも僕は単純に好き。

僕も大概ノリでHip Hopを聴いていますが、ここまでノリ重視になるともう疲れる、そこまで若くありません(腰痛)。Soulja BoyはもしかしたらProducer側に回った方が上手くいくのかもしれません、エッセンスの取り込み方は若いだけあって上手い。あの大御所Ice-Tが苦言を呈すのもなんとな~く分かる気もしますが、これも今のHip Hopの形なんですよね。

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Changing Faces「All Day, All Night」
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Cassandra LucasとCharisse Roseによる美人デュオChanging Facesの通算二作目となる『All Day, All Night』を御紹介。このChanging Facesでいえばまず特筆すべきはあのR.Kellyが大きく関わっているのでも有名、なんですが……やはり男性陣からすれば彼女達のその美貌に酔い痴れてしまうところ、本当に歌声に負けずそのルックスが素晴らしいんです(誉)。
そんな見目麗しさに負けない内容はどうなっているか……まず本作は一枚なんですがキッチリ半分で“All Day”サイドと“All Night”サイドで構成されています、そういう造りからして僕はもうツボ。まずは前半の“All Day”サイドから、幕開けからR.Kelly製作の「G.H.E.T.T.O.U.T.」の登場。ゆったりしながらもどこかHip Hop空気も感じるナイスなスターター。「My Lovely」はJamey Jaz製作曲、爽やかに煌くトラックにChanging Facesの透き通る歌声が重なる蒼曲。「Thinkin' About You」はBryce Wilsonが製作を担当したちょっぴりHip Hop風味の聴いたミッド曲、街中でラジオ(有線)からこんな曲が流れ出したら一発で楽しい気分になります。二人以上の重ね声が聞こえて不思議になる「I Apologize」はRonald PittsとRon Kigoreによる共同制作、こういうとろ~り溶けそうなグルーヴィーさがたまらなく心地良い、素敵。Robert PalmerとHaward McCraryによる美しさ際立つ「Time After Time」なんか名曲中の名曲、Cyndi Lauperの同名曲のカバー。しっかし原曲も素敵だけれど、このChanging Facesのハーモニーに包まれた「Time After Time」は殊更と秀逸で素晴らしいですね。僕が個人的に楽しみにしていたのが、King Of N.Y.ことJay-Zが参戦した「All Of My Days」。製作もR.Kellyという事で息もピッタリ、ほんのりダークなトラックにJay-Zのフロウが光冴える好楽曲。そんなR.Kelly製作の「All Day, All Night」はもうどっぷり浸かり溺れてしまう深みのあるスロウ曲、やっぱりR.Kellyの作るスロウには色気が尋常なく漂うんですよ。続いては“All Night”サイド、Robert Palmer製作の「My Heart Can't Take Much More」の優しく澄み切ったメロディも、Reese Jackson製作の怪しげな「Goin' Nowhere」も、これまたReese Jackson製作のクールに踊りだしたくなる「No Stoppin' This Groove」も、Kiyamma Griffin製作でOne Two Three「Don't Cross Me」を下敷きにしたファンキーな「All That」とどれもクールでカッコイイ。しかし中でも格好良いのはAllen "Allstar" Gordon製作の「I Got Somebody Else」で決まり、奥底から響くベース音で始まるこのトラックはThe Average White Band「Person To Person」をサンプリング。この曲でもうひとつ特筆すべきはVocals ArrangeでAndrea MartinとIvan Matiasの二人が関わっている点、とにかく格好良いグルーヴに包まれます。

こんなに素晴らしい女性デュオはそうそう現れないでしょうねぇ、しかもこんな美人なんだから凄まじいクオリティですよ(奇跡)。ここ最近はまったく名前を聞きませんが、何処でどうしているんでしょうか、また是非この素晴らしいハーモニーを聴かせてもらいたいです(熱望)。

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Will Smith「Willennium」
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五本の指に入る程の人気俳優といってもけして過言ではないWill Smithのソロ通算二作目『Willennium』を御紹介。僕は俳優としてのWill Smithも大好きですし、勿論MCとしてのWill Smithも大好きです。だからこのアルバムも当時はかなり聴き込んでいたのを思い出します、今でもお気に入りの一枚で御座います。
それでは内容に触れてゆきますと……まずはTra-Knoxなる人物をゲストに招いた「I'm Comin'」で幕開け、Rob Fusari製作の荒涼トラックがWill Smithの二枚目っぷりを強調していてグッド。続く「Will 2K」は本作からのヒットシングル、制作はTrack MastersことPokeとToneのコンビが製作。The Crash「Rock The Crush」を下敷きにした激アッパーなパーティーチューンは完全にWill Smithの独壇場で僕は乗らずにはいられない、。、邪道だという方も居るかもだけど、これもHip Hopの醍醐味だと僕は考えます。しかもこの曲ではあのK-Ciが熱くしゃがれた歌声をガッツリ披露、これも僕の中での高得点に繋がっています。その勢いそのままに流れ込む「Freakin' It」のパーティー加減もたまらない、PokeとToneのこういう作風も素敵じゃありませんか。「Da Butta」はなんとあのNaughty by Nature のKay Geeが製作を担当、元ネタはL.T.D.「(Every Time I Turn Around)Back In Love Again」で御座います。超ゴキゲンなトラックにファニーなWill Smithのラップと、“Queen Of Bitch”ことLil' Kimの貫禄あるラップも絡む豪華曲。「Who Am I」ではRodney "Darkchild" JerkinsとHarvey Mason, Jr.(製作チームThe Underdogsの片割れ)による共同制作、ゲストに女性シンガーTatyana AliとMC Lyteが参加。爽やか夏仕様の蒼メロウなトラックに絡む三人がリラックスしてて気持ち良い、一聴すると一時期のSwizz Beatzを髣髴とさせるトラックも好き。Sauce製作のアダルトな香りプンプンの「Afro Angel」も違った印象を生んでいて格好良い、コミカルなWill Smithも好きですがこういうしっとりしたトラックも好き、Will Smithの声って低くてカッコイイから。「So Fresh」では盟友DJ Jazzy Jeff(A Touch Of Jazz所属)がスクラッチ&製作で参加、そのうえこの曲にはBiz MarkieにSlick Rickと伝説MCが勢揃い(興奮絶叫)。これでQ-Tipなんかが参戦してたら僕的には最強でした(残念)、Slick Rickが途中で「Sukiyaki」出す辺りが痺れますよねぇ(笑)。続く「Pump Me Up」もDJ Jazzy Jeff(製作&スクラッチ)との最強タッグ、これはもうただ頭振って音楽を楽しむ以外ない、DJ Jazzy Jeffの早業スクラッチに失神寸前になります(神憑)。DJ Jazzy JeffはKeith Pelzerと共に「Can You Feel Me?」も製作、Michael Jackson「Working Day And Night」を下敷きにしたこれまたゴキゲンに疾走するスピード感は痛快、そのうえあのEveがカッコ良いラップを聴かせているんだから間違いない。あとはStringsにLarry Gold参加のDJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince名義で製作の「Potnas」、DJ Jazzy JeffとDarren "Limitless" Hensonの共同製作曲で女性シンガーBreezeを招いた「No More」なんかが注目曲。しかし最も注目なのはあのJill Scottをゲストに招いた最後曲「The Rain」、製作は先述のDJ Jazzy JeffとDarren "Limitless" Hensonコンビ。Deniece Williams「I Believe In Miracles」を下敷きにした悲しみを含みながらも瑞々しく美しいトラックは極上の出来、そこにJill Scottの慈愛に満ちた歌声が優しく重なってより感傷的な気分になるナイス過ぎる一曲(眩暈)。でもやっぱりテンションが最も沸点に達するのは同名映画のタイトル曲「Wild Wild West」でしょう、陽気にダンサブルにノリで突き進む西部劇っぽいトラックはRob Fusari製作。このトラックだけでも良いんですが、そこに僕の大好きなDru Hillの歌声が絡むからも~うハイテンション(興奮)、ちょっぴり使ったKool Mo Deeも面白くて好きですよ。

なかなか侮れない内容に、再び聴き直した僕自身が驚きました(笑)。製作陣もゲスト陣もなかなか豪華ですし、DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince時代からのファンでも楽しめる一枚に仕上がっているんではないでしょうか。これからもWill Smithには多くの作品を(音楽にしろ映画にしろ)ドロップして頂きたいものです。

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Tyrese「Alter Ego」
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超実力派シンガーながらも俳優としても活躍するTyreseの通算四作目となる『Alter Ego』を御紹介。アルバムタイトルに“別人格”と銘打ってある通り、本作ではTyreseがBlack-TyなるMCとしての楽曲も収録した豪華二枚組となっております。彼の歌声に惚れ込んでいる僕からすれば、彼のラップを聴きたいとはそんな思わないんですがねぇ、まぁ楽しみにしましょうね。
そんなこんなで本作の内容紹介なんですが……まずはTyrese名義(R&B曲)のDisc 1から御紹介しましょうかね。まず幕開けを飾るのはThe Underdogsが製作した「One」、もうこの曲で僕の心はドロドロと溶けてしまいましたよね(惚)。美しい、Tyreseの甘ったるくないのに甘さも兼ね備えたジェントルマンな歌声がたまりません、素晴らしい声の持ち主。続く「Lights On」は最近のR&B流儀のプカプカの浮かぶスペーシーなトラックで、製作はC. "Tricky" Stewart(ソングライティングにはSam Salter)という事ですんなり納得の出来栄え。「Turn Ya Out」は驚きのLil Jonが製作&ゲストで参加、カラッと乾いたギター旋律を交えたトラックは上質メロウながら、後ろで鳴り続けるパーカッションはやはりLil Jon趣味で一味違って面白いですよねぇ。「Come Back to Me Shawty」は再びThe Underdogsが製作を担当、伸びやかで煌いたフックが清清しくて気持ち良い神秘曲でかなりツボで御座います(輝)。そのThe UnderdogsとTankが共同制作した「Better To Know」も上質中の上質な一曲でどっぷりと溺れてしまいます、これでTankとのデュエットだったりするともっと熱かったのに(我侭)。イントロの哀愁ピアノ旋律ですぐに彼のソレと分かってしまう「Gotta Get You」は、御存知Bryan-Michael Coxによる製作曲。これはまるでMarques Houston「Circle」の焼き直しの様に酷似してますが、これがBryan-Michael Cox節なんだから、僕はコレで良いと思います。しかし心を切なくギュッと締め付けて離さない悲しさがこもってて、詞が分からなくても涙が出そうになってしまいます。「Morning After」はAntonio DixonとEric Dawkinsによる共同制作曲、ゆらゆらと揺らめきながら深海を漂っているかのような不思議な感覚が癖になる、セラピーメロウな一曲でこれもグッドです。空間を活かしながらフックで歌声を多重に重ねた水滴音もナイス配置の「Hurry Up」は、天才R.Kellyが製作を担当した一曲。この曲の持つ圧倒的な魅力(存在感)は流石はR.Kellyといった仕上がりで圧巻、こういう秀逸トラックをすんなり他人に提供してしまうR.Kellyも凄いですよねぇ(感服)。続く「Signs of Love Makin'(Part II)」もR.Kellyが製作(Co製作はBryan-Michael Cox)で、ここではゲスト参加して歌声も貸しています。ここでの歌いまわしなんかはモロにR.Kelly流儀で彼の独壇場、でもどちらも良い掛け合いで素敵、期待はけして裏切りません。最後を締め括る「Better Than Sex」は再びAntonio DixonとEric Dawkinsによる共同制作曲、ここでのフックでのTyreseの熱く熱情込み上げる歌い方が最高に艶っぽくて鳥肌モノ(失神寸前)、夜に恋人同士で居る時にこんな曲が掛かったら……もう愛し合う以外に手は有りませんね(妄想)。
とここまでがTyrese名義、続いてはBlack-Ty名義であるDisc 2を御紹介。ここでは流石はTyreseという人脈で豪華なゲスト陣が脇を固めていて、完全に喰われている気がします(苦笑)。Scott Storchが相変わらずのダークで重苦しいビートを構築した「Get It In」ではMethod Manが参加、まるでFat Joeが出現しそうなトラック上で煙たく舞うMethod Manはやっぱり燻し銀な格好良さで耳奪われます。久々に聴くとScott Storch節も悪くない、てか僕は元々好きなんですけどね。Siegeなる人物が製作したシリアスな「Get Low」ではToo ShortにSnoop DoggにKuruptの西海岸の超ベテランが勢揃い、ここまでキャラの立ったMCばかり揃えてしまうと(特にSnoop Doggのあの気だるくユル~いフロウが絡むと)勝ち目無いですよね。Wali Ali製作のちょっぴりRaggae風味の混じったサウスバウンスな「U Scared」では、David Bannerに若手Lil Scrappyが参戦。あの灼熱暑苦しいDavid Bannerが相変わらずの存在感、Lil Scrappyはまぁまぁの仕上がりかな。Mannie Fresh製作の「What It Is」なんかはトラックが完全に暴走、このトラックは俄かMCのBlack-Ty(Tyrese)には勿体無さ過ぎる(惜)、流石は面白いトラックメイク。Snoop DoggとKuruptが参加した「Roll The Dice」も二人が前面だし、The GameとKuruptが参加した激メロウな「Ghetto Dayz」なんかはThe Gameの新たな一面を魅せた一曲、この曲に関してはTyreseが現れてスムーズな歌声を披露しているから好きです。Black-Ty単独の楽曲では「Roses」が好き、Siege製作のGladys Knight & The Pips「The Makings Of You」使いのソウルフルトラックが光るばかりですが(断言)。

Tyreseは今まで通り大好きですが、僕的にはBlack-Tyはそんなどうでもいいかなぁといった印象でした(笑)。でもDisc 1、つまりTyrese側面の方は申し分なく素晴らしい仕上がりで流石、R.Kellyの参加も功を奏していて良かったです。ルックスも申し分の無いシンガーですからね、これからもどんどん歌声を披露して頂きたいです。

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Elliott Yamin「Wait For You」
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米人気オーディション番組“American Idol”を勝ち上がり、瞬く間に人気を獲得した男性シンガーElliott Yaminのデビューアルバム『Wait For You』を御紹介。皆様もう御存知の蒼い眼のシンガー、黒人音楽好きの僕が取り上げるのは珍しい白人男性で御座います。しかし彼に関してはあの名曲「Wait For You」であっという間に虜になり、ずっとこの国内盤が発売されるのを待っていたんです(長)。ここ日本でもかなり大々的に取り上げられていて、もう所持している方もかなり多いのではないでしょうか。
そんなこんなでかなり期待をかけていた本作なんですが……素敵な歌声とメロディの詰まった優しい一枚に仕上がっています。まずは幕開けを飾る大ヒット曲「Wait For You」で幕開け、冒頭から琴線に触れるピアノ旋律で涙がじんわり、この刹那系のメロディを手掛けたのがあのStarGateという事で即納得。恋に破れながらも恋人を心の奥底で待ち続けるその女々しい詞が僕にはピッタリ(笑)、こういう失恋があるからこそ相手を大切にしようとも思える訳で、大きな糧ですよね。正統派なしっとりのメロディ展開が、Elliott Yaminの率直で柔らかコクのある歌声と相俟って美しい、本当に涙がポロリと零れそうになります(濡)。そのまま流れ込む「One Word」もStarGate製作のシングル曲、こちらは奏でるギターがちょっぴり清涼感も与える一曲で、やはり素晴らしい仕上がり。普段からあれやこれやと言葉を羅列しては回りくどい僕にとって、Elliott Yaminの歌う“この気持ちを伝えるには、一言で充分♪”というシンプルな詞がグッと心に染みました。その一言で誰かに物事や想いを伝えられたならどれだけいいだろうと、この曲を聴くといつも考えてしまいます。StarGateはこの二曲だけで参加、もう一曲ぐらいあったら嬉しかったけれど、それは贅沢か。でもそれ以外の楽曲もどれもがElliott Yaminのソウルのこもった歌声を活き活きと表現出来ていて素敵、最も多くを手掛けているのはJosh Abrahamなる人物なので、彼の楽曲から触れます。「Find A Way」はDJ Lethalとの共同製作で、真っ青な空から陽光降り注ぐかのようなゴスペルチック曲。続く「Movin’ On」も同じくDJ Lethalとの共同製作、こちらはかなり黒い音使いでソウルフルまっしぐらで僕の好物なトラック。フックでの重ねられた歌声がたまらなくカッコイイし、こうやって聴いてもElliott Yaminの歌声はコクがあって格好良いです(惚)。直球なタイトルが思わずニンマリの「You Are The One」はひたすら愛に満ちていて美しい、真っ黒な曲も大好きだけどたまにこういう清涼感溢れるバラードにも触れたくなりますね。哀愁漂う「I'm The Man」、パーカッションに電子音が絡むディスコ調なグルーヴ曲「Alright」もEW&Fっぽいノリが心地良い。あとはDerek Brambe製作のブルージーな「Train Wreck」も、Michael Mangini製作の自由に飛び回る曲調が爽快な「Free」も素敵。Michael Manginiは最後のピアノバラード「A Song For You」も製作、これもElliott Yaminの歌声にどっぷりと浸かれる一曲で荘厳ながらも美しいです。国内盤にはこれらに加えて「In Love With You Forever」「Believe」の二曲を追加収録、カラッと南国風が吹き抜ける前者も、希望に満ち溢れた弾き語り曲の後者なんかもキラキラ眩しくて大好きです。

毎日と黒音楽を聴いていると、たま~にこういう白く爽やかな一枚が欲しくなるんですよねぇ。でも彼のソウルはすごく感じ取れる曲仕上がりでとっても渋くて素敵、晴れた日のドライブなんかには最適なんじゃないでしょうか。これからは自身でソングライティングなんかもするのかな、是非とも頑張って頂きたい、でもまたStarGateとは共演して欲しいですね(願望)。