RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Bobby Valentino「The Rebirth」
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若手R&Bシンガーの中でもかなりの有望株であるBobby Valentinoの通算三作目となる『The Rebirth』を御紹介。Ludacris率いるDTPから離脱(つまりはDef Jamからも離脱)し、自身で新たに立ち上げたレーベルBlu Kolla Dreamsから本作をドロップしています。だからなのか、なんとも安っぽいジャケットと内装がどうにも好きになれない自分がいます、今までのジャケットが良かっただけに(惜)。でもBobby Valentinoは個人的に好きなシンガーなので、国内盤を待って即購入しました。
外見がちょっとダサいんで中身が心配って方……大丈夫です、内容も今までに負けずと充実していますので(保証)。まずはBobby Valentino(以降はBobby Vと省略)の盟友となりつつあるTim & Bobの製作曲「Make You the Only One」、いかにもTim & Bobなパーカッション響く爽やか揺らめくミッドスローに、Bobby Vの柑橘系の甘い薄荷ヴォイスが乗っかり流れる素敵な滑り出し。J. Holiday「Bed」みたいな音がポカンポカンと鳴り回す「Hands on Me」は、良曲を提供しているLos Da Mystroが製作を担当。まるでThe-Dreamばりのリフレイン節がすっかりキマッてて耳に残る事間違い無し、Bobby Vの歌声はかなりサッパリしているから、この位の味付けがあって丁度良い。「My Girl」はJevon Hillが製作を担当、どこか懐かしい空気が漂うセクシーな一曲で、ここでもBobby Vは“まいがぁーる♪”を繰り返し歌っていたり。それ以上に妖艶な夜の情事を歌った「Butterfly Tattoo」は再びLos Da Mystro、トラック自体はとってもすっきりと爽やかで清々しいトラックで、Los Da Mystroっぽい曲調でやはり耳にすんなり入る柔らかさ。そして本作からの先行シングルがあのYung Jocをゲストに招いた「Beep」、製作はLenand "Big Fruit" Cloptonが担当。シンセが小刻みに流れ去る浮遊感バッチリのトラックもなかなか良いし、これでもかってぐらいに連呼する“びーっびーっびーっびーっびーっ♪”も頭にこびり付く(笑)。こういうノリ(The-Dreamっぽいリフレイン)を作るのがBobby Vは巧いとつい唸らされてしまう一曲、Yung Jocはちょっと役不足に感じてしまいました。「3 Is the New 2」はTim & Bob製作曲、アジアンな弦音と後ろで聴こえる吐息が印象的なまったり曲。続くすーっとクリアでリズミカルに進んでゆくトラックが素敵な「You're Not Alone」もTim & Bobが製作を担当、失恋に傷ついた女性に“君が必要なら、僕がすぐそばに居るから♪”と歌う切ない一曲でグッド。「Be My Love」はJevon Hillが製作を担当した煌めきスムージーチューン、この曲もフックでのファルセット駆使した“ぱらら♪ぱぁ~あ~♪ぱらら♪ぱぁ~あ~♪”の繰り返しが耳に残る、でもメロディ展開なんかは王道な感じでBobby Vっぽい。続く「Dance The Night Away(Interlude)」もJevon Hill製作、これがまたピアノ弾き語りのキュンと切なくなるバラードで、二分弱ながらその存在感は抜群(惜)。「On The Edge」なんかも一度聴けばTim & Bobの仕事と分かるドカチャカを巧く織り交ぜたミッドチューン、Brian McKnightに提供していた楽曲群っぽいノリ。適度にメロディラインが波打つ事でじんわりじんわりと身に染み入る「Make You Say」はBill JabrとBobby Valentinoの共同制作、これはなかなか無い感じのトラックで面白い。そのタイトルからして名曲っぽい匂いのしてくる「Stay With Me」はRandeau "Duke" Williamsが製作を担当、Bobby Vの甘酸っぱい歌声がキラキラ輝きながら流れる愛に満ち溢れたナイススロー、思わずウットリしてしまいます(溺)。Bobby Vにはこういう爽やか綺麗なメロディはすごくお似合い、最後辺りの裏声響かせるところでグッときます。再びBill JabrとBobby Valentinoの共同制作の「Another Life」でもBobby Vの泣きのファルセットが炸裂、ぐっちょりと響く渋いトラックが良いです。最後を締め括る「Give Me Your Heart」はTim & Bobがダメ押しの一撃、Bobby Vの歌声を重ねて作られたハーモニーと、ちょっと神々しいゴスペルチックなトラックに癒されます。しかし、本作で最も注目すべきはやはりあのTony! Toni! Tone!のカバー「Just Me & You」ですね(断言)、Raphael Saadiqまで楽器演奏で参加しているんだからもう完璧です。残念ながら原曲を知りませんが、トラックの持つ雰囲気は正にTony! Toni! Tone!そのもの、どこまでもリラックスした夢見心地なBobby Vの歌声も気持ち良い。最後に国内盤にはTim & Bob製作の「Why?」を収録、これも歌フックがなんとも爽快で脳内を突き抜ける感覚がたまらない電子加工曲で、聴き逃すには勿体無い一曲。

やはりBobby Valentinoの歌声が僕は好きです、甘酸っぱい感じがなんともたまらないです(溺愛)。メジャーレーベルを離れながらも、これだけの製作陣を固められたのは、Bobby Valentinoに才能があるからでしょう(特にLos Da Mystroの仕事っぷりが素晴らしかった)。今までの感覚で、Ludacris参加曲が無いのは残念ではありますが(僕はLudacrisが好きなだけ余計に)、それでもキッチリと聴かせてくれる一枚で御座います。

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Toshi Kubota「Time To Share」
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久保田利伸がToshi Kubota名義で発表した海外盤、通算三作目となる『Time To Share』を御紹介。久保田利伸、僕が日本人で唯一好きなR&Bシンガーで御座います。本作でもう三作目という事で、ジャケットからも余裕が滲み出ているではありませんか(貫禄)。本作は正しくはToshi名義での発表の様ですが、ここでは一貫性を出す為にToshi Kubotaでの明記とさせて頂きます。
そんなToshi Kubota(以降は久保田と省略します、すみません)が放つ渾身の一枚……前作『Nothing But Your Love』も凄い製作陣が脇を固めていましたが、本作ではより最強の製作陣が勢揃い、しかも本作では久保田は製作に一切携わっていないんです(驚)。まずは前作ではソングライティングで数曲参加していたAngie StoneとJonathan Richmondのタッグが、最多の五曲を製作しておりまして、その曲からまずは御紹介。まず「Beating Of My Heart」、心臓の鼓動のように響くビートに、溜息漏れそうな波打つ艶やかトラックがなんとも色っぽくて素敵。「Hold Me Down」ではなんとAngie Stoneとのデュエットが実現(感涙)、キラキラと輝く音使いと流麗なメロディに、深く慈しみさえ感じるAngie Stoneの歌声とスマートでジェントルマンな久保田の歌声が絡み合う、極上の一曲となっています(御馳走)。これまたどっぷりディープで官能的なラヴソング「Shadows Of Your Love」もたまらなく素晴らしい、久保田のどこまでも甘ぁ~いメルティヴォイスに(途中Angie Stoneの歌声もほんのり聴こえるのがまた良くて)腰砕かれそうになります(失神)。「It's Time」ではオルガンっぽい埃っぽく響く鍵盤音がどこかのノスタルジックに感じる、ネオソウル全開の土臭い一曲。「'Cause You're So Bad」はAngie StoneはソングライティングのみでJonathan Richmondが単独で製作を担当、これもちょっぴりシンセ使う事でまた一味違ったR&Bテイストを作り出す事に成功。とここまでがAngie StoneとJonathan Richmondの製作曲、しかし製作陣は他にも凄い面子が加わっています。まず「Living For Today feat」ではあの元DITCのBuckwildが製作を担当(驚)、そしてゲストにはあのMos Defが参加(驚)。Willie Hutch「I Can Sho' Give You Love」をサンプリングしたパーカッション鳴り響く、タイトでクールな流麗メロディも素晴らしいですが、久保田の呼吸のような単語ひとつひとつを途切れさせて歌う歌唱法があんまりカッコ良過ぎて痺れ上がります(惚)。またMos Defってのが粋じゃありませんか、Mos Defのあのラップがスーッと登場する辺り、鳥肌立ちました。「Breaking Through」はあのIvan "Orthodox" BariasとCarvin "Runsum" Hagginsの鉄腕タッグが製作、しかもサンプリングにはCurtis Mayfield「Trippin' Out」を使っているなんてズル過ぎる(嬉)。幾重にも重なった久保田の歌声も爽やかで伸び伸びと気持ち良さそうで、聴いているこっちの気持ちまで晴れやかにします。Ivan "Orthodox" Barias×Carvin "Runsum" Hagginsは「Hope You'll Be Wel」も製作、電話の話し声で始まる辺りも王道なこのトラック、ちょっぴり湿っぽい空気を含んだメロウな響きが、完全なフィリーソウルスタイルで格好良い、まるでMusiq Soulchildが歌いそうな一曲。あと僕が嬉しかったのは「Neva Satisfied」、製作をATCQのAli Shaheed Muhammadが担当しているから(豪語)。ここでは底辺を這うようなダークなビートに、久保田がD'Angeloばりに絶えずファルセットのみで妖艶に歌い上げる一曲。Ralph Rolleと久保田の共同制作であり、最後を締め括る「Voodoo Woman」では、Zhaneの片割れRenee Neufvilleが参加。ジャカジャカと鳴り散らす楽器主体のジャングルチックなトラックもかなり面白いし、途中で堪能できるRenee Neufvilleの凛とした薄い歌声もなかなかのアクセント、参加MCのThird Eyeも結構カッコイイですねぇ(感心)。

いやぁ~完璧でしょう、黒人が聴いても唸るんじゃないでしょうか。今回は本当に製作陣が凄く渋い、前作も豪華で凄かったけれど、本作の方がよりしっくりきてたし久保田利伸に似合っていました。普通にAngie Stone好きな人でも楽しめると思いますし、Musiq Soulchild好きな方でも楽しめる一枚かも。セールス的にはどうか分からないけど、それでも久保田利伸には海の向こうでもっと頑張ってもらいたいです(熱望)。こういう日本人はそうはいない、素晴らしいR&Bシンガーです(絶賛)。

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Toshi Kubota「Nothing But Your Love」
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久保田利伸がToshi Kubota名義で発表した海外作品、通算二作目となる『Nothing But Your Love』を御紹介。本当に日本人なんでしょうか、まるで黒人なソウルフルヴォイスを聴かせてくれるシンガーで、その才能は世界に通用しています。そんな久保田利伸がN.Y.の空気をいっぱいに吸い込んで放つ本作、ドレッドヘアも全く違和感無し、似合い過ぎで御座います。
それでは気になる内容なんですがこれが凄いんです……なにが凄いって久保田利伸(以降は久保田と省略、度々呼び捨てですみません)の脇を固める製作陣、普通にBlack Music界の鉄人達が勢揃いしています(汗)。まずは幕開けを飾る「Nothing But Your Love」、製作は久保田自身が担当。これがもう鳥肌モノな格好良さ、ちょっとファルセットがかった歌声を鼻にかけながら歌い上げるその様は、まるでD'Angelo辺りを思い出させます。「Masquerade」ではなんとあのHip Hopバンド、The Rootsが製作を担当しています(勿論、Drums叩くのはAhmir "?uestlove" Tompson)。フックでの女性ボーカルとの絡み方もすごく優しいながらもドライでカッコ良いし、The Rootsらしいネオソウルなトラックも恐ろしく久保田の歌声にマッチしています。ピアノ鍵盤に少し尖った電子音が衝突かり跳ねる、これはかなり今風なR&Bトラック「Never Turn Back」はSoulshock & Karlinの名タッグが製作を担当しているんだから嬉しい驚き(感動)。しかもここで燻し銀なラップをかますのはThe FugeesのPras(当初はNasかJay-Zに声をかけようともしてたんだとか)なんだから間違い無い、Prasのラップもシンプルにシックで正統派、この曲を聴いてまさか日本人が歌っていると誰も思わないでしょう。ちょっぴりトーキングボックスを使うジャカジャカパーティーチューン「Body Bounce」は、Joe "The Butcher" NicoloがZapp「More Bounce To The Dance」を拝借して製作。「Someday」は久保田自身が製作を担当し、ソングライティングにはあのAngie Stoneが参加(Back Vocalでも参加)しています。これは愛への希望を歌った輝き満ちる純正バラードは完全に久保田節で、これがこれで聴いててすごく落ち着くんです(溜息)。再びThe Rootsが製作した(しかもここではStringsをLarry Gold、冒頭ではRahzelらしき口スクラッチが飛び出していたり)「Till She Comes」は、?uestloveの硬質で渋いドラムビートを堪能できる完全Hip Hopトラック、久保田もクールに乗っかってて超カッコイイです(惚)。そして個人的に要注目なのが「Pu Pu」、だってあのRaphael Saadiqが製作を担当しているんですから(加えてAngie Stoneも製作に関与しています)。少し隙間の目立つどちらかといえば電気信号的なトラックはRaphael Saadiqっぽくない気もしますが、面白い。「Sha-Ba-Da-Bu-Doo(Go With The Flow)(Camus Celli Mix)」は久保田利伸作品でも御馴染みのCamus Celliが製作を担当、B.T. Express「If I Don't Turn You On(You Doughta Leave It Alone)」をネタ使いしたファンキーながらもかなり軽快な一曲。本作で最もお気に入りなのがRaphael Saadiq製作(全ての楽器の演奏もRaphael Saadiqが演奏、Angie Stoneもソングライティングで参加)の「Shame」、これはもう完全にTony! Toni! Tone!時代の、あの甘くも清涼でちょっぴり酸味のあるサウンドのトラックで、聴いててすごく気持ちよくなる(溺愛)。ジャキジャキと鋭く迫るシンセサイザートラックがまるでRodney Jerkinsっぽい「I Just Can’t Get Enough」は、実はSoulshock & Karlinの製作でした。Soulshock & Karlinって結構正統派なしっとりバラードなんかを得意としている印象があったけれど、こういう現行R&Bな電子テイストのビートも手掛けるんですね。でもこの曲はそういったシンセが主軸となりながらも、フックは綺麗な透き通る様なメロディで、久保田の歌声もどこか柔らかで裏声使ったフックが気持ち良いんです。「It’s Over」はこれまた驚きのPoke & ToneのTrack Mastersが製作を担当、どこか晴れやかでカラっと乾いたトラックが空へとクッと突き抜けそうな爽快さで、それこそMary J. Blige辺りが歌いそうなトラック。冒頭でラップをかますPunchlineとWordsworthも良い味出してます、がTrack MastersならJay-ZとかNasとか呼べたろうに(惜)。最後を締め括る「Gently」はSoulshock & Karlin製作、ここでは爪弾くギターが気持ちを晴れやかにカラっとさせる、僕の中での彼ららしい清涼爽快チューンでスッキリ。しかもこの曲、ソングライティングはなんとあのDiane Warrenなんですよ(驚)、だから詞もすごくキレイで透き通っています。あと国内盤にはThe RootsがRemixを担当した生バンドっぽさ溢れるグルーヴィーな「Nothing But Your Love(The Roots Mix)」を収録、これでBlack Thoughtがラップなんか聴かせてくれたら最高に熱かったのになぁ。

兎に角物凄い面子が勢揃いしていて、そこに驚きを隠せない、日本人ではやはり久保田利伸でないと実現しえない豪華さです(圧巻)。しかしそんな一流のサウンドにも全く飲み込まれず、堂々と久保田利伸らしいスタイルを感じるのは(けして違和感が無いのは)、元々彼がこういう音楽のグルーヴ感を纏っていたからですよね(天性)。Musiq Soulchildとか好きな方、ちょっとお試しください。

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Toshi Kubota「Sunshine, Moonlight」
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日本が世界に誇るR&Bシンガーソングライター久保田利伸、そんな久保田利伸がToshi Kubota名義で発表した海外デビューアルバム『Sunshine, Moonlight』を御紹介。ここ最近は日本も海外のR&Bになんとか追い付く感じです(個人的にはまだ遠く及ばないとは思います)が、久保田利伸はもはや別格、草分け的な存在といえるでしょう。気付けば僕の母が、いつも家で久保田利伸の曲をガンガンかけてて、そこから僕はだんだんBlack Musicに親しんでいったんだと思います(母は他にEarth Wind & Fire、Queen、Sadeなんかを好んでかけてました)。だから日本のアーティストで唯一、R&Bとして聴いている大好きなシンガーで御座います。
それでは本作を請謁ながらちょっと紹介させて頂きますと……まずは海外発表という事で、全編を英語で歌っています(当然)。しかし作詞も作曲も製作しているのは久保田利伸(以降は久保田と省略、呼び捨てで御免なさい、普段は久保田さんと言っています)、流石の才能で御座います。まずは幕開けの「Funk It Up」、ギュイギュイとスクラッチかましながらお決まりの“ふぁん♪ふぁん♪ふぁんきらっ♪”を堂々と放つ久保田の真っ向勝負がカッコイイ。女性シンガーCaron Wheelerとのデュエットである「Just The Two Of Us」も、甘酸っぱい感じの清涼ソングで、なのにきちんとソウル満載なんだから素敵。電子ピアノっぽい鍵盤音にベースが絡むトラックと、グルーブ感を増幅させる“ぼんぼん♪とぅーらぁーい♪”フックがキャッチー過ぎて大好きな「Too Light To Do」も良い。夜の帳に包まれるシルキーで甘いバラード「Holding You」、フックでの熱っぽい歌声にウットリする事間違い無し。キラキラと輝きながら伸びやかに歌いあげる「Angel」、Babyface辺りが書きそうな正統派なバラードで、久保田のソングライティング能力の高さを感じる一曲。一昔前のボーカルグループが歌いそうな極上メロウ「Get It Together」、“Marvin Gaye「Distant Lover」を聴くと君を思い出すから、一人では聴けない♪”と歌う詞の内容も切なくて良い(染入)。「Nice & EZ」はかなり驚き、あのTony! Toni! Tone!のDwayne Wigginsが製作を担当しているんです(唖然)。Dwayne Wigginsは製作はおろかDrumとKeyboardsでも参加、疾走感たっぷりのスッキリソウルを展開、久保田もすごく気持ち良さそうに歌っています。Dwayne Wigginsを引っ張り出している辺り、やはり久保田利伸が“本物”だという事を再認識させられます。しっとりとエモーショナルに、そして吐息混じりに艶っぽく歌い上げる「My Love(6 To 8)」も、聴いているコッチがやんわり気持ち良くなる仕上がり。「Oh Honey」は本作でもかなり好きな一曲、冒頭のほぼアカペラに近い歌い出しが心にスーッと響き渡る静寂曲で、ポップさとソウルさとの丁度良い塩梅のところを行き来するトラックもすごく秀逸。爪弾くギター音にパーカッションが弾む、朝の目覚め曲に持って来いの「Sunshine, Moonlight」なんかもリラックスできて凄く良い。とここまでが海外盤、国内盤にはこれらに加えて三曲ボーナストラックを追加。まずは“ぱぁらぁれぇいやぁらぁれぇ♪”の歌フックで昇天させられる個人的お気に入り曲「PaLaLeYa」、Andy Marvel製作のちょっぴりRaggeテイストの効いた「Ain't Nobody There」、日本語版ではそんな好きでなかったのに英語になると途端にカッコ良く感じる(笑)「TAWAWA HIT PARADE」の三曲。

う~ん素晴らしい、久保田利伸は本物のソウルシンガーで御座います(本場)。本作でもう一つ面白いのが訳詞も久保田利伸自身が手掛けている点、きっと直訳って感じではなくて彼なりのニュアンスを含んだ訳になっていると思います。国内リリースの久保田利伸『BUMPIN' VOYAGE』収録曲と被っている曲が多いので、併せて聴くともっと面白いかもしれませんよ(薦)。かなりメロディ物が多いので、別にBlack Music好きでなくてもすんなり聴ける一枚、天晴れで御座います。

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Jamie Foxx「Intution」
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アカデミー俳優としても有名なコメディアン兼シンガー、Jamie Foxxの通算三作目となる『Intution』を御紹介。やはり俳優業が忙しいせいか、前作『Unpredictable』から約三年ぶりとなります。兎にも角にもJamie Foxxは歌が上手い、僕はどちらかというとシンガーとしての仕事を優先してもらいたと常々思っています(願望)。堂々の貫禄をも漂わせるジャケットからして期待を煽りますよね、やはりジャケットは大事です。
それでは気になる内容はどんなものになっているのかというと……まずはC. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nashの鉄板タッグが製作の「Just Like Me」で幕開け、ゲストにはT.I.が参加。爪弾くギターに煌びやかな電子音が絡むゴージャスなトラックに、The-Dreamらしいリフレインフック、そこにT.I.の細かく刻むライトでスマートなラップが速度を増すナイスな滑り出し。続く「I Don't Need It」はTimbalandが製作を担当、最近のTimbalandらしく昔ほどのダークさは無いですが、それでも彼得意の口音で紡ぎ出すビートはちょっぴり奇天烈でやはり異質。それに負けじとJamie Foxxも、軽やかに駆けます。「Number One」では僕の大好きなJust Blazeが製作を担当(ソングライティングにMarsha Ambrosiusが参加)、The Beastie Boys「The New Style」からちょっぴり声を拝借。シンセ音がデュカデュカと振動しながらシンプルに打ち鳴らされるビートはJust Blazeっぽくないですが(昨今のトレンドを上手く取り入れての結果)、援護射撃であるLil Wayneにはもってこいのビートで(Lil Wayneはここでもオートチューンを駆使)、まるでLil Wayneが主役っぽくもある。「Digital Girl」は再びC. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nashが製作を担当、ここではKanye West(とThe-Dreamがほんの少し)が援護射撃に参加。流麗に浮き沈みする電子音にハンドクラップを散りばめたトラックはなかなかで(サンプリングにはT-Pain「Can't Believe It」を使用)、Kanye Westも心地良さそうにオートチューン使って自己陶酔しています。Jamie Foxxの少し薄めの掠れる様なボーカルもトラックにカッチリ嵌っているし、二度登場するKnaye Westも今回はくどくなくて良い感じ。T-Painが製作&客演参加した「Blame It」は相変わらずの中毒性の高さで、もう完全に溺れてしまって抜け出せない(魔法)。Jamie Foxxの紳士な甘い歌声にT-Painが電子蜃気楼を施してもうユラユラ揺れまくり、途中ではT-Painも登場して昇天しそうなフックを披露。T-Painの魅力はそのオートチューン使いもそうですが、しかしもっと注目すべきはトラックメイクの巧さ。この曲もメロディが凄く綺麗でオシャレ(サンプリングにはThe-Dream「I Luv Your Girl」を使用、つまり両者互いの曲をサンプリングし合っているのも面白い点)、だからこそJamie Foxxにオートチューンさせても全く違和感が無い。Butter Beats製作でNe-YoとFabolous参加の「She Got Her Own」は、御存知Ne-Yo「Miss Independent」のアンサーソング(続編)。自立した女性を褒め称える曲で、男側がそれなりの自身実力を持っていないとと痛感もする一曲(笑)。「Intuition Interlude」をLos Da Mystroが担当、彼なら良い一曲を作れるだろうからInterlude扱いは勿体無い(惜)。「I Don't Know」はSalaam Remiが製作を担当(ソングライティングのRico Loveにも注目)、片想いを歌った詞がまた意外なストレートだったりして気持ち良い。Calvo Da Gr8なる人物が製作したまったりムーディーな「Weekend Lover」、冒頭のトークボックス(?)使いから官能的な世界にどっぷり浸かれるMarsha Ambrosius参加の「Freakin' Me」はBlac Elvisが製作。双方共に僕はよく知らないProducerですが、良い仕事してくれています。C. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nashが製作した、煌びやかなメロウサウンドにリフレインする“ほわぁ~い♪ほわぁ~い♪”と“ばぁ~い♪ばぁ~い♪”の二重フックが頭の中で響き続ける「Why」は秀逸。彼女と喧嘩になり“俺のこと愛しているのか”と聞いたきり、彼女からの連絡が途絶える……誰もが経験した事あるようなシチュエーションが余計に切なさを強くする失恋曲、The-Dreamの作詞の巧さを思い知る一曲(完敗)。「Slow」もC. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nash製作、彼らが魅せるゆっくり飲み込んでゆく様なドロリとしたこの曲調は、Mary J. Blige「Nowhere Fast」のような感じ。「Rainman」が最後のC. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nash製作曲、ピアノ鍵盤音を基調にした爽やか系の一曲で、どこか繊細で美しい。“毎日雨が降り続くんだ、彼女がここに横たわっていないと♪”と歌う詞も物凄く切ない失恋曲で、Jamie Foxxのちょっと弱弱しくも激しく大声だしたりする歌声に、始終胸をギュ~っと締め付けられます(刹那)。「Overdose」はシンガーソングライターのTankが製作を担当した、これまたピアノ旋律の美しい一曲で、だんだん深みへとはまってゆく自分を感じる一曲。国内盤には最後にボーナストラックとして「Love Brings Change」を収録、製作は売れっ子Jim Jonsinが担当。これはもう完璧な弾き語り形式で、Jamie Foxxの凛とした歌声を心ゆくまで堪能できる美しいバラード(惚)。最初聴いた時はSeal作品で御馴染みのTrevor Hornが製作したかと思ったぐらいの清涼さ溢れる優しい曲で、Jim Jonsinの才能の豊かさを感じる好楽曲で御座います。

前半は最近のトレンドを意識した楽曲、後半はオーソドックスに近いバラードを揃える事で、飽きのこない安定感は抜群な一枚だと思います。よりシックで紳士な楽曲がもうちょっと多めに収録されても良かったかなとも思いますが、良い一枚でした。ゲスト陣も豪華で良い仕事していましたし、Jamie Foxxの歌声も相変わらず格好よくて、良かったです。

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Lupe Fiasco「Lupe Fiasco's The Cool」
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Chicago出身の将来を有望され若手No.1の呼び声も高いLupe Fiascoの通算二作目となる『Lupe Fiasco's The Cool』を御紹介。Lupe Fiascoのデビューアルバム『Lupe Fiasco's Food & Liquor』は本当に素晴らしい出来(あのJay-ZがExective Producerに名乗りを上げた程)でしたが、天邪鬼の僕としてはちょっと斜に構えて聴いてしまった印象もあります(笑)。しかし二作目となる本作もすんなり購入、やっぱりLupe Fiascoが好きなんでしょうねぇ。
なかなかシンプルでアーティスティックなジャケット通りに……中身もそれはLupe Fiascoらしい遊び心満載のオシャレでハイセンスな一枚に仕上がっています(流石)。まずは本作で最多の十一曲を手掛けているSoundtrakk製作曲を御紹介、良い仕事してくれてます。まずは「Free Chilly」、あのSarah GreenとGemstonesをゲストに迎えた一分程度の楽曲なんですが、これがもう秀逸でこの短さで扱うのが勿体無いぐらい(惜)。「Go Go Gadget Flow」ではそれこそ弦楽器の音が鳴るちょっぴりオーケストラなシック装いのトラック上で、Lupe Fiascoが言葉巧みに早口で言葉を操ってゆくTwista顔負けのTang Twistingを披露。「Superstar」では男性シンガーMatthew Santosがその淀みのないクリアでハイな歌フックを披露、少しく晴れやかなトラックにはこのMatthew Santosの歌声がバッチリ似合っていてLupe Fiascoとの相性も抜群。Lupe Fiascoのリラックスしたラップも聴いてて心地良い、良いですこの曲(なんかKanye Westっぽいノリの一曲)。どこまでも御洒落で煌びやかなのが「Paris, Tokyo」、硬質なドラムパターンに電子ピアノっぽい音が乗るこのスムージーさ、まるで昔のA Tribe Called Questを彷彿とさせます(懐)。Lupe Fiasco自身によるちょっと鼻にかけた歌フックも、どこかアンニュイな感じで凄く嵌ってます。女性シンガーNikki Jeanにタイトルそのまま“俺はHip Hopに救われた♪”と歌わせる「Hip Hop Saved My Life」もシリアスな中に悲哀が込められたエモーショナルな一曲で胸打たれる、Nikki Jeanの飾らないフラットな歌い方(歌声には潤いがあってそこがまた良い)が曲の悲哀度を高めています。再びSarah Greenが参加したピアノ旋律が流麗な「Intruder Alert」、これも清涼ながらもどこか深みへと沈んでゆく様なSarah Greenの歌フックが巧いエッセンスになっています。「Gotta Eat」では打って変わってギター爪弾くオリエンタルなメロディラインのトラックを用意、これもLupe Fiascoは無理なく王道なノリで乗りこなします。ちょっとサウスっぽいアプローチでゴリッとした煽りを使う一面を魅せる「Dumb It Down」()なんかも素直に面白い、GemstonesとGraham Burrisをゲストにドカドカと突き進みます。「The Die」はロックテイストの強いトラックを用意、途中の1オクターブ上げての早口ラップはもうTwistaが取り憑いてます(Gemstonesが客演参加)。「Go Baby」なんかも最近でいうGym Class Heroesっぽいノリで、Lupe Fiascoの音楽に対する追求性の深さを感じます。あと国内盤にのみボーナストラックとして収録されている「Blackout」もSoundtrakkが製作を担当、Timbaland(もしくはDanja)がやりそうな異次元シンセサイザーが炸裂するエッヂの効いたトラックにもう意識は完全にぶっ飛びます、Lupe Fiascoの鋭く駆け回るラップも聴き所。とここまでがSoundtrakkによる製作曲、どれも素晴らしい出来です(感嘆)。他にはChris PaultrieとDerrick Braxtonが共同で製作した「The Coolest」と、どこかゴチャっとした印象はあるもののそんなノイジーさが味な「Gold Watch」、そしてフィルターがかったMatthew Santosの歌声で幕を開ける王道Jazz Hip Hopな装いの「Streets On Fire」三曲も良い。本作で唯一メジャーで活躍しているSnoop Doggが参加した自由爆発なスペーシー曲「Hi-Definition」はAlshux製作、The NeptunesっぽいシンセトラックでSnoop Doggは勿論イキイキと飛び回っていますが、ここでは歌フックを披露しているPooh Bearに拍手を贈りたいと思います。あとはFall Out BoyのPatrick Stumpが製作の「Little Weapon」なんか超カッコイイ(痺)、鼓笛隊みたいな細かく刻まれるドラム音を配した完全ロックな攻撃的トラック上で暴れるLupeFiascoのラップ、そこに挟まるNikki Jeanの凛とした歌声、どれを取ってもナイスとしか言い様がありません(賞賛)。不穏な「Put You On Game」はSimonsayz製作、Matthew Santosの渋い歌声を迎えてKanye Westっぽさ溢れる静寂の世界を彷徨う「Fighters」はLe Messie製作、と本当に知らない方々ばかりが製作を務めています。

なんなんですか、このカッコ良さは(唖然)。Lupe Fiascoはやはり天才です、ノスタルジー感じる肌触りのトラック群はどこかKanye Westっぽくもあるんですが、Kanye Westのラップをずっと聴くのが苦手な僕としてはLupe Fiascoは良いトコ取りの救世主です。よくは知らないLupe Fiascoの身内達が本当に良い仕事をしていて、これはLupe Fiascoを理解していないと創り得ない世界です(絶賛)。歌フックを担当したNikki JeanとSarah Green、Matthew Santosにも俄然興味が沸きました。流行には一切とらわれない本当に純粋なHip Hopを堪能できる一枚、素晴らしい才能の持ち主です。

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Twista「Adrenaline Rush 2007」
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その類稀なる早口業(Tang Twisting)で他を圧倒し続けるTwistaの通算七作目となる『Adrenaline Rush 2007』を御紹介。僕はこのTwistaが大好き、彼が入ると一気に空気が一変する光景がたまらない、勿論Twista単独も好きですよ。本作はTwista自身の三作目『Adrenaline Rush』の2007年版焼き直し、自身で自身のアルバムに再挑戦するってのもなかなか奇抜で御座います。
残念ながら僕は『Adrenaline Rush』は知らないんで本作のみ触れます……Twista作品といえばその相棒はProducerのToxic、本作でもそのタッグは健在でToxicは最多の六曲を手掛けています。そんな相性抜群のToxic製作曲から触れましょう、やっぱり結構イイ仕事しています。激しい銃撃と共にスクリューがかった声が響き渡る「Charged」、ゆったりとしたトラックに西海岸っぽいプイーーンな音が鳴り回す「I Ain't That Nigga」、この二曲は極めてBone Thugs-N-Harmonyっぽいと感じたのは僕だけでしょうか。特に後者の多重にされたフック部分の歌い回しなんかはBTNH流儀そのもの。「No Pistols」ではTwistaが見出したグループSpeedknot Mobstazが参戦、このSpeedknot Mobstazは僕もかなり注目している面白いグループ。爪弾き回すギター音がちょっぴりクレイジーなトラックに、全員でマイクを回すシンプルながらも面白い一曲。The Shirelles「I Met Him On A Sunday」を下敷きにしたファニーな「Seven Day Hustle」は、誰か女性シンガーを混ぜたらもっと面白くなった気がする惜しい一曲。「Creep Fast」では客演王ことT-Painが参戦、T-Pain参加なのに制作はToxicなんです(驚)。ここではTwistaが本作最速を記録、しかしその記録に負けじとT-Painもオートチューン無しでガチンコスピード勝負を展開。これがなかなか接戦でTwistaばりにT-Painが激走していて凄い、こういうのを聴くとT-Painのキャパシティの大きさを思い知らされます(しかもかなり堂に入ってる)。アジアンテイストな腰くねくねビートの「The Come Up」は、全編通してスクリューかけていてあまり好きになれない。とここまでがToxic製作曲、次に多いのがCuzoによる製作曲でして。CuzoはまずLil Wayneが援護射撃する「Whip Game Proper」を製作、スクリューかけた洞窟曲は完全にLil Wayneの得意場、いつもの爬虫類ラップで聴き手をギュ~ッと締め付けます。「Ain't No Hoes」では和解したBone Thugs-N-Harmonyの面々が援護射撃、こういうマターリとした流れゆくメロディ物はBTNHの得意分野ですが、Twistaもすんなり溶け込んでいて、まるでBTNHの一員の様。「Pimp Like Me」でまたもやスクリューを駆使、しかしTwistaのピッチは最速に調整されていて他のスクリュー曲とは味わいが違います(格別)。G-Unit辺りが好みそうなピアノ鍵盤を規則的になぞって緊迫感を生む「Trouble」、うん普通の出来かなと。あとは同郷Chicago繋がりのR.Kelly製作&ゲスト参加の「Love Rehab」なんかが素敵、R.Kellyらしいほんのり甘く色っぽいキラキラ曲がグッド、R.Kellyの歌フックもスマートでほんのちょっとだけど一気に飲み込まれる(惚)。あとはThe Neptunesが製作でPharrellが参加した「Give It Up」なんか最高でかなり痺れる、The Neptunesらしい鼓笛隊行進トラックにシンセサイザーが無機質に絡んで、そこにPharrellの機械的なラップが先頭を行進するクールな一曲(失神寸前)。あと僕が個人的に好きで嵌ったのがNonstopなる人物が製作した超絶スクリュー曲「Wrist Stay Rocky」、Lil Wayne「A Milli」ばりのスクリューフックに規則的に鳴るチープな電子音が気味悪くて気持ち良い(矛盾)、またそのビート上で自由自在に速度を上げ下げするTwistaが起用で、かなり面白い一曲。

これまでのTwista作品の中で一番かと聞かれると否ですが、それでも一定の水準を保った一枚で御座います。Toxicは別に悪くないんですが(でもいつもより腕が落ちていた気がする、あまりにスクリュー使い過ぎだったかな)、もうちょっと旬のProducerを引き連れても良かったんじゃないかなぁ。Twistaはもう一流なんだし、それぐらいしても飲まれないし罰は当たるまい。

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好きな男性MC(客演編)Top10
“好きな男性MC(玄人編)Top10”、“好きな男性MC(若手編)Top10”と連日書いてきた“好きな男性MC三部作”ですが、本日はその最後を飾る“好きな男性MC(客演編)Top10”を御紹介。
前二作にランクインしたMC以外で、“この人が客演する事で、楽曲の価値がグンと上がる、引き締まる”といった選考基準で選びました(曖昧)。中にはベテラン中のベテランで、“玄人編Top10”に入れるか迷ったMCも多数います。また、そんな客演したイメージが無くても、“このMCが援護射撃に回ったらもう最強だな”と感じるMCも混じっていたりします。だからなんかまとまりの無い感じ、そこがちょっと面白いです(笑)。

好きな男性MC(客演編)Top10

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第一位 Jadakiss
あの一聴してすぐ分かる奇声“ひゃっはーーーー”で御馴染みのThe Lox所属のベテラン、Jadakissが堂々の第一位を獲得。Jadakissも玄人編に楽々ランクインできる逸材なのですが、定義である通算発表作数が足りず落選(惜)。でもどうしても個人的に大好きなMCで、そんなJadakissになにか賞をあげたくてこの“好きな男性MC(客演編)Top10”を設けたといっても過言でありません(愛着)。しかしJadakissはその称号を与えるに相応しい功績をきちんと残しており、彼が参加したHip Hop/R&B曲は数知れず、しかもどれもがハイクオリティで御座います。シリアスな曲からメロウな曲まで、その圧倒的存在感で一気に空気を一変する存在感に拍手喝采。遂にあのRoc-A-Fellaと契約を交わしましたし、なお一層今後の活躍に期待大で御座います(太鼓判)。
Ja Rule F/Jadakiss, Fat Joe「New York」PVを視聴

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第二位 Twista
その神速と呼べる早口フロウで時に主役を喰ってしまう程の異彩を放つTwista、昔はキワモノ扱いされていた感がありましたが、今じゃ立派なスターMCで御座います。Twsitaは本当に異端児って感じだし、他に彼っぽいキャラクターも居ないので、彼が入るとその楽曲にある程度の風味を持たせる事が出来ます。トラックの装いに合わせて自由にピッチを合わせる辺り、Twsitaが只者じゃない事を感じさせますよね。Jadakissもそうですが、Twsitaの客演数も半端じゃありませんので(ただシングル曲に指名される率でいえば、圧倒的にJadakissが多い)。
Jamie Foxx F/Twista「DJ Play A Love Song」PVを視聴

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第三位 Lil Wayne
Lil Wayneは玄人編にランクインさせるか最後までかなり迷いました(僅差)、ただ僕が知ったのがかなり後だったので泣く泣く外したんですが、彼は客演でかなり良い仕事しているのでここにランクイン。MCとしてかなり奇抜で好きなんで、客演でLil Wayneが入るとやはり期待しちゃいます。ただ残念な事にそのあまりに独特な爬虫類フロウが、主役を完全に喰う事もしばしば、そういう意味では客演に向かないかもという事でこの順位に(難)。兎に角いつも際立っています、目立っています、そしてLil Wayneが入る事で曲に奥行きが生まれます。最近のLil Wayneの大活躍ぶりは皆が知るところで、もはや“世界がやっとLil Wayneに追いついた”といった感じがします。
T-Pain F/Lil Wayne「Can't Believe It」PVを視聴

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第四位 Pharrell
製作タッグThe Neptunesの片割れであるPharrell、その目立ちたがり屋精神で自身の製作曲には必ずといえるほど声が聴けます。僕はPharrell独特のあの擦れそうな高く細~いファルセット(通称ファレルセット)がかなり好きで、The Neptunes製作曲となるとPharrellの参加を望んでしまいます(溺愛)。けして主役を喰う事なく(客演ではこれが大事)、その裏声をひとつの楽器(音楽要素)にして、それが融合してはじめて楽曲が100%の仕上がりになる気がします。うん、好きです。
Common F/Pharrell「Universal Mind Control」PVを視聴

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第五位 Kanye West
彼を大好きなMCに挙げる方もかなり多いでしょうが、僕は客演するKanye Westの方がかなり好きです。Kanye Westのソロをずっと聴いていると僕はどうしても途中で飽きちゃう、だからこそ客演の時のKanye Westの方が聴き易いです。そして彼が客演する場合は勿論Kanye West製作曲な訳で、やはり自分で作ったトラックには愛称抜群だから映えるんですよ。特に最近ではT-Pain直伝とオートチューン駆使で(これがまた使用方法が巧い)俄然うまく絡んでいます、器用な人物です。駆け出しの頃こそ大好きでしたが、やはり僕は彼をProducerとしての方が大好きな様です。
Young JeezyF/Kanye West「Put On」PVを視聴

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第六位 Method Man
Wu-Tang Clanの中でもトップスターであるMethod Man、彼のあの渋くしゃがれた声質もたまらなく好きです。彼も多くのソロ作を出しているので玄人編でランクインさせても良かったんですが、彼自身が身内を招いた楽曲が多いので落選。しかしMethod Manが出てくればやはり曲にワンランク上の価値が付きます、正統派なMCなんで箔が付くといった具合でしょうか。R&B曲よりは絶対にHip Hop曲での起用が功を奏すタイプ、マイクリレーする場合に是非入れて頂きたい一人。
Mary J. Blige F/Method Man「Love @ 1st Sight」PVを視聴

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第七位 Fabolous
Fabolousもまだ若いですがかなり好きなMCで、玄人編でも迷ったMCです(激惜)。Fabolousはもう完全に女性シンガーとの相性が抜群なタイプのスマートなMC、リラックスした鼻にかかる甘いフロウで、ちょっぴりセクシーに攻める事を得意とします(二枚目)。それでも僕的にはやはり主役でいて欲しいのが本音、なのでこの様な低い順位にランクインさせました。でも客演の数はかなり多く、いつでも素晴らしい仕事をしているので、この順位以上を付ける方も多いでしょう。Def Jamにも加入した事だし、次世代のJay-Zとして(Jay-ZとFabolousは同じN.Y.のBrooklyn出身)これからもっと頑張って欲しい逸材です(期待)。
Ne-Yo F/Jamie Foxx, Fabolous「She Got Her Own」PVを視聴

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第八位 Swizz Beatz
PharrellやKanye Westと同じく、Swizz Beatzもまた自身の製作曲に参加するので正に“水を得た魚”
状態でのパフォーマンスをいつも聴けている訳です(有利)。しかしSwizz Beatzの場合は前述の二人と違い、ラップはしません、あくまで場を盛り上げる掛け声(合いの手)のみで援護射撃しています。なのにあの存在感なんだから凄い、そしてSwizz Beatzの声は凄くテンション上がるから不思議。そういう意味でMCではないかもしれませんが、この客演編で堂々のTop10入りを果たしました。

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Fabolous F/Swizz Beatz「Return Of The Hustle」PVを視聴

第九位 Redman
今回のランクインの中では一番の大穴なのがこのRedmanではないでしょうか(驚)、彼もかなり大ベテランで御座います。客演の数も決して多くないと思うのですが(僕が思いつくのは一曲だけ)、それでもRedmanのあの男らしい暴れるラップが結構好きで、“Redmanが援護者射撃ならきっと心強いだろうなぁ”と思いつき、あえてランクインさせました(冒険)。もっと評価されてもいい鉄人タイプのMC、でもまぁRedmanのそういう所が好きというコアなHip Hop愛好家も多い筈(笑)。
Christina Aguilera F/Redman「Dirrty」PVを視聴

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第十位 Fatman Scoop
最後にはこれまた飛び道具でFatman Scoopがランクイン、でもこれは結構納得の方も多いのではないでしょうか(笑)。あの地響きを鳴らすような野太く厳つい激熱フロウは唯一無二、あの暑苦しい掛け声を聴いて魂が燃えない人はいないでしょう(断言)。彼のソロ曲というものはなく、ああやってちょくちょく客演依頼があるのも、彼のあの熱い声の成せる業でしょう。僕個人としてはもっと登場して欲しい、影の客演王だったりもします。
Missy Elliott F/Ciara, Fatman Scoop「Lose Control」PVを視聴


とまぁこの様な結果と相成りました、面白い人達が揃い踏みですね(笑)。他にも迷ったのがBun B、Fat Joe、OutKastのBig Boi、あとTimbalandとかも結構迷いました。主役ではないけれど、しかし客演こそがそのMCの存在感を問われるいわば正念場、そこでこうやって印象の強かった彼らはやはり一流ですよね(天晴)。素晴らしい才能を持っているからこそ客演して欲しいと依頼される訳ですし、そういった意味ではJadakiss、Twsita、Lil Wayneの上位三人は素晴らしいMCだと思います。

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好きな男性MC(若手編)Top10
続いては“好きな男性MC(若手編)Top10”で御座います、これもライン設定が難しいですよね(笑)。
前回の“好きな男性MC(玄人編)Top10”は“公式オリジナルアルバムを通算四枚以上リリースしているMC”というものだったので、今回は勿論“公式オリジナルアルバムを通算三枚以下リリースしているMC”としました。こういう定義は難しく、もう簡単に“好きな男性MCTop10”にしてしまえば良かったんでしょうが、今回はこういう三部作に分割させて頂きました。“この人ってもう若手じゃないんじゃ”なんてMCもランクインしていますが、そこはまぁ御愛嬌です。

“好きな男性MC(若手編)Top10”

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第一位 Juelz Santana
N.Y.の人気クルーThe Diplomatsの所属の二枚目MCがJuelz Santana、彼のあのちょっと低めで男らしい声と“あいっ♪あいっ♪”なる掛け声が大好きです。Juelz SantanaもJay-Zと一緒で、少し間を外すようなフロウを聴かせる独特なスタイルの持ち主、硬派なトラックからゆるくR&Bライクなトラックも乗りこなすナイスMCです(絶賛)。南のMCばかりが大成功を収めている昨今、やはり東のMCにもガツンと頑張ってほしい、その先陣を切るのはJuelz Santanaでしょう(断言)。Dipsetらしいあのキャッチーでチープなトラック使いも好きなので高得点、まぁでもDipset陣の中で唯一ずば抜けて好きなのがJuelz Satanaで御座います(一番)。
Juelz Santana「There It Go(The Whistle Song)」PVを視聴

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第二位 Freeway
Jay-Z率いるRoc-A-Fella軍団の中で、僕はBeanie SigelやMemphis Bleekを差し置いて一番好きなMCがこの特攻隊長Freeway。あの全てを焼いて焦がす様なしゃがれた灼熱フロウが素晴らしい、圧倒的な存在感でいつも火を吹いています。その顎鬚は只者でない事を証明しているんです、いやそうじゃないでしょうが(笑)。とにかく1st『Philadelphia Freeway』で魅せたアッパーからミッドまでの電子的チューンに乗っかるFreewayもぶっ飛ばしてましたし、2nd『Free At Last』で魅せたソウルフルで燻し銀にきめるFreewayも哀愁漂ってて好きでした。兎にも角にも、どこにいてもギラギラ輝いているFreewayに一票で御座います。
Freeway「Lights Get Low」PVを視聴

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第三位 Young Jeezy
Def Jamの新たな看板MCといっても過言でない、破竹の勢いのYoung Jeezyがランクイン。最初こそあの“へぇぇぇぇぇ~い♪”とか“じぃぃぃぃぃゃぁぁぁあ~♪”や“ざぁぁぁぁっつらぁぁぁぁ~~い♪”なる掛け声を挟むドロっと濃いフロウスタイルに、そんな嵌ってはなかったんですが、今ではもうそんなYoung Jeezyの悪なフロウの虜です(溺愛)。彼の場合は順調に作品をドロップ出来ていますし、そのどれもが高水準、しかも作品を出す毎にその魅力を増強させている感じがします(脅威)。ドロドロのサウスビートもちょっぴりほろ苦い歌モノも華麗に乗りこなし、客演でも圧倒的な存在感で良い仕事をする。そんなデキる男、Da SnowmanことYoung Jeezyの今後にかなり期待しています。
Young Jeezy「Go Getta」PVを視聴

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第四位 Joe Budden
数多くのミックステープを発表し絶大な人気を誇るJoe Budden、若手どころか大ベテランですが、しかし公式アルバムは『Joe Budden』のみなんです(不遇)。Joe Buddenもかなり特異な声質で印象強い、しかしその魅力はきっとその詞の巧さなんでしょう。Joe Buddenはガツガツと攻撃的なトラックや、シリアスで少し重たいトラックが得意で、あまり歌モノのイメージがありません。僕的にはひるまずバンバン撃ち放つJoe Buddenの連射スタイルがかなり好きです。早く2ndをリリースして欲しい、Just Blazeとまたガッチリ手を組んで最強のパーティーチューンをドロップして欲しいです。
Joe Budden「Pump It Up」PVを視聴

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第五位 Papoose
N.Y.出身で数多くの傑作ミックステープを発表しているPapoose、いつになったら公式アルバムを出すんだとずっと昔からヤキモキさせられているMCがPapooseです(焦涙)。その身軽で素早いライトなフロウと、早撃ちの名人の様に繰り出される言葉という銃弾の雨を降らせるカッコイイMCです(絶賛)。こんなに素晴らしいMCがまだ作品を出せていないなんて……世の中どうかしてます(敢えて出さないのかな)。彼ほどの絶大な人気を誇るMCならきっと凄い製作陣&ゲスト陣が揃う筈、客演でもいいからもっと表舞台で活躍して欲しいです(切望)。
Papoose「Alphabetical Slaughter」PVを視聴

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第六位 Rick Ross
サウスの髭ボスことRick Ross、彼のあの重戦車級のへヴィーなフロウに結構やられています。スクリュー全開のサウストラックは勿論の事、歌モノっぽいライトでシャイニーなトラックにもすんなりあの巨躯を乗っけられるから凄い。実は看守だったという過去がちょっとマイナスに働いていますが、MCとしてはかなり魅力のある人物だと思います。Young JeezyといいRick Rossといい、Def Jamは新人MCの扱い方が非常に巧い、そこも二人の上位ランクインに凄く影響しています。
Rick Ross「Here I Am」PVを視聴

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第七位 Lupe Fiasco
あのJay-Zが他レーベルながら激プッシュしたLupe Fiasco、彼を第一位に挙げる方も多いのではないでしょうか。Lupe Fiascoはとにかくクールでファッショナブル、でどこかインテリジェンスを感じるんです、なんというか“新進気鋭のクリエイター”といった具合。スケートボードをこよなく愛する辺りも、どこか異端児っぽさを感じさせます。時流に逆らい(というよりLupe Fiascoのアプローチこそオーソドックスなんですが)独自のスタイルを追求するLupe Fiascoは、本当に優等生で今後のHip Hop界に絶対に必要不可欠な存在である事は確かです。
Lupe Fiasco「Superstar」PVを視聴

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第八位 Pusha T
The Neptunesが見出した兄弟デュオClipseの片割れがこのPusha T、僕は日本人なので詞の巧さというのはよく分かりませんが、Pusha Tはそのセンスをかなり買われている様です。The Neptunes好きの僕は勿論Clipseも好きな訳で、評論家からも評価の高い事を知ったら、Pusha Tのソロ作品を期待せずにはいられません(焦)。そういえばPusha T個人での客演なんかも結構あったりして、既にその片鱗は覗かせている訳です。顔もなかなか整っているし、The Neptunesとガッチリ組みながらも、様々なビートに挑戦して頂きたいです。
Clipse「Mr. Me Too」PVを視聴

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第九位 Chamillionaire
Krazie Boneより少し柔らかめの渋くメロディアスなフロウを得意とするChamillionaire、途中で早口を織り交ぜたり鼻歌っぽく歌ってみたり、結構な曲者で御座います(油断)。彼ほどの巧者だと客演してても存在感は抜群だから、これからfeat.なんかでも活躍の場を広げても良さそう。顔がイマイチ好きになれませんが、Lil Wayneも最初は本当に受け付けなかったのに今は慣れたから、Chamillionaireにもいつか慣れるのかな(笑)。でもかなり個性のあるMCですし、僕はこういう歌えるMCって結構ツボだから、これからが楽しみで御座います。
Chamillionaire「Ridin'」PVを視聴

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第十位 Rich Boy
意外と嵌ったのがこのRich Boyですね、彼をバックアップしているPolow Da Donの巧さもあるんでしょうが、結構聴き易いメロディラインを意識した様なフロウが特徴的。顔の割に結構あっさりめの声質で、どんなビートにも柔軟にフィットする得な声質かと思います。なのでR&B曲でfeat.なんかされると映えそうなMCですね。彼の場合はいつどこでPolow Da Don離れするかが鍵、Polow Da Donは素晴らしいProducerですがいつまでも甘えていられない、一皮剥ける必要があります(そこで真価が問われる気がする)。癖が無いってのは裏返せば個性が弱いっていう意味もあるので、独自のスタイルをどれだけ磨いてくれるかが楽しみです。
Rich boy「Throw Some D's」PVを視聴


とまぁこのような結果となりました、皆様の期待している若手は誰でしょうか。他にも何人か迷ったMCはいまして、Mike JonesとかSoulja BoyとかFlo Rida、Yung JocとGorilla Zoeも結構迷いました。やっぱりJoe BuddenとPapooseに頑張ってほしい、早く公式リリースしてほしい(焦)。Lupe Fiascoが第七位なんてのはあまりに低いかと思いますが、そこはもう皆が太鼓判を押しているから良しとしましょう。Juelz Santanaの格好良さは別格、早くDef Jamから特大の一枚をリリースして欲しいです。

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好きな男性MC(玄人編)Top10
好きなシンガーTop10はもう既に発表していましたので、今回は“好きな男性MC(玄人編)Top10”題して記事を書きます。
しっかしMCがあまりに多過ぎてかなり順位付けが難しく、今回は“玄人編”とさせて頂きました。この玄人の定義ですが“公式オリジナルアルバムを通算四枚以上リリースしているMC”としました。この定義自体も結構際どいですよねぇ、かなりのベテランでもなかなか作品をドロップ出来てない(ストリートアルバムを多く発表している)というMCもかなり多くて。まぁでも今回は、こういう感じでまとめてみました、かなり難航しました。

“好きな男性MC(玄人編)Top10”

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第一位 Jay-Z
これはもう独壇場での王様、“King Of New York”ことJay-Zで御座います。あの独特の間の外し方、独特な声質と“しっぼーーいっ♪”なる掛け声、頭の中で全てのリリックを記憶しているという類稀なる才能、ヒット曲を嗅ぎ分けるその才能、どんなトラックをもモノにする柔軟性、全てがトップクラス。顔がちょっとイマイチですが、そこも僕的にJay-Zが好きなポイントの一つだったり(笑)。どんなトップProducerと絡んでも素晴らしい化学反応を起こし、独自の世界観に飲み込ませるその器量、カッコイイですね。Jigga、Hova、Izzo、Young Hovといった様々な愛称も持った、魅せるのが巧いHip Hop界のCEOで御座います。
Jay-Z「Roc Boys(And The Winner Is)」PVを視聴

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第二位 Nas
Jay-Zと共にNew YorkからHip Hopを牽引してきた鉄人がNas、“人気のJay-Z、実力のNas”といったのが世間の評価ではないでしょうか。その完璧なまでのシリアスな詞の世界観、真面目過ぎる(暗い)程のそのキャラクターが無性に愛しくなってしまいます(笑)。Def Jam契約をキッカケに最近は色んな人気Producerと絡んだり、ちょっと新境地を開拓しつつあるNas。でもやっぱり僕はDJ PremierやSalaam Remiなんかとガッツリ絡んで、硬派なHip Hopを生み出し続けて欲しいです。
Nas「Hero」PVを視聴

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第三位 50 Cent
Nasと同じくNew YorkはQueens出身の50 Cent、天邪鬼の僕としてはデビューから大スターだった50 Centはそんな好きではなかったんですが、気付けばあのちょっとボケた声質がたまらなく好きになってしまいました(溺愛)。本当にあのフィルターがかった、くゆらすようなボイスは病み付き度が高く、その声を活かした軽く歌うようなフロウもたまらなく格好良い。最近はちょっと勢いが落ちてきているようにも感じますが、あくまで攻撃的な姿勢を崩さない完璧なまでの悪役っぷりは見事で、現在のHip Hop界に必要不可欠な存在。ゴリゴリなギャングスタトラックに乗るのも良いけれど、個人的にはR&Bライクなトラックに乗っかる50 Centの方が好みです。
※50 Centは合計三枚しかリリースが無いので、定義“公式オリジナルアルバムを通算四枚以上リリースしているMC”をクリアしていませんが、G-Unit名義作品も含んだ上での考慮となっています。
50 Cent「Ayo Technology」PVを視聴

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第四位 Ludacris
Def Jam Southが誇るLudacrisも僕の大好きなMCの一人、あの強烈なキャラクターと派手で南部臭いトラックでの振舞い、そして何より木っ端ドカンなあの爆弾フロウが最大の魅力。ちょっとふざけた様なトラックを多用していた初期に比べ、最近は少しシリアスで硬派なトラックに乗せたりもして、新たな魅力を提供してくれています(俳優業もその魅力のひとつ)。Ludacrisはもっと評価されるべきMCです(断言)、オールドスクールな王道Hip Hopを作れば必ず最高品質のものとなると思います(確信)。その多芸ぶりは多くの客演仕事でも証明済み、これからも縦横無尽に木っ端ドカンと破壊して頂きたいです。
Ludacris「What Them Girls Like」PVを視聴

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第五位 T.I.
Hip Hop界が誇る二枚目MCがT.I.でしょうね、そのちょっと低めの声もかなりカッコ良くて、男の僕でも惚れてしまいそう。しかしその端正な顔がT.I.の売りではなく、その卓越したフロウはやはりKingを名乗っても恥ずかしくないほどの実力者。彼の同胞といっても過言ではないDJ Toompもいまや一流Producerの仲間入りを果たしている訳ですから、T.I.のヒットポテンシャルの高い物を嗅ぎ分ける能力も高いという事ですよねぇ。ギャングな一面を覗かせつつもなんだか紳士、やはり二枚目の成せる業でしょうねぇ(妬)。
T.I.「Bring Em Out」PVを視聴

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第六位 Busta Rhymes
Leaders of the New School時代から考えてもかなりの大ベテランであるBusta Rhymes、僕は彼のあの癖のある奇天烈な爆破フロウも大好きです。破壊系統のMCは数多くいますが、Busta Rhymesはその中でもかなり独特な立ち回りを魅せる技巧派だと思います。それにあの元気一杯加減は素晴らしい、でもけして派手でファニーな面だけでなくシリアスで真面目なトラックにもしっくりとくる彼の才能にベタ惚れ。ドレッドヘアも素敵でしたが、僕は今の坊主頭の方がカッコイイと思います(Ludacrisに関してもそう)。
Busta Rhymes「Touch It」PVを視聴

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第七位 Andre 3000
OutKastの片割れであり頭脳であるAndre 3000、熟考した結果この位置にランクインとなりました。Andre 3000としてソロ作品を出してはいないのですが、OutKast作品の中でソロ曲が目立っているので(ソロ作品があったら順位がもっと上位だったかも)。最近はもはやシンガーと化しているAndre 3000ですが、様々な音楽要素を飲み込んで創り上げたその完璧な独創性の塊に、毎回ヤラれる訳です。いつも最初はちょっと取っ付き難く感じるんですが、気付けばその不思議な世界にどっぷりと溺れているんです(中毒)。そのファッションセンスも素晴らしくてAndre 3000ならでは、本当にオシャレさんですよねぇ(感心)。いま最も(いやもっとずっと以前から)ソロ作品を待ち望まれている最高のMCではないでしょうか、勿論Big Boiも大好きですよ、OutKastが大好きですから。
※Andre 3000は一枚もソロ作品リリースが無いので、定義“公式オリジナルアルバムを通算四枚以上リリースしているMC”をクリアしていませんが、OutKast名義作品も含んだ上での考慮となっています。
OutKast「Roses」PVを視聴

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第七位 Nelly
今回のTop10の中では唯一、硬派ではなくポップ志向なMC。Nellyはヤワだと言う方もいるでしょうが、これもHip Hopだと僕は思います。Nellyのあの歌う様な(というよりも歌っているし、歌が上手い)訛りフロウの虜、スウィートでライトなフロウを駆使するNellyは唯一無二の存在だと思います。彼のようなMCがいてまたHip Hopも面白いんです、最新作が今一歩だったのでこの順位となりました(残念)。
Nelly「Work It」PVを視聴

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第八位 LL Cool J

“Ladies Loves Cool James”ことLL Cool J、彼の甘めのトラックに乗っかるセクシーなフロウが好きなのでこの順位。勿論、あのガッチガチの鋼の肉体に似合った、がっつり攻撃的なトラックも凄く歯切れが良くて好きです。Def Jamの大看板をずっと背負ってきたMC、そのヒットシングルの多さも僕の中で印象を強くしています。LL Cool Jはとにく声がスマートでかなり聴き易い、Hip Hop初心者でもかなりとっつき易くまんべんなく好かれるMCだと思います、良い意味で癖が無い。数多いアルバムのどれを聴いても、きちんと一定水準を保ち、その当時のトップProducerが参加しているので、お気に入りの一曲を見つける事が出来ます。
LL Cool J「Baby」PVを視聴

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第九位 DMX
DMXの犬の咆哮の如きがなり声フロウも、相変わらずいつ聴いてもパワフルで一気に惹き込まれます。あれだけ吼えまくっているのにうるさいとは決して感じないのが凄い、男気満開のラップに正面衝突するあの快感がたまりませんよね。ただ一枚通してずっと聴くと、たまに疲れてしまいますよねぇ。Swizz Beatzと組んだガッツリアッパーなトラックも勿論大好きだけど、もうちょっとシリアスなトラック(DJ Premierとかと組んで欲しい)にも多く挑戦してくれるとまた印象変わるのになぁ。
DMX「We In Here」PVを視聴

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第十位 Snoop Dogg
その客演の多さからも人気&実力のほどがうかかがえるSnoop Dogg、この順位は不服だと言う方もおられるかもしれません。僕も今こうやって書きながら、もっと上位でも良いのではという気がしています。僕はどちらかというと硬派で男っぽいMCが好きな傾向にある(このTop10を見て頂くと分かると思いますが)のですが、そういう意味ではSnoop Doggはユルユルの脱力フロウで当てはまりません。しかしSnoop Doggのシングル曲はどれも秀逸でいつもへヴィーローテーション状態、特に僕は後期のアルバム作品が好きです。何枚もの作品を発表しながら、常に新しいものに挑戦するその姿勢も大好きです。
Snoop Dogg「Drop It Like It's Hot」PVを視聴

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※殿堂入り※ Notorious B.I.G.
Biggie SmallsことNotorious B.I.G.はあまりにも偉大なMC、人によっては2Pacを選ぶ方もおられると思いますが(というより2Pac派の方が多いかも)、僕は断然Biggie派なので迷わず彼を殿堂入りで選定しました。一目見たらけして忘れられないあの巨大な体躯、あのくぐもった声質と骨太で唾吐きかます野太いフロウ、そんなラップを色鮮やかに表現させたBad Boyのキャッチーなトラック、どの曲をとってもクラシックの最高傑作ばかりです。若くして命を落としたBiggie、たった二枚の作品しか発表していませんが、その存在感は亡くなった今も色褪せる事がありません(涙)。今でこそJay-ZとNasで争われている“King Of N.Y.”の座も、Notorious B.I.G.が生きていたならば完全に彼が独占していたでしょう(断言)。
Notorious B.I.G.「Big Poppa」PVを視聴


とまぁこの様な結果になりました、いまだにこれで本当に良かったかなと思うぐらい僅差でのTop10です(汗)。今回Top10に入らなかったMCでも最後まで迷ったのが特にCommon、他にもQ-TipやTalib Kweli、Eminem、Lil Wayne、あとJa Ruleも結構迷いました(本当)。今回設けた定義“公式オリジナルアルバムを通算四枚以上リリースしているMC”というものがまずかなり迷いましたからね、そこも選考を難航させた大きな要因かなと思います。次回のランキングとして“好きな男性MC(客演編)Top10”と“好きな男性MC(若手編)Top10”を考えています(あくまで予定)。

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こないだ久々に休日のドライブをしました。
最近一人暮らしを始めたんですが、これが意外と休日にやる事が多くて、あまり外出する機会が減っていました。

そこで先日の公休日はちょっとお出掛け、大好きな海に直行しました。
というのも、先日合格した登録販売者の登録をしに行ったので、そのついでに海に行きました。
また恒例のマックでハンバーガーとポテトを購入、海の公園で遅めのランチ。
釣り人を眺めながらぶらぶらと海岸線を散歩、結構寒かったのですぐ車に戻って。

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でその流れを汲んで、近くの“遠見が鼻”をぶらり。
灯台と海の眺めは相変わらず絶景、空も海も青くて爽快でした。
やっぱりこうやって自然なんかに触れると、いろんな考えを巡らせてしまいますね。
でもなんとなく気分をリフレッシュする事が出来て、良い休日になりました。

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ちなみにこの日のBGMはBrian McKnightの『U Turn』です。
ていうか海行く時は、殆どBrian McKnightですね(笑)。

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Javine「Surrender」
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英国で“ポストBeyonce”と騒がれた長身美女シンガーJavineのデビューアルバム『Surrender』を御紹介。モデル顔負けの顔立ちとプロポーションを誇るJavine、本当にキレイですよねぇ(惚)。ジャケットもかなりスタイリッシュな感じで、殆どジャケ買いに近い形で購入しました。最初は名前さえよく読めませんでした、“ジャヴィーン”なんだそうです、ってもう知ってるか(笑)。
しかしルックスだけ良くても肝心のアルバムはその音楽性が問題になる訳でして……うん、先に言っておくならば合格で御座います。まずは幕開けを飾るEgとStarGateの共同制作曲「Surrender(Your Love)」でやられました(痛快)、Diana Ross「Surrender」をDiddy率いるBad Boyの面々も驚く程のベタベタなサンプリング。爽快で突き抜ける感のあるJavineの歌声にこのトラックがカチっと音がするほどマッチ、あの頃の空気感を蘇らせつつもどこか新鮮だったり。続く「Real Things」はStarGateが単独で製作、ここでは僕も大好きなM.O.P.の激熱クラシック「Ante Up(Robbing Hoodz Theory)」をサンプリング。あの徐々に上がってゆくメロディが生み出す高揚感はそのまま、Javineのクールで挑発的な歌声が嵌ってます。ギター音によってちょっぴりスパイシーに仕上がっているHip Hopテイストの「Best Of My Love」、製作はJohnny Douglasが担当。「Don't Walk Away」はまたまたStarGateが製作を担当したほんのり近未来的なチューン、やはりUS物にはないポップな印象の強い一曲。本作最多の楽曲を手掛けるEgが製作の「Promise」、ギター弦の音が鳴るフォーキーなトラックが寂しげで、Javineの語りかけるような歌声も良い。Twinが製作したコンピュータチックな電子トラックがサイバーな「Definition Of A Man」なんかは、一時期のBrtney Spearsが歌いそうな楽曲。爪弾くギターに思わず切なくなってしまう「Where U Are」はStarGate製作、これなんかもNe-Yoが歌っていそうな清純で甘酸っぱいメロディで素敵、失った恋人を想い描く失恋を歌った詞も悲しけれど胸に染みる(涙)。ポワワンな音使いで夢見心地になってしまう「Think Twice」もいい、Javineはちょっと鼻にかかった可愛い声を出すシンガーなんだなとこの一曲で感じます。Soulpowerが製作した「Let Me Go」の程よくキラキラ輝きながらも、ドカドカとリズムを鳴らす対比、凄く好きだなぁ。女性シンガーにはやはり、こういうちょっぴりキュートなトラックに乗っかって欲しいですうね(我侭)。「All About Us」はAsh HowesとMartin Harringtonによる製作のゴスペルライクな神々しい一曲、聴いていると天高く体が舞ってしまいそうな心地良さ。最後を締め括る「Missing You」はEgによる製作、ライトで柔らかな温もり感じる流麗トラックで、朝の目覚めに聴いたらすごく気持ち良さそう。

さらりと書いてしまった感がありますが、本作は結構良い仕上がりで御座います(安心)。容姿も端麗だし、良い製作陣が上手く付けばもっと大活躍できるかも(期待大)。とはいっても本作でのStarGateの仕事っぷりも勿論良かったですし、Egなる人物も良い仕事してました(誉)。可愛いから頑張って欲しいと思ってしまう、阿呆な男がここに居ます(下心)。