RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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The Braxtons「So Many Ways」
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Braxton家で構成されたThe Braxtonsのデビューアルバム『So Many Ways』を御紹介。Braxtonで思い浮かぶのは、そう、あのToni Braxtonで御座います(簡単)。そのToni Braxtonの妹達で結成されたのがこのThe Braxtons、上からTrina、Towanda、Tamarの三人で御座います。顔もやっぱり皆が似てますよねぇ、これは歌声も期待して良いだろうと確信しております。
それでは内容に軽く触れますと……流石はあのToni Braxtonの妹だけあって、製作陣はまったくもって抜かりなしで御座います(期待)。幕開けを飾る「So Many Ways」はJermaine Dupri製作曲、ひんやりクールでちょっぴりダークなピアノ鍵盤鳴るトラックがミステリアスで、Braxton流な気がします。Hip Hop寄りで良いですね、Biggieなんかがラップしたら面白かったかも。続く「Slow Flow」は今も現役最前線のC. "Tricy" StewartとSean "Sep" Hallのコンビ製作。今のThe-Dreamとのタッグも良いけれど、この頃のSean "Sep" Hallとのタッグも素晴らしかったですよね。ゆったりグルーヴィーなトラックは、最近じゃ聴かない空気感のR&Bで懐かしくて新鮮。Allen "Allstar" Gordon製作のキラキラ素敵な「Only Love」は美し過ぎるキッパリ恋に決別バラード、本当に綺麗で加えてどこか明るく希望に満ち溢れたメロディが僕の好みだし、三人の完璧なまでのハーモニーにウットリ(惚)。これまた90年代黄金期を支えたDaryl Simmons製作の「I'd Still Say Yes」も素晴らしく正当派で美しい、聴いていて思わず溜息漏れる美曲で、やっぱり三人の繊細で優しいハーモニーに心地良く包まれます。再びC. "Tricy" StewartとSean "Sep" Hallのタッグが製作の「L.A.D.I.」、清涼でさっぱりしたトラックで朝の目覚めにピッタリな一曲。「Take Home To Mamma」は再びJermaine Dupri製作曲、Jermaine Dupriもこういうマッタリしながらも黒いソウルが見え隠れするトラック作るのが巧いです。「Where's The Good In Goodbye」は涙に濡れる悲しい失恋曲、“私と別れてよかったと思っていることはなに?♪”と一人よがりに尋ねる詞があまりに悲しい(涙溢)、やっぱり失恋は辛いものですよねぇ。「What Does It Take」はAllen "Allstar" Gordonが再び製作を担当、これも奥行きのある甘いバラードで気持ちはじっとり何処かへ沈んでゆきます、Allen "Allstar" Gordonもやはり素晴らしいProducerですよねぇ。「In A Special Way」はJohn Howcott、Emanuel Officer、Donald Parksが製作を担当。彼らは最後の「Never Say Goodbye」も製作、この曲がピアノ伴奏に彼女達の歌声が高らかに熱っぽく乗っかる、シンプルだけど素敵な曲で、彼女達の歌声を充分に堪能できます。国内盤にはこれらに加えて、Masters At Work製作でDiana Rossのカバー「The Boss」と、「24/7」の二曲が収録されています。

この頃のR&Bが好きな方なら、絶対に気に入る事間違いなしの一枚で御座います。ただToni Braxtonが好きで彼女をイメージして……となると無理があります、Toni Braxtonみたいな低音ヴォイスではありませんので。しっかしこの頃のProducerは素晴らしい才能ばかり、こういうR&Bもたまには聴き返さないといけませんね。

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Boyz II Men「Nathan Michael Shawn Wanya」
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僕も大好きな男性ボーカルグループBoyz II Menの通算四作目となる『Nathan Michael Shawn Wanya』を御紹介。本作ではメンバー全員の名前を冠したタイトルという事で、四人の気合の入れ様が伺えますね。現在はMichael McCaryが健康上の理由でグループから一時脱退、早くまた四人で活動を再開して欲しいですねぇ(期待)。このマイクスタンド四本のみを写したジャケットワーク、格好良くて僕は結構好きです。
それでは気になる内容をちょっと御紹介しましょう……まずは当時飛ぶ鳥落とす勢いだったKevin "She'kspere" Briggsが製作を担当(ソングライティングには当時交際していた元XscapeのKandiが参加)した「Beautiful Women」で幕開け、スパニッシュでスパイシーなギタートラックは切なくも妖艶で、流石はShe'kspereと唸らされる仕上がり。Kevin "She'kspere" Briggs×Kandiの鉄板タッグは「Good Guy」も製作を担当、ここでは小気味よく小刻みに鳴る電子音が疾走感たっぷりのトラックで、これも当時脂の乗っていたShe'kspereらしい作風で素晴らしい出来栄え、またこういう楽曲を作りにShe'kspereがカムバックする事を願っています。「Step On Up」はBoyz II Menによる製作曲、キラキラしたトラックにクラップ音が弾けて眩しい一曲で、彼らのトラックメイク能力の高さを痛感する一曲。本作では他にもBoyz II Menによる製作曲が多く、Brown Bag Productionsとの共同制作であるクラブRemixっぽいBoyz II Menぽくない飛び道具曲「Bounce, Shake, Move, Swing」、ぽわわんな夢見心地メロディに“君を悲しませるような人と一緒にいることはないんだよ♪”と歌う美曲「Pass You By」、Jamar JonesとDurell Bottomsとの共同制作で恋人に“夢の中に会いに来て♪”とファルセットが甘~く歌い上げるバラード「Dreams」(涙)、Take 6のMervyn Warrenとの共同制作で彼らの完璧なアカペラと指スナップだけでじっくり聴かせる熱い真骨頂の一曲「I Do」、“絶対に行かないで、僕を離れていかないで♪”と懇願する女性優位の渾身のラヴソング「Never Go Away」(溜息)、愛が溢れているちょっぴりスペーシーなリフレインフックが素晴らしい「Lovely」、ゆったりギターサウンドで絶対にBabyface製作だと思ったけれど、Boyz II MenとKwan Paulの共同制作だった優しさに包まれる一曲「Do You Remember」と、自分達の魅力を充分知っているからこそ作れるナイスな曲ばかりで、彼らの音楽能力の高さを実感できる一枚で御座います。他にはShep CrawfordとJazz Nixonが共同で製作したラテン風味の「What The Deal」、Shep CrawfordとBoyz II Menの共同制作のピアノ旋律と幾重にもなったコーラスが美しい「I Finally Know」とShep Crawfordが大活躍。でも中でも一番好きなのが、本作からのシングル曲でもあったShep Crawford製作の「Thank You In Advance」、初めて出逢った女性に将来を感じるというちょっぴり危険(笑?)な内容も好きだし、途中のShawn Stockmanのハイトーンヴォイスがたまらなく好きで、何度も歌った記憶があります(迷惑)。これらの他にも国内盤には、失恋を歌ったあまりに切ないキラキラバラード「I Miss You」、もうBoyz II Menの十八番テーマであるプロポーズ曲ながらもなぜかバウンシーな「Marry Me」、オールディーズなドゥーワップ曲調が懐かしくも愛らしい「Darlin」の三曲が収録されています。

曲数も全17曲と多いですし、購入して損はありませんね。ただこれぞといった超強力曲がなかったのがちょっと残念、やはりそういう意味ではJam & LewisやBabyfaceに一曲か二曲は提供してもらった方が良かったのかなと思います(我侭)。でもやっぱりBoyz II Menのコーラスワークは素晴らしいですね、聴いていてウットリしちゃいます、早く新作を出してくれないかなぁ(期待)。

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Babyface「Playlist」
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素晴らしい才能の持ち主であるシンガーソングライターBabyfaceの初カバーアルバム『Playlist』を御紹介。Babyfaceが僕は好きです、あの鼻にかかった甘ったるい歌声にいつも癒されます。そんなBabyfaceが本作では自身の大好きな曲をカバーしちゃっています、安かったのに負けて輸入盤を購入したんで詞が分からないのが痛い(貧乏)。
それでは内容に簡単に触れたいと思います…まずはJames Taylorのカバー「Shower The People」で幕開け、ギター爪弾く音にまず胸がキュン、そのまま流れる青空系の爽やかなメロディ&歌声にすでにウットリ。続いてもJames Taylorのカバーで「Fire And Rain」、これはどちらかというとフォークっぽいタッチで、これもまたBabyfaceのギターテクニックが光るさっぱりした一曲。「Time In A Bottle」はJim Croceのカバー、悲しげに鳴るギター弦にBabyfaceの寂しげな歌声が凛と聴こえるトラックに、思わず涙が零れそうになりますが、途中でちょっと明るくなったりもして、本当に詞の意味が気になります。「Wonderful Tonight」はそのカラリとしたギターメロディからして、ド素人の僕でもすぐにEric Claptonのカバーだと分かりました。 Eric Clapton×Babyfaceの相性の良さはもう十分過ぎるほど分かっているので、聴いててすんなり心に染み入りました。「Knockin' On Heaven's Door」は異色で、あのBob Dylanの名曲をカバー。この曲は原曲も知っていますが、Babyfaceが歌うとこうも優しく甘い仕上がりになるんですね、完全にBabyface色に染まっています。「Longer」はDan Fogelbergのカバー、優美で柔らかな日差しのような温もりいっぱいの一曲で、聴いていて少し眠たく夢見心地になってしまいます、これはBabyface節炸裂ですね(安心)。Dave Logginsのカバー「Please Come To Boston」もフォーキーな仕上がり、畑違いな気もしますがでも聴いてて違和感はなく、Babyfaceにはこういうエッセンスも自身の音楽ルーツに汲まれているのだなと感じました。しかもこの曲、フックではあのBrandyが艶やかで鮮やかな歌声を乗せているんで、その相乗効果もあってより高みに連れてゆかれます(昇天)。最後を締め括る「Diary」はDavid Gatesのカバー、これもギター一本ですんなり聴かせる温かな一曲で、ゆっくりリズムを取って心穏やかになります。これらカバーに加えて実は新曲が二曲も収録されているんです、初期のBabyfaceを彷彿とさせるスローチューン「Not Going Nowhere」、ハーモニカ吹きながらブルージーに聴かせる「The Soldier Song」がその二曲で、どちらもアコースティックな仕上がりとなっております。

聴いていて心が洗われる素敵な一枚でした、木漏れ日の下で寝転がっている様な、イイ匂いと心地良さがそこにはありました。国内盤にはこれらに加えて新曲がもう二曲収録されているそうで、絶対に国内盤を購入する事をお薦めします(後悔)。この先僕もお金の余裕があったら、国内盤に買い直すかもしれません(無駄使)。

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DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince「Code Red」
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天才DJであるJazzy Jeffと今や大物俳優のWill Smithで結成されたDJ Jazzy Jeff & The Fresh Princeの通算五作目となる『Code Red』を御紹介。Will Smithが好きで、高校生の頃に彼のアルバムを結構ガンガン聴いていた僕としては、このDJ Jazzy Jeff & The Fresh Princeも外せないHip Hopグループで御座います(重要)。勿論DJ Jazzy Jeffの神スクラッチも大好き、これぞ王道Hip Hopなノリで今聴いても楽しくなります。
そんなクラシックな本作はどうなっているかと言いますと……本作の重要曲はやっぱりまず「Boom! Shake the Room」、ヒットシングル曲で皆が一度は聴いた事のある曲ではないでしょうか。Mr.LeeとDJ Jazzy Jeffが製作でOhio Players「Funky Worm」をサンプリングした完璧なパーティーチューン、最近ではない王道な弾けっぷりに僕は今聴いても熱狂、Will Smithの二枚目の低音声がたまりません(痺)。これ聴いて盛り上がらない人は、Hip Hopを愛していません(断言)。あとは順々に御紹介しましょう、幕開けを飾る「Somethin' Like Dis」はなんとあのPete Rock製作、Lowell Fulsom「No Hard Feelings」使いのトラックはホーンも聴かせながらのまったりチューン、Will Smithのラップに合わせてキュイキュイ鳴るJazzy Jeffのスクラッチが素晴らしい。「I'm Looking For The One(To Be With Me)」はモロにTeddy Riley製作の近未来的スムージーチューン、Teddy Riley御得意のトークボックス駆使で一気に夢の世界へゴー、こういう軽くR&BチックなトラックがWill Smithは巧い。「Can't Wait To Be With You」はWill Smith製作で、Luther Vandrossの名曲「Never Too Much」をベッタリサンプリング。まんまではあるけれどそれでも綺麗に仕上がってる、途中で挟まる歌声も渋くて(Luther Vandrossのボーカル使い?)て良い。A Touch Of Jazz一派のJeff Townes製作の「Twinkle Twinkle (I'm Not A Star)」はそのタイトルからして決まり文句だからキャッチー、そのうえあのだらけて歌うフックなんかはまるでSlick Rickっぽくて良い。「Code Red」は再びPete Rockが製作を担当、颯爽と駆け抜けながらも破壊力を増すトラックは流石、Will SmithもIce Cube顔負けのゴツいラップで対応。シックな出来の「Shadow Dreams」とRoy Ayers「Mystic Voyage」使いの美旋律チューン「Just Kickin' It」は、HulaとK.Fingersの共同制作。Xavier Hargrove製作の「Ain't No Place Like Home」はBlue Mitchell「Melody For Thelmo」とSlick Rick & Doug E. Fresh「La-Di-Da-Di」をサンプリング、ゆったり伸びやかリラックスし切った清涼トラックが素敵。「I Wanna Rock」はもう超カッコイイDJ Jazzy Jeffのスクラッチショー(失神寸前)、LL Cool J「I Can't Live Without My Radio」やDJ EZ Rock「It Takes Two」やLyn Collins「Think(About It)」なんかを次々と回す鬼の様に暴れる一曲。少しラテン風味の効いた「Scream」はあのDallas Austinが製作を担当、グルーヴィーなチューンは流石、懐かしいノリの煽りも堪能して下さい。最後にはおまけに「Boom! Shake The Room(Street Remix)」を収録、ここでは新たにLL Cool J「Mama Said Knock You Out」やEddie Harris「Superfluous」なんかをサンプリング、これまたJazzyな感じが一味違う渋~い味わいで乙で御座いますよ。

こうやって見返すと結構、凄腕のProducerが参加していて驚きますね。Will Smith好きな方は絶対に聴き逃してはなりません、彼のラップ技術は素晴らしいですよ。この頃の空気感ってのはこの頃の作品を聴かないと味わえないから、やっぱりこういうのをCD棚からたまには引っ張り出します。

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Ja Rule「The Last Temptation」
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独特の濁声フロウで一躍人気者になったJa Ruleの通算四作目となる『The Last Temptation』を御紹介。Irv Gottiの黒い仕事のせいか、50 CentとのBeefに負けた(?)せいか分かりませんが、最近本当に見なくなったJa Rule、僕は個人的には好きなMCなんで、また昔の様に活躍してほしいんですけどねぇ(願望)。Ja Rule好きな人って結構多いんじゃないかな、特に僕ぐらいの年頃の人は。
それでは気になる内容について触れましょう……まずはあのBobby Brownをゲストに招いたR&Bテイストの「Thug Lovin」で派手に幕開け、Chink SantanaとIrv Gotti製作の聴き易いトラックは工夫こそないものの(辛口)、Ja Ruleの濁声とBobby Brownの熱~い歌声で一気に加熱されます。レーベルメイトで切って離せない姫君Ashantiをfeat.した「Mesmerize」はもう鉄板な仕上がり、製作はChink SantanaとIrv Gottiが担当。Ja Ruleが歌う伸びたフックも面白くて嵌っているし、Ashantiの艶やかで可愛い歌声が素晴らしい対比を成していて、聴いててなぜか安心します。Ja Rule×Ashantiは素敵な化学反応式で、これからもこのコラボは聴きたいんですが。ガチガチの電子音にバウンスが衝突かりハジける「Pop Niggas」はThe Neptunes製作、The Neptunesにしては奇抜さに欠けますが、まぁJa Ruleの歯切れの良いラップで構わず突進する辺りはグッドです。「The Pledge(Remix)」は本作の要注目曲である事は間違いなし、7 AureliusとIrv Gottiの共同制作で2Pac「So Many Tears」をサンプリング、そこにNasとAshantiを配置するという徹底ぶり。2Pac好きからすれば気に入らない一曲かもしれませんが、それでもトラックは聴けば涙を誘うし、NasのシックなラップとAshantiの吐息混じりの歌声も綺麗で涙誘います。引き続き7 AureliusとIrv Gotti製作の「Murder Reigns」なんかはネタ使いが巧くて、ちょっと懐かしい感じの電子チューンにゆっくり引き込まれます。「The Warning」なんかは悪くはないんだけど、なんだか物足らない、Murder Inc.面子だけで音を作ると、いつもこう物足らない気分になります。最後を飾る「Rock Star」も中途半端、どうせなら完全にRockテイストのトラックにした方が面白かった、Ja Ruleの歌う様なフロウもガッチリ嵌ったろうに(残念)。個人的にJa Rule作品で嫌いなのがレーベルメイトを引き連れた楽曲、本作ではCharli Baltimoreを招いて「Murder Reigns」、Caddillac TahとAlexiを招いたRaphael Saadiq「Anniversary」使いのメロウチューン「Murder Me」、EastwoodとCrooked Iを招いた跳ねた電子音トラックが西海岸っぽいノリの「Connected」等々。ちょっと多いかなといつも思います、悪くはないんですがねぇ。

嫌いじゃないんですが、なんだか物足らないんです、これはAshantiの作品と一緒。これはもう単純にMurder Inc.の製作陣に問題があると思います、というかIrv Gottiに問題有りですね(責任追求)。AshantiもMurder Inc.製作陣を離れて素晴らしい作品『The Declaration』をドロップしていますんで、Ja Ruleにもそれをお薦めします。というか早くシーンに復帰して暴れて欲しい、今なら50 Centとの和解も有り得るのではないでしょうか、いやないか(笑)。

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Jennifer Lopez「Brave」
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ハリウッド女優としても活躍する美女Jennifer Lopezの通算六作目となる『Brave』を御紹介。本当に綺麗でダイナマイトなボディが素敵ですよねぇ(溜息)、あのボリュームたっぷりのお尻、僕は嫌いじゃありませんよ。Jennifer Lopez(以降はJ.Loと表記)はそんな歌が上手いって訳ではなけれど、綺麗だし、製作陣はいつも豪華だから購入しました。ジャケットも鮮やかで格好良いですよね、やはりジャケットは大事です。
それでは気になる内容を御紹介致しましょうか……まずは幕開けを飾る「Stay Together」はJonathan "J.R." Rotemが製作を担当、近未来的なサウンドながらも芯にあるのは懐かしいソウル曲っぽいメロディがなんか好き、J.Loのライトな歌声もばっちりフィット。低音での人声“あ~~~お♪”と、揺らめくアジアンテイストなトラックがTimbalandっぽい「Forever」は、J.Lo作品では御馴染みのCory Rooneyが製作を担当。Cory Rooneyは腕利きですよね、妖艶なトラックはJ.Loにピッタリで、フックでの“ふぉろみ♪ふぉろみ♪ふぉろみ♪ふぉろみ♪”の繰り返しが好きです。続くTavares「It Only Takes a Minute」をサンプリングした疾走感溢れる「Hold It Don't Drop It」、これまた僕は個人的に好きなMidi Mafia(Dirty SwiftとBruce Waynneによるコンビ)が製作を担当。王道なトラック展開が良い塩梅に派手で、J.Loの華々しさを際立たせています。要注目のProducerであるRyan "Alias" Tedderが製作の「Do It Well」も、Eddie Kendricks「Keep on Truckin」を下敷きにしたドカドカと派手に邁進する熱~い一曲で、そのキャッチーさがまた憎い一曲で流石で御座います(誉)。The Platinum Brothers製作の「Gotta Be There」なんかもうズル過ぎ、Michael Jacksonの歌声もそのままに「I Wanna Be Where You Are」をベッタリとサンプリングしていますから(最高)。しかしメロディラインもどこか懐かしく耳に馴染み易いもので、そんな特質のないJ.LOの歌声が逆に際立つ(ピタと寄り添う)ナイスな出来栄えで御座います、しっかしMichael Jacksonのボーカルの使い方が巧いなぁ~(感心)。Peter Wade KeuschとMichelle Lynn Bellが共同制作した、バイオリンの弦音がオシャレな「Never Gonna Give Up」は、途中で大きく転調するので一粒で二度美味しい的な一曲。「Mile In These Shoes」はWarren "Oak" Felderが製作を担当、電光線が交錯する不思議なダークナイト系統のトラックは流石はOakな仕上がり、Beyonce「Sweet Dreams」をちょっと彷彿とさせます。再びPeter Wade KeuschとMichelle Lynn Bellが共同制作の「The Way It Is」は、Great Pride「She's a Lady」をサンプリング。Peter Wade KeuschとMichelle Lynn Bellは続く「Be Mine」も製作、民族音楽っぽい打楽器の鳴りにJ.Loの妖艶な歌声が絡むセクシーな一曲でグッド。Big DとThe Clutch(Keri Hilsonが所属する製作チーム、本曲でKeri Hilsonはソングライティングにも参加)が製作した「Wrong When You're Gone」はただただ美しいピアノ旋律曲、去ってしまった恋人への後悔を歌った曲で、切ないメロディがより強く胸をギュッと締め付ける素晴らしい一曲。そして最後を飾る「Brave」もBloodshy & AvantとThe Clutchが製作を共同で担当、これもピアノ鍵盤の音にどこか力強さを込められたドラマチックな一曲。これらに加えて国内盤にはボーナストラックとして、あのLudacrisを援護射撃に迎えた別版「Do It Well」を収録、トラックそのままなんですがLudacrisのスペイン語での木っ端ドカンなラップがスパイシー過ぎてカッコ良過ぎ(失神寸前)、この曲の為に国内盤を購入する事をお薦めします。

相変わらずの製作陣の豪華さで、やはりトラックの質は抜きん出ています(貫禄)。J.Loも歌が下手という訳ではないので、聴いていて違和感はないし、普通にガンガンノれる一枚に仕上がっていると思います。R&B好きな方なら購入しても損はしない一枚、J.Loにはこれからもシンガー活動を続けて頂きたいです。

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Jeannie Ortega「No Place Like BKLYN」
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Jennifer LopezやFat Joeと同じPuerto Ricanなアメリカ人、Jeannie Ortegaのでデビューアルバム『No Place Like BKLYN』を御紹介。あのRihannaのオープニングアクトを務めた経験もあるという事で、きっと実力はあるのだろうと予想して購入した本作。というより僕的にはゲスト陣がかなり気になったんで購入したんですよね、Jeannie Ortega自身は正直二の次でした(失礼)。
では中身はどんなものだったかと言いますと……やはりゲスト陣が僕はかなり気になったんで、ゲスト起用の楽曲から紹介したいなと思います。まずは幕開けを飾る「Crowded」はなんとStarGateが製作を担当、援護射撃にはN.Y.随一の若手実力派Papooseが参加。ピーヒャラ鳴るアジアンな笛音が妖艶なトラックもクールで良いですが、やはり途中で斬り込むPapooseの拍子良く刻む的確なラップが凄まじくカッコイイ(痺)、Jeannie Ortegaも思った以上にしっかりと艶っぽい歌声でなかなか上手いです。DJ BeatzとReace Beatzのコンビで製作された「Can U?」では、Nas「Just A Moment」でナイス客演していたQuanが参加。ジャーンジャジャーンとガッチャリ鳴るトラックも良いし、クールで色っぽいJennie Ortegaも良い、Quanは歌っても良い味出すからそういうフックがあっても良かったかも(我侭)。でもやはりQuan格好良いです、ソロデビューしないんだろうか(期待)。あとは最近すっかりRaggae寄りになったN.O.R.E.にGemstarとBig Matoが参加した「It's R Time」は、すっかりインド舞踊音楽で僕はそんな好きになれませんでした。あとゲスト曲で僕が好きだったのが最後を飾る「Crowded」、トラックはそのままなんですがPapooseに変わって煽り番長のFatman Scoopが参加しているから面白い。せっかくならトラックRemixすればもっと良かったんですが、それでもFatman Scoopのあの暑苦しいガナった声聴ければテンション上がります(笑)。目立った客演曲はこのぐらいですが、Jeannie Ortega単独曲もなかなか聴き応えはありまして。Kovasが製作&客演した段階的デジタル曲「Pay It」もキレが良いし、同じくKovas製作であのお決まりのフレーズにストリングスを絡めた疾走感溢れる「Green I'z」も及第点。美しくも切ないメロディに思わず胸が苦しくなる「So Done」は、Soulshock & Karlin製作という事で納得の出来上がり(拍手)。Jeannie Ortega自身が書き上げた失恋ソングで(Jeannie Ortegaは他曲もソングライティングをこなしています)、ちょっぴりハスキーで吐息混じりの歌声が切なくて素晴らしい。王道なメロディにどこか洗練された音質を重ねるSoulshock & Karlinの腕にも感嘆の息が漏れます(流石)。BrianとJoshが製作した完全南国な「Let It Go」も純粋にノれるし、穏やかに心地良く広がるJeannie Ortegaの歌声に開放感を得る「What I Need」も僕は好き、The Arkitects製作のギンギンに尖ったHip Hop曲「Bling」もなかなかカッコイイ。Ray "Soul Survivor" Cham製作のHip Hopしながらどこかエスニックな香りがスパイシーな「Don't Stop」も、素直にカッコイイと感じました。

あまり期待してなかっただけに、かなり楽しんで聴けた一枚でした。ゲスト陣は皆が地味ながら実力者揃いですし、トラックもどれも一定水準をキープしています。そして何よりJeannie Ortegaが結構しっかりしたボーカルを聴かせていて、下手したら(というより確実に)J. Loよりは上手いんじゃないかと思います。興味がある方がいましたら、臆せずに購入もアリだと思いますよ。

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2Pac「Resurrection」
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亡き後も絶大な支持を誇るカリスマMC、2Pacの伝記映画の同名サントラ盤『Resurrection』を御紹介。2Pacに関しては本当に死後もリリースが絶えないですよねぇ、どれだけ音源残っているんでしょうか(疑問)。Hip Hop界の二大巨頭はやはり2PacとBiggieでしょうね、ここ日本では2Pacの方が人気ある気がします、ちなみに僕は完全にBiggie派で御座いますが。この映画は観ていないんですが、やはり2Pacのボーカルは格好良いんで購入しました。
それでは本作に気になる内容なんですが……本作は焼き直し曲(既出曲)が殆どなのかな、ちょっと分かりませんが。まずはそれこそ2Pacを描いた様なタイトルの「Ghost」、製作は2Pacを敬愛してやまないEminemが担当しています(驚)。2Pacのぶっとい声にちょっぴりホラーチックに鳴る音と銃声が、なんとも悪童Eminemらしい一曲。そのEminemが製作し、おまけにゲスト参加までしている「One Day At A Time」は2Pac率いるThe Outlawzが出現。2Pacは勿論カッコ良くて存在感も抜群なんですが、やはりどうしてもトラックがEminem仕様なのでEminemに喰われています、これは仕方ないですね。しっかしEminemはトラックメイク能力が高過ぎます、一聴してすぐにそれと分かるダークでドロっとしたビート、悪童っぽさが光っています。「Death Around The Corner」はJohny "J" Jacksonによる製作曲、ちょっぴりR&Bテイストの流麗なトラックに2Pacのするりと流れる様なフロウが素敵なオシャレ曲。引き続きJohny "J" Jacksonが製作の「Secretz Of War」もメロディ趣味の強い一曲で好きです、ピポピポと鳴る電子音に少しく体が浮いてしまうライトな仕上がりがグッド。そして本作で最も注目の一曲で、僕もこれ目当てだった「Runnin'(Dying To Live)」。何故ならばあのThe Notorious B.I.G.との擬似共演曲なんですよ、製作は再びEminemが担当しています。曲の冒頭&フックではEminemには珍しい早回し声が炸裂して驚きますが、トラック軸はやはりEminem趣味のゴテゴテダーク曲で、こうやって聴くとBiggieと2Pacの声ってちょっと似ているなと感じたり。「Holler If Ya' Hear Me」なんかは完全にあの頃のサンプリング回帰なドカドカトラックで懐かしくて涙が出そう(感動)、といってもどちらかといえば東海岸なノリなんで2Pacが乗るとちょっと新しくも感じます(新鮮)。Phil Collins「In The Air Tonight」をべったり使った「Starin' Through My Rear View」なんか僕はかなり好きだなぁ、こういう哀愁メロディたっぷりのトラックの方が、2Pacの深みのある声には似合っていると僕は思います。そんな僕の好みに応えてくれる「Bury Me A G」は、The Isley Brothers「For The Love Of You」を早回しサンプリング、これまたちょっぴりRonald Isleyの歌声が混じっているのが良い、夜のドライブに掛けたら絶対にハイになります。「Same Song」なんかはちょっぴりディスコチックなトラックが、良い具合にチープで癖になります。ギュイギュイとスクラッチで斬り込みながら跳ねる「Panther Power」なんかは完全に王権復古なクラシック色、Hip Hopの純粋なカッコ良さってこういうトラックにこそあると思う、最近では絶対に聴かない一曲。「Str8 Ballin'」はこれまた玄人のEasy Mo Beeの製作という事で涙、Bootsy Collins「What's A Telephone」を下敷きにしたちょっと間の抜けた可愛い一曲は中毒性高し。最後を締め括る「The Realist Killaz」は現代のギャングスタMC代表の50 Centが参戦、製作は僕は個人的に大好きなRed Spydaが担当。Red Spyda手製のこのピリピリした緊迫感ある弾けるトラックも素晴らしいですが、歯切れよく唾飛ばしながらラップする2Pacとちょっとぼけた50 Centのラップが相性抜群、この一曲は完成度高いです。

まぁ必携という訳ではないですが、それでも2Pac好きなら外せない一枚に仕上がっています。もうちょっとEminemと絡ませても良かったかなぁという気もしますし、Biggieとの共演曲は今一歩でした(残念)。こういう後発盤では仕方ないですよねぇ、聴いて損は無いので、Biggieとの共演が聴きたい方はいかがでしょうか。

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Keri Hilson「In A Perfect World...」
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これまで様々なアーティストへのソングライティング提供&ゲスト参加を経て、遂にシンガーデビューを果たした才女Keri Hilsonの『In A Perfect World...』を御紹介。いやぁ~。心待ちにしていたって方、かなり多いんじゃないでしょうか、僕もその内の一人で御座います。とにかくこのKeri Hilsonの容姿がまず好きなんですよ(美貌)、セクシーでクールでカッコイイ、まるでモデルみたいな才色兼備シンガーソングライターですよね(絶賛)。そんな期待大のKeri Hilsonなので、やはり国内盤を期待して待っていたんですが、これもなかなか発売されず、結局は輸入盤を購入してしまいました。
それでは気になる内容を御紹介致しますと……まずは不気味なビートに掛け声が絡む怪しいロボットトラック「Turnin' Me On」で幕開け、製作は敏腕Polow Da Don(Danjaも関与)が担当。ある意味で単調で無感情なKeri Hilsonの歌声に、チロチロと舌を出すLil Wayneの爬虫類×ロボットなラップがやはり中毒性高い、このビートではLil Wayne以外には援護射撃考えられない。続いてはPolow Da DonとDanjaが共同制作した「Get Your Money Up」、これはどちらかというとDanjaっぽいシンセ飛び交うナイスビート。Keri Hilsonの無機質な歌声も良いけれど、客演参加のKeyshia Coleのちょっぴり感情的な歌声も素敵、Trinaも相変わらずのBぶりでカッコイイです(姉御)。「Return The Favor」ではTimbalandが製作&ゲスト参加、ちょっぴり軽めの電子音をさららさらと優しく降り注ぐように連ならせ、Keri Hilsonのちょっぴりウィスパーな歌声にフィットする楽曲を提供しています。これまたエフェクトの効いたエレクトロチューンが体中を駆け巡る「Knock You Down」は、Kanye WestとNe-YoのDef Jamの二大スターが参加。ここでのNe-Yoの嵌り具合が凄まじい、これは完全にKeri Hilson喰われています(惜)、Kanye Westはボコーダーに飽きたらしくここでも普通にラップしています。「Slow Dance」はKing Soloman Loganが製作を担当したスローチューン、伸びやかで夢見心地な電子音使いで(Missy Elliottが作りそうな雰囲気)、Keri Hilsonのファルセットを交えた色っぽい歌声に惚れ惚れしまいます(骨抜)。しかこの曲、あのJustin Timberlakeがソングライティングに関与しているんですよ(要注意)。その流れを汲んでウットリなめらかなスローとなっている「Make Love」、製作はPolow Da Don(Co製作をJason Perry)が担当。キラキラと輝きを身に纏いながら、するりと指の間をすり抜けるようなピアノ旋律曲は美しいの一言に尽きます(美曲)。「Intuition」はTimbaland製作(Danjaも関与)で、いかにもTimbalandらしいアラビアンでアジアンなごちゃ混ぜ感覚の一曲、Timbalandが作るこういう音も結構好きです(懐)。続いてもTimbalandとDanjaが共同制作の「How Does It Feel」は最近のTimbalandらしい、ブバブバとビートを打ちつけるHip Hop寄りのトラックで、この曲でこそTimbalndがラップか何かで参加したら良かったのにぃ(惜)。Cory Bold製作(Danja関与)の「Alienated」は、囁き呟くようなブリッジと流麗で繰り返し作用の強いメロディフックがキュートな一曲。「Tell Him The Truth」はDanja製作、静寂ともとれる空間を巧く活かしたシンセ曲は流石の出来栄えで、ゆっくりと流れる時間に身を委ねて気持ちよくなれる一曲。「Change Me」はPolow Da Don製作でAkonがゲスト参加、最近は弟子だったT-Painが目立ちまくりのAkonですが、やはりその存在感は本曲でも抜群です。そして本作からの先行シングルだった「Energy」がやっとこさ登場、製作はThe Runawaysが担当。ピアノ鍵盤をなぞる繊細で煌びやかなメロディラインが綺麗で、Keri Hilsonの容姿と歌声にカチッと音が聞こえる程に似合っています。最後を締め括る「Where Did He Go」はTimbalandとDanjaが共同制作、Justin Timberlakeが歌いそうなちょっぴりブルージー(?)な哀愁漂う電子曲で、やはりTimbalandならではの仕上がりですよね。

TimbalandとDanjaとPolow Da Donが殆ど全曲を手掛けた事で、ある一定のまとまりを持った聴き易い一枚に仕上がっていたと思います。つまりどの曲も流麗なエレクトロ調で、もっとKeri Hilsonの歌声を聴きたかった僕のような手合いは、もっとJimmy Jam & Terry LewisだとかThe Underdogsとかが作る、王道曲も聴きたかった気がします。でもまぁKeri Hilsonの歌声が、こういうエレクトロ仕様の曲にお似合いなのも事実、これで良かったのかもしれません。ちょっぴりBeyonceに歌声が似てた気もします、これからも最前線で是非とも頑張って頂きたい女性の一人です(熱望)。ちなみに国内盤が発売されたら、購入するかもしれません、彼女の書く歌詞が気になるから。

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The-Dream「Love vs. Money」
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人気ソングライター改め、人気シンガーソングライターとなりつつあるThe-Dreamの通算二作目となる『Love vs. Money』を御紹介。結構早めに出た感のある二作目、いまだに製作依頼も多いみたいですし、The-Dream人気は健在といえるでしょう。もっと早くに購入したかったのですが、国内盤が出るのではと思い、ずっと購入を見合わせていたんです。しかし国内盤発売のアナウンスは全く無く、遂に痺れをきらしてしまい輸入盤を購入してしまいました。
それでは気になる内容の御紹介……本作でもTerius "The-Dream" Nash×C. "Tricky" Stewartの鉄板タッグは健在で、まずはそんな楽曲から触れていきましょう。まずは幕開けを飾る「Rockin' That Shit」、まるまるした電子音の連なりにThe-Dreamの甘く優しい歌声がスーッと伸びるスイートトラックで、幕開けからトロンとさせられます。韻を踏むようなフックラインもやはりThe-Dream節で耳に残る「Sweat It Out」がネッチョリ濡れた官能曲、The-Dreamの良い具合に脱力した歌声に思わず骨抜きにさせられます(失神寸前)。「Take U Home 2 My Mama」はもう出だしのスクラッチ使いで一気に耳を奪われる、その後のシンセサイザーの緩やかな流れも美しく、Usher「Love In This Club」の流れを汲んだトラック。「Love vs. Money」ではマシーンチックな機械トラックに、The-Dreamまでもがロボ声加工するエレクトロチューンで、これもやはり巧~くトレンドを取り混ぜた一曲で、でもそこにThe-Dream節をプラスオンしている事でより強度のあるものに仕上がっています。その続編となる「Love vs. Money, Pt. 2」ではちょっぴりスクリュー気味にしてダークさをブレンド、この質感はまるでMary J. Bligeへの提供曲「Nowhere Fast」と同じ。ピアノ旋律を塗した抒情詩的なトラックが英国ロックを思わせる美曲「Fancy」なんかは本当に巧い、囁くように歌うThe-Dreamも自分の歌声をよく理解しているし、“ふぁんし~~♪”でのエフェクトの掛け方なんかも策士です(巧妙)。「Right Side Of My Brain」ではT-Pain発明のボコーダー使いをちょっぴり拝借(その拝借加減がまた絶妙)、伸びやかで綺麗なメロディラインに反し、バックでは常に口音(Timbaland趣味)と“えぇぇぇ~い♪”の掛け声を配する辺りがThe-Dream流。電子鍵盤を軽やかに叩くキュートさ満開の「Mr. Yeah」なんかも、The-Dreamらしいリフレイン唱法でまるでメロドラマな仕上がり。「Kelly's 12 Play」はそのタイトルからも分かる通り、きっとR.Kellyの代表曲「12 Play」へのオマージュでしょうねぇ。この曲こそ詞の意味を知りたい、グニャグニャと曲折しながら展開するシンセサイザーに、The-DreamがR.Kellyばりに“おーおおおおおおー♪”と唸るのが面白い一曲。とここまでがTerius "The-Dream" Nash×C. "Tricky" Stewartタッグによる製作曲、それ以外ではTerius "The-Dream" NashとL.O.S. Da Mystroが「Walkin' On The Moon」を製作、ゲストにはThe-Dreamが熱望していた相手Kanye Westが参加。煌びやかなスターダストメロディが美しいスペーシー曲で、Kanye Westも前に出過ぎず紳士に振舞っていてグッド、こうやって聴くとKanye Westはメロディに乗せたラップが巧くて感心します。「My Love」はTerius "The-Dream" Nash製作(Co製作をL.O.S. Da Mystroが担当)、ゲストにはMariah Careyが参加しているんだから間違い無し。しなやかで柔らかく琴線に触れる美し過ぎるメロディラインに、Mariah Careyのハイトーンな歌声がピッタリとフィット、しかしそれに負けず優しく撫でるように丁寧に歌い上げるThe-Dreamに脱帽(驚)、なんか前作より歌が上手くなっている気が。「Put It Down」もTerius "The-Dream" Nash製作(Co製作をL.O.S. Da Mystroが担当)、これはモロにJ.Holiday「Bed」っぽい気もするけれど、でもやはりキマッてて聴いていてグイッと惹き込まれるんですよ(魅力的)。最後にはクランク王様Lil Jonと共同製作&ゲスト召還した異色曲「Let Me See The Booty」を用意、ビュンビュンギュイギュイ捻られる電子音はまさにLil Jon趣味で思わずニヤリ、驚くほどスッカスカなビートに絡むThe-Dreamも良い、Justin Timberlakeなんかがやるともっと面白いかもね。

なんというか、前作『Love/Hate』よりも僕は好きかもしれません。前作よりもThe-Dreamの歌声が昇華されています、というよりThe-Dreamが自分の歌声をより理解したのかな。あの優しく囁くような歌声は、結構ツボだった気がします。そこまで期待はしていなかっただけに、結構聴いてて楽しめた一枚でしたねぇ。やはりトラックメイクは素晴らしい、唯一無二のサウンドを今回も上手くトレンドを取り入れながら誇示しています(流石)。これからも裏舞台&表舞台共に頑張って頂きたい。

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Jadakiss「The Last Kiss」
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その客演依頼の多さからも人気実力が歴然としている、N.Y.が誇る鉄腕MC、Jadakissの通算三作目となる『The Last Kiss』を御紹介。というかこれほどまでの大ベテランがいまだ通算三作目とは、本当になかなかリリースに恵まれていませんね(溜息)。でもその人気はずっと健在、しかも今回はあのDef Jam/Roc-A-Fellaからの配給という事で、このまま籍を置いておいてもらって、続々と作品をドロップしていって頂きたい(熱望)。
ハッキリ言ってかなりの期待を背負わせて購入した本作ですが……先に宣告しておきます、素晴らしい一枚に仕上がっております(絶賛)。まずはあのBuckwildが製作を担当した「Pain & Torture」で厳かに幕開け、クラシカルな装いの緊張感漂うトラックは流石の渋さでグッド、Jadakissの燻し銀なラップも冴えています。新進気鋭のProducer、Neo Da MatrixがMarvin Gaye & Tammi Terrell「Ain't No Mountain High Enough」を下敷きにした「Can't Stop Me」もイイ。Ayanna Irishの良い意味でスッキリこざっぱりした、“ゆーきゃんすとっぴなう♪”のフック連呼も良い。旧知の仲であるSwizz Beatzが製作した「Who's Real」は、Swizz BeatzとOJ Da Juicemanが客演参加。Swizz Beatzらしい打ち込みビートを基調としたドカドカ鳴らす軍隊行進トラックが上等、派手過ぎずに攻撃的でJadakissにガッチリ合ってます。女王Mary J. Bligeをゲストに招いた流麗エレクトロチューン「Grind Hard」はThe Inkredibles製作、MJBが歌うフック部分の流れるエレクトロから、Jadakissの登場した途端のガチャガチャしたビートへの転調が巧い。JadakissとMJBの相性の良さはもう証明済みですから説明不要。その客演での仕事ぶりはJadakissと比肩する程の存在感だと思われるYoung Jeezy参加の「Something Else」、製作はFiendが担当。ピリピリと痺れるスパイシーなトラックに絡むJadakissとYoung Jeezyが相性抜群で、あのちょっとやさぐれた荒涼とした声質が共通しているからかなと。昔ながらのJadakissファンなら涎が出る程カッコイイと思う「One More Step」、製作はSean C & LVのコンビで客演にはStyles Pが参戦。この客演が他とは一味違い、JadakissとStylesの二人が文字通り入れ替わり立ち代わりラップを重ねる一曲で、気心知れた二人ならではの掛け合い&完成度、シンプルにポワワンと共鳴し続けるトラックも二人のボーカルを惹き立ててて良い。「Stress Ya」はThe Neptunes製作でPharrell参加(当然)、相変わらずの電子音×パーカッションでハイパーグルーヴを紡ぎ出しているThe Neptunesはやっぱり天才かな。Jadakissのラップはどんなタイプの曲にも合うから凄いし、こういう囁きフックさせたらあまりにクールなPharrellも中毒性高い。Chophouze製作の「What If」はN.Y.の同志であるNasが参加、静かなメロディを軸にバチバチと刻まれるビートが絡むシンセトラックもさることながら、落ち着いた雰囲気で余裕たっぷりにキメるJadakissとNasに惚れ惚れ。Mr. Devine製作の「Things I've Been Through」はもう反則スレスレなんだけど僕のツボで最高の一曲(惚)、Luther Vandross「Promise Me」を歌声もそのままべ~ッタリ下敷きに使用。しかしこれが違和感なくて綺麗にまとまっていて、Luther Vandross客演としても良いほど。シルキーで優しいLuther Vandrossの歌声もやはり素敵だし(涙)、それに寄り添うJadakissも紳士でカッコイイんです(輝)。Baby Grand製作の「I Tried」では、その甘酸っぱい爽やか歌声に定評のあるAvery Stormが参加、やはり他とは違ったナイスな仕事っぷりですね(天晴)。「Rockin' With The Best」では再びThe Neptunesが登場、彼ららしい夜景メロウトラックに、Pharrellのハイな歌声も乗っかるナイスミッド。Mr. Porter製作で若手実力派シンガーJazmine Sullivanを起用した、センス良過ぎる「Smoking Gun」、これは正直Jazmine Sullivanの慈悲深い歌声にしんみりしてしまいます。Swiff DとEddie FがRare Earth「Warm Ride」をサンプリングした「Cartel Gathering」では、Ghostface KillahとRaekwonのWu-Tang Clan要員が参戦した男らしい一曲。それよりも男臭くてごついのがNeenyo製作の「Come And Get Me」、S.I.とSheek Louchがマイクを回します。晴れてレーベルメイトとなったNe-Yoが参加の「By My Side」はEric Hudson製作曲、ベンベン鳴るベース音がゾクゾクするシックな電子チューンに、Jadakissの抑え気味のラップとNe-Yoの青臭いマッタリした歌声が響くナイスな一曲。映画『Notorious』に使われている「Letter To B.I.G.」はNeedlz製作、客演にはBiggieの奥様Faith Evansが参加。「This Time I'll Be Sweeter」を使った哀愁漂う泣けるブルージー曲で、Faith Evansの優しい歌声がまた綺麗で涙を誘います。「Something Else (Remix)」ではYoung Jeezyはそのままに、Snyp LifeにBullyにAPにBoo RossiniにBlood Rawと、ちょっと知らない面子でマイクリレー。The Alchemistが製作を担当した「Death Wish」ではLil' Wayneが援護射撃、スリラーホラーっぽいミステリアスなトラックにはJadakissもLil' Wayneもバッチリお似合い、Weezyのあのチロチロと這うようなラップも健在でやはり中毒性が高いですね。

確かに僕はJadakissが大好きです、五本の指に入る程です。がしかしそんな贔屓は無しにしても、Jadakissの本作は素晴らしい仕上がりになっています。程よいProducerと客演の配置で、Jadakissの旨味はきちんと出されています(玄人)。せっかくのRoc-A-Fella移籍初作品なんですから、Jay-ZやFreewayやJust Blazeにも参加してほしかったってのも本音ですが、まぁ十分ですよね(我侭)。Jadakissお得意の“ひゃっはーーーーーッ♪”も思う存分に聴けます、これは絶対に購入すべきです、今一度Jadakissの格好良さを知って下さい(激薦)。