RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

04 2010
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Meth.Ghost.Rae.「Wu-Massacre」
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Method Man、Ghostface Killah、RaekwonのWu-Tang Clanでも人気のある3MCが組んだ話題の一枚『Wu-Massacre』を御紹介。あれだけキャラの濃い武闘集団Wu-Tang Clanの中でも人気が高いこの三人(グループ名は結局決まらなかった様)が揃うという事で、これはWu-Tang Clan作品の一環として捉えてもいいのではないかと思います。まずこのアメコミタッチのジャケットが最高に熱いじゃないですかッ(興奮)!Meth=Johnny Blaze、Ghost=The Killah、Rae=Da Chefのa.k.a.もやっぱりいつ聴いても痺れますよねぇー(興奮)。
それでは気になる内容をご確認したいと思いますね……まずはBT製作でBlack Ivory「I Keep Asking You Questions」を下敷きにした「Criminology Part 2.5」、派手さとシリアスさを兼ね備えた燻し銀の一曲で幕開け。この三人がマイクを回せばもう向かうところ敵無し、これだけキャラが恐ろしく際立っているからこそWu-Tang Clanが凄まじい人気グループだったのだなと改めて痛感(崇拝)。続いてはMethod ManとRaekwonがガチで衝突かる男臭い&轟々しい「Meth Vs Chef 2」、Wu-Tang作品で御馴染みのMathematics製作でRhythm Roots Allstarsなるグループが叩き壊す太鼓ロールが武骨さを助長する骨太な一曲。「Smooth Sailing(Remix)」ではMeth×Ghost×Streetlife、フックをSolomon Childsが担当、Ty Fyffe製作でBunny Sigler「Tight Fit」をサンプリングした吠え系のソウルフル曲でこの埃っぽい感じがたまらなくカッコイイ。「Our Dreams」はWu-Tang Clanの頭脳であるRZAが製作(興奮)、しかもサンプリングネタに亡きMichael Jacksonの「We're Almost There」をガッチリ使用(涙)。煌びやかにドリーミーに流れるメロディにGhostの熱い声&Methの煙たい声&Raekwonの冷たく鋭い声が交錯する最高にカッコイイ一曲、フックではもうMichael Jacksonの歌声をそのまま弾けさせるRZAの粋を感じる一曲(鳥肌)。けたたましい銃声に早回し声がグルグルとフックして迫り来る「Gunshowers」はDigem製作で、The Escorts「La La(Means I love You)」をブツ切りカットしてパッチワークした荒い一曲。ここではMeth×Ghost×Ispectah Deck×Sun Godがマイクリレー。Raekwonの冷たくも鋭い抑えたフロウでジリジリと攻撃する「Dangerous」はMathematics製作、The Temprees「Explain It To Her Mama」を下敷きにした硬質ドラムスビート&ソウル声が絡んだコレも骨太ながらメロディも活きたトラックで、こういうシンプルにビートで勝負する曲は三人のスキルを存分に発揮させます(熱狂)。Emile製作の「Pimpin' Chipp」はGhostソロ曲、70年代ブラックムービーみたいな電子音&ホーン散りに、Ghostの吹き飛ばす様に放つ熱風フロウが熱過ぎる一曲。レコードをバキバキに折って無理矢理掛けたような荒さ&派手さがたまらない「Miranda」、製作はMathematicsでLinda Jones「Let It Be Me」 をサンプリング。女性ヴォーカルの破片とオルガン調のメロディ、曇った音、そして繰り返される“Miranda♪”で脳天直撃間違いなしの中毒曲(痺)。「Youngstown Heist」ではGhost×Trife×Sheek Louch(!)×Bullyがマイクリレー、Scram Jones製作でBrothers Unlimited「Life, Dreams & Death」を下敷きにした、ロック剥き出しで吠える激熱なトラックに汗がほとばしる男臭い一曲。ギチギチと鳴る金属音ビートに宇宙系シンセがクールにつんざめく「It's That Wu Shit」もScram Jonesが製作を担当、Fantasy Three「It's Your Rock」をサンプリングした空間浮遊系のトラックで軽くなりがちですが、Rae×Ghost×Methの三人が超重量級な為そんな心配は皆無(重厚)、鋭さが増すのみでパンチ効いてますから(失神)。

最近のHip Hopだけが最高だなんて思っている若い男性諸君、そんな寝言はこの一枚を効いたら吹っ飛びます(苦言)。Wu-tang愛好家にはきっとたまらないであろう一枚、この三人が揃うってのがもう鼻血出るくらいに痺れちゃいますよねぇ(涙)。曲数は少ないけれどこの破壊力ならそれだけでもう充分、ソウル&武骨でこってりと味付けされていて血が沸きます。こうやって聴いているとやっぱりOl' Dirty Bastardがいないのが寂しい、ODBのキャラも凄まじかっただけに(涙)。とにかくすぐに購入してください、カッコ良かったですから。これは余談ですが、冒頭で触れました本作のアメコミ仕様のジャケット、どうやら三者三様のパターンがあるみたいです。

Wu-Massacre_Meth_Cover.jpg Wu-Massacre_Ghost_Cover.jpg Wu-Massacre_Rae_COver.jpg

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Monica「Still Standing」
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デビューからもう15年となる大ベテランであり、女性シンガーの草分け的存在でもあるMonicaの通算六作目となる『Still Standing』を御紹介。プライベートでの様々な困難を乗り越え、今や二児の母として子育てに歌手にと頑張るMonica。そういった幸せが彼女をさらに綺麗に魅力的にしている事を感じるこのジャケット、しっかしMonicaは美人なのかどうなのか分かりません(笑)。本作もちょっと延期されたりしたので発売が不安でしたが(以前『All Eyes On Me』は日本以外ではお蔵入りになった事も)、こうやって無事に手元に届いてよかったです(安堵)。
それでは簡単に内容をさらってみますと……まずはシングルヒットしている「Still Standing」でキラキラと幕開け、製作はBryan-Michael Coxが担当(ソングライトにAdonis Shropshire)。Bryan-Michael Coxらしいピアノ鍵盤から始まるも曲はピコポコなクールなコスモ曲、ソリッドな黒空間を撫でるMonicaの歌声は相変わらずお美しい(平伏)。客演にはMonicaの従兄弟だというLudacrisが参加、相変わらずのデカ口で木っ端ドカンと早口ラップでナイス援護射撃してくれます。続く「One In a Lifetime」は久々のLos Da Mystroが製作曲、煌めく電子音に不思議な響きで鳴り続けるパーカッション、そこに絡むMonicaの艶やかな歌声とピアノ旋律が美しいメロディで思わずウットリ聴き入ってしまうクールドリーミーな一曲。「Stay Or Go」はBei Maejor製作(Co製作にNe-Yo)の透き通るような雪光がひらひらとトラックを覆うクリスタル曲、“とどまるの?それとも別れたい?♪”と詰め寄る女性の気持ちを歌った詩はNe-Yoらしい美しさ&生々しさ。この曲は最近っぽいポップ寄りの純白曲なんですが、途中のメロディ展開&ヴォーカルワークなんかはオールドソウルな雰囲気で親しみ易い。「Everything To Me」はMonicaと相性抜群のMissy "Misdemeanor" Elliottが製作(Co製作をLamb、ソングライトにJazmine Sullivan)、Deniece Williams「Silly」をサンプリングしたハートウォーミングな王道ソウル曲。真っ直ぐ過ぎるほどな愛を丁寧に心込めて歌ったラヴソングで、最近じゃ聴かないその率直さになんだか感動。続く「If You Were My Man」もMissy Elliottが製作を担当(Co製作をLamb、ソングライトにJazmine Sullivan)、電子鍵盤を軽く鳴らしたちょっぴりエレクトロなゆったりディスコチューンはEvelyn Champagne King「Betcha She Don't Love You」使い、Monicaの弾けるようにフレッシュな歌声がほとばしる懐かしポップな一曲でグッド。Jim Jonsin製作の「Mirror」も鉱石っぽいダークなエレクトロを散りばめたクール曲なんですが、Monicaの深く艶やかな歌声にもピッタリ合った一曲。「Here I Am」はPolow Da Donが製作を担当(ソングライトにEster Dean)、自分も相手も相手がいるダブル浮気を歌ったこの曲は素晴らしい出来映え。滑らかで悩ましいメロディがジットリ心を濡らす、フックでのMonicaのファルセットでの繊細な歌声も素敵なトロ~リとセクシーな一曲(溺愛)。Bryan-Michael Cox製作(ソングライトにJohnta Austin)の「Superman」もしっとりと美しい流麗&しなやかな美メロチューン、“あなたに出来ないことはない、一緒にいたい、同じ気持ちだといいな、わたしのスーパーマン♪”と歌う詩が可愛すぎるラヴソング(理想)。「Love All Over Me」では遂にJermaine Dupriが製作で登場(Co製作にはBryan-Michael Cox)、ピアノ旋律と柔らかシンセを綺麗に調合した綺麗なバラードで、Monicaの淀みなく真っ直ぐ伸びゆく歌声が美しくて溜息が漏れます(癒)。最後を飾る「Believing In Me」はStarGate製作曲、爪弾くギターに悲しいメロディがしとしとと鳴る失恋曲。国内盤にはボーナス曲としてMissy Elliott製作(Co製作にLamb & TJ)の「Blackberry」を収録、これがJamie Foxx feat. T-Pain「Blame It」をより滑らか&艶っぽく仕上げた様なオシャレでセクシーなスペイシー曲で素敵なんです(惚)。

う~~~ん良かったぁ~~~(感動)、電子音を使いながらも綺麗で艶やかな曲に仕上げるMonicaの熟した女性の輝き&魅力にどっぷり浸かっちゃいました(溺愛)。Monicaはやはり素晴らしいシンガーですよねぇ、一流のProducer陣が上手くMonica色に染まった“これぞ僕の好きなR&B”というのを思い出させてくれた、ベテランらしい意地&余裕の一枚です。全10曲(国内盤は11曲)というコンパクトさも聴き易くて良いですね、最初はちょっと物足らないかなとも思いましたが(笑)。 Billboard Top 200でも堂々の第二位を獲得しているのも納得。

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Jay-Zのベスト盤の発売が決定
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“King Of Hip Hop”の称号を欲しいままにする帝王Jay-Z。
そのJay-Zのこれまでの鬼のようなヒット曲をほんのちょっと網羅したベスト盤の発売が、ここ日本で決定した様です(祝)。
このベスト盤は『Hits Collection Vol.1(予定)』と銘打たれており、Jay-ZのDef Jam時代に発表した楽曲群(つまり『Vol.3 ...Life And Times Of S.Carter』から最新作『The Blueprint 3』まで)からの選出の様です。
しかもこのベスト盤、通常版と限定Deluxe Editionの2パターンが用意されるみたいで、Deluxe Editionは2CDでレアトラックが収録予定との事(狂喜乱舞)。
Jay-Z蒐集家としてすべての作品をコレクションしている僕としては、別に購入するまでもないかと考えていたんですが、レア音源がもしも聞けるのであれば購入するしかないでしょうねぇ(期待)。

まだ収録曲は決定していない様ですが、まぁヒットシングルを網羅する形になるでしょうねぇ。
そこでまぁ簡単に予想したいと思います。

まずは絶対に収録されるであろう鉄板予想でいけば……

「Big Pimpin'」
Timbaland製作でUGKを客演に招いたサマーアンセム、Jiggaはライブでも必ず披露。
「I Just Wanna Love U(Give It 2 Me)」
The Neptunesとの初合体曲で特大ヒット、The Neptunesの代表曲でもありますし。
「Izzo(H.O.V.A.)」
これ入ってなかったら逆に文句続出ですね、当時まだ無名のKanye West製作でJackson 5「I Want You Back」早回し使用。とにかく可愛くてキャッチー、Jay-Zの別名である“Izzo”“Hova”もこの時に登場。
「'03 Bonnie & Clyde」
今や奥様となったBeyonceとの共演曲、2Pac「Me And My Girlfriend」も当時話題に。
「Excuse Me Miss」
The Neptunes製作の女の子を甘~く口説くシャンパンゴールド曲、ここで聴けるPharrellのハイファルセットな歌声が最高に素敵で痺れ上がりますよねぇ。Jay-Zのまったりと紳士なラップもキマってますよ(二枚目)。
「Change Clothes」
The Neptunes製作の華やか煌びやかオシャレチューン、このファッショナブルさは神憑りでした(痺)。
「Dirt Off Your Shoulder」
Timbaland製作のダークソリッドチューン、やはりJay-Z×Timbalandの相性が抜群である事を徹底的に証明。
「99 Problems」
Def Jam総帥のRick Rubinが製作を指揮、このロックなカットの激鉄チューンが最高に渋くてカッコ良かった(痺)。
「Show Me What You Got」
Jay-Zの盟友で、Jay-Z作品には欠かせないJust Blazeが製作を担当。Lafayette Afro Rock Band「Darkest Light」使いのドカチャカ暴走チューンで、聴くだけでテンションMAXになる一曲。
「Lost One」
驚く事にDr.Dreが製作したピアノ鍵盤ドロリ曲、Def Jamの新人女性Chrisette Micheleの起用もアクセント。
「Roc Boys(And The Winner Is...)」
The Menahan Street Band「Make The Road By Walking」を下敷きに派手なホーンが鳴る、Jay-Z率いる“Roc-A-Fella”の軍歌としてもこれから歌い継がれるであろう一曲。
「Blue Magic」
The Neptunes製作の電子音とパーカッションのスカスカ隙間がたまらなく渋い一曲、こういう毛色の違う(特殊なトラック)を創るThe Neptunesも凄いけれど、これをサラリと起用し乗りこなすJay-Zの力量に感動。
「D.O.A.(Death Of Auto-Tune)」
流行に流されるばかりの音楽シーンに警告を与えた、Hip Hop界を牛耳るJay-Zらしいエンターテイメント爆発の一曲。しかしこれがNo I.D.製作の生演奏感たっぷりの骨太トラックが激渋で、これぞ皆が忘れていたHip Hopというものを思い出させてくれた価値ある一曲。
「Run This Town」
Jay-Z×Kanye West×Rihannaという今のDef Jamを代表する三大アーティストが集結し“俺達が街を仕切っている”と高らかに宣言する震える一曲(畏敬)、これはDef Jam側としても絶対に入れておきたい超効果的&説得力のあるコマーシャル曲。
「Empire State Of Mind」
最後を締め括るのはきっとこの曲なのではないでしょうか、Jay-Zにとっても久々のロングランヒットを記録した重要な一曲。あのAlicia Keysを招いた時点で勝ちは見えていましたが、これほどまでのヒットとなろうとは(汗)。Jay-Zだけでなく大都会New Yorkをも代表する一曲となりましたよねぇ(感動)。

…の以上全15曲をチョイス、と言うより全てをシングルでまとめました(笑)。
これで充分にヒット曲が満載ですし、Jay-Zのキャリアを簡単に網羅できる一枚です。
とは言ってもこれはあくまで僕の予想です(笑)、実際はどういった楽曲が収録されるのでしょうか。

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Latif「Love Is Love」
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03年に「Love In The First」でデビューし、その後は他アーティストにソングライト提供したりなどしていたLatifの通算二作目『Love Is Love』を御紹介。LatifはMotown Recordsを離れ、本作は最近よく名前を見かけるManhattan Recordsからのリリース。前作を聴いて正直にここ日本でウケが良さそうだなぁと感じてはいましたが、本作は日本独占発売との事でちょっと複雑な気持ちですねぇ(苦笑)。最近はここ日本でもやたら柑橘系の爽やか男性シンガーがもてはやされていて、そういう時流はちょっと嫌いなんですが、Latifは前作が良かったからすんなり購入しました(天邪鬼)。
それでは気になる内容を御紹介したいと思います……まずはあの売れっ子チームStarGateが製作した甘酸っぱいメロウチューン「Promise Me」で切なく幕開け(胸締)、StarGateらしいハープっぽいクリア×刹那のメロディラインがすごく綺麗で胸キュンですし、そこにスーッと絡むLatifの炭酸水のように透き通った“ぷろぉみすみぃー♪”が耳に優しく馴染む一撃必殺のハートチューン(巧)。「U Think U Know」は前作でも多くの楽曲を提供していたRyan Leslieが製作&客演、流麗でしなやかなピアノ鍵盤にクラップビートを散らばしたこれも切なくドラマチックな一曲。Latifの時折泣きそうな、でも時折振り切るようにサッパリと広がるヴォーカルも素晴らしいし、Ryan Leslieのラップ援護射撃(!)もなかなか良いアクセントに。「Don't Wanna Be」は再びStarGateが製作を担当、ここではシンセを効果的に跳ねさせながらも、やはり彼ららしい切ないポロロン音を敷き詰めたファンタジーメロウなトラックでLatifの歌声にバッチリお似合い。「Say Something」はFredroなる人物が製作を担当、リズミカルに鳴る太鼓音がトラックにスピード感を生み出した爽やかな滑走チューンで、Ne-Yo「Stay With Me」みたいなタッチ。「Leaf In The Win」はあのIvan Barias & Calvin HagginsのA Touch Of Jazz流派が製作、これぞPhillyな風香るトラックはすごく心地良くてLatifの歌声も爽やかにドリーミーに響いて気持ち良さそう(溺)。James "Slim" Roseなる人物が製作した「Never Looked Back」は、The-Dreamっぽいフック繰り返しがまったりと絡まるのが心地良く、単調に鳴らす鍵盤音にLatifの歌声が揺れながらリフレインするなかなか素敵なミッドチューン。そのJames "Slim" Roseが引き続き製作する「Next Girl」、どこか懐かしく馴染みやすいメロディ展開でノスタルジックな音使いが印象的。僕的に要注意なProducerのBrian Kiddが製作を担当した「Sweet & Sour」が素晴らしい、玩具っぽく鳴るピコピコ音と揺らぐシンセの隙間具合が絶妙な宇宙遊泳曲で、Latifのハイな歌声が活きた良い曲。「Departure」は新進気鋭のWarren "Oak" Felderが製作を担当、こちらも宇宙船の中のような浮遊感&機械感&Latifのヴォーカルエフェクト加工で不思議な魅力に惹き込まれてしまう中毒性のあるスペイシー曲。「Alarm Clocks & Dreams」はJames "Slim" Roseが製作、これもすごくドリーミーでThe-Dream節な単調ループを追いかけるキュートさ詰め込んだリフレイン曲。T-Town製作の「Sun Comes Up」は最近らしい四つ打ちエレクトロチューン、こういうのはもういいかなって感じですね(遠慮)。The Matrax製作の「Future」はかなりJ-POPっぽい親しみやすいメロディで聴き易さ抜群、なんなんだろこの感覚。HiBoy製作のチキチキハイハットが鳴る「Rock It」はこもったシンセサイザーが不思議な世界を象るメロウ曲で、Latifのフックでの伸びのあるヴォーカルがじんわりと沁み込んでくるなかなかドリーミーが効いた一曲でグッド。最後を締め括るのは御大Teddy Pendergrassの名曲カバー「Love T.K.O.」を収録、Teddyとは全く違う声質ながらしっとり聴かせてくれます。

うん、日本人にウケそうなトラック群ばかりながらもきちんとLatifらしさが出ていて、嫌味じゃない程度のメロウさが好印象でした。出来ればUS本国でも出して欲しいけれど、どうも無理そうですねぇ。前作ほどではなくともちゃんと豪華な製作陣がついていて、そこも安心しました(安堵)。最近の清涼感溢れるR&Bが好きな方は要チェック間違いなし、日本では間違いなく売れる一枚でしょうねぇ。

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Latif「Love In The First」
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老舗の名門大手レーベル“Motown Records”が送り出した Philadelphia出身の若手シンガー、Latifのデビューアルバム『Love In The First』を御紹介。Latifといえば絶対に出るのが偉大なるシンガーのTeddy Pendergrass、Teddy Pendergrassとは家族ぐるみの付き合いだったらしく、音楽の師匠とも考えているのだとか。あんまりビッグネームの名前をちらつかせるのは好きじゃないんですが、それでもあのMotown Recordsが認めたんだからその実力はきっと折り紙つきに決まってると思い購入していました(安心)。
それでは気になる内容を御紹介しますと……電話のプッシュ音から始まるメロウジャム「I Don't Wanna Hurt You」で流麗に幕開け、製作はTeddy Bishop(ソングライトにSean Garrett参加)でEl Debarge「Time Will Reveal」を使用。爪弾くアコギにLatifのなんとも甘くしとやかな歌声が悩ましくてたまらない、胸が思わずキュンとなる素敵なスロー。「Who's Loving Her Now」は同じアコギながらエッヂーで尖った弾き方でクールさが際立つ一曲、途中で鳴るピューンピューンみたいな光線音もナイスアクセント。フックでの重ねられたLatifのヴォーカルも甘くも冷たくてカッコイイ、製作はGreg Charleyが担当(ソングライトにJohnta Austin)。「It's Alright」はなんとRyan Leslieが製作、かなり音数少なく低くベインと鳴るシンセの連続に、ちょっぴりとぼけた子供っぽいメロディが可愛い一曲。Mathew "Matlock" RobinsonとDavid Chanceが共同制作の「Without You」はポワワンと鳴るシンセにピアノ旋律がちょっぴりドリーミーで妖艶な、メロディが甘く切ない大人のスローバラード(甘美)。途中でちょっぴりエフェクト加工したヴォーカルもイイ塩梅でグッド、Latifの底なしに甘いしっとりシルキーな歌声にバッチリ似合った必殺曲ですね(胸焦)。Harold Melvin & The Blue Notes「Let's Get Together Soon」をサンプリング使用した「Can't Let Love」はMechalie JamisonとAndy C.が共同制作、これもなんだか可愛くておとぎ話っぽいポワワン鳴りが面白い一曲。D. "French" Spencer製作(ソングライトにSean Garrett)の「Girl」では一転してソリッドでエッヂの効いたダークアッパーを展開、Latifの挑発するような歌声もなかなかカッコ良く、どことなくOmarionに似た鼻の抜け方がイイ感じ。引き続き電子音の弾けるようなリズムで疾走する超クールでファッショナブルな「Put Me On」、製作はBryan-Michael Coxが担当。この電子鍵盤の無機質な鳴りはThe Neptunesっぽいけれど、ドカドカと派手に(でもタイトに)振動する太いビートはJermaine Dupri譲りかな。この曲はとにかくカッコ良くてLatifがただ甘いだけのシンガーでない事を歴然と証明、まるで踊りながら悠然と歌えるシンガーなんじゃないかと思わせる出来映え(賛辞)、これで誰か一人MCを招いたらもっと熱い一曲になったでしょうねぇ(惜)。「My Man's Girl」はA.D.(Adonis Shropshire)が製作、小気味の良いラフなノリがすごく心地良くてPhillyっぽさを感じないでもない爽やかソング。続く「Love In The First」もA.D.が製作、これもちょっぴりアジアンな琴音がバックで流れる流麗かつドラマチックな一曲で、Latifの歌声もすんなり甘酸っぱく染み入るナイスなミッド曲。「My Sister's Girlfriend」もA.D.が製作、ここではレーザー銃みたいなピュンピュン音の交錯にドカッドカッと重たいビートが跳ねる近未来曲でライトなタッチが素敵。乾いたギター弦がスパイシーな「Rain Will Go Away」はRyan Leslie製作、どこか物悲しげで影のあるメロディにLatifの細く繊細なファルセットがしんみりと響き渡る哀愁曲。オモチャっぽく可愛い鍵盤音に小鳥のさえずりが聴こえる煌びやかな天国曲「Heavenly」、これもRyan Leslieが製作を担当。最後を飾る「I Don't Blame You」もRyan Leslieが製作を担当、ヒラヒラと鳴るピアノ鍵盤にまったりと絡む優しいメロディが心地良くて(癒)、Latifの滑らかですべてを包み込む甘美な歌声がすごく素敵な優美バラードに仕上がっています(輝)。

全体的にみてものすごくまとまっている一枚、突出した曲はなくとも充分に聴かせてくれる良質な一枚となっています(賛美)。Latifの歌声がすごく甘くて爽やかでクリアで綺麗、2003年の作品ですがもう少し後に発表していたら、きっともっと売れていたろうと思います(時期尚早)。Motown Records輩出だけあって実力は充分、これで国内盤が出ていたらもっと違っていたのに(残念)。最近のR&Bが好きな方は是非どうぞ、かなり良い感じに仕上がっています。

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Mob Squadって御存知?
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Hip Hop界の王座にいるJay-Z、そんなJay-ZがDef Jamに引き入れたYoung Jeezy。
Young Jeezyに冠しては当時のサウスの新星として登場し、その後メキメキと頭角を現し、その素晴らしい客演は数知れず、Young Jeezyが援護射撃を放てばたちまちヒット間違い無しですねぇ。今や押しも押されぬスター、Hip Hop界の要注意MCの一人となりました(急成長)。
そんなYoung JeezyにはJay-Zも一目置いている様で、最新作であり傑作『The Blueprnt 3』の「Real As It Gets」で共演相手にYoung Jeezyを指名。Young Jeezyもその期待を上回る存在感で見事な競争曲に仕上がっていましたよねぇ(感動)。
ちなみに僕はYoung Jeezyが結構好きで、あのしゃがれた声での“じぃぃぃぃやあぁぁぁ♪”とかが凄く耳に残るし、その対応できるフロウの巧さが素敵。英語分からない僕には嬉しい“独特な声&間合い”で聴かせてくれるMCで御座います。

そんなJay-ZとYoung Jeezyが新たなチームを組むそうなんです、その名も“Mob Squad”なるチーム。
しかもこのチームにはJay-ZとYoung Jeezyともう一人が参加、その残る一人というのが……

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そう、R&B界の期待の新星Trey Songzなんです(驚)。
ここ最近のTrey Songzの活躍ぶりも確かに目覚しいものがありますが、この抜擢はちょっと意外ですね。Jay-Zほどの大ベテランなんですから、もっと物凄い面子とドリームチームを組む事も容易に可能なんでしょうが、そこをあえてまだ若いこのYoung JeezyとTrey Songz(とはいっても両者ともに人気実力あり)と手を組むというのがイイ。
常に新しくフレッシュな事に挑戦したがるJay-Zらしい企画、物ッ凄い期待が膨らみます(爆発寸前)。

何曲かレコーディングはしてるみたいですが、まだ詳細は不明。
是非とも実現して頂きたいですねぇ……楽しみ。

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Guruが逝去
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Hip Hopの黄金期を支えた伝説のグループ、Gang StarrのMCのGuruが4月19日に亡くなりました(涙)。
DJ Premierと数々の傑作を遺したその功績はあまりにも大きく、またソロで出し続けた“Jazzmatazz”シリーズもそのJazz/Soulセンスから素晴らしい評価を獲得していましたよねぇ。
心臓発作で倒れたと報じられた後、快方に向かっているとも報じられ安堵していたのも束の間、享年43歳という若さで逝去してしまいました。

素晴らしいHip Hopを有難う、Guru。
ご冥福をお祈り致します……。

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Andrea Martin「The Best Of Me」
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ソングライター、Producerとして多くのR&Bアーティストに楽曲提供しているベテラン裏方、Andrea Martinのデビューアルバム『The Best Of Me』を御紹介。Andrea Martin、どこかで名前を見た事あるなぁ……なんて思っていたら、MonicaやEn Vogue、Toni Braxton、The Braxtons、Angie Stone、最近ではLeona Lewisにまで楽曲提供しているではないですか(驚)。最初に発見した時はそのジャケットの地味ながらも風情がある感じと、名前に聞き覚えがあるくらいで購入していました(浅)。あとはExective ProducerとしてあのClive Davisの名前がクレジットされていて、こりゃ間違い無さそうだと思っていました(笑)。
それでは気になる内容を御紹介したいと思います……始めに述べておきますと、ほぼ全曲のソングライトにAndrea Martinが関与しています(当然)。さてまずは「Let Me Return The Favor」をあのRodney "Darkchild" Jerkinsが製作(驚)、ドゥンドゥンと低く鳴るビートにティリティリと小気味良く聴こえる電子音が凄くクール、そしてAndrea Martinの少しハスキーで木枯らしっぽい切なさが込み上げる歌声が素敵。「Baby Can I Hold You」はWyclef JeanとJerry "Te Bass" Duplessisが共同制作、彼ららしいちょっぴりカリビアンでほんのりHip Hopエッセンスの効いたオーシャンチューンで、ここでもAndrea Martinのゆったりと風に乗せる様な歌声がものすごく心地良いんです(溺)。なかなかエッヂーでスリリングな現代風R&Bトラックの「Share The Love」はEdmund "Butter" Clement製作(Co製作をMark "Gucci" Pitts)、途中でレゲエチックな歌い回しも聴かせてくれるAndrea Martinに素直に拍手。そのイントロからして溜息漏れそうなぐらいに美しく流麗なアコギメロディの「Steppin」、製作はCutfather & Joeのコンビが担当。爽やかな風が優しく吹き抜ける素敵なメロウ曲で、温かなアコースティックギターの弦律に時折響く機械チックな叫び声がナイスなアクセント。再びCutfather & Joe製作の煌びやかで朗らかなシュガーチューン「Breaking Of My Heart」は彼女の盟友ともいえるIvan Matiasとのデュエット、Ivan Matiasもスベスベと滑らかで優しいイ~イ歌声していますよ。爪弾くギターのメロディにAndrea Martinの切ない歌声がそっと寄り添う「The Best Of You」はSoulshock & KarlinのSoulpowerコンビが製作、飾り気のない純粋で汚れのない美バラードで、Andrea Martinの深みのある(高音と低音の音域が結構広い)歌チカラにうっとりと聴き惚れてしまいます(溺)。「Do You Really?」はKenny "Smoov" KornegayとDarryl "88" Youngが製作を担当、Cerrone「Rocket In The Pocket」をちょっぴり拝借しファンキーさも加味した哀愁系ナンバー。そして本作の注目曲があのOrganized Noizeが製作の「Set It Off」、客演にはそのOrganized NoizeとQueen Latifahが参加。ゆったりとしたグルーヴがどこかドロッとした南部風味のソウルが漂うダークチューンで、吐息のようなAndrea Martinの歌声に、Queen Latifahの切れ味抜群のラップがあまりにカッコイイ一曲。Black Sheep「Choice Is Yours」をサンプリングした「Hung Up」はTony MaseratiとPeter Morkanが共同制作、オシャレで大人っぽい色香も漂わせながらも、どこかキュートさも兼ね備えた清涼系のミッド曲。引き続きPeter Morkanが製作を担当した「How Could You Forget」は真っ直ぐと素直に美しいと感じるスロー曲、淀みのないAndrea Martinのコクのある歌声に説得力があって、聴いていて癒されます。「Dear Lord」はAndrea MartinとIvan Matiasの御馴染みコンビが仲良く製作、オルガン調のブルージーな心温まるメロディと、Andrea Martinの真摯で情感溢れる歌声が自然と心に染み入り、涙が零れる美曲に仕上がっています(感動)。最後を締め括るのはオマケ的なMix曲「The Best Of You(I-Boogie Mix)」なんですが、驚くなかれ、なんとあのLauryn Hillが製作(GuiterもLauryn Hillが演奏)しているではありませんか(衝撃)。いかにもLauryn Hillらしい南国風味に影を差した一曲で味わいが全く違う、でもAndrea MartinとLauryn Hillの声質が似ているようで違和感まったく無し。冒頭と最後の方ではLauryn Hillの声が少し聴けますよ(幸運)。

……いや良かったですよ、何も知らずに購入して得しました(笑)。意外と豪華なProducer陣が参加していますし、なによりAndrea Martinが普通に良~い歌声していたからどっぷり浸かる事が出来ました。中の写真を見るとちょっとロバ顔で残念でしたが、収録されている曲目自体はとても良かったです。ソングライトも出来て歌も歌えるってのはやはり強み、まだまだ裏方でも活躍して頂きたいですね(応援)。

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Chris Brown「Graffiti[Deluxe Edition]」
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“Next Michael Jackson”とも称され多くの期待を背負うR&B界の神童、Chris Brownの通算三作目となる『Graffiti[Deluxe Edition]』を御紹介。Rihannaとのあの一件でちょっと嫌いになってしまった感は否めませんが、でも誰にでも過ちはあるのだし、Chris Brownも反省しているのだから目を瞑る事にします(沈黙)。しかし音楽的にはやはり大成功を収め、確実にスターの座を射止めつつあるのも事実、やはり実力者でございます(折紙)。そんなゴタゴタ問題をクリアしながら発表された本作、Chris Brown的にも大きな意味のある一枚なのではないでしょうか(推測)。
それでは気になる内容を御紹介します……まずは先行カットとして話題となったSwizz Beatz製作のバンギンチューン「I Can Transform Ya」、Swizz Beatzに加えてLil Wayneも客演参加という最強召還術。マシーンチックなザキザキ音の連続に荒いエレキギターがつんざめく、いかにもSwizz Beatzらしいバギバギに尖ったハード過ぎる一曲。Chris Brownも甲高いヴォーカルが良いしSwizz Beatzの合いの手も最高にアガル、しかしここで一番カッコイイのは威風堂々とヘラヘラしてくれたLil Wayneより他ないです(流石)。Big Makk、Keith Thomas、Big Lo、Moe Faisalが共同制作したThe-Dream節が効いたリフレイン曲「Sing Like Me」、ちょっぴり中華風味のメロディも煌びやかに優美で素敵です。Adam MessengerとNasri Atwehが共同制作した深みのある純白で広大なスロー「Crawl」、失った愛をもう一度取り戻すために強くなろうとする男の心情を切なくも力強く綴ったラヴバラード。この曲にはR&Bの装いはもはや皆無、しかしこの全てを解き放つように伸びやかで純度の高いメロディが素晴らしく、Chris Brownの青い歌声が見事にキラキラと輝いた好バラード(感動)。続いてもヒラヒラと舞うようなピアノ旋律を主軸にした儚い「So Cold」が煌びやかで透き通っていて美しい、製作はPolow Da Don(ソングライトにEsther Dean)、“もし彼女と会うことがあるなら、伝えてくれるかい、寒すぎるって……♪”と涙声で歌うChris Brownが胸を締め付ける失恋曲(泣)。「What I Do」はThe Runnersが製作を担当、突き抜ける様な歌い方や早口で捲し立てるヴォーカルが面白い、客演にはPliesが参加。レトロでポップなエレクトロ音に硬質ドラムスが跳ねるキュートな「Famous Girl」はRyan Leslie製作、やっぱりRyan Leslieは電子音使いが巧くて素晴らしいです(誉)。Tha Bizness製作のどこか宇宙感覚な不可思議エクスタシー曲「Take My Time」では熟練Tankと共演、Chris Brownの青く甘い歌声とTankの濃厚で芳醇な歌声がジットリと絡むナイススロー。懐かしの80年代ポップを思わせる四つ打ちキュートな「I.Y.A.」はFree School、エフェクト駆使で遊ぶエレクトロチューン。女性シンガーEva Simmonsを客演に招いた「Pass Out」はBrian Kennedy製作、流行のハウステクノっぽさ丸出しな電子曲ながらChris Brownの若く高いキャンディ声にはお似合い。Polow Da Donが再び製作したガチャガチャシンセの滑走チューン「Wait」では、Trey Songzとの若手人気実力派同士の共演が実現。どちらもきちんと個性を出し合っていて素晴らしい激突なんですが、そこにバッチリ華を添えるのは悪童Game、普段のヤクザっぽいラップとは違う鋭いラップで斬りかかります(一撃必殺)。若くしてスターとなった独りの男の苦悩と決意をChris Brownが優しく澄んだ歌声で歌うメッセージ曲「Lucky Me」、製作はJevon Hillが担当。音数は極めて少なく後ろで鳴るアコースティックギターの音色も静かで控えめ、だからこそ“有名になるのがここまでつらいだなんて、でもこの重荷は誰にも負わせたくないから、僕はこう言うんだ「僕はなんてラッキーなんだ」♪”と深々と切々と歌うChris Brownに思わず同情してしまう人間臭い一曲(感動)。Charlie Bereal製作の「Fallin Down」、これもR&B曲ではないけれどChris Brownだとしっくり来る。「I'll Go」はBrian Kennedy製作(Co製作をJames Fauntleroy)、ブルージーさも香る別離曲でこれも素敵。
そしてDeluxe Editionにはもう一枚ボーナスCDが付属されていまして、これがまた聴き逃し厳禁な楽曲が多いんです。スポットライトの様に照り輝くリフレインフックが耳に鮮明に残る「Gotta Be Ur Man」、製作はPolow Da Don。切なくも耳に名残のあるピアノのメロディに胸を打たれるセクシー曲「Movie」、製作はJevon Hill。掻き鳴らすアコギが爽やかな疾走チューン「For Ur ♥」、製作はFree School。Chris Brownがその甘酸っぱいハイトーンヴォイスを切なく締め付けるように張り上げる、突き抜けるように高らかなラヴソング「I Need This」はOak製作。アルプスチックなアコーディオンメロディにドリーミーな電子音が融合するまろやかな「I ♥ U」はPolow Da Don製作、ソングライトでも関与しているEster Deanの清廉な歌声がまた素晴らしいんです(助演女優賞)。Sean Paulが飛び道具客演したピコポコチューン「Brown Skin Girl」はScott Storch製作、Scott Storchっぽくないですが(笑)。電子光線が交錯しながら軽快にステップ踏んで踊り倒す「Girlfriend」はFree School、ちょっとぶっ飛びすぎですがLupe Fiascoの援護射撃でなんとか締まって聴こえます。完璧に四つ打ちでヴォコーダー使いがちょっと萎える「Go Away」はRyan & SmittyとThe Futuristicsが共同制作、でも聴いているうちにゴーゴーで“おうえーーい♪おううーー♪”とノッちゃってる自分もいたり(恥)。最後を飾るのはFree School製作の「They Say」、まぁエレクトロチューンです。

真っ白ながらも「Crawl」「So Cold」「Lucky Me」などの純白美曲はどれも素晴らしかった、若いChris Brownの青い歌声には無理なく(違和感なく)馴染んでいて良かったと思います(意外)。ただそれ以外に関してはやはりあまりにエレクトロ過ぎるかな(苦笑)、Chris Brownにしか歌えないダンスチューンとかアーバンなR&Bとかで半分埋めたら丁度良かった気がします(個人的感想)。ただChris Brownの一人の男としての苦悩やほんの少しの成長なんかも見え隠れしていて、パーソナルな面を少し掘り下げたなかなか良かった一枚だと思います(Chris Brownは多くの楽曲のソングライトに関与)。R&Bではけしてないですが、前述の三曲は素晴らしかったと思います。

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Travie McCoyが初ソロ作『Lazarus』のジャケット公開
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Gym Class Heroesのフロントマン、Travie McCoyのソロデビューアルバム『Lazarus』のジャケットワークが公開されました。
僕はそれほどGym Class Heroesには嵌らなかった性質ですが、このソロアルバムはちょっと気になりますねぇ。まずこのジャケットがたまらなく素敵、ほんわか絵本チックながらもどこかHip Hopしている遊び心満載のジャケットがグッド。
製作陣には御馴染みPatrick Stumpをはじめ、T-Pain、Cool & Dre、Bruno Mars、Danger Mouse、Detail、Chad Beatz(Tastemaker Music)、The Stereotypes、Infamousなど。客演参加として名前が挙がっているのは-Pain、Bruno Mars、Kesha、Colin Munroe、Cee-Lo(!)、Janelle Monáe、Estelleと、どちらもなかなかバラエティに富んだ頼もしい面々で御座います(期待)。
今のところリリース予定は6月8日とアナウンス(国内盤は不明)、これはちょっと購入予定となっています、お金に余裕があればですが……いや、多分買うでしょうねぇ(笑)。

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Kelisの新作『Flesh Tone』のジャケット公開
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Kelisが新作『Fresh Tone』のジャケットワークを完成、公開となりました。
どうですかこのジャケット……正直微妙な気がするんですが、僕だけ(笑)?前々作『Tasty』も前作『Kelis Was Here』もかなり素敵なジャケットだっただけに、なんだかちょっと複雑な気持ちですが、まぁ肝心なのは中身ですから、そこは目を瞑っておきましょうね(寛大)。
全米で6月6日に発売予定となっている本作には先行シングル「Acapella」を手掛けたDavid Guetta、DJ Ammo、Jean Baptiste、Diplo、Switch、will.i.am.などが参加予定で、やはりエレクトロ/ハウスな作品に仕上がっている模様です。ちなみにKelisは今はwill.i.amのレーベル“will.i.am Music Group”に所属しているそうで、全面的にwill.i.amがバックアップするみたいです。
僕はKelisって好きなんですよねぇ、世間的には『Tasty』収録の「Milkshake」なんでしょうが、あれは「Milkshake」だけでなくアルバム全体を通してかなり秀逸な仕上がりでした(絶賛)。そして次に発表された『Kelis Was Here』もセールスこそ揮いませんでしたが、内容はかなり素晴らしくて(特に後半の曲の流れは素晴らしかった)、もっと評価されるべき作品だったように思えます。

なので今度の『Fresh Tone』が流行まっしぐらのエレクトロ作品を聞いて少しテンション落ちていますが、なんとか起死回生の一撃を放って欲しいと願っています。出来ればもう一度、The Neptunesとガッツリ組んで一枚作って欲しいんですけどねぇ……無理な相談なのかなぁ(涙)。

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Estelle「Shine」
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英国はWest London出身でラップもし歌も歌えて、そのうえ曲まで書けるソングライターでもあるEstelleの通算二作目となる『Shine』を御紹介。あのJohn Legendの設立したレーベル“Home School”に移籍しての本作、つまりはUS市場にもガッチリと標準を定めた一枚となっている訳です。Estelleのデビューアルバム『The 18th Day』は本国イギリスではかなりの高評価を受けヒットを記録、様々な賞を受賞したようです。John Legendはそんな彼女のデビュー盤に客演参加し、Estelleに惚れ込んで自身の設立したレーベルに引き入れたとの事。
それでは本作の内容はどうなっているかというと……まずはヒットメイカーのwill.i.amが製作した「Wait A Minute (Just A Touch)」で渋めの幕開け、Edwin Starr「Easin In」をサンプリングしたオルガンっぽい歪みメロディとホーン、ポコポコビートが軽快に突き進むなかなか黒い一曲。カリブの潮風が香ってくる「No Substitute Love」はWyclef JeanとJerry "Wonder" Duplessisの名コンビが製作を担当、この曲はまるでLauryn Hillを髣髴とさせるトラックアレンジ(Estelleが歌とラップの両刀使いな辺りもLauryn Hillと共通している)で、そういう意味では極めてWyclef Jeanらしいし相性の良さを感じる一曲。そしてシングルヒットしたのが「American Boy」、will.i.am製作で客演にはKanye Westが参加という珍しいコンビネーション曲(驚)。will.i.amらしいライトなタッチのフューチャリスティックな軽やか浮遊する宇宙曲で、これにKanye Westのあのちょっととぼけた野暮ったいラップが綺麗に映えています。Aretha Franklin「Bridge Over Trouble Water」を下敷きにした温もりたっぷりなソウル曲「More Than Friends」、製作はKeezo Kane、まるでレコードを聴いてるような和やかで懐かしいメロディが素敵。売れっ子セレブDJのMark Ronsonが製作した「Magnificent」はKardinal Offishallが客演参加、ほどよくレゲエチックにキメる南国調の一曲。ハモンドオルガンっぽいメロディにレイドバックしたカリブ風が吹く「Come Over」はどこか哀愁が漂うアダルト曲、製作はSupa Dupasが担当。「So Much Out the Way」は再びWyclef JeanとJerry "Wonder" Duplessisが製作を担当、Bob Marley「So Much Things To Say」をサンプリングした南国寄りのHip Hop曲でラフにカッコイイ、これもどこかThe Fugeesを髣髴とさせる一曲。そして本作で最も好きなのが胸キュンなサマーアンセム「In The Rain」、製作はJohnny DouglasでLove Unlimited「Walkin' In The Rain With The One I Love」を早回ししたキュートさ弾ける素敵過ぎな一曲(惚)。“あなたとわたし、太陽が昇るまで雨の中で愛を交わすわ♪”とスッキリ歌い上げるEstelleの歌声がクリアで綺麗、海岸と青空がよく似合う颯爽系のメロウチューン。「Back In Love」はSteve McKieが製作を担当、彼が組み立てた硬質なドラムパターンにぽわわんと浮かぶドリーミーな鍵盤音がカワイイ一曲。「You Are」ではようやくJohn Legendが客演で登場、Tom Craskey製作のドカドカ小刻みに叩くトラックはHip Hop風味ながらも、Estelle×John Legendのソフトで柔らかな歌声の融合でほんわかと色っぽくぼやけるナイスな魔法。「Pretty Please(Love Me)」ではあの怪鳥の如きCee-Loが客演参加、Jack Splash製作の70年代っぽいレトロなノリが可愛く跳ねるポップな一曲で、Cee-Loのクァ~~~~ッと唸る高音ヴォーカルが最高に痺れる一曲でグッド。「Shine」は驚き、あのSwizz Beatzが製作を担当したアッパーチューン。ドッドドカドと跳ね回る様に鳴るビートに合わせてEstelleが撃ち放つようなスピーディラップをかます斬れ味抜群な一曲で、Swizz Beatzの合いの手もバッチリキマってます。とここまでが本作の内容で、国内盤にはこれらに加えて二曲のボーナス曲を追加。Smokey Robinson「Family Song」をサンプリングしたノスタルジー溢れる華やかキュートなラップ曲「I Wanna Live」はShawn Diggy製作、あのHi-Tekが製作&客演したストリングスの妙が光るダークメロウな「Life To Me」も聴き逃すには惜しい素敵な一曲。

うん、評判に違わずなかなか良かったですねぇ。ただそれほどまでにパンチがあったかというと、そうでもなかったかなというのが本音(辛口)。歌も歌えてラップが出来るというのはかなり特殊だから、もうちょっとそのメリハリを利かせて欲しかった気もします。でも普通に歌が上手いから、歌を主軸にちょっとラップする程度で今の形で良いんでしょうが(迷)。世間様の評価がかなり高かった本作、Black Music愛好家は押さえておかないとマズイみたいです。

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Ciaraの新曲は「Ride」
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Ciaraの新曲が解禁になったようです、その名も「Ride」だそう。
製作を担当するのは御存知、C. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nashの最強タッグ、客演には僕も大好きな破壊系MCのLudacrisを抜擢、これはもう準備万端といったところではないでしょうか。
ちなみにこの新曲「Ride」を含むであろう新作のタイトルも、Ciaraが『Basic Instinct』と発表しているようです。この『Basic Instinct』でもC. "Tricky" Stewart×Terius "The-Dream" Nashが全曲の製作監修を担当、これが吉と出るか凶と出るか、勿論きっと吉と出ると信じていますが。
前作『Fantasy Ride』もなかなか刺激的な内容で面白かったですよね、まぁちょっと奇抜過ぎて受け入れにくい曲も数曲ありましたが、その攻めの姿勢はかなり評価できましたねぇ(誉)。

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Ciaraはすごく可愛いし歌声もなかなか個性的で、そのうえダンスもかなり上手いから僕もかなりの期待を寄せている女性シンガーの一人です(最有力)。Rihannaがあれだけずば抜けて売れているのは独自の世界観を完璧に構築しているからだと思います、そういう意味ではCiaraはまだスタイルが確立できていない気がします(惜)。
でも僕はCiaraが大好きです、やっぱり可愛いですもんね(結局)。
という訳で新作期待しています。

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Timbaland「Shock Value II」
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長きに渡ってヒット曲を大量生産し続ける奇才、Timbalandのソロ通算三作目となる『Shock Value II』を御紹介。Timbalandは本当に凄い、次から次へと灰汁の強い独自のサウンドを展開、多くのアーティストから楽曲依頼がいまだに途絶えませんねぇ。そんなTimbalandもその長いProducer遍歴の中で少しずつサウンドは変化していて、最初の頃よりも少し垢抜けた感もありますね(いや、聴き手である僕らがTimbalandの音にようやく慣れたのかな)。Producerとしてだけでなく、アーティストとしても成功しつつあるTimbalandの放つ本作も要注目えすよねぇ。
それでは気になる内容を御紹介したいと思います……製作は全曲もちろんTimbalandが担当(共同製作も数曲)、多くのアーティストにヒット曲を提供してきた彼ですから、それは敏腕な客演陣が参加する事は必至でございます。まずはTimbalandの親友(弟分)ともいえるJustin Timberlakeと共演した「Carry Out」(Jerome "Jroc" Harmonと共同制作)、Timbalandらしいマハラジャ×エレクトロなドコドコ太鼓ビートがうねる癖のあるサイケ曲。そこに絡むTimbalandの低く太いバス声と、Justin Timberlakeの振動し重ねられた残像ヴォーカルが最高にクールで相性抜群。キュートな金髪娘JoJoをfeat.した朝焼けブライトな感じの「Lose Control」、ハンドクラップにエイエイな合いの手はTimbalandらしい灰汁の強さ、しかしJoJoの弾けるような歌声が眩しくて綺麗です。電子鍵盤を鳴らしてリズムを刻む閃光系の流線形シンセが妖しく美しい「Meet In tha Middle」(製作をPolow Da Don、Co製作をTimbaland)では、Brandyがオルターエゴの Bran'Nuとしてラップ参加。このカラフルながらも冷たくクリアなミネラルシンセメロディが素晴らしく明度が高く浸透する(惚)、Brandyもラップ格好良いし時折あの清廉な歌声を聞かせていて素晴らしい仕上がり。「Say Something」では大型新人のDrakeが堂々の客演、ビュイビュイと捻って鳴らされるシンセが鼓膜に巻き付き絡まる、やはりTimbalandらしい中毒性の高いメロディ(笑)。そこにDrakeの蛙っぽいあのラップと歌フックがさらりと流れる、Drakeの癖を見抜いたTimbalandの見事なProducer目線が功を奏した一曲。「Tomorrow In The Bottle」ではロックバンドNickelbackよりChad Kroeger、Timbalandの実弟のSebastianが参加、ロックっぽいカットを魅せながらもきちんとクラブ乗りしているラフにクールな一曲で、僕は結構好きな一曲。「We Belong To The Music」ではアメリカの人気女性ポップアイコンMiley Cyrusが参加、四つ打ちビートに乗っかってキュートに跳ねながら疾走するポップロックチューン。「Morning After Dark」(Jerome "Jroc" Harmonと共同制作)では御馴染みNelly Furtadoと、フランス人女性歌手のSoShyが参加。Timbaland得意のアラビアン味のメロディに電気系統を加えてクールにライトアップしたガチガチのデジタルチューン(妖艶)。Timbalandののたうち回る様なラップも面白く響いてくるし、女性人二人の癖強いセクシー声がまた面白くてたまらない真骨頂曲でグッド(最高)。Timbalandがヴォコーダー使いで歌ってしまう(微笑)デジタルカントリー調の「If We Ever Meet Again」ではKaty Perryが参加、ギター奏でながらどこか晴れやかなメロディを巧くクラブアッパー変化させた一曲。「Can You Feel It」ではフランス人女性歌手のEstheroと、Timbalandの実弟のSebastianが参加。ヴォコーダー使いでTimabalndが歌う辺り(微笑)といいそのメロディといい、まるでBlack Eyed Peas「You Gotta Feeling」をTimbaland流に裏アレンジした様な一曲。「Ease Off the Liquor」は本作唯一のTimbalandのソロ曲(Additional VocalにSoShy)、ありがちなクラブ向けデジタルアッパーと思わせつつ、途中のメロディ転調の凄まじさはやはりTimbalandの変態趣味が光ります。「Undertow」(The Frayとの共同制作)ではピアノロックバンドのThe FrayとEstheroが参加、The Frayの感傷的で内省的なピアノ旋律&歌声がすごく綺麗で澄んでいて、聴いててすごく癒される静寂曲(要注目)。「Timothy Where You Been」では人気バンドのJetが参加、Jetの温もり溢れるアコースティックサウンド&歌声が活きた一曲でこれも素敵。「Long Way Down」ではこれまた人気ロックバンドDaughtryが参加、硬質なバキバキロックしながらもどこか鮮明でクリアな感触のあるロック曲で聴き易さ抜群でグッド。「Marchin On(Timbo Version)」はOneRepublicの同名曲をTimbaland流にリメイク、そのOneRepublicも客演に迎えた一曲。Ryan Tedderらしい透き通った清涼感溢れるミネラルウォーター曲で爽快、Timbaland無しでも充分成立している感は否めませんが(笑)。「The One I Love」では才女で美女なKeri HilsonとD.O.E.が参加、しかし主役は完全にKeri Hilsonで彼女を存分に堪能するしかない一曲。最後を飾るのはTimbalandらしいピーヒャラな異国節が炸裂する「Symphony」、AttitudeとBran'NuとD.O.E.がマイクを回す意外と真っ直ぐHip Hop志向な一曲。

昔の初期黄金期のTimbalandの姿はもはやここにはありません、でもきちんとTimbaland味はしていてやはり噛めば噛むほど味が出るという病み付き感(笑)。本作では特にRock畑との融合が顕著、以前からRock好きを公言していたTimbalandですからこの共演は自然といえば自然か。でもR&B及びHip Hop好きには敬遠されるかもしれませんね、でも僕は結構好きでしたよ(特にThe Frayは俄然興味が沸くバンド)。とはいうもののやはりアーティストTimbalandにはそんなに惹かれない感が否めないのも本音、ちょっとパンチが弱いかな。そういう意味ではあの鼻声ネッチョリ高音のMagooと組んだ方が、かなり素敵な化学反応を起こしていると僕は思います。

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先日4月11日、僕の数少ない親友のイカちゃんとヒトミちゃんの結婚式がありました(祝福)。
僕らは高校時代からの友人なんですが、二人もその高校で知り合い、交際をはじめ、そのまま十年近く付き合って、一度も破局をしないまま、ついに結婚することになったというドラマチックな話。
僕はそんな大事な結婚式で友人代表のスピーチを頼まれまして、これで二度目です(涙)。

考えていけばいいんですが、何も考えずに会場入り。
いや、式のスピーチって何を話せばいいのかわからないんですよ、ただ褒め称えればいいらしいですが、
それもなかなか難しいというのが本音、だからあえて原稿も作りませんでした。
“その時の素直な気持ちを伝えよう”と思いながら、さていざ壇上に立つと……

頭真っ白(笑)、何を言えばいいのか全く分かりませんでしたとさ(笑)。
皆からも“何が言いたかったん?”と突っ込まれました(笑)。

まぁでも素敵な結婚式で、僕は予想通りに泣いてしまいましたとさ(涙)。
本当におめでとう、いかちゃん&ひとみちゃん!

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「Next Friday Soundtrack」
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西の大御所MCで俳優のIce Cubeが製作・脚本・主演を務めた映画『Next Friday』のサントラ盤、『Next Friday Soundtrack』を御紹介。最近では音楽活動よりも俳優業の方が多いIce Cube、彼やWill Smithはいわば“MCからハリウッド俳優へ転身”の草分け的存在、その功績は偉大ですねぇ。そんなIce Cubeがこの映画ではProducerまで務めている様で、どっぷり映画人になっているみたいです。ちなみにこの映画、僕は観た事がありません。
それでは気になる内容を少し触れておくと……まずはそのIce Cubeが得意のゴリ声で力強くかます「You Can Do It」で幕開け、製作はOne EyeでAfrika Bambaataa & The Soul Sonic Force「Planet Rock」をベッタリと使用。鋼鉄チックな金音ビートに程よく抜けるピコポコ音、そんな駆け抜けるトラックにIce Cubeのゴリ声な剛腕ラップが突き進むタフな一曲。客演には盟友のMack 10とMs.Toiが参加、この二人も上手い援護射撃で曲を盛り上げます。「Chin Check」では伝説的グループN.W.A.が参加、制作は勿論Dr.Dreが担当という凄まじさ。Dr.Dreらしいちょっぴりダークにバチンと跳ねるビートがクールにウェッサイで男臭い、しかもSnoop Doggが客演参加でこれまた独特のユルユルラップで一捻り効かせます。「We Murderers Baby」では女性MCのVitaとJa Ruleが共演、製作はIrv GottiとDat Nigga RebでサンプリングにBarry White「Somebody Is Gonna Off The Man」を使用。程よくソウルフルなメロディを少し加速させた疾走ブラックチューンで、Ja Ruleのあの吠える様な濁声が冴え渡る一曲で、やはり魅力的なMCなんだなと痛感(惜)。Toni Estesの「Hot」はTeddy Bishopが製作を担当、カラッと乾いたギター弦が奏でるスパイシーなアップ曲で、Toni Estesの涼しげな歌声もスッキリとキマっていて結構秀逸なんです。「Livin' It Up」は通好みの鉄腕MCのPharoahe Monchが登場、Bebee Pall製作のドカッドカッとシンプルにループさせる漆黒ビートが最高に渋い王道曲、滑らかに待って斬り刻むPharoahe Monchが最高にカッコ良くて痺れてしまうドープ曲。「Fried Day」はBone Thugs-N-Harmonyの問題児、Bizzy Boneがソロで登場。Jimmy Thomas製作で「First Of The Month」なる柔らかく丸みのあるメロディが物凄くメロウでシルキーな一曲。Bizzy Boneの軽やかな風のようなソフトなラップが心地良く、程よくリラックスしたスムージーな一曲でグッド。Aaliyahのその透き通った清廉な歌声が麗しい「I Don't Wanna」、Donnie Scantz製作(ソングライトにJohnta AustinとJazze Pha)の爪弾く弦音が瑞々しく煌びやかに光る水滴のようなメロウミッド、Aaliyahの澄んだ歌声がしとやかに染み渡る美曲でウットリ(惚)。ベンベンと低く鳴るベース弦にほんのりホーンが散る喧騒疾走曲「Low Income」はWyclef Jeanが登場、製作は勿論Wyclef Jeanと従兄弟のJerry "Wonder" Duplessisによる共同。Wyclef Jeanがガッツリとラップしているのが逆に新鮮、やはりラップも巧くて喉の鳴り方が渋くて良いですねぇ(深)。殺伐とした空気が流れる少林曲「Shaolin Worldwide」は武闘派MC軍団Wu-Tang Clanが集結(発狂)、製作はWu-Tang御用達のAllah Mathematicsが担当。Raekwonの名曲「Knuckleheadz」をサンプリングしたつんざめく系統のトラックがギラギラしててカッコイイ、このマイク回しはたまらない(涎)。「Good Friday」はBig TymersとLil WayneとMack 10が共演、製作はBig Tymersの片割れMannie Fresh。落ち着きのないピャピャピャピャな跳ねトラックに彼ららしいユル~いノリが炸裂するバウンス曲。「Friday」はBone Thugs-N-Harmonyから続いてはKrazie Boneが参加、客演には女性MCのLyricが参加。Vachik AghaniatsとSuper Sakoが共同制作したトラックはウェッサイ趣味満開のダラ~と車を転がすドライビング曲、そこにKrazie Boneの流れる様な滑走メロディフロウが気持ち良く走るナイスな一曲。Frost、Soopafly、Kurupt、Don Ciscoがマイクを回すギャングスタリレー「Mamacita」、スペイン風味の歌フックがかなりスパイス効いてます。冒頭のイントロから体が熱くなってドロリと溶ける「Make Your Body Sing」はThe Isley Brothers(Ron Isley)があの吐息のようなヴォーカルを披露、Angela Winbush製作のスウェッティーな極上ラヴソングにウットリ。Mark & Jeff Bass製作のチキチキ硬質ビート曲「Murder Murder」では若き悪童Eminemが登場(驚)、声質こそ違いますがその切れ味&舌回しはEminemそのもの。最後は俳優業もこなすLil' Zaneで「Money Stretch」、The Ohio Players「Glad To Know Your Mine」を下敷きにした軽やかにソウルフルに舞うトラックが爽快にして痛快なスピーディー曲。

参加している面子を見ても分かる通り、やはり豪華な一枚だといえます。しかも結構新曲が多いのが嬉しいですねよねぇ、既出曲ばかりだとちょっと萎えてしまいますからね(我侭)。僕的に良かったのはBizzy Bone「Fried Day」とWu-Tang Clan「Shaolin Worldwide」かな、でもサントラ盤ならであのごった煮感がやはり良かったので、機会があればチェックして下さいね。

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「Music From And Inspired By Shaft」
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1970年代の映画『Shaft(邦題『黒いジャガー』)』をSamuel L. Jacksonが主人公Shaftを演じリメイクした同名映画のサントラ盤、『Music From And Inspired By Shaft』を御紹介。僕はオリジナルの映画こそ観た事ないし知りませんが、Samuel L. Jackson主演のこの作品(相棒役にはあのBusta Rhymesも出演)はDVDを安く購入して観賞しました。それほどまでに面白いという訳ではありませんでしたが、黒人映画ならではの格好良さ(ワイルドさ)とスコアの素晴らしさがとても印象的でした。勿論、こういうブラックムーヴィーには素敵なサントラ盤というのが付き物、今回も例に漏れずなかなか豪華なサントラだったので購入しました。
それでは気になる面子勢揃いの一枚を紐解くと……まずは巨匠Isaac Hayesが製作した有名な一曲「Theme From Shaft」で燻し銀に幕開け、しかもオリジナルを新たにIsaac Hayes自らがリメイクするという有り難い演出。このベキベキ鳴るエレキギターと雄々しく高らかに鳴るホーンだけですぐに血が騒ぎ出すカッコ良さ、Isaac Hayesの楽曲がその後も多くのHip Hop曲でサンプリングされている意味が分かります(素敵)。続きますはあのR.Kellyが本作の為に書き下ろした「Bad Man」が登場、70年代風の渋く黒いソウルフルなメロディに乗せて“俺はワルな男さ♪”と哀愁たっぷりに歌うR.Kellyの歌声に完全K.O.される重厚な一曲。続いてもR.Kelly書き下ろしの「Up And Outta Here」、これも巧く70年代風のソウル曲っぽいオールディーズな味わいの一曲。R.Kellyはこういうソウルマナーをしっかりと踏襲し吸収しているから凄い、パーカッシヴに黄金色の輝きを放つメロディラインが清々しくもあるスマートな一曲。「Do What I Gotta Do」は甘くナヨッと柔らかな歌声が魅力のDonell Jonesが登場、製作はEdward FerrellとDarren Lightyの共同で、映画007シリーズの『Casino Royale』の劇中曲「The Look Of Love」を使用したスウィートソウルフルなナンバー。Alicia Keysの「Rock Wit U」は既出曲ながらこのサントラ盤での方がしっくりと嵌ってる(凄)、ビヨンビヨンとうねり妖しく響くあの弦音と、冷たくスリリングなピアノ鍵盤とAlicia Keysの歌声が最高に渋く艶やかな一曲。「We Servin'」ではGoodie MobのBig Gippが登場、Rondal Rucker製作のこれまた渋くて巧く隙間を活かした緊迫感のあるトラックにBig Gippの冷淡なラップが映える一曲。「Tough Guy」ではOutKastが登場(製作は勿論彼らEarthtone IIIが担当)、しかも客演にUGKを迎えるという南部最強タッグ×タッグによる豪華共演。硬質なドラムスによる火花散るビートとAndre 3000によるクリアなスペーシーヴォーカルフックが素敵な一曲で、UGKもガッツリとラップをぶつける男臭くもどこか涼しげなクール曲。「2 Glock 9's」は今やKingの貫禄も漂うT.I.(当時はT.I.P.名義)とBeanie Sigelが共演、製作はPAであのThe Notorious B.I.G.の名曲「Who Shot Ya」をサンプリングした豪快にドカンと攻める一曲。Beanie Sigelも迫力あるし若きT.I.の挑発するようなラップもやはり斬れ味抜群、しかもBiggieの声がそのまま使われているから、余計に重みが増し攻撃力も増しているシンプルクラシカルな一曲。爪弾くギター弦にポカポカ鳴るパーカッションが御機嫌な南国風味のライト曲「Summer Rain」、歌うのはBad Boy Entertainmentの元看板シンガーCarl Thomasで、Heavy D.製作(Co製作にWarryn Campbell)でStevie Wonder「Summer Soft」をサンプリングしたスムージーな一曲。Organized Noize製作でその一員のSleepy Brownが歌声を披露する「Automatic」、客演にはBackboneとBig Rudeが参加。Sleepy Brownらしいソフトにキリングするファルセットヴォーカルが、しっとりと華やぐドラマチックメロウなナンバー(惚)。「Pimp Shit」はToo Shortが登場、いかにも彼らしいP-Funkなメロディがウヨウヨと面白くカーブする一曲。Liberty Cityなる男性ボーカルグループが熱唱する「Cheatin'」、これも僕は知らない面々ですが良い声しています。続いてもParleなる男性ボーカルグループが歌声を披露する「Fix Me」、製作はChad ElliottとAl WestでサンプリングにThe Stylistics「You And Me」を使用したかなり高品質な一曲。しかもこの曲にはあのJadakissとEveが援護射撃を放つ、これでクールに決まらない訳がない(最高)。そのガナリ声と叫び吠えで一躍スターとなったMystikalがやはり熱苦しく吠え回す「Ain't Gonna See Tomorrow」、Earthtone III製作のチチチチチチと細かく金属ビートを散らしたトラックがクールなだけに、Mystikalとの相性に疑問が残る一曲(笑)。「My Lovin' Will Give You Something」はAngie Stoneがあの豊満な歌声を奥深く披露、Gerry DeVeaux製作のベンベンと軽快に跳ねるトラックも渋くて良いノリしています。最後を飾るのはN.Y.出身の五人組ハウスグループFulanitoの「Serenata Negra」、これはちょっと受け付けなかったなぁ(苦笑)。

やはり素敵な一枚になっていましたねぇ、この面子が揃っていれば一聴の価値有りだと思います。サントラ盤ならではの組み合わせが良い、R.Kelly、OutKastとUGK、T.I.とBeanie SigelとBiggie、JadakissとEve、Sleepy Brown、僕の好きな面々が沢山いたのも良かった理由かな。サントラ盤と一緒に、是非映画の方もチェックしてみて下さいね。

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Trinaの新作は『Amazin'』
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“Queen Of South”(いや“Bitch Of South”なのかな)ことTrinaが待望の新作『Amazin'』を遂に完成。
Trinaといえばあのデカイお尻が魅力的、デビュー時に比べるとか~な~り~綺麗になって、まるで本物のDiamond PrincessどころかDiamond Queenに変貌してしまいました(驚)。最初はそんなに好きでもなかったんですが、Kelly Rowlandをfeat.した「Here We Go」を放ったTrinaに惚れてしまい(この曲を収録した『Glamorest Life』のジャケットのTrinaも綺麗だった)、それからなんとなく気になる女性MCの一人になりました(圏内)。
新作『Amazin'』のジャケットもすごく綺麗だしゴージャス、本当にもうセレブリティな大人な女性に変身しましたよねぇ(驚)。パッと見ではBeyonceの『B'Day』の豪華盤のジャケットにちょっと似てる、でもBeyonceに負けず劣らず美しいから凄いですねぇ。

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そんなTrinaの気になる新作は、先行シングルとなるKeri HilsonとDiddy客演の「Million Dollar Girl」、Monicaを客演に招いた「Always」と、どれもが話題必至の素晴らしい楽曲に仕上がっています。他にはLady Gaga、Trey Songz、 Lyfe Jennings、Flo Rida、Nicki Minajといった大物ゲストも参加予定、かなり期待できますねぇ。
発売日は5月4日予定とのアナウンス、是非とも延期せずにリリースして頂きたいと思います(熱望)。国内盤が出るのならそちらを購入するんだけどなぁ~、今の所は国内盤のアナウンスはされていません。