RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Brian McKnight「Better」
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R&B界きっての不動のバラード紳士、Brian McKnightの通算十三作目となる『Better』を御紹介。多くの傑作スロウを創ってきた伊達男Brian McKnight、ここ日本でも多くのファンを持つシンガーの一人です(だと僕は思っている)。メジャーを離れたここ最近は、二人の息子と共に楽曲を制作したりして少しサウンドが若返りしていた感のあるBrian McKnightですが(詳細は『Just Me』『More Than Words』の記事をご参考程度に)、本作ではこれまた自由な中でBrian McKnight自身が歌いたい音楽を原点回帰した作風なんだとか(伝聞)。あと、本作を制作する上で影響を受けたアーティストとして、David Fosterにフックアップされてデビューした実力派バンドのDirty Loopsを挙げているのも興味深かったり。
それではまたまた稚拙な感想を恥ずかしげもなく・・・・・・まずは全曲の制作や楽器演奏、作詞作曲はBrian McKnight(以降はBMと省略表記)自身が担当しておりますので(担当)。まるで水を弾くような色鮮やかな電子鍵盤がキュートなバチックソウル「Strut」が軽快そのもの、まるで昔のStevie Wonderみたいなポップキャンディな甘さが美味で、BMの透き通る様なクリアなヴォーカルがまるで水彩画のようにライト。風に吹かれて空を泳ぐ雲のように、なんだか壮大で美しいメロディが胸を透く「Just Enough」は、ひらひらと揺れる鍵盤音にエレキギターが力強く唸るフックが鮮烈、年を重ねても衰えないBMの純粋で淀みの無いヴォーカルがひたすら胸を打ちます。冒頭のエレキギターの音色でバチバチと心地良い感触の電撃が鼓膜を刺激する「Can't Take It」は、BMの鋭く翻るファルセットがとってもエッヂーでクール、アップテンポではあるけれども渋味のある燻し銀なトラックでジワジワ熱を帯びます(興奮)。表題曲となる「Better」はキラキラと眩いばかりの安定のピアノバラードで、これぞBMな真骨頂を存分に味わえる一曲。様々なアコースティック楽器の演奏で紡ぐオーガニックな音色はまるで無添加、素材の味をそのまま活かしたフレッシュで瑞々しい天然メロウに、これまた不純物ゼロなBMのスッキリと端麗なヴォーカルが凛と響き渡るのが心地良いんです(森林浴)。まるで春風に吹かれて揺れる新緑のような、そんな甘い輝きが瞬くミントソウル「Uh Oh Feeling」は、BMの途中のヴォーカルの重ねが抜群に素敵でそこでピンポイントに昇天してしまいます(和)。そしてすーっと頬を伝う涙のような、そんな繊細でさらりとしたメロディ展開がまさにBM節なピアノバラード「Like I Do」はもう芸術遺産に認定でオーケー(笑)。なぜこれほどまでにBMの歌うバラードは僕の胸をキュッと締めつけるのだろう、その美しさと切なさで聴き手の心筋をキュッと萎縮させる、表現こそ可愛くないけれどそういう作用を持った至極のバラード(賛辞)。「Lovin You From A Distance」もBMの作曲家としての幅の広さを物語る一曲で、ボーイズバンド(言い方を恐れぬなら、しかも白人の)なんかが歌っても成立するようなポップバラード。これもBMの歌声が程よくソウルとポップを結合した純度の高いピュアなものだからであって、空を悠々と飛び渡る鳥の群れのような勇壮なメロディ展開が気持ち良い、スッキリした清涼な一曲です。Kimie Minerを客演に迎えてゆったりまったりと、夕間暮れの浜辺で黄昏れるようなトロピカルミッド「Goodbye」も、この流れでは突然過ぎるんだけれどなぜかしっくりでグッド。たまにあるBMのラッパー共演癖で攻める「Get You Into My Life」では、まさかのド渋いGlasses Maloneが客演参加。夜空を転回する星座の星をなぞって繋ぐようなしとやかなトラック&ヴォーカルがセクシーで、囁く様なBMとGlasses Maloneの重厚感のあるラップのシンクロもナイス。晴れやかなメロディが踊る「Enough」のグングン上昇しゆくような心地良さ、春の訪れにも似た高揚感です。ビッカビカのシンセが閃光を放つ「Key 2 My Heart」ではラッパーのSixx Johnが客演参加、この曲のテカテカ感なんかはDirty Loopsに通ずるかなと感じたり。最後はあのSadeっぽいじっとりしたスウィングが効いた「Just Waiting」、ミルフィーユ状態になったBMの繊細でシルキーなヴォーカルがビタースウィートな艶曲です。

最近のお姿では結構なお年寄り感が出ていて、少し衰えた気がして心配していたんですが、音楽性も歌声も昔となんら変わらず魅力的で驚くと同時にホッとしました。それこそもう普遍であり不変なのがBrian McKnightなのですが、それがまた良くて、いつの時代に聴いても素直に鼓膜にフィットするんですよね。ここ最近の作品に比べると、確かに生演奏の多い純朴なR&Bに戻ったかなという印象、これからも愛だの恋だのの切なさや甘酸っぱさを歌い続けて欲しいなー(憧)。




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A Tribe Called Quest「The Love Moment」
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Hip Hopシーンに新たな風を吹き込んだ伝説的グループ、A Tribe Called Questの通算五作目となる『The Love Moment』を御紹介。そうです、A Tribe Called Quest(以降はATCQと省略表記)のメンバーであるPhife Dawgが現地時間の3月22日に亡くなりました、享年45歳だったそう。詳しい死因などは公表されてない様ですが、どうやら長年患っていた糖尿病が原因ではと言われています(涙)。という訳で本ブログでも、ちょっとATCQの一枚を紹介しようかと思います。本作の特徴を挙げるならば、ATCQにとって最後のアルバムであり、Q-Tipの所持していた大量の所蔵レコードを火事で焼失した後の作品という事。まあこのレコード焼失というのは本作というより、初期の名作である『People's Instinctive Travels And The Paths Of Rhythm』『The Low End Theory』とは完全に音の違う前作『Beats, Rhymes And Life』でこそ顕著に影響しているのですが(レコード焼失によるサンプリングソースの消失が、打ち込みを大幅に取り入れたキッカケと云われている)。
という訳で四方山話はこのへんでよしておいて・・・・・・本作の制作を取り仕切るのは前作同様、Q-TipとAli Shaheed Muhammadに今は亡きJay Deeが加わった製作チームのThe Ummahが担当しております。まずはSingers Unlimited「Sweet Georgia Brown」を下敷きにした「Start It Up」で幕開け、本当に短めにカットしたホーンをビートをブツ切りでライン製造したミニマルトラックに、Q-Tipの鼻にかかったネッチリラップが粘着するのがクール。Towa Tei「Dubnova (Parts I & II)」を下敷きにした「Find A Way」では、青黒い宇宙空間に華を咲かせるようなフローラルサイバーな感触のトラックに、無機質なQ-Tipと有機質なPhifeのラップが思い思いに滑ってゆくのが心地良い。いかにもATCQらしいオルガン鍵盤音がビンビンと跳ねるJazz曲を削いだような「Da Booty」のグルーヴがたまらない(鳥肌)。音色は極限に少なく、そのおかげでラップがリズムを媒体とした音楽である事を再認識させてくれる一曲で、Q-Tipの甲高く小回りの効くメロディアスなラップとPhifeの肉厚で太めのラップの好対照がナイス。Cannonball Adderley「Leo: Rosebud」をサンプリング使用した「Steppin' It Up」では、Busta RhymesにRedmanと屈強なMCが揃って客演参加。直角的にメロディとビートを落としては飛ばすベース主体のトラックが燻し銀で、そこに冒頭からBusta Rhymesが奇天烈怪力なラップをかますのが痛快。勿論終盤で登場するRedmanの火炎のようにホットな咆哮ラップもカッコイイんですが、ここではPhifeがBusta Rhymesのラップを受けて少し彼のスタイルに寄せた野獣チックなラップを披露するのが凄い(器用)。パチンパチンと弾けるクラップ音に、どこかカクテル的な色合いのメロディが滴るフルーティな「Like It Like That」、こういうラフでリラックスしたトラックとQ-Tipの飄々として抜けるラップはバッチリ合致。シャボンのように柔らかく膨らんだポワポワな音色が可愛く響く「Common Ground (Get It Goin' On)」もATCQらしいパステル風で、そのままSpankyによるドリーミーなインスト「4 Moms」へと流れ込みます。ピコピコと電気信号のようなシンセが瞬き、そこにボツボツと硬いビートが鋲を打つ「His Name Is Mutty Ranks」では、Phifeの骨太で燻し銀なラップがちょっぴりレゲエ風味を加えて響きます。Q-TipがBoyz II Men「Motownpphilly」の一説を引用するのも楽しい「Give Me」では、まさかのNoreaga(N.O.R.E.)が客演で参加。ぽよんぽよんとスライム状の電子チューンにバスンとはたくビートのうねりがナイスなライトな一曲で、NoreagaとPhifeの硬く真っ直ぐなラップとQ-Tipのヘリウム吸ったみたいなハイな歌フックの融合が吉。「Pad & Pen」ではThe Gap Band「Yearning For Your Love」をサンプリング、細波のようにキラキラした光の粒を揺らすトラックも優しく美しいし、そこに力の抜けたQ-TipとPhifeと客演のD-Lifeのラップが心地良い。Feather「Goin' Through Changes」を下敷きにした「Busta's Lamont」なんかもフローラルなメロディが良いけれど、それよりもBusta Rhymesがただただ“よーよーよー♪”とだけ言っているのがアクセントなのが面白い(笑)。なんというか美しい結晶が科学的に結合してゆくような角張ったメロディが眩い「Hot 4 U」、The Sylvers「New Horizons」をサンプリング使用。これなんかは正に後期のATCQサウンドで、当時は歓迎されなかったっぽいけれど今聴くとやはり最高にホットでグッド(痺)。続く「Against The World」なんかも打ち込みを基軸にしたThe Ummahらしい電気信号の点滅で接続するサイバーメロウで、LL Cool J「Jingling Baby」を引用した感じもハイトーンな光彩を加えていて好き。Doug E Fresh & MC Ricky D「La Di Da Di」を拝借した「The Love」なんかも無重力に彩られた浮遊感がたまらなく心地良くハイになれるし、そんな無重力空間の中で光の粒子のように舞う二人のラップが乱反射して美しい(溶)。そして最後はPunchline、Jane Doe、Wordsworth、Q-Tip、そしてMos Defでマイクを回す「Rock Rock Y'all」、Charles Wright & The Watts 103rd Street Band「What Can You Bring Me」がネタ元の砂利ビートを敷き詰めたオーソドックスなトラックで、だからこそこのマイクリレーがズンズン鼓膜に響きますね。とここまでが本編の内容で、あとは国内盤には7曲のボーナス曲が追加されているんですが、そのうちの5曲は過去の名曲の再収録です。なので新曲だけ触れるとまずはThe Ummah制作の「Money Maker」で、James Brown曲をふんだんに散りばめた万華鏡ばりに変化するキラメキトラックに、少し油膜を張ったようなエフェクトのヴォーカルがナイス。あとはThe Ummah制作の「The Night He Got Caught」で、真夜中に星を飲み込む夜空のブルーのようなヒンヤリした感触のサウンドがクール。

いま聴いてもやっぱり格好良いA Tribe Called Quest、後進のサウンドにも大きく影響を及ぼした点でも特筆すべき一枚ですよね。Q-TipとPhifeほどマイクリレーの絡みって、なんというか自由奔放にリラックスして動き回るも、ぶつかりも擦りもしないマイクリレーするのが心地良いんですよね。この先もずっと皆が聴き続けるA Tribe Called Quest、Phifeの御冥福を御祈りします。




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Kevin Gates「Islah [Deluxe Edition]」
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ルイジアナ州はBaton Rouge出身のMC、Kevin Gatesの記念すべきデビューアルバム『Islah』を御紹介。Kevin Gatesもまた例の新人登竜門、XXL Magazineの“XXL Freshmen 2014”に選出された実力者の一人。13年にAtlantic Recordsとの契約を果たし、 念願かなってのメジャーデビューとなります。最近は客演も結構こなしていましたし、彼のラップに耳馴染みのあるリスナーも多いのではないでしょうか。アルバムタイトルにある“Islah”は愛娘の名前でもあり、アラビア語で“改革”を意味し、“物事や状況をより良いものとするために改善する”という意味があるのだそう。
それではザックリと感想を書いてしまうと・・・・・・まずはGo Grizzly Xが制作を担当した「Not The Only One」でスタート、パリパリと薄い氷が膜を張るようはシリアスなメロディーに、Kevin Gatesのずっしりとした重みのあるラップが緩やか且つメロディアスに合流します。行き場を失った黒煙がグルグルと充満するようなシンセがおどろおどろしい「Really Really」はJake TrothとAlex Goose、Cook Classicsが共同制作、ゴテゴテした光彩を放つ電子鍵盤の音色と、Kevin Gatesのアクのあるメロディアスなフロウが共振。Mad Maxが制作した「2 Phones」もポロポロと小粒のシンセが煌めき、流水のように流れ落ちる感触がキレイなシンセチューンで、Kevin Gatesの怪獣声でのメロディアスなフロウが放物線を描いて鼓膜に到達します。「Pride」はPatrick Carmeloが制作を担当、湿地に蠢く生物的な湿り気とゆったりした動きのシンセの流動に、自在にピッチを変えてフロウで巻き付いてくるKevin Gatesが器用。上擦って鳴るシンセの放射がデンジャラスな「La Familia」はMillzが制作を担当、Kevin Gatesがワニのように重厚なラップでブクブクと水中を泳いでしまうような「Time For That」はあのSwiff Dが制作を担当。一昔前のCash Money的なトラックがイルで格好良い「Thought I Heard (Bread Winners' Anthem)」はDJ Chose制作、アルミ板みたいな軽薄なシンセをライン工場みたいなビートが絶えず稼動する重厚なトラックで、野太く豪快なKevin Gatesのラップと好相性。かと思えば突然とアコースティックギターを奏でるフォーキーな「Hard Life」が飛び出す面白さ、制作はEarl & EとRico Loveという事でこれは納得。こういう金麦のようなオーガニック調のトラックでも、Kevin Gatesのメロディを持ったラップが美味く融合していてグッド、ここの流れはまるでJuvenileのよう(賛辞)。まるでオーロラのような光のひだがテロテロと妖しく揺れる光彩ミッド「Ask For More」はNorris Buchananが制作を担当、こういう光量の多いロマンチックなメロウもKevin Gatesの優しく火を吹く怪獣声がメロディアスに漂って上手い。D.A. Domanが制作した「One Thing」も繊維のように細かいシンセで編まれた透けたトラックで柔軟ながら、エフェクトを駆使して残像作りつつリズミカルに舞うKevin Gatesのラップが、曲を幾つにも変化させる面白さ。Rvssian制作の「The Truth」は鉄鋼のように硬い一曲でハード、Nellyに匹敵する旨味のあるヴォーカルで完全に歌ってしまっている最高メロウ「Kno One」はIKENNAが制作。再びMillzが制作した「Told Me」では宇宙空間を思わせるトラックに、Kevin Gatesが吠えるガブガブしたラップが面白い。再びEarl & Eが制作した「Ain't Too Hard」もやはり星雲のようにキラキラと眩いプラネタリウムメロウで、優しく曲線的なKevin Gatesの怪獣フロウがソフトにマッチ。最後の「I Love It」はDropとPheが共同制作しており、キラキラと美しい光粒子シンセのたゆたう感触が心地良く、そこに漕ぎ出すKevin Gatesの遊泳ラップも心地良い。とここまでが本編の内容で、豪華盤にはあと2曲が追加されています。まずはTrey SongzにTy Dolla $ign、極めつけにJamie Foxxまでもが客演参加した豪華な「Jam」がボーナス扱いに(冷汗)。といってもJamie Foxxに関しては彼のコメディの一場面がサンプリングされているだけ、出来れば歌って欲しかった。でもTrey SongzとTy Dolla $ignの真反対な二人が歌っているのはやっぱり美味だし、それに負けじとメロディアスなKevin Gatesはやはり面白い。Ray Realが制作した「Excuse Me」は、グドグドと粘液チックなシンセトラックがトロトロと鼓膜に流れ込む感触が病み付き。

Kevin Gatesを見ていると、ゴジラの息子のミニラを思い出すのは僕だけ(笑)?怪獣っぽいルックスとは裏腹に、意外と聴き易い一枚でちょっと驚き。Kevin Gatesのラップ自体はなかなかアクが強くて重めなんですが、フロウ自体は柔軟で幅が広い。トラックにもよるんですが、そういう意味ではJuvenileなんかを思わせる不細工器用という感触で、なかなかユニーク(賛辞)。






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David BannerがMixTapeを解禁
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ラッパーであり優れたProducerでもある、David Banner。
一時期のサウス隆盛期の重要な一角を担ったと言えるDavid Bannerですが、最近は本当に音沙汰無し。
とは言っても楽曲提供はしていたんですが、ラッパーとしての作品はずっと無し。
一番新しいものでも、あの9th Wonderとの共作となったコラボ盤『Death Of A Pop Star』
これが11年の作品なので、もうあれから5年経っている訳です。
ちなみにこの『Death Of A Pop Star』、僕は凄いお気に入りです

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そんなDavid Bannerが遂に再始動、まさかのMixTapeを発表です。
『Before The Box』、全16曲入りで正に死角無しなナイスな一枚になっております。
これが何かしらのアルバムリリースに先駆けた、前哨戦的なプロモーションだったら良いんだけど。
無料でDavid Bannerのラップとサウンドを聴けるのは嬉しい限り、是非ダウンロードしてみて下さい。

David Banner - Before The Box


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Jadakiss「Top 5 Dead Or Alive」
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Hip Hop黄金期の90年代から活躍する古参ラッパー、Jadakissの通算四作目となる『Top 5 Dead Or Alive』を御紹介。これまでの『Kiss Tha Game Goodbye』『Kiss Of Death』『The Last Kiss』と、これまでの作品にはすべて“Kiss”を配していたんですが、本作では付いていないのが残念。The LoxとしてRuff Rydersから登場し、The Notorious B.I.G.との共演もある古株のJadakiss。客演量こそ多かったものの(最近は少ないか)ソロ作品はあまり出していない印象、同胞であるStyles PとSheek Louchが結構な枚数を出しているからギャップを感じますね。そんなJadakissが約6年ぶりとなる新作を発表、この胸像が欲しいですね(笑)。
それではザックリ簡単な感想を書かせてもらうと・・・・・・まずは「First 48 (Intro)」でスタートするんですが侮るなかれ、制作が往年の名人Ty Fyffeだからもうこの時点で興奮モノ。サンプリングにAngela Winbush「Too Good To Let You Go」を45回転で甘酸っぱく使用した、いかにも彼らしいソウルフルトラックが最高ですし、Jadakiss自体もこういうR&Bライクなトラックが似合います。続く「You Don't Eat」はSwizz BeatzとAvenue Beatzが共同制作、サンプリングにMarc Anthony「Vivar Mi Vida」を使用したこのトラックは、Jadakissの熱されたラップが導火線となって、あちこちにボフボフと爆発ビートを起こすタフな一曲で燻し銀。Lee On The Beets制作(Co制作にDJ Khaled)の「You Can See」ではFutureが客演参加、有刺鉄線のように張り巡らされたトゲトゲしいトラックの中で、器用にチロチロと這うJadakissの爬虫類っぽいラップと、Futureの煙たくて妖気に満ちたフックが面白い。「Y.O. (Youthful Offenders)」は久々のAkonが制作&客演を担当、いかにもAkonらしいパウダー粉砕して舞わせた鍵盤音がシリアスで冷たいメロディを展開。凍てつく程に氷点下なJadakissのラップに、Akonのユラユラと揺れる歌フックが儚く響く一曲。Swizz BeatzとMark Batsonが共同制作した「Jason」はSwizz Beatzが客演参加、Swizz Beatz流儀な煽り声が始終鳴るもアメーバ状に広がり漏れる電子音でそれほど角張っておらず、もっと厳つく角張らせた方が良かった気がする(惜)。僕の好きなShondrae "Mr. Bangladesh" Crawfordが制作した「Kill」は、充満したガスが引火し閃光を炸裂させるようなシンセの集合体のようなトラックが面白い。Jadakissの渋くて金切り音のようなラップに対し、客演にLil Wayneが参加しヘロヘロとソフトなラップをぶつけるのも面白い。「Man In The Mirror」はPav Bundyが制作を担当したメロウ系のトラックで、霧のように立ちこめる冷たいシンセをバツンバツンと撃つビートが切り裂き、Jadakissの刃物のようなラップが飛び交う一曲。相棒であるStyles Pが客演参加した「Synergy」はなんとJust Blazeが制作を担当、サンプリングにはSylvia St. James「So I Say To You」を使用。このネタ使いがなんともJust Blazeらしくてストリングスが縦横無尽に編まれた壮麗チューンで、JadakissとStyles Pの両者の無骨で燻し銀なラップの掛け合いに華を添えます。BudaにGrantz、Beat Butchaが共同制作した「Aint Nothin New」では、Ne-YoとNipsey Hussleが揃って客演参加。これも滑らかなストリングスが響き渡る繊細な美曲で、Jadakissの金属的な冷たさのラップとNipsey Hussleの煙たいラップ、そこにシルキーで柔らかなNe-Yoのヴォーカルが交錯するエレガントな一曲。「So High」はRico Beatsが制作を担当し、客演にはWiz Khalifaが参加。ゆらゆらと夏の日の陽炎のように眩く温かなメロウチューンで、Wiz Khalifaを迎えるには最適なスカイハイな一曲で爽快。同じくRico Beatsが制作の「Critical」ではJeezyが客演参加、これもJeezy仕様な鋼鉄コーティングしたような厳つく硬いハードチューンで、どちらも金属のような硬いラップでぶつかり火花を散らしていてグッド(興奮)。EX.OD.US.を客演に迎えた「Cutlass」はJesus "Poobs" FernandezとPostaが共同制作、あちこちから雨漏りするように降るシンセ&ビートが不穏さを助長する、どこかレゲエマナーなメロディ軸を持つ一曲。「Realest In The Game」ではSheek LouchとYoung Buckという超ヘビーなマイクリレー、Arkatech Beatz制作でTwo Steps From Hell「Requiem For Destruction」をサンプリングした重厚で悪魔めいたトラックも迫力抜群、もはや死神にも近いJadakissの奇声と零下ラップが壮絶クール。あのScram Jonesが制作した「Rain」はLinda Perhacs「Chimacum Rain」をサンプリングした雨音チューン、客演にはNasが参加。雨粒のように水分を含んだシンセとそれを震わす硬く細やかなビートがシンプルで中毒性高く、このシリアスで侘び寂び効いたトラックにJadakissとNasが揃ったんだから三十路にはたまりません(垂涎)。最後はPitchshiftersが制作した宵の明星のような明るさを滲ませ放つ「One More Mile To Go」で〆、女性シンガーChayseの歌フックが瑞々しく鮮やかで心地良く、空を切る澄んだJadakissのラップもとても気持ち良く胸に響きます。

うーん、Jadakissが大好きなだけに厳しくなるけれど、これまでのソロ作品の中では一番物足らないかな(辛口)。もうちょっとR&B寄りなライトなトラックが多くても良かった気がするなー、Jadakissのあの高音で軋むようなフロウにはすごく似合うので(欲張)。やっぱりタイトルには“Kiss”を配した方がいいんじゃないかな、その方がそういうメロウ曲も増えそうですし。でも聴かないのは損だと思います、普通に平均点は超えていますので。






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Lemar「The Letter」
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イギリスは北ロンドン出身のソウルシンガー、Lemarの通算六作目となる『The Letter』を御紹介。ソウルフルなヴォーカルと端正なルックスで大人気だった(と思う)Lemarですが、メジャーレーベルのEpicを離れての前作『Invincible』からおよそ三年ぶりの本作。その『Invincible』だけは僕は持っていないんですが、それ以外の4作品はすべて持って聴いていて、そのどれも僕は大好きなんです。そんなLemarの久々の新作はソウルカバーアルバムという事で、豪華な顔ぶれがレコーディングに参加してるのも話題に。まずはJoni Mitchellを手掛けたLarry Kleinがプロデュース、レコーディングはFrank Sinatra recorded 『My Way』や、Marvin Gaye『Let’s Get It On』を生んだLAのEastWest Studiosだったそう。ドラムの名手Vinnie Colaiutaや、ベテラン・グループのThe Watersがバックを務めるなど、きっとソウル音楽に詳しい方々にとっては垂涎の代物になっている模様(伝聞)。
という訳で浅はかな伝聞はここらへんでおしまいに・・・・・・本作はカバーとオリジナルの新曲が入り混じっているので、まずはカバー曲から触れてゆきます。まずは「The Letter」がThe Box Topsのカバー、Lemarの煤けたヴォーカルが淡い影をおとすブルージーなミッドで、煤けたと言いつつも箇所箇所でのLemarのシャウトが火花を散らしていてそれが眩く鮮烈。「Love Song」はLesley Duncanのカバーで、チョロチョロと流れる岩清水のように静かな潤いを湛えた透明メロウソウル。そんな清流のように白い筋の流れるLemarのたおやかなヴォーカルは鼓膜に沁み込み、そのまま澄んだ水流となって血管を静かに巡ります。ギターリフと硬いドラムスで弾ける「Gimme Some Lovin'」はSpencer Davis Groupのカバー、Raphael Saadiqが一時期復刻させていたヴィンテージソウルなノリで、Lemarのハスキーなヴォーカルがスウィングするのが気持ち良い。ポロポロと水滴のような膨らみで玉なりに鳴る鍵盤音が可憐な「Bring It On Home To Me」はSam Cookeのカバー、故郷の懐かしい匂いを運ぶそよ風のようなLemarのヴォーカルは胸にそっと滲みて、思わず温かな涙が頬を伝って流れる純朴スロウ。Al Greenをカバーした「Love and Happiness」も、Lemarの琥珀のような不思議な透明感のあるヴォーカルが壮麗さを加味させる一曲。Van Morrisonのカバーとなる「Crazy Love」、僕は今までこれはBrian McKnightのオリジナルだとばかり思っていました(素人)。陽の沈みかけた浜辺に寄せては返す波のように、そっと静かに煌めくメロディの波間が美しいし、そんな優美な波に浮かんで揺れるようなLemarの甘美なヴォーカルにうっとり(溺愛)。「Someday We’ll Be Together」はThe Supremesのカバーで、女性コーラスも入ってなんとも麗しいレトロソウルになっております。とここまでがカバー楽曲で、あとはオリジナルの新曲なのですが、これら往年のカバーに混じっても違和感のないレトロ主義曲ばかり。まっすぐ伸びるホーンの音色を追い風にして、雲上へとじんわりと上昇してゆくようなLemarのヴォーカルがなんとも心地良い「Higher Love」。少し嗄れ気味に渋くシャウトする放射線状のソウルフルなヴォーカルが、なんとも美しいです(溜息)。爪弾くアコースティックギターの音色が夏の日の新緑のように鮮やかで眩しい「Love Tuned Hate」、少しヒリヒリとした弾む鍵盤音に乗せて忍び寄る「Tainted Love」とどれもが渋カッコイイ。最後を飾るのは珠玉のピアノバラード「Never Be Another You」で、とにかくこの曲が最も素晴らしい(感動)。冬を越した樹々が春の暖かさに芽吹くような、そんなゆるやかな温度上昇がもたらすスロウバラードで、Lemarの心を震わす木漏れ日のようなヴォーカルが心を震わせます(感涙)。

ハッキリ言ってこのアルバムは昨年の暮れに手に入れて、それでもかなりのリピート再生数だったんです。だから、年間Top10にもランクインする勢いだったんですが、それでも聴いた期間の短さとカバーアルバムだという事で、結局は入賞させず終いでした(惜)。こういうソウル回帰なアルバムも最近は多いし、良い兆候ですよね。Lemarも元々凄くソウルフルなシンガーですし、お似合いでグッドでした。でも個人的には、少し電気化の進んだ4th『The Reason』あたりも僕は好きだったなー、挫けずに色々なサウンドに挑戦して頂きたい。しかしお気に入り度で言えば完全に昨年のTop10に入れても良かった、ってなぐらいにお薦めです。特に最後の「Never Be Another You」、これに尽きます。








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Chris Brown「Royalty [Deluxe Edition]」
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ネクストMichael Jacksonとも評され16歳でデビュー、いまだに快進撃を続けるChris Brownの通算七作目となる『Ryalty』を御紹介。その卓越したヴォーカルとダンスの両スキルで一躍トップスターに登り詰めるも、当時の恋人Rihannaに暴力を振るった事で急下降。その後も色々と暴力沙汰ばかりが取り沙汰されて、シンガーとしての立ち位置も危ういかと思っていたんですが、そこは全く別物として順調にキャリアを積んでいます。前作『X』も当然のように高水準でしたし、昨年リリースのTygaとのコラボ作『Fan Of A Fan The Album』もトレンドをがっちりホールドした鉄板な仕上がりでした。そして本作はデビューから10周年の節目の作品、そして愛娘の名前“Ryalty”を冠しておりジャケットにまで登場しています。Ryaltyの母親である元モデルのNia Guzmanとは結婚もしていない様ですが、共同親権も認められているみたいで、溺愛っぷりが半端じゃありません。売上の一部も子供のためのNPO団体に寄付するらしく、なんだか更正したようにも思えるChris Brownです。
では内容にもそんな変化があるのかどうか・・・・・・まずはVinylzが制作(Co制作にAllen RitterとBoi-1da)を担当した「Back To Sleep」で幕開け、ボムボムと弾むビートこそHip Hop的な感触ですが、シンセの鳴り方や展開は昔のポップみたいで柔らかく華やか。The MonstersとSrangerz、Ian Kirkpatrickが共同制作した光線が烈しく直角に交錯する鋭利なダンスチューン「Fine By Me」も、どこか昔のポップを思わせるネオン発光なトラックがかえってクールで、Chris Brownの強炭酸でスプラッシュするヴォーカル(特にミー♪で上がるフック)が躍動感と疾走感を生み出すナイスアッパー。Slolo Lucciなる男性MCが客演参加した「Wrist」は、The Mekaniksが制作を担当したイマドキな沸々と電子音&ビートが浮き上がるぬかるんだミッド。Chris Brownの柑橘系な甘酸っぱいヴォーカルに、Solo LucciのFuture的なヘロヘロしたラップが絡む一曲。「Make Love」はAntonio "Tone" Stithが制作を担当したオールディーズなソウルナンバーで、ゆっくりまったりとなだらかな曲線を描くちょっぴり褐色の芳醇トラックに、Chris Brownの甘酸っぱくもソウルフルな歌声が優美に舞う一曲。同じくAntonio "Tone" Stithが制作を担当した「Liquor」は、澄み切った深海に電気クラゲが明滅しながら浮かび泳ぐような、そんなポップで弾けたシンセの浮遊感が心地良く、だからこそスパークリングウォーターの様に美しくキレのあるChris Brownのヴォーカルがぐんぐん浸透します(潤)。本作からのシングル曲だった「Zero」はMatthew Burnett Tushar Apteの共同制作で、これもちょっとレトロな電子ポップでこのダサさ(賛辞)がカッコイイ(痺)。Daft Punk辺りで俄に蘇ったディスコブギーなタッチの軽快アッパーで、バキバキに踊れるChris Brownだからこその無重力空間を生んでいて壮絶にクール。自身もデュオで活動するBlaq Tuxedoが制作を担当した「Anyway」は強烈な光がバキバキと放射されるEDMチューンで、でも途中で爪弾くギターでの爽涼なメロディなんかも挟むのが巧く、このツートーン仕様でも纏まっていて格好良いChris Brownのビート寵児たるや(畏敬)。「Picture Me Rollin'」はDJ-WesとDr3amforeverが共同制作、これはNate Dogg「Regulate」とThe Sequence「Funk You Up」をサンプリングした完璧G-Funkなトラックがカッチョいい(鳥肌)。ビチャビチャとはみ出る様なスライム状のシンセの練りがG-Funkだし、Chris Brownの歌うフックなんかもNate Dogg節なユルさがたまりません(失神)。B.A.M.が制作した「Who's Gonna (Nobody)」では、Keith Sweat「Nobody」とJohnny Gill「My, My, My」をダブル使いするという反則技(笑)。双方の曲のイイトコ取りしたこのトラックは溜めの効いたツヤ照りのあるウェットなミッドで、こういうグッショリ系のセクシー系もバッチリ配置するのがChris Brownの狡いところ。「Discover」は、Polow Da DonとDanjaという懐かしい鉄腕がタッグを組んで制作。まるでゆっくりと動く天体を眺めているような錯覚に陥るロマンチックなスロウで、こういうキラキラと煌めく星雲曲だとChris Brownの蒼くハイトーンなヴォーカルが映えます(天体観測)。またもやBlaq Tuxedoが制作を担当した「Little Bit」はクリスタルみたく淡い輝きを放つ、コチコチと硬めの鉱石トラックがヴォーカルと相性が良く美しい。Jodeci「My Heart Belongs to U」を早回しして、ちぎって貼った様な残像めいたトラックがクールな「Proof」はAyo & Keys Of The Upperclassmenが制作を担当(ソングライトにはBryson Tillerも関与)。キリキリと少し軋みながら進行するコラージュトラックの破片が鼓膜にチクチクと刺さり、そこにChris Brownの甘酸っぱいヴォーカルが滴るのが美味い。Nonfiction制作の「No Filter」は弦リフがザックザックと心地良いウェーブを作る尖鋭ファンクで、やはりChris Brownの明度抜群なヴォーカルがスカッシュするのが痛快。Razihel AutoreとThe AudiblesとPoo Bearが共同制作した「Little More (Royalty)」も、ビカビカと瞬く電光アッパーで、もはや光速となって駆け抜けるような鋭利なヴォーカルが鼓膜を刺激します(覚醒)。とここまでが本編の内容で、豪華盤には4曲が追加されておりまして。まずはC.P. Dubbが制作した「Day One」でラップの様にフラットに駆けるChris Brownのメカニックな歌声が近未来的、メタルブルーなChris Brownのヴォーカルにピッタリ。Bryan "Composer" Nelsonが制作した「Blow It In The Wind」は、どこか深い原生の森の奥深くで湧き出る水源のように、目の醒めるような冷たさと透明度が綺麗なトラックでゴクゴク飲めてしまいます(潤)。Don CityとDerrick D. Beckが共同制作した「KAE」は、弦音を絶えず掻き鳴らす、ナチュラルで瑞々しくエナジーに満ちた無添加ソウルで、淀みのないChris Brownの歌声がハートの奥深くまで凄く浸透します。最後はDre Moonが制作し、客演にFutureが参加した「U Did It」。水面の輝きのように粒々の光が瞬くトラックに、幾重にもなったChris Brownの洗練された撥水性のヴォーカルが鮮やかで、そこにFutureの陽炎のようなラップが溶けるのも素晴らしい。

やっぱりChris Brownはカッコイイ、それはデビューから変わりませんね(悔)。アルバムも毎作と秀逸で欠陥が無いというか、トレンドを踏まえつつも少しフューチャリスティックで、でも往年のR&Bへのオマージュも忘れていないという(策士)。最近は素行も良いみたいですし、このままR&B界を背負って立つぐらいのシンガーになってくれたら良いな(祈)。








テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽