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RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Meek Mill「Wins & Losses」
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Rick Ross率いるMMGの若頭、Meek Millの通算三作目となる『Wins & Lesses』を御紹介。これまで1st『Dreams And Nightmares』2nd『Dreams Worth More Than Money』とリリースし、ヒットさせてきた有望株のMCであるMeek Mill。しかしなにかと問題も多いラッパーで、本作が出る2017年にも結局はセントルイス・ランバート国際空港で起こした乱闘騒ぎ、ニューヨーク郊外での危険運転容疑の2つの事件への関与により収監されてしまう事態に陥りました。しかしこの裁判は不当だとし、これに反対する運動”Free Meek Mill”が起こるなどMCとしての人気は浮き彫りになりましたね。Nicki Minajを巡って(?)DrakeとBeefになるも結果惨敗(?)したMeek Millでしたが、業界内での支持はやはり厚いみたいでなにより。そんなゴタゴタの中でリリースされた本作、毎度とプロモ不足でツイテいないですね(笑)。
それではざっくりと適当な感想で恐縮ですが・・・・・・まずはPapamitrouが制作した表題曲「Wins & Losses」で幕開け、冷たくギザギザと尖ったトラックは凍てつく印象を与え、その中で乾いた爆竹が弾けるように甲高いMeek Millのラップが青白い火花を散らして発破するのが強烈で刺激抜群。続く「Heavy Heart」はStreetrunnerとTarik Azzouzが共同制作しており、雲上のように滑らかでしとやかなトラックが悠々と流れるのが幻想的で、こうなるとMeek Millの甲高く弾けるラップがまるで星屑のように煌いてしまう魔法発動。Ra RaとMP808が共同制作した「Fuck That Check Up」ではまさかのLil Uzi Vertが客演参加、トラック的にはボムボムと上下運動を繰り返すのみのシンプル縦なトラックながら、若手ながらもなかなか渋く嗄れた声質でワッショイワッショイと張り切るLil Uzi Vertの助勢もありイマドキな仕上がりに。DJ Mustardが制作(Co制作Larrance Dopson)した超強力レイドバックチューン「Whatever You Need」では、Chris BrownとTy Dolla $ignが揃って客演参加という鉄壁布陣で甘ったるく正面突破を完遂。Tony! Toni! Toné!「Whatever You Want」をばっちりサンプリングしたトラックは甘美でいて、その甘みが滴るようでなんともセクシー(垂涎)。そこにフルーティなChris Brown、ボタニカルで瑞々しいTy Dolla $ignを添えたら美味確実で、こうなると酸味のあるMeek Millの強炭酸ラップも見事な味わいとなってパチパチ鼓膜に浸透するのがグッド。Dougieが制作を担当した「1942 Flows」はヅタッヅタッと力強く叩くビートとその上を流れる氷水のようなメロディがシンプルに鋭利で、Meek Millのラップが弾けるのとビートが呼応して共振するのがクールで心地良い。Cardiak「Sad Nights」を下敷きに使用した「Issues」はDougieが再び制作で、やはり甲高く発破する爆竹のようなMeek Millのラップが映える黒い背景のナイトメア仕様な一曲。Wheezyが制作(Co制作にはなんとFutureが!)の「We Ball」、客演にはYoung Thugが参加。仄暗い沼の底に鬱々と沈んでゆくようなトラックの中で、きっとFuture直伝であろうMeek Millの怪しく歪曲して落ちてゆくフロウも面白いし、なんとも自由になよなよと纏わりつくYoung Thugの細身のラップもやはり癖あり。Papamitrou制作の「These Scars」はAlan Hawkshaw「Strangelands」をサンプリングし、客演にはGuordan BanksとFutureを招いた深夜の空気に似た冷ややかなメロウ。こういう甘美でしとやかなトラックをここまでMeek Millがお洒落に纏うことが出来るとは少し意外で、夜の雨の様に降って濡らすFutureの雨煙るラップと、月光のように静かに照らすGuordan Banksの歌フック、そしてMeek Millは濡れたアスファルトが粒々とした輝きを放つようなラップを滑らせていてカッコイイ(痺)。いかにもMMGらしい黒光りするメタリックな鉄鋼チューン「Connect The Dots」はPapamitrouが制作を担当、客演にはYo GottiとRick Rossというなんとも肉厚なMCを揃えて完全なる肉弾戦で聴き手をねじ伏せます。IbeatzとG Koopが共同制作をした「Fall Thru」なんかも肩の力を抜いた柔らかな甘いメロウでエモーショナル、どこかスローモーションの映像を見るようなMeek Millのラップが春の陽光のように煌めき、風に翻るように軽やかでエアリー。Lihtz Kamrazを客演に招いた「Never Lose」はInfamous Rellが制作を担当した哀愁の漂う木枯らしのような乾いたメロウで、Meek Millの甲高いラップが鼓膜を刺すように凍てつきます。Da Honorable C.N.O.T.E.が制作を担当した「Glow Up」はシンプルにピアノ鍵盤を瓦礫積みした殺伐とした一曲で、やはり旋風のように巻上るMeek Millの鋭いラップがクール。本作でも孤児天気に要注意だと思うのが、Jay-Z「Blueprint (Momma Loves Me)」をばっちりサンプリングした「Young Black America」、制作はStreet SymphonyとD.O. Speaksが担当。ネタ元にも通ずる漆黒のツヤを輝かせる瑪瑙石のような高貴さの中、Meek Millの淡々と語るようなラップが渋く味わいがあって素晴らしいし、終盤登場の客演のThe-Dreamのスウィートなヴォーカルが溶けることで程よくクリーミーになるのも非常に美味。まるでポタポタと滴るように冷たい空間内に凛と響き渡るVerse Simmondsの雫ヴォーカルがたまらない「Open」、Street Symphonyと8x8、D.O. Speaksが制作でCorbin「Worn」をネタ使いしただだっ広くて底の無さそうな深遠トラックがまた神秘的で巧い。Maaly Rawが制作した「Ball Players」では売れっ子のQuavoが客演参加、捩じれて切れそうで切れない繊維質の電子音が糸引くトラックもそうだけれど、パチパチと乾いた音を立てて弾けるMeek Millもいいけれど、やはり三連符を散弾しては的確に落とすQuavoがいい味を出しています。StreetrunnerとTalik Azzouzが共同制作した「Made It From Nothing」は、MMGが得意とする絹目調で耳触りの滑らかなドレッシーミッドで、きついアルコールのように灼けるMeek Millと調度品のように贅沢なRick Rossのラップも良いけれど、やっぱり色っぽくてしなやかに闊歩するTeyana Taylorのエロい歌声がたまりません(刺激的)。最後もStreetrunnerとTalik Azzouzが共同制作した「Price」はSubmotion Orchestra「All Yours」をサンプリングした圧倒的な壮美曲でたまらない(溜息)、まるで鐘の音の鳴るように遠く響くようなMeek Millのハイトーン音域のラップがまたトラックに共振して胸を震わすのです(鳥肌)。

あれ?俺はこんなにMeek Millが好きだったろうか(困惑)。昨年はあまり音楽を聴く時間が無くて(今年はもっとそうですが)、そんな中だからこそ聴くアルバムも自然と限定していた気がしていて、そういう意味でMeek Millは後回しにしていたんです(失礼)。でもこうして聴いているとこのアルバムはカッコイイ、これまで味わったことのないMeek Millという感じ。Nicki Minajと別れたこともあり、ちょっと同情加点もあるやもしれませんが(笑)、これだけの人気があることを自分なりに確認できた一枚でした。






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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽