RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
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Jason Derulo「Future History」
Future_History_cover.jpeg

J.R. Rotemが主宰するレーベル“Beluga Heights”から華々しくデビューした、ダンスも踊れる22歳のシンガーJason Deruloの通算二作目『Future History』を御紹介。デビュー作となる『Jason Derulo』も好セールスを記録、幸先の良いスタートを切ったJason Deruloなだけに、その前作から僅か一年程のスパンで本作を届けられたのでしょうね。その甘酸っぱい歌声の中にもどこかギュッと絞ったパワーが感じられ、他の若手シンガーの中にあっても特徴的な歌声をしている様に思われます。しかも本作『Future History』のジャケットからも判断できる様に、彼はなかなかのダンススキルも持ち合わせていて、それをあまり前面に押し出していない辺り、これからの伸びしろを僕は期待していたり(その証拠に、2010年の年間R&B Top10において第八位に『Jason Derulo』はランクイン)。
それではさらさらと内容を紹介してゆきましょう・・・・・・まずは「The Banana Boat Song」をサンプリングした先行シングル曲「Don't Wanna Go Home」で幕開け、制作はThe Fliptonesなる人物が担当。この曲はあのフックこそちょっと耳馴染みがあるし、まあJason Deruloらしいエレクトロポップ感が炸裂したアッパーで嫌いでもないのですが、そんなにハマらなかったので地味な印象。続いてシングルとなったヒューヒュヒューと口笛っぽい音と共に、アコースティックギターの爽やかな弦の音色が吹き抜けるそよ風ミッド「It Girl」はなかなか好き。とにかく清涼感溢れる微炭酸テイストなメロディが、Jason Deruloの甘酸っぱくスパークリングなヴォーカルと混ざり合って、ちょうどいい刺激を伴って胸を熱くさせます。今や売れっ子のDJ Frank Eが制作を担当した「Breathing」は完璧に四つ打ちビートを基調としたエレクトロ閃光アッパー、ビガビガと目の眩む様な光を放ちながら伸びるJason Deruloのロボチックな歌フックが印象的ながらも、僕はどうもこういうエレクトロ色が濃い楽曲は苦手だったり。「Be Careful」でやっとJ.R. Rotemが制作を担当、少しだけ電子音を配しながらも基本的には滑らかなピアノ旋律とストリングスを組んだ、荘厳でドラマチックな冷たいバラード。“君を恋しいと思うのは、呼吸をしている時だけ♪”と表現する愛の形が美しく、切々と迫る様なこの情感たっぷりなリフレインフックが耳に残って離れません。再びThe Fliptonesが制作を担当した「Make It Up As We Go」は、どことなくこのガチャガチャと喧騒的なジャングルビートがMichael Jackson「Workin' Day And Night」辺りを彷彿とさせる(全く違うが)Timbaland趣味な一曲。ドカドカと派手にビートをドロップしながらも色鮮やかなシンセが流星の様に駆け巡り、そこにヒューマンビートボックスまで織り交ぜるという、貪欲なビートの応酬がたまらなく僕のツボ。Jason Deruloのカラフルでフルエナジーなヴォーカルも素敵、聴いたら踊らずにいられないパーティーチューンでグッド。夜明けを迎える様な、あの暗がりがじわじわと明るく輝き色味を取り戻す様な、そんな鮮やかさがシンセサイザーで描かれるラヴソング「Fight For You」。RedOneとBeatgeekとGeo Slamが共同制作したこの曲は、正にJason Derulo節だと思う。電子的なメロディもJason Deruloの甘酸っぱいエナジーヴォイスが伸びやかに奏でる事で、すごく情熱的で優しく感じてしまえる、“君の為に戦うよ、君はその長い戦いに挑むの価値のある女性さ♪”と謳う詩もタフでロマンチックで良いじゃありませんか。「Pick Up The Pieces」は再びJ.R. Rotem制作(Co制作をJD Walker) 、どこかアフリカンメロディを感じるトラックは電子ファイバーを組み込む事で不思議な魔力を放っていますね。また所々でJason Deruloのヴォーカルをチョップしたりカットしたりする遊び心も面白い。“もし愛がガラスで出来ているのなら、二人で破片を拾い集められるかな♪”と切なく謳う、復縁を題材にしたバラードだったりもします。ギターをジャカジャカ爪弾く爽快ミッド「Givin' Up」はThe Fliptonesが制作を担当、跳ねて旋回する様なメロディがどこかカルメン風、Jason Deruloの舞い上がる様なファルセットも気持ち良く炸裂する一曲。再びDJ Frank Eが制作を担当した「Bleed Out」はダークなシンセがはびこる凍てついた一曲で、フックを全編ファルセットで細く歌い上げるのも印象的。「That's My Shhh」はCarlos "Los" McKinneyとTerius Nash(!)が共同で制作を担当、一聴してThe-Dreamのそれと分かるリフレインリフレインをトロトロと滴らせるフックが官能的なメロディが素敵。ピッチを少し遅くしたピアノ旋律と電子音のベッタリと絡み付くメロディが、ベッドの上の男女の様に大きく仰け反りグラインドする極上スロウ。ビコビコな光線銃シンセがビュビュン飛び交う「X」はThe FliptonesとThe Outerlimitsの共同制作、最近はこういうテクノ全開なクラブバンガーが多過ぎる気も(飽和)。悲しく打ち拉がれるエレキギターを悲劇的に奏でるブルージーな別離曲「Dumb」、制作はJ.R. Rotemという事で彼の引き出しの多さに驚かされます。とここまでが本編の内容で、国内盤にはこれらに加えて三曲のボーナスが追加されています。J Marlonが制作を担当した失恋バラード「Bombs Away」はなかなかの出来映え、鮮やかなシンセを紡ぎながらも透き通る様な純白さを感じさせる、潔白のスロウで、Jason Deruloの咽び泣く様な必死のヴォーカルは激しく胸を打ちます(泣崩)。あとは「Don't Wanna Go Home(Club Junkies Radio Mix)」「Don't Wanna Go Home(7th Heaven Club Mix)」と、ありがちなミックス曲収録で、これなら別に要らないのだけどと思ってしまう(辛口)。

うーん、ハッキリ言って期待値を上回る事は出来ず、あまり面白くは感じる事がなかったかもしれません(残念)。これが最近の流行の音なんだと思えばそうなんですが、どう考えても前作『Jason Derulo』の方が面白かったかな。外部に頼むなら全く違う毛色のProducerに頼むか、いっそのことJ.R. Rotem単独で手掛けた方が良かった気も。閃光シングル二曲にあまり嵌れなかった方は、一作丸ごとそういう気分になってしまうかもしれません(僕がそうでした)。エレクトロ好きやダンス好きは素直に楽しめるのかもです、僕はちょっと老いてきたのかも(笑)。でもまだ二作目、Jason Deruloには期待していますからね。
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