RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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SuperHeavy「SuperHeavy」
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Mick Jagger、Joss Stone、Dave Stewart、Damian Marley、A. R. Rahmanという、音楽界の豪華な面々が集結した超ヘヴィー級バンドSuperHeavyの『SuperHeavy』を御紹介。伝説のバンドThe Rolling StonesのMick Jagger、英国出身で白人ながらその濃いソウルフル声で魅了するJoss Stone、Eurythmicsとしてポップ音楽を牽引したDave Stewart、インド映画音楽界(『Slumdog Millionaire』を手掛けたのも彼)の巨匠A. R. Rahman、これだけ書いただけでもどれだけ異文化に住む音楽のエリートが勢揃いしたのかが分かると思います(震撼)。一見するとなんの繋がりも無い様に感じますが、それぞれどこかしらで共演経験があったりと面識のある組み合わせになっているのも(もう詳しくは書きませんが)、このスーパーユニットSuperHeavyが生まれるべくして生まれたのかなと、運命的なものを思わせますね。この企画はDave StewartがJamaicaに構える家で着想を得て、それを旧知の仲のMick Jaggerと話し合い構想を練ったのだとか。
それでは簡単にですが内容を御紹介しますと・・・・・・まず本作を制作したのはその発起人であるDave StewartとMick Jaggerの二人、特にDave Stewartはここでは完全に裏方に徹しております。まずはジャカジャカと奏でるギターサウンドが雄大な大地を吹き抜ける風の様に壮大な「Superheavy」、トコスカとすからせて鳴る太鼓ビートも大らかで、そこにMick Jaggerのしわがれた芳醇な歌声、Damian Marleyのベタッと重たいフック、Joss Stoneの相変わらず渋くてタフな歌声が絡んで、なんとも不思議な色合いを魅せます。完璧にRaggaeテイストなトラックにMick Jaggerの突き抜ける様なリラックスしたヴォーカルが唸る「Unbelievable」も、そんなRaggae節の中にもIndianなメロディも滲んでいたりして、そんな中Damian Marleyが登場すると完璧なRaggaeモノに固まるというヘンテコな面白さがグッド。裏を取るビートとメロディが完全に南国風味の「Miracle Worker」は、少しくブルージーなメロディに冒頭からJoss Stoneが登場しソウルフルにカラーリングしてしまい、しかしフックに入ると途端にトロピカルで明るいメロディへと転調するカラフルさ。ビギビギと微振動を起こしながら電撃を走らせる疾走エレクトロ「Energy」はDamian Marleyの独壇場、かと思いきやフックでは思い切りよくロックに転調し、Mick JaggerとJoss Stoneが高らかに大声張り上げて歌い上げて気分爽快。「Satyameva Jayathe」はA. R. Rahmanのミステリアスなヴォーカルで幕を開け、曲も最初は教会チックなものから、神聖な祭事を彷彿させるインド音楽っぽいノリになり、終盤では流麗なストリングスを敷き詰め輝きを強めてゆく様子が万華鏡のように美しい(不思議)。ほぼ全編をMick Jaggerが歌うバーボンテイストのブルージーチューン「One Day One Night」は、半分Joss Stoneに歌わせたらもっと感情移入出来たかも。アコースティックギターを爪弾くカントリーロック「Never Gonna Change」もMick Jaggerがほぼ単独、でもこの曲は素直に好きで、Mick Jaggerの燻し銀な歌声で歌う別離のバラードが胸にグッと来ますね。Joss Stoneの囁く様なヴォーカルがまるで女神の微笑みの様に神々しく美しい「Beautiful People」は朗らかでピースフルでハートウォーミング、Joss Stoneの謳う“さあ美しい人たち、その光を陰らせるような真似はさせないで、燃え立たせるの精一杯、今すぐに♪”というフックが僕はすごく好きで、落ち込みそうな時も顔をしっかり上げて、進み出さなくてはと改めて思い知りました(感銘)。青空の様に澄み渡った清涼なメロディも素敵ですね、すごく心が洗われます。やんわりとぼやけて光る電子鍵盤のメロディにDamian Marleyの煙たく滲みるヴォーカルがドラマチックに込み上げる「Rock Me Gently」、これはもう完全にDamian Marleyがカッコ良過ぎて痺れてしまいました(酔)。しんみりと心に沁み入るメロディは切なくて、ファルセット織り交ぜながら艶っぽく絡むJoss Stoneとの相性も抜群です。最初のJoss Stoneのシャウトで一気に昇天してしまう「I Can't Take It No More」は完全にハードにロックした一曲で、思わず頭を振りたくなる体温急上昇のホットナンバー。どことなくオルゴール調の音色をRaggaeメロディに散りばめ、バックには美しいストリングスを流した「I Don't Mind」もJoss Stoneの胸を締め付ける様な歌フックが最高に綺麗。三者三様のヴォーカルでそれぞれの愛を謳った、真摯なラヴバラードでじーんと来ます。この五人の組み合わせだからこそ説得力も倍増する世界平和を謳った「World Keeps Turning」、希望という光りを纏った煌めきたっぷりなメロディが清純で、聴いているだけで心が洗われて綺麗になりますね(感動)。とここまでが本編の内容、ここからはDeluxe Edition(国内盤も同じ)に収録されるのみのボーナス曲。まずは大地の恵みを思わせるマハラジャビートの「Mahiya」、この異国情緒溢れるメロディのこの面々が歌声を重ねるという面白さ。ハードなドラムスに有色人種なメロディが漂う「Warning People」、タンゴというかJazzというか酒場っぽいムードで包まれたブルージーな「Common Ground」、驚く程のビカビカな電子音でビート強めの「Hey Captain」、そして国内盤のみとなるリテイク物「Never Gonna Change(Acoustic)」と、どれも面白い楽曲なので国内盤を買って損はしないと思いますよ。

とっても面白い感覚、これだけバラバラな音楽家が集まるとなんとも知れない味わいが生まれるのですね(年代もバラバラで、20代、30代、40代、50代、60代と揃い踏み)。様々な音楽という果実をジューサーに入れてミックス、でも完璧なジュースにはなってなくて、所々でまだ砕かれきれずに果肉がゴロゴロが残っているという感触、それがまた美味いのです(意味不明)。つまりこの『SuperHeavy』は僕はすごく好きです、とっても楽しい実験的な一枚だと思います。僕はBlack Music専門でしか聴かないけど、それでも純粋に楽しめました。まあ勿論、Joss StoneとDamian Marleyが参入しているから興味も湧いたのですが。“うまく噛み合っていない、溶け合っていない”等、どうやら批判的な意見も多い様ですが、なんだかんだで音楽好きならこの融合を楽しんで聴けるのではないかと思います。だから聴く価値あり、お薦めしますよ。

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