RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

10 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
165位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
43位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 男性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

R. Kelly「Write Me Back」
r-kelly-write-me-back_thelavalizard.jpeg

Public Announcementを引き連れての92年のデビューから、もうずっと第一線で活躍し続けるR&B界の帝王、R. Kellyの通算十一作目となる『Write Me Back』を御紹介。様々なスキャンダルに見舞われながらも、その卓越したソングライト能力(それはそのまま時流を汲み取る事の速さにも直結している)と圧倒的な歌唱力で、浮き沈みの大きい音楽業界で不動の地位を確立しているR. Kelly。前作が『Love Letter』で本作が『Write Me Back』、“お返事下さい”って事で続編かなーとも思ったけれど、そうではないみたいですね。
まあ誰もが知っている前置きなんてどうでもいいですね・・・・・・まず本作は全ての楽曲をR. Kelly自身が手掛けており、クレジットをよく確認するとKeyboardsをR. Kellyが担当し、StringsとHornsのアレンジにはR. KellyとあのLarry Goldが参加しております(拍手喝采)。まずはソワソワワクワクする様なシャンパンゴールドなピアノ鍵盤とベースの響きがたまらない高揚アップ「Love Is」でスタート、まろやかに大きくグラインドするR. Kellyのソウルフルでオシャレな歌声でもう興奮。柔らかくほのかに香るフローラルなステッパーズ調ミッド「Feelin' Single」はR. Kellyの十八番、ここではBill Withers「Lovely Day」をサンプリングに使用。軽やかにステップを踏みながらにこやかに踊る舞踏会みたいなR. Kellyの楽しげなヴォーカル、そしてそんんな会場を煌びやかに照らす絢爛なシャンデリアみたいなメロディが素敵。黄金色に甘く輝くハニー色なメロディが軽やかに旋回する「Lady Sunday」もステッパーズ風味、うっすら埃を被ったオールディーズなソウル曲がじわじわと輝き熱を放つ「When A Man Lies」も濃厚なんだけどスッキリ爽快で、やはりR. Kellyの歌声のスウィートさを実感させられます。Warryn "Baby Dubb" Campbellとの共同制作となる「Clipped Wings」なんかは、僕はどことなくEric Claptonっぽい雰囲気を感じるのですが。シックでアダルトで悲しく寂しげなピアノ旋律が胸の隙間を疼かせるし、そんなしんみりメロディの上で悶え叫ぶようにシャウトするR. Kellyの歌声に涙が零れます(想出)。ポカスカと少し乾いたパーカッションが小気味良く響き渡る爽やか清涼なトロピカルソウルチューン「Believe That It's So」、少しウィスパー気味にうっすらとシルキーな歌声で丁寧繊細に歌うソウル曲「Fool For You」とやはり懐古趣味なトラックが続きます。プカプカとした音色を奏でるオルガンでスタートする「All Rounds On Me」では、ブリブリにスウィンギンするレトロロックチューンでElvis Presleyが憑依。腰に爪先とクネクネ動いてしまう事間違い無し、途中のR. Kellyのコール&レスポンスも最高にノリノリ。本作で最も現代的なサウンドとなっているのが「Believe In Me」、シンセサイザーでちょっぴり尖らせた氷結ピアノ旋律に乗せて、仰々しいのが大好きなR. Kellyらしいゴスペルクワイヤ(ともすればオペラ風?)な荘厳なスロウ。で、本作で僕が最も大好きで素晴らしいと思うのが「Green Light」でして。確かに既出感はあるのかもしれませんが、こういうじっくりゆっくりと垂れ堕ちるような汗ばんだネットリ濃厚スロウこそR. Kely節ですよね(いや、というよりRonald Isley節かな)。ポロポロと脆く零れるハープみたいな音色と、R. Kellyの女性の背筋を舐め上げるようなファルセットが官能的で素晴らしい溶け合いに(昇天)。パパンパンと叩く手拍子に乗せてR. Kellyがスカッと気持ち良く咆哮しちゃうダンスチューン「Party Jumpin'」なんか、下手すればコントみたいになってしまうけれど、R. Kellyが大真面目にやれば一気に華美なパーティーチューンに大変身(跳)。『Happy People』っぽいサウンドで滑らかに「Share My Love」を挟んだら、すーっと蒼く輝く透明感のある海洋バラード「Beautiful In This Mirror」でお口直し。爪弾くアコースティックギターがスパイシーに鳴り響く「You Are My World」では完璧にMichael Jacksonマナーな歌唱を披露、MJそのままの物真似っぽくてどうも...と思いつつもやはりクールで研ぎ澄まされていて、エッヂの効いたヴォーカルでなんだか聴き入ってしまうのも事実ですね(残像)。Dennis-Manuel Petersとの共同制作である「Fallin' From The Sky」は凍てついた結晶シンセがひらひら舞い降る冷たいスロウ、繊細で刺々しいメロディ&リフレイン&ヴォーカルエフェクトが現代的アプローチでナイスだし、高所恐怖症のR. Kelly(飛行機嫌いだったかな?)らしい詩にも注目ですね(笑)。最後を飾るのは王道の極上バラード「One Step Closer」、暖炉に焼べる火みたいにじんわりとハートの芯まで温めてくれる優美な一曲です。

当然、素敵なアルバムに仕上がっています、R. Kellyでないと完成し得ないクオリティ。あとは、R. Kellyに何を望むかで、本作の評価は大きく変わるかな。僕の場合はそろそろ『12 Play』みたいな濃厚エロ路線を復活させて欲しいので、そういう意味で物足らなかった。確かに前作『Love Letter』も素晴らしかったけれど、最近は古いソウル音楽のリバイバルをする向きもあって、それにR. Kellyは乗っかった形で。シカゴステッパーズを復活させた『Happy People』は、絶対に彼にしか出来ないリバイバルだったからもっと傑作だったんだと思います。だからこそ、今度こそはトローリ濃厚な官能スロウを聴かせて欲しかった、かな(我侭)。とまあ、いろいろ書いていますが、結局は各々がR. Kellyにいまこのタイミングで何を望んでいるか、で印象が変わるかと思います。僕にとってはタイミング的に『12 Play』系統を望んでいた(ただ、R&B市場全体が原点回帰している風潮には賛同)ってだけで、またちょっと経ってから聴いた時には、やはり素敵な快作だと言うに決まっているのですが(笑)。


スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment