RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

10 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
165位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
44位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 男性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Q Parker「The MANual」
048021753925.jpeg

90年代を代表する(いや、R&B界を代表するとも言える)男性ヴォーカルグループ、112の元メンバーであるQことQ Parkerの初ソロアルバム『The MANual』を御紹介。Bad Boy黄金期を象徴するグループ112、彼らがいた頃はまだヴォーカルグループの群雄割拠な地図が広がっていて楽しかったですが、気付けばそんなヴォーカルグループは氷河期を迎え絶滅状態。そしてなんと112は解散、R&B愛好家としては涙に暮れる毎日な訳です(大袈裟)。しかしその112からは各々がソロでデビュー、Michael KeithとSlimに続いてQ Parkerがソロ作をドロップしてきました(拍手)。Michael Keithは聴けていないんですが(Daron Jones『Uncensored』を持っているけれど、あれは正規盤ではないのか?)、Slimのソロはなかなか良かったのでやはり期待してしまいますねー。
それではザックリ簡単に感想を書いちゃいますよー・・・・・・まずは麗しき女性シンガーCrystal Nicoleと滑らかなハーモニーを紡ぐ「The Conversation」でしっとり幕開け、絹のようにスベスベしたピアノ鍵盤の高貴な調べに乗せて、Q ParkerとCrystal Nicoleの吐息に近いヴォーカルが重なる感触が悩ましい。Kendrick Deanが制作を担当した「Show You How」はふわとろと柔らかなメレンゲ風シンセが浮遊するソフトなミッドで、Q Parkerの熱っぽくも優しく甘い歌声が綺麗に響く一曲。「Belongs To You」はあのIvan BariasとCalvin Hagginsのコンビが制作を担当、ヒラヒラと優雅に舞い降るピアノ鍵盤の華やかなメロディが優美で鮮やかな極上ドリーミースロウ。「All About You」はDwayne "D'Town" Nesmith(The Corna Boyz)とWriteTimeが共同制作、グイーンと力強く唸るエレキギターを皮切りに滑らかに流れ込むフックが最高に流麗で、源流のように深く澄んだクリアなメロディに溶け込むQ Parkerの無垢な歌声がハートにグングンと沁み浸透する真水バラード(惚)。再びDwayne "D'Town" NesmithとWriteTimeが共同制作した「YES」は、一時期のC. "Trikcy" Stewart×The-Dreamを彷彿とさせる、ちょっぴり官能的なトリップ感の楽しめるトロトロ甘ったるいスロウでグッド。Q Parkerのファルセットを織り交ぜて煌めくヴォーカルもまたセクシーで、へし折れるぐらいに力強く抱き締められる感覚に陥ります(恍惚)。Salasiが制作を担当した「How I Love You」はズルズルギュルギュルと擦り上げるスクラッチと、少し埃っぽくノイズがかったフィルターが施されたQ Parkerの歌声がざらついたテイストを残しつつも、やはり奥深さのある滑らかさ&情感が滲んでいるナイスな感傷チューンに仕上がっていますね(断片的)。「60 Seconds」はもはやR&Bシーンの重要人物といえるChuck Harmonyが制作、Chuck Harmonyお得意の穏やかで朗らかなレトロ風味のソウルバラードで、温もりたっぷりにファルセット寸前でまろやかクリーミーに歌い上げるQ Parkerはやはり巧者。Kendrick Dean制作の「Two Of Us」は古い顔馴染みであるFaith Evansが客演参加、キラキラと煌めく細雪みたいな繊細微音シンセが綺麗な結晶みたいなミッドで、Faith Evansの芳醇なヴォーカルも素敵なアクセント。Adrian "AP" Porterが制作を担当した悲哀のこもった痛々しいバラード「Hold Me」は切な過ぎて苦しい、今にも崩れ落ちそうなQ Parkerの微細い瀕死ファルセットが胸に突き刺さる、そんなQ Parkerの歌声を進行と共に幾重にも重ね、残響(残像)のように研ぎ澄ましたモノクロ調バラード(涙暮)。「Better」はなんとWarryn Campbellが制作を担当、しかも客演にはStyles Pという少し意外な組み合わせ(驚)。濃霧の様に冷たくダークな張り詰めたメロディの上をすーっと広がるQ Parkerの潤いたっぷりな歌声と、冷たく尖った薄氷みたいなStyles Pのラップが滑走して最高にクール。Armando "Mandobeats" Colonが制作した「Forced My Hand」は、どこか懐かしいソウルフル調メロディもさることながら、徐々に段階的に上昇するフックが最高に気持ち良い燻し銀ディープなミッド(性感帯)。Dwayne "D'Town" Nesmithが再び制作を担当した「Just Us」はちょっぴりロック味を織り交ぜ、真夜中の都市高速を滑走するようなメタリックな輝きを放つ疾走ミッドで、洗練された格好良さを感じます。最後を飾るのはIvan BariasとCalvin Hagginsが制作を担当したアコースティクギターと指スナップが効いたフォーキースロウ「Completely」、Q Parkerのキャンドルの灯みたいに妖艶に、時に熱く時にぼんやりと燻るヴォーカルが魅惑たっぷりで惹き込まれますね(溺)。しかし本作中でも興奮してしまうのは哀しいかな、112の名曲をアコースティックカバーした「Cupid (Acoustic Version)」だったりするんですよね(年老)。まあ、原曲もアコースティックギターの効いた一曲だったので違和感なし、やっぱり良いものは時代を超えて良いのです。

比べるのは愚の骨頂なんだろうけれど、Slim『Love's Crazy』はそれなりに時流を汲んだサウンドを配置していた(ような気がする)のに対し、Q Parkerは112時代に培ったものをそのまま継続した感じ。悪く言えば保守的なのかもしれませんが、僕的には(往年のファン的には)期待していた王道R&Bを聴けて充分に満足。それこそ昔は112の作品を聴いても、どれが誰の声なのか判別できませんでしたが、今じゃどれが誰か分かるんですから、僕もR&B歴が長くなったんだなーと(遠目)。112好きは問答無用で聴くべき一枚、僕の中のR&Bってこういうサウンド&ヴォーカルと言える雛形的な仕上がり(太鼓判)。


スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment