RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
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趣味:古典的推理小説読書
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Frank Ocean「channel ORANGE」
Frank-Ocean-Channel-Orange.jpeg

Tyler, the Crteator率いるOFWGKTAの一員にして、天賦の才を持つシンガーソングライターFrank Oceanの待望のデビューアルバム『channel ORANGE』を御紹介。元々はLonny Breauxという名でソングライト仕事を行っており、その成果を買われC. "Tricky" Stewartの紹介もありDef Jamとソングライターとして契約していたのだとか。Frank Oceanといえばやはり、傑作MixTapeと謳われる『nostalgia, ULTRA』が世界中で賞賛を浴びたのを機に、ジワジワとR&B愛好家の支持を集め、その後はJay-ZとKanye Westの作品に登場、またBeyonceにも楽曲提供するなどして一躍Frank Oceanは時の人に(飛翔)。あまりの出来映えに『nostalgia, ULTRA』はDef Jamから公式プレスされる筈だったのですが、結局は流れてしまいました(惜)。しかし思ったより早くデビュー盤が発売されて驚きました、もう年の瀬なのでどこの音楽雑誌も本作を傑作扱いしているので、もはやここで書くのも恥ずかしい限りなんですが......いや、もう書くまいか。あ、ちなみに本作のExective Producerは“Everest”となっており、これはFrank Oceanの飼っている愛犬の名前です。
でも一応ずっと聴き続けていたので書きます・・・・・・本作は勿論、Frank Ocean自身が全曲のソングライトを行っております。まずは「Start」から始まるのですが、これがプレイステーションの立ち上げ音やiPhoneの着信音、「ストリートファイターII」のセレクト音だったりが聴こえる不思議な幕開け(笑)。そして早くも彼の永遠のクラシックとなりそうな美しく儚げな溜息バラード「Thinkin Bout You」が流れる、Shea Taylorが共同制作したこのじんわりと涙でぼやけた様な明滅系のシンセがトロっと美しいですね(悶絶)。Frank Oceanのちょっぴり不器用なファルセットとタフなヴォーカルの混じり具合も、なんだか吹っ切れないフラストレーションにも似た優柔不断さが滲んでいて、聴いていてなんだかいじらしい(胸痛)。とっても短いけれど前曲の流れを一時寸断する役目となっている(詩の内容からすると、失恋を肥料と捉えているから繋がっている)「Fertilizer」はThe UnderdogsのJames Fauntleroy IIが制作に関与、寒気の漂う真夜中に冷たく輝く尖った月を見つめて震えるような感覚。ぼわぼわと輪郭のぼやけたパーカッションのエコーがかったビート、Frank Oceanの意識の底から沁み滴るようなネットリしたヴォーカルももう病み付き。無機質でスカスカな電子鍵盤のキュートな音色が転がる感じが面白くてナイスな「Sweet Life」、制作にはThe NeptunesのPharrell Williamsが関与という事で納得のネジ仕掛けバラードでグッド(昇天)。そんなピコポコ音の上にはホイップクリームみたいに甘くてふわふわなメロディがコーティングされ、Frank Oceanの甘酸っぱく迸るハイトーンのヴォーカルがスプラッシュします(果汁)。「Super Rich Kids」では同じOFWGKTAのメンバー(だった?)Earl Sweatshirtが客演参加、制作にはMalayが関与していて、Mary J. Blige「Real Love」を拝借。のっそりと踏みしめる様な鍵盤音のなだらかなメロディに引き摺られ、Frank OceanとEarl Sweatshirtもふわふわと上の空な感じでヴォーカルを乗せるのが味噌。再びShea Taylorが制作に関与している「Pilot Jones」も、鳥のさえずりが響き渡る中を巨大な宇宙船が突如として青空に出現し、キラキラと虹色の光を洩らすような不思議なメロウネスが充満する一曲で、Frank Oceanのドリーミーで気だるい歌声が耳に残ります。再びMalayが制作に関与した「Crack Rock」はポロポロと崩れ零れるようなイントロから、荒んでざらついた電子鍵盤の歪な連なりがザクザクと突き刺さるマイナー調なミッド。およそ10分にも及ぶ大長編となる「Pyramids」はMalayが制作に関与(GuiterにはJohn Mayerの名前が)、ギラギラと尖って眩しいアヴァンギャルドなシンセのジグザグなメロディがクールで、堕ちてゆく速度感と意識の朦朧感がリンクして毒っぽい効果がじわじわ迫るエッヂの効いた一曲。「Lost」はMalayとMicah Otanoが制作に関与、この映像が何度も巻き戻しする様なリフレインするメロディが癖ありで、少しオリエンタルで芳しい匂いのするまろやかミッド。Tyler, the Creatorが制作に関与している「White」はJohn Mayerのギターのみを客演に、こんな贅沢な使い方するなんて(気絶)。烈しいドラムスが飛び散る中で、オルガン音がプアーーっと気の抜ける音色を奏でる「Monks」はMalayが制作に関与、ズカズカ弾けるビートのせいか鋭く攻め込むトラックだけれど、カラフルな花束を裂いたような電子鍵盤とFrank Oceanのマッタリと控えめなヴォーカルが角を丸くしていますね(安心安全)。教会に鳴り響くような神聖さと厳かさが滲む「Bad Religion」はMonte Neubleが制作に関与、Frank Oceanの辿々しいファルセットヴォーカルが余計に胸にチクチク刺さりますね(刹那)。Malay関与のとてもブルージーで幻想的なスロウ「Pink Matter」、客演にはあのAndre 3000が参加という粋な共演。まるで密室で線香を焚いている様な、そんな仄照らすような柔らかな煙たいサウンドが纏わり付く感触が毒々しくも艶やかでたまらないです(虜)。なんだかとってもアメリカンなサウンドが心地良く響く穏やかな「Forrest Gump」、うーんやはり独特のメロディと詩。最後はTyler, the Creatorのゾンビじみたヴォーカルも聴こえる、電子音の華やかで煌びやかなメロディがふわふわと舞い上がる「End / Golden Girl」で幕切れ。あと最後にとっても重要な情報をひとつ、クレジットを見てみるとLalah HathawayがBack Vocalで参加しているではありませんか(驚)。どの曲とかいう表記は無いので全体に渡ってなのかな、しかし僕は大好きなLalah Hathawayの声を認識できないままでいます(阿呆)。

うん、やっぱり世界観としては独特で、とても惹き込まれますねー(酔)。ただ、MixTapeの『nostalgia, ULTRA』の方が濃密で音色の質感がギラギラしていて眩しかったかも。そういう意味ではこの『channel ORANGE』はより洗練されて斬れ味が増していた気がします、それでいてもやはりどこか脆さもチラチラ見え隠れしていたけれど(溺)。ただ僕の期待値が思い切り大き過ぎた為か、それほど僕は衝撃を受けたという印象はなかったかも。僕みたいな素人には到底理解できない深みがあるのでしょうね(苦笑)、いや、嫌いとかではないですからねけして。それよりも彼の告白を記した手紙が一番美しかった気がする、これを最後の音楽作品にして小説家になりたいなんて話もあるらしい。僕はどちらかというと、小説家のFrank Oceanに期待しているかもしれません(我侭)。


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