RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Machine Gun Kelly「Lace Up [Deluxe Edition]」
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Ohio州はCleveland出身の弱冠22歳の白人MC、MGKことMachine Gun Kellyの記念すべきデビューアルバム『Lace Up』を御紹介。アポロシアターでのコンテストで優勝したり、MixTapeが好評を博しXXLが選ぶ“2012 Freshman Class”でも選出されたりと大活躍。結果、あのDiddy率いるBad Boy Recordsと契約しメジャーデビューという華々しい経歴をスタート。僕はそんなにMixTape関連はチェックしないので、このMachine Gun Kelly(以降はMGKと省略)はハッキリ言ってスルーしていたのですが、かのBad Boyからの配給という事で速攻で買ったのを覚えています。90年代からHip Hopに浸かっているリスナーなら、このBad Boy経由に対する絶大なる信頼を分かってくれるものと信じて止みません(笑)。ちなみに本作のバックのモザイクは、“Lace Up”のタトゥーを刺れたファンからの写真を並べたものらしいです。
それでは簡単になりますが内容をチョコチョコ書きますと・・・・・・まずはBrinton "Woodro Skillson" EwartとRami "Rami Beatz" Eadehが共同制作した「Save Me」で幕開け、これはまるで吹雪く様に冷たく突き刺さる電子音とエレキギターとピアノ旋律の中で、MGKがノンストップで疾走するダークでクールな一曲。その上で客演のM. ShadowsとSynyster Gatesが雄叫びを上げてよりロック度を増していて、なかなかカッコイイんです。SykSenseとIrvin "Swirv" Whitlowが共同制作した「What I Do」では、Bun BとDub-Oが客演で参加。サウスマナーな泥臭いデコボコビートの上を戦車みたく突き進むBun Bの野太いラップと、コンコルドみたくシャキーンと滑空するMGKのラップの対比がナイス。GB Hitzが制作を担当した「Wild Boy」ではあのWaka Flocka Flameが客演参加、灼熱グラグラと煮え滾るような真っ赤な煮沸ビートの中でもMAXスピードで斬り込むMGKは痛快ですし、その背後からバウバウ言いながら吠え立てるWaka Flocka Flameの涎ダラダラな狂犬ラップが凄まじくて圧巻の迫力。表題曲となる「Lace Up」では御無沙汰なLil Jonが参戦、しかし制作はDrumma Boyという事で久々のCrunk節は聴けません(惜)。ただやはり阿呆みたいにシャウトしまくるLil Jonの厳つさは半端じゃなくて、完全にトラックと同化して凶暴さをグーンと上げております(名演)。Alex Kickdrum制作で、そのKickdrumsのFittsが客演で参加した「Stereo」は軽くロックなテイストで軽やかに駆け抜ける絶妙な一曲。これは白人MGKだからこそのポップさとスッキリ感が詰まっていて、MGKの微塵切りなラップも途中のFittsの歌フックでまろやかになっていてグッド。Anna YvetteとFrequencyが共同制作し、そのAnna Yvetteが客演参加した「All We Have」も抜群のミクスチャー感を織り交ぜた素晴らしい一曲。まるで一時期のEminemを思わせる煌びやかさと切なさと脆さが滲むガラス曲で、Anna Yvetteの潤いたっぷりな歌フックも含め良く出来ています。「See My Tears」はまさかのJ.U.S.T.I.C.E. Leagueが制作を担当、いかにも彼らしい冷たく凍り付きそうな悲壮感が漂うダークな一曲で、MGKの早口ラップの鋭さが氷柱のように刺さる感触。そして僕が個人的に本作で最も注目したのは、あのDame Greaseが制作してDMXが客演した「D3mons」。90年代を席巻したDame GreaseとDMXというコンボ技で、お得意の悪魔崇拝的な腐敗臭漂うシンセを駆使した降霊術トラックでもう興奮しまくり。というだけでなく、MGKもこのおどろおどろしい濃霧トラックに紛れて怪しくスピットしていてカッコ良く、DMXとの相性はやはりかなり抜群かと。Tech N9neを冒頭に置いてヘヴィーにスタートする「Edge Of Destruction」はMichael "Silent Mike" BrascomとIrvin "Swirv" Whitlowが共同制作、Tech N9neの早口も勿論重要なんですが、やはり僕的には元祖マシンガンなTwsitaが隣りで早撃ちしているのがたまらない(失神)。同じ早口でもやはりタッチが違うのですね、やはり斬れ味はTwistaの方が数段上な気がします(研磨)。「Runnin'」はBoi 1daが制作で、Planet VIが客演したストリングスがザクザク効いたメロディアスで慕情溢れるメランコリックなしんみり系の一曲。Alex Da Kidが制作を担当し、売れっ子ソングライターのEster Deanが客演参加した「Invincible」もやはりスマート流麗でカッコ良く、すんなり聴けてしまうポップさがかなりグッド。Jon "JRB" BishopとIrvin "Swirv" Whitlowが共同制作の「On My Way」もドラマチックでナイーブなトラックがじわじわと沁みる、サンプリング駆使っぽい王道Hip Hopトラックという感じでざらついた感触がたまらない(鳥肌)。Blackbearが客演参加してブルージーでしゃがれた歌声を聴かせる「End Of The Road」、オルガン鍵盤のまったりと流れるメロディが切なさと哀愁を漂わせるトラックはMGK自身とSlim Gudzが共同制作。とここまでが本編の内容で、豪華盤には加えて3曲のボーナスが追加されております。MGKとSlim Gudzが共同制作でThe Naked & Famous「Young Blood」をサンプリングした、エレクトロでキラキラ眩くシャイニーなポップチューン「Half Naked & Almost Famous」。JPdidthis1制作でYoung Jeezyが客演参加したスリリングな「Hold On (Shut Up)」も、完全にYoung Jeezy土俵に上がりながらもガチンコタイマンを張っていて素直にカッコイイ。最後を飾るのは、J.R. RotemがFoals「Electric Bloom」をサンプリングした「Warning Shot」。ここではレーベルメイトのCassieが参加、バツンバツンとチョップした電気音の中で瞬きフラッシュするCassieのベタベタな歌声、MGKの神速ラップが絶対にくだらない一曲になったであろう危険な一曲(笑)。

なんというか、良い意味でベッタベタなHip Hopをしていて、僕はかなり聴き易かったですね。どの曲も耳馴染みがあってキャッチーな感触は、やはりBad Boyのこれまでの経験がそうさせたのかも(邪推)。とにかく想像以上に均整バランスのとれた一枚で様々なサウンドを網羅、ゲスト陣もナイスな塩梅で、聴き易さはこの上ないです(優等生)。しかも考えたらこういう早口でスピットするMCというのも最近はかなり少ない、むしろゆっくりと歌う様なMCが隆盛している時代ですからね、そういう意味でもかなり重宝されるかもしれないキャラクターかも。


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