RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

08 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
123位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
31位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 音楽その他  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Twin Shadow「Confess」
Twin-Shadow-Confess.jpeg

ドミニカ共和国生まれ、Brooklyn在住のTwin Shadowの通算ニ作目となる『Confess』を御紹介。Twin ShadowはGeorge Lewis Jr.のシンガープロジェクト名、こういう表現がアメリカには多いけれど、結局は日本でいう芸名ってのと違うのかな(疑問)。Twin ShadowはGrizzly BearのChris Taylorがプロデュースした『Forget』でデビューし、この作品がインディー音楽界で話題となり、かのPitchforkでその年の年間ベストの第26位に選出されるという功績。と言っても音楽ド素人の僕は知る由もなく、本作が初Twin Shadowで御座います。この仄暗く淀んだような青みがかったジャケットが妖艶クールで最高、僕にとってはジャケットは重要です。
それではザックリとした感想を書いてみますと・・・・・・まず本作の制作を手掛けるのは、George Lewis Jr.(つまりTwin Shadow本人)とWynne A. Bennettのようで、Wynne A. BennettはBack Vocalでも参加しているみたいですね。まずはシングルでもある「Golden Light」で滑らかに清らかに幕開け、この宵の明星みたくじんわりと輝く電子音の瞬きがとっても美しく幻想的で、その上をTwin Shadowの靄っぽくぼやけたまろやかなヴォーカルがふわふわ漂う感触がまたもやドリーミーで素晴らしい。ザクザクとしたエレキギターのカットにバスバスとキックするビートが尖っていて恰好良い「You Call Me On」はロック調の一曲、エフェクトをかけてグニャグニャと変形歪曲するTwin Shadowのダークでソリッドなヴォーカルが鮮烈で刺激的。ハートの鼓動に呼応するゾクゾクするリフがインパクト大で、ジューシーな電子音が迸る華麗な一曲。疾走感を最大限に発揮した開放感たっぷりのロックテイスト曲「Five Secounds」、まるで何かに焦がれる様な、ハートがバクバク鼓動を打つような、このハラハラするメロディの高揚がたまらない(興奮)。なんというか70年代のファンタジーSF映画を観ているような懐かしさ、チープでベッタリしたカラフル電子音を散らしながら走る、息遣いにも似たTwin Shadowのまろやかでパワフルな歌声がナイス。爪弾くギター弦の音色が湿っぽくこだまし、闇を仄かに照らすような滲んだ明るさが魅惑の「Run My Heart」もどこかレトロなタッチのメロディ。なんというかだだ広い水平線の向こうから朝陽がじんわり昇るような、そんな微かな眩さと温度の上昇を思わせるトラックが夢想趣味で綺麗だし、Twin Shadowの乾いた風に絡まりながら潤いを弾けさせるようなヴォーカルがまったりと清冽で美しい(溜息)。これまた懐かしい感じのザクザクとエッヂのある弦の跳ねるようなメロディが軽やかな「The One」、Twin Shadowの歌声は割と低めでちょっと暈けているんですが、それが楽曲の持つ鮮やかに少しエッチングを効かせて、錆びた風味のある重厚クリーミーなテイストに仕上げていてグッドなんです。「Beg For The Night」での真っ直ぐと清純な歌いっぷりも素敵で、万華鏡の様にめくるめく色彩の艶やかさと相俟り、灯影のようなジワジワと煌めき照らすTwin Shadowのヴォーカルが神秘的。ベコボコと捻じ曲がったビートとピコポコ電子音が機械的に絡む「Patent」は、とても無機質でスペイシーな無重力トラックで、ヒンヤリした感触と遊泳感がたまらなく病み付きなミッド。瞬く満天の星空の下を滑空するようなロマンチックなメロディが聴き手を飲み込む「When The Movie's Over」、銀河を滑らかに艶やかに輝かせながらとろけるTwin Shadowのダウナーなヴォーカルがたまらない。Lana Del Reyみたいな陰鬱で刺々しいピアノ鍵盤メロディが耳にチクチクと刺さる「I Don't Care」、Kid Cudiなんかにも通ずる退廃美ロックで、擦れた声でじわじわと焦げ臭くなるTwin Shadowの悶えに近い歌声も病み付き。最後を飾る「Be Mine Tonight」は静寂の中で生命的躍動感が華開くエネルギッシュな恍惚ミッドで、幾度と繰り返されるフックが雄大に広がり全てを光で飲み込んでしまう圧巻の一曲。しかしこの後には隠しトラックとして「Mirror In The Dark」も収録されており、これが音数少なくベチャベチャとした泥みたいな電子音の瞬きの中で、Twin Shadowの暈けた歌声が燦然と輝き抜群の明度で澄んだスロウに仕上げている魔法曲でグッド(余韻)。

素敵の一言、R&B好きでもすんなり聴けるであろう、結構ごちゃ混ぜな音楽スタイルでクール。そういう意味では、どことなくPrinceを思わせるようなコラージュ嗜好で、鮮烈でありながらも少し円やかさも残した、秀逸なポップアルバムだと思います(絶賛)。なんというか、とても癖のある歌声で巧いのだけど仄かにダークさもあって、でもまろやかさも兼ね備えているから暗くなり過ぎないという絶妙な匙加減。ストップモーションのスローモーションを音で表現したカッコイイ音楽、これからの活躍にもかなり期待できますね(興奮)。


スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment