RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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A$AP Rocky「Long. Live. A$AP [Deluxe Edition]」
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現状のシーンの若手の中でも一、ニを争う人気と期待を背負うA$AP Rockyの記念すべきデビューアルバム『Long. Live. A$AP』を御紹介。まず特筆すべきはA$AP Rockyの本名、Rakim Mayersという名であのRakimに因んで名付けられたそう、もうこれだけでかなり特別な存在って気になります(笑)。A$AP Rockyといえば2011年に発表したMixTape『Live. Love. A$AP』が傑作として賞賛され、中でも「Purple Swag」や「Peso」などがヒットしましたよね。僕は本当にこういう新鋭に疎いのでかなり後追いで、気付けばもはやかなり大きな存在になりましたよね。彼率いる集団“A$AP Mob”も引き連れてそのままメジャー契約まで獲得、という訳でA$AP Rockyのみならず、クルーごと注目を集める逸材で御座います。
それではもう皆様聴き終えてるでしょうが感想をポロポロと・・・・・・まず驚いたのがスタートを飾る表題曲「Long Live A$AP」がJim Jonsin、Rico Love、Frank Romanoという面子だという事。光の届かぬ洞窟の奥で、天然のミネラルを含んだ水滴が流れ落ちる、そんな電子音のボタボタと堕ちる音が陰鬱でいやらしくもカッコ良いダークメロウな一曲。スクリューも混ぜ込みながら、ゾロゾロと蠢くダークなテイストのポコスカ浮遊感のあるトラックがイルでカッコイイ「Goldie」、Hit-Boyが制作という事でこの超絶クールな仕上がりは納得。本当にズルズルな感触はゴシックなんですが、ただそういう腐敗臭っぽい重たいトラックながら、ピコポコとうわずる電子音とか掠めるぐらいのスクラッチ音、軽快な細切れビートでキャッチーさも兼ね合わせていてグッド。Schoolboy Qが客演参加した「PMW (All I Really Need)」は、T-Minusが制作(Co制作をClockwork)。鉛で出来た水溜りの上を、プカプカ浮かぶような、そんは歪(いびつ)で硬質なとろみ(反目なだけに奇天烈な心地良さ)の中に溺れながら意識の奥底が疼いてしかたない。Schoolboy Qとの未来を担った絡みのスリリング、先を見据えた人選か。これまた一躍注目株なClams Casinoが制作を担当した「LVL」は、映像がブレブレしながら静止するような、ザザザザザザザとざわつくシンセがすべてを霞ませて飲み込むミステリアスで美しいモノクロチューン。時間の流れが急激に緩慢とし、そんなストップモーション寸前な一場面の中で、A$AP Rockyの緩やかに舞い蠢くラップがジワジワリと浸食する一曲は浸食ドリーミーと言うべき。続いてもClams Casinoが制作を担当した「Hell」は、なんとも飛び道具なSantigoldが客演で参加。これもまるでオーロラみたいにびらびらと屈曲したシンセが眩く蠢くミッドで、そんな中にSantigoldのもっさりとしたオモチャっぽい歌声が挿入され、余計に異世界へ加速させる(ただ景色と体感速度は極度のスローモーション)不思議な一曲。なんだかThe Neptunesのトラックを45回転といかないまでもユルユルに落としたような、そんな極上なとろみが効いた悪夢っぽいスロウ「Pain」はSoufien 3000が制作を担当。ここでは四人組(うち一人はコメディアン)のOverdozが客演参加、なにか妖しげな隙間から洩れ入る光芒みたいな、柔らかで艶やかなシンセの蠢きがたまらない。こういう少し淀んだシンセの細波が次第に渦を創り出し、飲み込み、結局はその遊泳感に溺れて心地良く感じてしまう恍惚の悪魔ミッド。Noah "40" Shebibが制作した「F**kin' Problems」では、Drakeに2 ChainzにKendrick Lamarという、いま一番脂が乗り切っている新世代のMCが集結しマイクリレー、なんだけど本作の流れからは明らかに浮いているしそんな盛り上がらない気がする。Birdy Nam NamとSkrillexが制作&客演で参加した「Wild For The Night」は、ビカビカと輝くシンセ光線がザクザク突き刺さるピコポコ派手なビート、それを嘲笑うかのようなデロンデロンに速度落ちたスクリュー声の融合がせわしくて大変。Kendrick LamrにJoey Bada$$、Yelawolf、Danny Brown、Action Jackson、Big K.R.I.T.と、これまた新世代を担う錚々たるMCがマイクを回す「1Train」も豪華。Hit-Boyが制作したSolomon Burke「Get Out Of My Life Woman」をサンプリングした、ストリングスと硬質ビートが荘厳にぶつかるハードでタフなトラックも最高に渋くてナイスだし(王道)、同じ新世代でも先の面子よりもこっちの方が面白い。これはA$AP Rockyにしか出来ないと感じるお洒落でハイセンスで華奢な「Fashion Killa」、制作はHector DelgadoとFriendzone、Lord Flackoが共同で制作。冷たい夜霧の中でぼやけて照り射す月光のような、そんな柔らかくもスマートで繊細なシンセがぶあっぶあっと明滅する様は幻想的。そのなかをフワフワと彷徨うような、甘美なラップで揺らめくA$AP Rockyのラップも心地良い、なんか分からないけれどとっても恰好良い。「Phoenix」はまさかのDanger Mouseが制作を担当、ピアノ鍵盤の壮麗なメロディは彼ならではなクラシカル仕様。しかし闇夜に蠢く悪魔の囁きのような、ダークに微睡むシンセの退廃的エコーがスクリュー声と相俟って妖しくとろけます。Lord FlackoとHector Delgadoが共同制作した「Suddenly」も、ソウルフルなんだけどやはりドロドロと歪んだ曲線がアクセントになっていて、じっとりぶつぶつと念仏みたく繰り出すA$AP Rockyのラップが脳内奥底に浸食する毒曲です(褒言葉)。とここまでが本編の内容で、あとは豪華盤のみのボーナス曲みたいです。まずはJoey FattsとLord Flackoが共同制作した「Jodye」、まるで深い森の中を得体の知れない殺人鬼に追われているような、じわじわ来るスリリングなメロディと咆哮、纏わりつく様なA$AP Rockyのラップとどれもがサイコ。V DonとLord Flackoが共同制作した「Ghetto Symphony」ではGunplayとA$AP Fergが参加、これはなんだかLana Del Reyが創出した退廃美クラシックチューンといった趣で恰好良い。「Angels」はAmsterdamが制作、ひらひらと舞い降りるようなキラキラした結晶シンセとダークさの対比が面白い。最後を締め括るのはFlorence Welchを客演に招くという異色な「I Come Apart」、制作がEmile HaynieとAmanda Ghostという事で僕は興奮を禁じ得ない一曲(失禁)。大聖堂で聴いているかのような奥行きと優麗さ、すーっと意識を霞めて眩く鮮烈なイメージをフラッシュバックさせるトラックが壮大。ゆったりと撫で回すようなA$AP Rockyのラップも堂に入ってるし、Florence Welchの優雅でいて厳しさのある歌声が曲をタイトにしております。

うーん、最初こそ難しくってあまり聴かなかった一枚なんですが、聴いているうちに格好良いと思えるようになったかな(年寄)。最近はこういうテイストのサウンドも多いのだけど、そんな中でもやっぱりクールで洗練された感触のするA$AP Rocky。これからもっと聴く回数を重ねる事でハマってしまう可能性大。ヴィジュアルも含めて作品を量産したら、もっと恐ろしいポテンシャルを爆発させそうな逸材。Kid Cudi好きはきっと好きだろう、と思うので僕もきっとすんごく好きになってしまいそう(逃避不可)。また違ったゴツゴツビートに乗ったA$AP Rockyも聴いていたいし、A$AP Mobの動向も気になりますね。


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