RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
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N.O.R.E.「Student Of The Game」
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Capone-N-Noreagaの片割れであり90年代のHip Hopの重要キャラ、N.O.R.E.の通算六作目となる『Student Of The Game』を御紹介。さて冒頭にCapone-N-Noreagaの片割れと紹介しましたが、結局は解散してしまったので元片割れというのが正しいんですよね(悲)。最近はN.O.R.E.とは別に“P.A.P.I.”というステージネーム(Power Always Proves Intelligenceの略だそう)を名乗り出して、その名義で新作も出されるかと思いましたが、きちんとN.O.R.E.名義で安心しました(笑)。N.O.R.E.といえばあのBusta Rhymes率いるレーベル“Conglomerate Records”とも契約しましたし、共に90年代の黄金期を牽引した人気MCなだけに、その点での今後の動向も気になるところ。
それではザックリ適度な感想をちょっくら書かせて頂いて・・・・・・まずはCooking Soulが制作した「Student Of The Game」で幕開け、これがもうソウルフルでしとやかな濡れ系ファンクで90年代にトリップバック(懐)。どちらかといえばハイテンションでキレキレのラップを飛ばす印象の強いN.O.R.E.だけに、こういうじっくり焙煎な燻し銀ラップも格好良くてギャップ萌えか(笑)。Illa & Infが制作を担当した「Tadow」では、French Montanaに2 Chainz、Pusha Tと現状シーンの人気若手を惜しげもなく招集。冷たい雫模様のシンセがぽたぽた落ちるシリアスなトラックでは、やはり僕的に主役とPusha Tが一番聴き易いという老化。N.O.R.E.と共にシーンをのし上がった(「Superthug」がThe Neptunes爆発のキッカケか?)同胞、Pharrellが単独で制作&客演参加した「The Problem (LAWWWDDD)」はやっぱり胸が疼く。しかしトラックはザクザクにブツ切りした電子鍵盤とぽっかり隙間をサンドウィッチした、あまりに単調で面白くない一曲で、Pharrellのキナ臭いフックも全く効かず残念(辛口)。SPKが制作を担当した「What I Had To Do」では南の首領Scarfaceが客演参加、洞門系のしとしとまどろっこく輝く鉱石シンセの鳴りがミステリアスで、その中でがなる様なN.O.R.E.と野太くバフっと洩らすScarfaceの絡み合いはたまらない(失神寸前)。「Vitamin」ではかのPete Rockが制作&客演で参加という荒技披露、いかにもPete Rockな煙たくて重圧ピリピリな不穏ジリジリトラックはド渋いし、N.O.R.E.の構わず突っ込むタフなラップもナイス。Charlie Brown制作の「Thirsty」ではスクリューいじくりでフックを奇天烈に、まるで昔のMobb Deepを思わせるIlla & Infの研ぎ澄まされたノコギリ曲「Fowl Niggas」のギザギザ尖った感も良い。引き続きIlla & Infが制作した「She Tried」ではLil Wayneが客演参加、もはやDrake化してしまったLil Wayneになんの魅力も感じないし、それに乗っかり暗澹淀んだラップに溺れるN.O.R.E.があまり好きになれない(苦笑)。Scram JonesとDJ Thoroが共同制作した、これぞHip Hopな硬質ドラムパターンにオルゴールにポロポロ零れるキラキラと繊細な音色が美しい「Camouflage & Unicorns」は最高、客演にTragedyとHavoc(勿論そうMobb Deepの)が揃い踏みし、錆びた銃弾みたいに荒々しく吹き飛ばす焦げ臭いラップの援護射撃もグッド。再びCharlie Brownが制作した「Only Bad Ones」ではJeremihが客演参加、デジタル音をビーンビーンと張って微振動させた怪しくダークなトラック、結構な長い時間をぼんやり音階少ないネットリなJeremihに任せる辺りは信頼あるのかな。Mick JonesとChris Jonesが揃って参加した「God's Angel」はHazardis制作、このテイストって昔のSting使いを彷彿とさせる感じのミステリアス&シリアス感が混じって聴き易い。かのLarge Professor様が制作&客演した「Buil Pyramids」なんかはもう興奮MAX、Large Professorならではな丸っこいホーンとヅカヅカ蹴るスネア、途中で挟まる路地裏切り取った喧騒の残像、単純に聴きながら頭をカクカク振ってリズム取る感じ(痺)。N.O.R.E.のノンストップで韻を踏む前のめりな姿勢、とってもハードでざらざらしていてカッコイイ(鳥肌)。Jaleel Beatz(と表記されているけれど、これはJahlil Beatzですよね?)が制作した「Faces Of Death」では、French Montana、Swizz Beatz、Raekwon、Busta Rhymesと濃過ぎる面々がマイクをリレー。やっぱりSwizz Beatzの擦れっ枯らしな声やRaekwonの静かに抹殺する神業ラップ、Busta Rhymesのガウガウ噛み付き暴れるラップが最高ですね(笑)。最後を締め括るのはMaydayとTech N9neというアングラ寄りな二人が脇を固めた「Dreaming」、Charlie Brown制作の電子音が次々弾ける泡ブクブク系のアクアチューンで、全員が渋く鋭くて恐ろしく格好良い切れ味抜群なアッパー。

昔からなんだかフットワークの軽い印象のあるN.O.R.E.だけあって、新旧を折衷したこの仕上がりはなかなかの面白さ。まあ、絶対に聴かないといけないって感じもないし、最近の若者にはとってもつまらない一枚なのかもしれませんね(苦笑)。でもね、やっぱり彼の黄金期を知っている三十路からすると、反応せざるを得ないナイスな一枚。The Neptunesともっと上手く絡めていたらば(そういう意味では、最近のChad Hugo不在感は残念)、もっと楽しめたであろう一枚。


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