RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Philip Lawrence「Letters I Never Sent」
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Bruno Mursの名参謀として名を馳せている(らしい)、Philip Lawrenceの記念すべきデビューアルバム『Letters I Never Sent』を御紹介。Bruno Mursがライヴをする際に率いているバンドの中に、このPhilip Lawrenceは歌ったり踊ったりで参加していて、以前より注目が集まっていた、らしいです(笑)。すみません、僕は完全に知りませんでした、なんせあまりBruno Mursにはまらないので、そこまでじっくり観ていないという(苦笑)。
てな訳で全く先入観のないままさらさらと感想を・・・・・・さて、まず特筆すべきは製作陣ですね、Philip Lawrenceは当然のこと、あとはJean Yves "Jeeve" DucornetとMichael Diskintが共同で制作しているみたいです。冒頭と飾るのはジャカジャカとかき鳴らすアコースティックギターの清廉なメロディに心洗われる「Just Breathe」、これがもう青春の甘酸っぱさを感じさせるようなクリアで活気に満ちた謳歌で、和の心にもすーっと響きやすい素敵な一曲でナイス。「When You Come Back」では打ちひしがれた様に、萎れながらもすべてを振り切るような刹那的な情熱がほとばしるヴォーカルに胸を熱くさせられます。ギターをポロロンと柔らかく鳴らす、カントリー風の純潔ミッド「Cold Karma」も、香ばしくもビターなPhilip Lawrenceの歌声がじわじわと鼓膜に浸透する感じがイイ。ロデオチックにメロディとリズムが跳ねる「Trying Times」はモロにBruno Murs路線なスウィングチューンで、Bruno Mursに比べるとより筋肉質で骨太な豪快な歌声でフロアを揺らすPhilip Lawrenceがイケイケ。すべてを大きな渦に飲み込むような嵐、激しく荒ぶる海、そして嵐が去った後に訪れる陽光の眩さと静けさ、という感じの曲の転調がドラマチックな「In The End」。優しく甘くしっとり歌い上げるのも巧くて驚かされるアコースティックスロウ「Holding On」、なんというかセピア色のメロディが景色のように過ぎて褪せる感触。電話の受話器越しに子供に聴かせるという劇仕立て(?)な「Lullaby」なんかはとっても可愛くて、ほっと安心してしまう優しさに溢れたナイスな一曲(Interlude的な曲として最適)。悲しく冷たくはらはら崩れ墜ちるピアノ旋律はハートにチクチク刺さる「Finally Free」は、静寂を破りくすくすと焦げてゆく一枚の写真のような寂しさがくすぶるバラード。酒場使用の「Heaven High」はスルー、別に上手いしカッコ良いけれどこの流れでは聴けない(困惑)。晴れた空の下でそれこそゴシゴシ洗車しながら聴きたいスッキリ爽やかな「Wash Me Clean」、追い風を受けてグングンと青空へ上昇しながら滞空しちゃいそうな飛行機ミッド「Neverland」、ファルセットを混ぜながらソフトに囁くような甘美な歌声がほのかに香り立つ「Lady」、ストリングスや弦音をパチンパチンと弾けさせてミニマル寄りなグルーヴをチープに旋回させる「Slow Down」(このスカスカ具合としゃくり上げる様な歌い方とが、どことなーくPrinceっぽい媚薬を感じさせる)と、なかなか秀逸なポップ曲がずらりと並びます。

日本人にも聴き易い感触は、やはりBruno Mursとも通ずるのかもしれませんね。ただ、Philip Lawrenceの方が黒くソウルフルなので僕はしっくり来る、同じアーバンポップ風なんですがコッチが好きかな。なんというか爽やか美しい中にも、コクや深みがあるカーボン声はどこかSealにも似ている気もします。R&B好きが聴くよりもPop好きが聴いた方がしっくり来るかもしれません、とっても清潔でナチュラルな一枚。R&Bリスナーにとって言えば、アーバンにすりすり擦り寄って甘い蜜を吸うJustin Bieberを聴くぐらいなら、ポップ寸前だけれどソウルフルに熱く真摯に突き刺さるPhilip Lawrenceを聴いた方が、よっぽど感じるものが多いかなと。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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