RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
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血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
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Natalia Kills「Trouble」
KillsTrouble.png

ジャマイカ系黒人の父親とウルグアイ系の母親を持つ英国出身のシンガー、Natalia Killsの通算二作目となる『Trouble』を御紹介。その昔からテレビ番組などで子役出演などし、十代の頃にはVerbalicious名義で音楽活動を開始していたというNatalia Kills。その後、あのwill.i.amに見初められ彼のレーベルと契約し、デビューアルバムとなる『Perfectionist』をリリース。そのデビュー作はBillboardではUS Heatseekers AlbumsでNo.1を獲得したみたいですが、僕周辺(狭い)でもそんな話題にならなかった感の強かった彼女。なのでちょっと記憶も薄れた頃にまさかの二作目が発売されていて正直驚き、よっぽどwill.i.amはNatalia Killsを気に入っているのでしょうか。
とか言いつつもちゃっかり購入した本作の感想は・・・・・・まず本作を購入する覚悟を決めさせたのが、全曲においてあのJeff Bhaskerが制作を仕切っているという点ですよね、これはかなり大きかった。まずは遠くからのサイレン音と歩く音で始まる「Television」(Co制作にGuillaume Doubet)、ちょっぴり音割れ気味のザクザクしたビートに乗せて、若干ダーク寄りなんだけどポップに跳ねちゃってるギザギザなNatalia Killsのヴォーカルが印象的。同じくダートでゴツゴツしたエレキギターのリフと殴打ビートで攻め上げる「Problem」はがっつりロック風味、思い切り微振動エフェクトで聴き手ごと細かく粉砕してしまいそうな波動が刺激的。「Stop Me」はEmile Haynieとの共同制作曲で、冒頭の太鼓ビートの鳴りでなんだかFun.を思い出してしまった僕。真夜中に夜風をカラダで切りながらバイクで疾走するようなこのダーク&クールな感触。ガブガブ噛み付くようなビートとエレキ音色に、カラフルキャンディみたいなNatalia Killsの歌声がポップに跳ねるラフな一曲。Hall & Oatesの大名曲「Rich Girl」をモロまんまサンプリングしちゃった反則ポップ「Daddy's Girl」は想像通りの仕上がり、あのゾクゾクするようなリフを全面に敷いて、あえてスカスカなビートを積み重ねて機械的にポップしちゃう面白さ。「Saturday Night」はステンドグラスみたく鮮やかで好き通った、教会チックな聖なる響きのシンセ軸メロディを威風堂々と展開するミッド(夢想)。Co制作にGlass Johnが関与した「Devils Don't Fly」はなんというか、Kanye WestとRihannaを合体させたような漆黒にして壮大な流麗ミッド。それこそじっとりと黒い雨のようにしとしと降るNatalia Killsの影のあるヴォーカルもナイスですし、このトラックの醸し出す暗雲垂れ込める圧迫感にも似た感触は素晴らしい。かと思えば優雅に悠々と上空を旋回するようなとんびフックが和やかな「Outta Time」はカントリーポップみたい、この落差は何だろう。そのタイトルも相俟ってどこかPrinceっぽい奇天烈大袈裟な感触がじんわり蘇る「Controversy」はGuillaume DoubetがCo制作、ドタドタと蹴り上げるビートに宇宙交信みたいな冷たいエフェクトのかかったフラットなヴォーカルが滑走するギャラクティカルアッパーでクール。空気をたっぷり含んで鳴らすホーンのバフバフ音と、ピコポコ音との交錯が面白い派手ポップチューン「Rabbit Hole」は昔のGwen Stefaniの焼き直しという感じで少し残念か(惜)。ただその悔しさを跳ね返すのが続くスロウバラード「Marlboro Lights」、静かに射し洩れる月光のようにしっとりと上品なピアノ鍵盤に、じんわりと震えるNatalia Killsの歌声がドラマチックで美しい一曲。Add制作にEmile HaynieとGuillaume Doubetが関与した「Trouble」は躍動感ある打ビートに、大らかな波線を描くNatalia Killsの歌声が押し寄せ洗い流す壮大系のミッド。

アルバム丸ごとwill.i.amが無関係という事に驚き、こういう時こそwill.i.amの電気仕掛けのベッタリトラックが必要だと思うのですが(不思議)。僕が無類のR&B好きだからなのか、なんだかそんな期待したほどでなかった本作。なによりJeff Bhaskerがもっと面白く深みのあるトラックを用意できると思ったんだけど、なんだか完全にマンネリしちゃっている気がする(残念)。Natalia Killsも特にコレといった個性がなくて、そういう意味ではバチバチに尖ったエレクトロを纏った前作『Perfectionist』の方が断然良い出来だったと思います。ただ、「Devils Don't Fly」と「Marlboro Lights」は良い出来映え、聴いて欲しいな。


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