RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Big Sean「Hall Of Fame [Deluxe Edition]」
Big-Sean-Hall-Of-Fame-Album-Art.jpg

Kanye West率いるG.O.O.D. Musicの若頭、Big Seanの通算ニ作目となる『Hall Of Fame』を御紹介。Detroit出身の25歳、その端正なルックスと“Supa Dupa”なるフロウスタイルで一躍人気を獲得し、Kanye Westとも契約を勝ち取ったBig Sean。かなり以前から注目されるもなかなか出なかったデビュー作『Finally Famous』もヒットを記録し、名実ともに人気MCの仲間入りを果たしておりますね。最近ではMixTape『Detroit』があちこちで絶賛され、Kendrick LamarとJay Electronicaが客演した「Control」が話題になるなど(これは完全にKendrick Lamarの一人勝ちだが)、脂の乗り切った絶好のタイミングでのリリースで、その点は良かったのかなーと(安堵)。Matthew Williams(DONDA所属)がアートディレクションしたこのジャケットがまずお気に入り、それで俄然アルバムへの期待が高まったのは言うまでもありません(笑)。
それではざっと感想を思いつくままに書き連ねますと・・・・・・まず本作のAlbum ProducerとしてクレジットされているのがNo I.D.という事で、それだけでまたもや期待がグーンと急上昇ですね。オープニングを飾る「Nothing Is Stopping You」はKey Waneが制作、Pharrell Williams「Rocket's Theme」を流行のスクリューコーティングしたスペイシーでサイバーなトロトロ曲。ポカポカと打たれる柔らかなビートに、スルスルと締めつけるストリングス、Big Seanの舐め上げるようなジットリ湿ったラップとどれもが滑らか。Darhyl "Hey DJ" Camper, Jr.が制作した「Fire」、一昔前にKanye WestやJust Blazeが繰り出していた45回転早回しっぽいループをブツ切り繋げた、まろやかで華やかなフローラルアッパー。こういう単調なメロディに乗せて、ふんわり舞い上がる様なラップで颯爽と駆けるBig Seanがかなり二枚目。No I.D.が制作を担当した「10 2 10」はどうも好きになれない、こういう上擦った声でのんびりグオーンと伸ばす間抜けなフロウは最近のトレンドなんだろうけど、Big Seanはこのスタイルじゃないだろう。「Toyota Music」はXaphoon Jonesなる人物が制作を担当、プカプカと水泡のように浮き上がる繊細な電子音と、その水泡がパチンと割れて波立つ水面のような艶やかメロディの溶け合いが、絶妙な色彩でマーブルな魅力を放つ酩酊ミッド。「You Don't Know」はNo I.D.が制作を担当(Add VocalにはElijah Blakeが参加しており、彼のキュートなフックが凄いエッセンスになっているのも味噌)、微波動で振幅するシンセはノイジーながらも鮮やかで幻想的、その中で滲み出すBig Seanの淡い水彩画みたいなフロウが心地良さを増幅させます。Key WaneとMike Deanが共同制作した「Beware」は、客演にLil WayneとJhene Aikoが参加したなんとも異色な組み合わせ。なんだかポップキャンディーみたくちょっぴり刺激的に弾ける甘い電子鍵盤の曇った音色に、ネットリ柔らかなBig Seanのラップとコケティッシュ過ぎるJhene Aikoの歌声、煙みたいにジワジワゆるゆると巻き付くTunechiのラップと、すべてが暈けて響きます。No I.D.が制作(KeysにJames Poyser)の「First Chain」ではNasとKid Cudiが客演、黄昏ドリーミーな光が洩れて移ろうこのメロディがとっても綺麗で、この三人のコンボはとっても特殊で凄まじい魅力を放って面白いです(強烈)。「Mona Lisa」はDa Internzが制作を担当(Add制作にTwilite Tone)、この手の横揺れバウンスなサウンドはBig Seanには似合わない気がするんですが。同じくDa Internzが制作を担当した「MILF」ではNicki Minajとjuicy Jという、なんともダークでギトギトな客演陣を召還。ブーンブーンと低く不穏に鳴り響くホラービートの中で、三者がゾンビチックな青白いラップをぶつけ合う一曲。Dorothy Ashby「Lonely Girl」をサンプリングした「Sierra Leone」はNo I.D.が制作(Co制作にJames Poyser)、ソウルフルなメロディに幾重にも暈けた電子鍵盤が波紋を描いて絡まる幻想的なミッドで、こういう甘美で毒っぽいトラックのBig Seanは線の細い二枚目度が映えていてグッド。グルグルと渦巻くヴォーカルの三十線が独特な目暈感を演出しているなと思ったら、Roscoe Dash(!)にKey WaneにJames Fauntleroyが揃ってAdd Vocalsで参加しているから納得。「It's Time」ではJeezyとPayrollが客演参加、Key Wane制作(ここでもRoscoe DashがAdd Vocal参加)のザクザクと刺激的で毛羽立った電子チューンがエッヂーでクールですし、なによりJeezyの焦げ臭いラップが格好良いんで困る。Key Wane制作(Add制作にNo I.D.)の「World Ablaze」では@Fauntleroyが客演参加、これもまた超音波みたいに残像を波立たせながらジワジワ蝕む二人のヴォーカルがたまらなくツボ、オーロラみたいに変幻自在に鮮光がヒラヒラとめくるめくクラシカルなトラックも気品があって素敵(溺愛)。ピアノ鍵盤の瑞々しい音色が春風みたいに閃く「Ashley」、客演のMiguelがいなたくも甘美な歌声を花蜜」みたいに香らせるのもグッドだし、どこまでも可憐でピュアなトラックもナイス。最後を飾るのはNo I.D.が制作したビコボコサイバーな電子音がダークに尖って刺さる「All Figured Out」、しっとり切々と聴かせるドラマチックで流麗なミッドチューン。ここまでが本編で、あとは豪華盤のみの追加収録がありまして。まず2 ChainzにMeek Mill、Earlly Macが客演参加した「Mula Remix」、これはまあ予想通りの仕上がりで特筆すべき点は無し。続いてはあのCommonを客演に引っ張り出した「Switch Up」、Mano制作のドロドロへばりつく重油チューンはどうもCommon仕様ではない為チグハグ、ただまあこの組み合わせで聴くのが面白くはあるという(笑)。Key Waneが制作した「Guap」は、民族音楽みたいな音色が谺するポコポコ跳ねるゴチャゴチャチューンで面白い。

あれ?なんか格好良いなあ?前作のデビュー盤はあまりピンと来なくて、どこか肩透かしに感じたんだけど、それは単に僕が最先端についていけないからなのかな(苦笑)。こういう言い方は野暮だとは分かっているんですが、全盛期の頃のFabolousを思わせるスタイリッシュさと言いますか(稚拙)。なんだか最初は“そんな個性なくてサラサラ流して聴いてしまうなー”なんて生意気に思っていたんですが、本作ではかえってその正統派な感じが聴き易くて好印象だったり(阿呆)。あとはやっぱりNo I.D.が取り仕切ったのも大きかった、サウンド含めてかなりスマートで格好良かった、結構お気に入りで聴いていたりします(前言撤回)。


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