RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Mac Miller「Watching Movies With The Sound Off [Deluxe Edition]」
Mac-Miller-Watching-Movies-With-The-Sound-Off.jpg

Pittsburgh出身で15歳からMixTapeをドロップしている白人MC、Mac Millerの通算ニ作目『Watching Movies With The Sound Off』を御紹介。それこそXXLの名物企画でも取り上げられ、グングン知名度と人気を拡大したMac Millerは、デビューアルバム『Blue Slide Park』は全米一位を獲得。インディレーベルである“Rostrum Records”からのリリースだったのもあり、その功績はかなり大きく取り沙汰されましたね。その後はHip Hop界のレジェンド的存在、Lord Finesseとの訴訟沙汰などもありましたが、なんとか和解して音楽活動に専念できている模様。僕はこの『Blue Slide Park』に全く惹かれなかったのですが(阿呆)、その後に彼が発表した無料EP『You』で一気に彼のファンになりました。と言ってもコレはMac Millerではなく、Larry Lovestein & The Velvet Revival名義で出した作品。しかもラップでなくJazz、Mac Millerが完全に歌っておりまして(驚愕)。これがなかなかアンニュイで格好良くて、その引き出しの多さにただただ感嘆するばかり。という訳で本作は豪華盤をさらっと購入、しかしこのジャケットはどうも気色悪くて好きになれませんが(笑)。
という訳で中身について無邪気につらつらと・・・・・・まずはまさかのEarl Sweatshirtが制作を担当したダークスロウな「The Star Room」でじっとりとスタート、逆回し再生みたいなズルズルなイントロから転調し、ブルージーで甘ったるいメロディがじんわりと熟れる感触は夢魔そのもの。その中でネットリと柔らかにあんかけ状態でラップを重ねるMac Millerもイル、気持ち悪いけれど気持ち良い(矛盾)。「Avian」はLarry Fisherman(Mac Millerの別名)が制作を担当、ホロホロと崩れ墜ちるようなピアノ鍵盤の音色をスクリューがかった獣声が遮る混沌スロウで、静かにひっそりとラップを滑らせるMac Millerのスムースさは少し変態じみててそこが良い。randomblackdudeが制作を担当した「I'm Not Real」ではEarl Sweatshirtが客演で参加、ボツボツと叩かれる無機質なビートに夜霧のように毒っぽく浸食する冷たいシンセメロディが中毒性高い。その中でボソボソと呟くMac MillerとEarl Sweatshirtの鬱々としたラップが蔓延する感触がまたたまらない、樹海に足を踏み入れるような不安と魅力に駆られます。あのFlying Lotusが制作を担当した「S.D.S.」もハイセンス極まりない一曲で痺れ上がる、夜の宙(そら)で星屑がパチンと弾けて光を零すような煌びやかさが繊細で美しく、それこそ流星群のようにサラサラと電子トラック上を滑るMac Millerの白糖ラップが甘美でカッコ良い(卒倒)。Clams Casinoが制作を担当した「Bird Call」はまさに亜熱帯なジャングルビートの洪水で、ネイティブでアグレッシヴで野性味溢れるトラックで異彩を放っております。注目株Ab-Soulが客演参加した「Matches」はID Labsが制作を担当、洞窟内に染み渡る水流みたいなアクアな響きの蒼いシンセがプカプカと輝く、Black Moth Super Rainbow「Twin Of Myself」ネタ使いのまろやかなトラックもグッド。Adothegod制作の「I Am Who Am (Killin' Time)」はNiki Randaが客演参加、風に揺れるカーテンみたいな透けたシンセがさらさらと流麗に舞うトラックも、それに乗せて妖艶に滑らかに潤うNiki Randaのヴォーカルも魅惑たっぷり。「Objects In The Mirror」はPharrell Williamsが制作を担当、浮遊感たっぷりな無重力シンセの中で微睡むMac Millerの歌声が最高に心地良く、セピア色のポートレイトみたくピントの暈けた感触がなんともスウィートでグッド。The Alchemist制作でCamel「A Heart's Desire」をサンプリングした「Red Dot Music」は、白人巨漢MCのAction Bronsonを従えてのっそり不穏に迫るホラーテイストな一曲。Chuck Inglishが制作を担当した「Gees」ではSchoolboy Qが客演参加、ミニマルなスカスカ電子音のポコポコビートに、ミニチュア化エフェクトされたラップも面白い。Mac MillerとSchoolboy Qの掛け合いも絶妙で、ビートが軸なだけにしっかりと耳にこびり付く感じが良い。SapとLarry Fishermanが共同制作した「Watching Movies」は催眠術にかかったようなグルグル渦巻くマーブルシンセに目眩、のっぺりズルズル引き込むMac Millerのウイルスチックなラップも蔓延してて耳に残る。「Suplexes Inside Of Complexes And Duplexes」はLarry Fisherman制作、そろそろと忍び寄るようなマイナス仕様な鍵盤音の繰り返し。The XX「Swept Away」を下敷きにした「REMember」もLarry Fishermanが制作、静かに囁くMac Millerの上白糖ラップがしんみり響き渡る、ドリーミーで幻想的なプラネタリウムチューン(溺愛)。Nylo「Someone Like You」からヴォーカルをサンプリングした「Someone Like You」はJ. HillとID Labsが共同制作、深々と降る綿雪にみたいに柔らかなシンセが連綿と続き、雪明かりみたいな優美な輝きを洩らすMac Millerのドラマチックなラップも甘美で切なく美しい(溜息)。Larry Fisherman制作の「Aquarium」ではTuneyard「Powa」を下敷きサンプリング、これまたプクプクと泡が浮き上がるような柔らかな電子音が揺らめく液状スロウでグッド。最後を締め括るのはClams Casinoが再び制作を担当したキラキラ眩いブリザードスロウ「Youforia」、ブリザードといっても激しさはなく、あくまで粉雪みたいに繊細な純白シンセが吹き抜ける感触のトラックに、冷たく淡いMac Millerの透き通る結晶ヴォーカルが乗っかるといった感じ。とここまでが本作の内容で、豪華盤にはあと三曲のボーナス曲が存在。まずはDiploが制作した、ずっと空気が漏れ出ちゃうブヒブヒのガス抜けバウンス曲「Goosebumpz」。Tyler, the Creatorが制作&客演した「O.K.」なんかはいかにもTylerらしい狂気じみたズンチャカブーンな一曲で(やはりThe Neptunesからの強い影響を感じる)、流れを考えたら確かにこれは追加収録で仕方ない一曲かな。最後はID Labsが制作を担当したドリーミーでチャーミングな絢爛煌びやかミッド「Claymation」、Vinny Radioが客演で参加しております。

いや、本当に格好良くて僕の中で一時期、延々ループのヘヴィロテ状態にあった本作。Beastie Boysに始まりEminem、Asher Rothと連綿とスターは輩出されたけれど、Mac Millerは中でも物凄い才能をまだまだ秘めているんじゃないだろうか、そう感じてしまいます(鳥肌)。サウンド面でもかなり独特の世界観を持っているし、それを創っているのはLarry FishermanことMac Millerなんだから凄い。とまあ、両手離しで絶賛しているけれど、彼の本当の魅力(凄さ)を英語分からない僕は知らないんでしょうね(悔)。しかし、本当にかなりの飛び道具を隠し持っているMac Miller、茶目っ気たっぷりに魅せて、かなり要注意人物(危険人物)だと痛感しております。


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