RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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John Legend「Love In The Future」
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Kanye Westにフックアップされた本格派ソウルシンガー、John Legendの通算四作目となる『Love In The Future』を御紹介。前作『Evolver』からおよそ五年ぶりと(その間にはThe Rootsとの傑作コラボ盤『Wake Up!』を発表しているけれど)、思ったより長いスパンが空いて発表された本作。このピンボケした様な薔薇だけを写したジャケット、とにかくシンプルでJohn Legendが写っていなくて、これはもうG.O.O.D. Musicっぽいなーって感じかな。前作『Evolver』でかなりふんだんにエレクトロを取り込み(ここでかなり評価は分かれた)、『Wake Up!』でまたレトロに戻してから臨む本作は、どのような作品になっているのか。
それではちょこちょこ本能的な感想を書かせてもらうと・・・・・・John Legend、Kanye Westと共に本作Executive Producerを務めているDave Tozerが制作した(ソングライトにはAli Shaheed Muhammadの名も)、フォーキーなイントロ「Love In The Future (Intro)」で静かに幕開け。そのまま流れ込む「The Beginning...」はHit-Boyが制作を担当(ソングライトにはJames Fauntleroy II、Co制作にKanye West)しており、脆く繊細だけど淀んだ感触の色彩で漂うピアノ旋律と重たいビートの絡みが絶妙な暗澹さ、快感と背徳の間へ揺れながら墜ちてゆくような沈殿メロディに、John Legendのこれまた影のあるセクシーな歌声が響きます(溺愛)。そんな妖艶で深い夜を共にした後に、朝陽が射して目覚めるような煌々とした光をきらつかせるミッド「Open Your Eyes」は、Darhyl "Hey DJ" CamperとKanye Westとの共同制作。The Detroit Emeralds「You're Getting A Little Too Smart」をサンプリングした優美メロディに、ウキウキと心が踊る様なでマッタリと柔らかなJohn Lengendの円熟ヴォーカルが心地良く響きます。Dave TozerとNana Kwabenaが共同制作(Co制作にKanye West、しかもAdd VocalにはKimbraが!)し、Lil Louis「Video Clash」をサンプリングした壮麗なストリングスが複雑に絡み合うドラマチックな一曲。激しく肉感的で熱が飛沫をあげる電子音と打楽器ビートの野性味溢れるメロディはゾクゾクさせられるし、John Legendの濃厚で低く唸っては吠えるようなヴォーカルが情熱的。Marvin Gaye「If I Should Die Tonight」とLenny Kravitz「Let Love Rule (Live In Boston)」をダブルでネタ使いした(といっても前者がより濃密)「Who Do We Think We Are」では、Rick Rossが客演参加。このソウルフルで思わず咽び泣いてしまいそうな程に切ないメロディ使い、制作は僕の大好きなB!nkという事で大納得です(流石)。ゆっくりじっくりと舌先でなぞるようなしっとり湿っぽいJohn Legendのヴォーカルが官能的で、どこまでも滑らかで高潔なヴェルヴェット感触な高級流麗トラックも含めハイセンス、こういう燻し銀ソウルチューンでのRick Rossは悔しいが素敵。Dave TozerとJohn Legendが共同制作(ソングライトにToby Gad)した「All Of Me」は、可憐で清らかでどこまでも澄み切ったピアノ弾き語り曲で溜息モノの美しさ。透明の水の中に沈みながら美しく輝きよろめく景色を眺めているような、そんな胸苦しさと恍惚感が込み上げるバラードで、John Legendの優しくて無垢なヴォーカルが深々と胸を打つ一曲。Allan Rich「Since Day I Met You」をサンプリングした「Hold On Longer」はなんと88-Keysが制作を担当(Co制作にDave Tozer)、フローラルで甘く芳しいピアノ鍵盤の音色がほろほろと綻びるスタンダードなメロディがスマートで美しい。「Save The Night」はThe RunnersとDavid L. Anderson IIとDave Tozerの三つ巴制作(Co制作にKanye West)、ストリングスとツタツタ打音とピアノ鍵盤が茨のように刺々しくも鮮烈に絡んで伸びる荘厳な一曲で凄まじく格好良い。Dr. John「Glowin'」をサンプリングした「Tommorow」はまさかのQ-Tipが制作、これがもういかにもQ-Tipらしいソウルフル原点回帰な流麗チューンで、セピア色を微睡ませたまろやかなトラックは極上そのもの。Darhyl "Hey DJ" Camper, Jr.とJohn Legend、Kanye Westが共同制作しためくるめくドリーミーチューン「Dreams」も素晴らしく、真夜中に天空の雲を突き抜けて月面にふんわりと着地してしまうような幻想的なトラックは、終盤に駆使されるじゅわじゅわと光を洩らすトークボックス使いが肝です(罠)。そんな月面からまた蒼く冷たい夜空を流星群になって流れ落ちるようなロマンチックさが眩い「Wanna Be Loved」は、Doc McKinneyとAli Shaheed Muhammad(!)が共同制作。滑らかでじんわりと色彩を滲ませるような電子トラックで、John Legendの淡く柔らかいヴォーカルも相俟って聴き手はレム睡眠状態。Darhyl "Hey DJ" Camper, Jr.とKnaye Westが共同制作の「Angel (Interlude)」ではStacy Bartheと共演、これがまたしっとり濡れたうるうるロマンチックな絡みで短曲ながら存在感抜群。アコースティックギターを潤いたっぷりに曇らせ響かす「You & I (Nobody In The World)」は、僕の大好きなMalayとDave Tozer、John Legendが共同制作。夜空を超えて真っ青な大気圏の中を彷徨うような、澄んで冷たく煌々とした輝きが降り注ぐスムージーなスロウで、空間と温度の変化を感じ取れる甘美で不思議なラヴバラード(溺愛)。Dave Tozer制作(Co制作にKanye West)の「Asylum」のスペイシー具合も素晴らしく、無重力状態の中でプカプカと漂うような衛星チューンで中毒性が高くソウルフル。最後を飾るのはHit-Boyが制作を担当した「Caught Up」で、朝焼けみたいな眩さが燦々と照り輝くようなシンセがじわじわと体温を上げてくれる純真なラヴソング。とここまでが本編の内容で、国内盤には更にボーナス曲が追加されておりまして。まずはB!nkが再び制作した、The Dells「Always Together」を燻し銀にネタ使いした激渋ソウルフルな「So Gone」がヤバい、昔はこういうネタ使いが多かったのになー(懐)。Kanye WestとJeff Bhaskerという面白いコンビが制作した「We Loved」では、これまたまさか(だけど待っていた)ベテランSealとの濃厚デュエットが実現。どこか錆びているというか、甘くも鈍色な印象の強いこの二人のデュエットは最高の一言。優雅なモノクロのストリングスの紡ぎを背景に、二人のヴォーカルが落葉のよう悲しく散りゆく悲哀のラヴソング(胸打)。思い切りJazzyな「Aim High」はまさかのPharrell Williamsが制作、とにかくオシャレで雨音に似た静けさと潤いをまとったスムーズなスロウ。「For The First Time」はJohn Legend本人が制作、すべてを飲み込み包み込む、淡い光を巧みに操り描いた水彩画みたいな一曲で、とっても澄んでいて綺麗(溜息)。

G.O.O.D. Music作品といえど、Kanye自身の作品以外でこれだけ全面的に制作にKanye Westが参加しているのは、ここ近年では珍しい様な気がします(稀)。前作『Evolver』では完璧エレクトロを駆使して、違った方向性を提示したかと思いきや、こうやって『Love In The Future』を聴くとその延長線上にきちんとある訳で。これがJohn Legendの音楽なんだと実感、そしてそれは僕にとって、とても心地良いものだとも実感。とにかく愛とソウルに満ち溢れた素晴らしい一枚、必聴だと思います(断言)。


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