RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

11 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
192位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
47位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 男性Hip Hop  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Tinie Tempah「Demonstration」
tinie_tempah_demonstration-portada.jpg

South London出身のナイジェリア系イギリス人、Tinie Tempahの通算ニ作目となる『Demonstration』を御紹介。前作『Disc-Overy』は本国だけでなく、全米でも大ヒットしかなり話題となりました。この『Disc-Overy』は僕もとっても気に入っていて、その年の年間ベストでも第九位に選出したほど。あれからおよそ二年の間隔を空けての、満を持しての2nd、この二作目というのがどのアーティストにとっても鬼門な訳でして(笑)。しかし、この白黒で筋肉隆々とした上半身を少し見せつつ、目線を赤くペイントして塗りつぶしたジャケットは素晴らしいの一言(拍手)。
前置きはこのぐらいにして感想を書き書きしますね・・・・・・まずはAdeleっぽい悲しく暗いヴォーカルが魅力的な、女性シンガーElla Eyreが客演参加した「Somebody (Place In The Sun)」で幕開け。iSHiが制作したこのトラックは冒頭をしとやかなピアノ伴奏で始めて暗雲垂れ込め、その後雷雲となり稲光を起こしながら荒れ狂う電子音の轟きが格好良く、Tinie Tempahのザクザクした感触のアグレッシヴなラップもクール。2 Chainzを客演に招いて共に大暴れする「Trampoline」はDiploが制作(Co制作にDIA)、バブルシンセがバチンバチンと音を立てて弾けるビートの炸裂に乗せて、無邪気且つ攻撃的に飛び跳ねる二人の身軽なラップが鼓膜のチクチク刺さる縦横無尽アッパー。Balistiqが制作し、Vaali & S. S. Thaman「Kalasala Kalasala」なる楽曲をブツ切り使いしたM.I.A.っぽいタッチのハチャメチャアッパー「Don't Sell Out」も面白い。飛沫を上げるようなビチャッビッチャな電子音の暴れっぷりも良いし、それに乗じて電撃痙攣起こすLudacris顔負けのぶっといラップで暴れるTinie Tempahもグッド。Tinie Tempahヒットの立役者であり、英国の隠し球ともいえるLabrinthが制作&客演した「It's OK」は、ザクザクと突き刺さる棘ビートとズキズキ疼く鮮血滲むシンセの華麗さがドラマチックで、Eminemをもっと繊細かつメタリックにしたようなトラック。煽り掛け声が遠くで聴こえ、3Dチックにガチガチに硬質なビートが飛び出るRick Rock制作の「Mosh Pit」では、Dizzee RascalとTy Dolla $ignという濃く強い手練が揃い踏み。バキバキにへし折る鉄筋ビートはまるでトランスフォームするメカみたいにピカピカで厳つく、その上をファンキーに飛び跳ねるTinie Tempahと、秒速ですべてを撃ち落とす殺戮マシーン状態のDizzee Rascal、そしてマッタリと甘く絡まるTy Dolla $ignというコンボもバッチリ炸裂しております(必殺)。Tom Rowlands制作でGator Creek「Betty Jean's Mama」をサンプリングした、カントリーとロックの風味が絶妙にブレンドされたサイケ光線チューン「Looking Down The Barrel」もナイス。再びiSHiが制作した先行シングル曲「Children Of The Sun」では、白人シンガーJohn Martinを起用した得意の布陣。波動のようにすべてを磁場に引き込み破壊する電子チューンは圧巻で、John Martinのヴォーカルも相俟ってとってもドラマチック。Alex Da Kidが制作のキャバレーチックなサウンドを継ぎ接ぎに当てはめた「Witch Doctor」ではCandice Pillayが客演参加、こういうのも混ぜ込む辺りが面白いね(肩透)。またもやDiploが制作を担当した、ぶくぶく泡みたいなシンセがツルンツルンと浮き上がるソープミッド「Shape」、客演にBig Seanを招いたのは正解でなかなかナイスな滑らかさで攻めています。またまたLabrinthが制作&客演で参加した「Lover Not A Fighter」のサイケデリックな電磁波シンセの波状攻撃チューンは最高の出来映え、その中で残像を魅せつつ光となって切り裂くTinie Tempahのフラットなラップも、Labrinthのポップで眩いヴォーカルもグッド。Naughty Boyが制作の「A Heart Can Save The World」では、まさかのEmeli Sandeが客演で参加。曲線を描くスペクトログラム様な電子音を瞬きに、ツタタタタタと昂るドラムビートのコントラストが美しい。それはそのまま鉱石みたいな輝きと硬さのTinie Tempahのラップと、花弁のように甘く儚いEmeli Sandeの融合にそっくり似ています。英国らしい気品と流麗さが雄大に広がる美しきミッド「Tears Run Dry」は、間違いなく本作中で最高得点の一曲ですね(絶賛)。ストリングスとピアノを奏でる部分では草原を駆け、途中ではプクプクと透き通った水中に静かに沈んでゆくような幻想的なタッチ、そこに透明感溢れる潤いたっぷりなSway Clarke IIのヴォーカルが揺れる素晴らしい一曲です(感動)。Naughty Boyが制作の壮麗で朝陽のような優しく鮮烈な煌めきを放つ癒しミッド「Lost Ones」も負けじと素晴らしく、客演のPaloma Faithの鮮やかで奔放なヴォーカルも美しい。最後を締め括るのもNaughty Boyが制作で、なんとLaura Mvulaが客演参加している「Heroes」。ここはもう野性味溢れつつもどこか憂いを帯びて甘美なLaura Mvulaのヴォーカルが圧倒的存在感、Adeleに負けないドラマチックな展開を巻き起こしています(飲込)。あとは明記無しですが、隠しトラックとしてZane Lowe制作の「5 Minutes」も収録されていてこれが要チェック。LL Cool Jの名曲「Mama Said Knock You Out」をばっちりサンプリングしたバキバキな爆弾アッパーで、血潮が滾る沸点超え確実な鉄槌チューンでたまりません(咆哮)。

EDMやらアンビエントやら、Hip Hop界はめまぐるしく変貌しつつも、やはりどこか蔓延という言葉が頭をもたげる現状(の気がする)。そんな風潮をものともせずに、相変わらずのバチバチ電撃を走らせる独自のHip Hopで勝負しているTinie Tempahにやっぱり好感が持てます。それこそ英国の一流アーティスト達がこぞって集結しているところを含めて、このTinie Tempahに対する信頼(期待)が伺えますよね。また、前作でガッツリLabrinthに注目した僕は、本作で次にSway Clarke IIに俄然注目しております(応援)。ここ日本でももっと話題になってもよさそうなのになー、絶対に聴いて損はありませんよ(警告)。


スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment