RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

09 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
161位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
43位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 音楽その他  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Volcano Choir「Repave」
Volcano-Choir-Repave.jpg

米国はWisconsin出身のJustin VernonとCollections of Colonies of Beesなるバンドの複合体、Volcano Choirの通算ニ作目となる『Repave』を御紹介。さて、Justin Vernonなどと書くとちょっとピンと来ないかもしれませんが、彼はあのBon Iverで御座いますね、Hip HopリスナーにもKanye West作品なんかでももう御馴染みのBon Iverです。そんな彼が同郷のバンドであるCollections of Colonies of Beesと意気投合して結成したのがこのVolcano Choirなんです。とか書いていますが、僕もBon Iverに関しては高評価を得た二作目で知った訳で、その後に慌てて1stとなる『For Emma, Forever Ago』を買いに行った次第の素人で御座います(照)。そんな彼が別のバンドを組んでいると知り、密かに待ち焦がれ即購入したのが本作。つまりは昨年に買ってから聴き込んでいる一枚、昨年中には記事を書けなかったのです(涙)。
という訳で僕の本来の守備範囲外ですが感想を・・・・・・ポロポロと零れ落ちる弦音に誘われ、次第に白んでゆく寒空に似た安堵を覚えてしまう「Tiderays」でじんわりスタート。草木に降って露玉を創るように潤いを含んで跳ねる雨音のような鍵盤音と、ヒリヒリするようなドラムスとギターがスパイスとなって響くロックアプローチな「Acetate」はバンドならではの旨味が出ていますね。毒に蝕まれスカスカと淡い記憶が虫食いになってゆくような、そんな脆さが美しく鮮麗なメロディに反映されている朧げミッド「Comrade」。Justin Vernonの雲にも似たふんわりとめどなく柔らかなファルセットがゆっくり進み、突然と春風が吹いて砂塵を巻き上げる様な中盤の激しくも眩い転調もまたいとをかし(風情)。光と影の狭間でだんだんとその屈折を大きくする「Byegone」の堂々たるメロディも素晴らしく、どこか彼方の空に暗雲が立ちこめ、そこに稲光がぼんやり淡く輝き、スコールのように激しく爽やかなJustin Vernonのヴォーカルが胸を打つ構図の一曲。音を削ぎ落とす事で神格化された無垢で煌びやかな「Alaskans」の持つ情感たるや、真っ白な雪原の上をポツポツと、純白で曇りの無い白い息を吐きながら歩くような、そんな侘び感があってとっても綺麗なんです(不可解)。爪弾く弦のメランコリックなメロディに胸が疼くようにして鼓動する「Dancepack」は、どこか悲痛で虚空に響く鳥の啼き声のような鋭さのあるヴォーカルがなんとも寂しくて切ない気持ちにさせます。Justin Vernonのソウルフルで涙色のファルセットが霜のようにハートに降りてくる「Keel」、薄氷のように繊細で透けている純真無垢なメロディを通して、朝陽に溶かされるような温かみとまどろっこさが滲んでいて溜息モノの美しさ。最後を飾るのは「Almanac」、陽光に照り出され輝きをヒラヒラと放つ水面のようなメロディに、深く澄んだヴォーカルがトロトロと沈んでゆく感触。
加えて国内盤には、ボーナスディスクとして彼らのライヴDVDも付いていて、こちらは稀少(であろう)な彼らのパフォーマンス映像を観れるので、こちらの国内盤の購入をお薦めします。

やはりソングライターJustin Vernonの持つ個性はかなり淡くも鮮烈で、いかにも彼らしいサウンドに満ち溢れています(いや、洩れ零れていると言った方が正確かもしれません)。たったの八曲と少ない収録数ながら、とっても濃厚で奥行きのある一枚で、聴けば聴く程に味が沁み出る深い一枚で御座います。


スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment