RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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The Weeknd「Kiss Land」
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インターネット媒体を通じて彗星の如く出現した恐るべき才能、The Weekndの記念すべきメジャーデビュー作『Kiss Land』を御紹介。The WeekndとはAbel Tesfayeの音楽活動名義と言いますか、実質はユニットなどではなく彼単体のアーティスト名。カナダはトロント出身のThe WeekndはR&Bやチルウェイブ、ロックやクワイエットストームなどを咀嚼した独特のR&Bを創作し、ネットを通じて配信した無料の三作品『House Of Balloons』、『Thursday』、『Echoes Of Silence』でそのセンスを高く評価され一気に知名度と人気を獲得しましたね。この三作品は後にフィジカルでもリリースされていますので(当然これは購入してしまった)、本作『Kiss Land』は実質には四作目と捉えてもいいのでしょうが、三作は先に無料で公開されていたのでまあカウント無しという事で(笑)。
という訳で皆が知っている前置きはこの辺で止して・・・・・・まず本作ではほぼ全曲をDannyBoyStyles、The Weeknd、Jason "DaHeala" Quennevilleの三者で制作を担当、このタッグはこれまで組んでいない様な気がするんですが。その三者で制作された楽曲から触れると、まずは抹香の様にふんわり香りを放ちながら漂う幻想的なメロディが魅惑たっぷりな「Professional」で幕開け。なぜだかMichael Jackson「Stranger In Moscow」を思い出さずにいられない異国放浪感(というのか孤独に漂流する感触)を強く感じる「The Town」は、音の隙間から静かに清水が沁み出るような潤いたっぷりの静寂チューンに、The WeekndのMJさながらの繊細で柔らかなヴォーカルがもたれかかる根無しミッド。The Weekndによる甘い一人ハーモニー(ミルフィーユ唱法)が心地良い「Adaptation」は、The Police「Bring On The Night」をサンプリング。MJ直径の震えるファルセット寸前のヴォーカルを駆使し、繊細でミステリアスで潤んだメロディを展開します。「Love In The Sky」もSadeに似たエキゾチックさと儚さが共存した蜃気楼トラックで色めき、その上をナヨナヨとThe Weekndのヴォーカルが吐息混じりに垂れ落ちる退廃的スロウで幻鬱。雨音と雷鳴でスタートする「Belong To The World」は、Portishead「Machine Gun」をサンプリング。ザクザクとカットされる機械的な軋轢音の連続がクールさを際立たせ、The Weekndの歌声が降り続く雨のように冷たく響く一曲。「Live For」ではもはや盟友ともいえる(同じカナダ出身)Drakeが客演で参加、まるで壁面に囲まれたトラック内で共鳴するビートと戯れるような空白を嗜む憂鬱メロウで、つっかかるようなフックにDrakeのケロケロ鳴くフロウがばっちりマッチング。なんだか70〜80’sポップを思わせるチープな切なさと疾走感が馴染める「Wanderlust」、MJそのままなヴォーカルワークに暗澹と煌めきを交互に紡いだ官能的なダークスロウ「Pretty」、か細いファルセットでホロホロ崩れる角砂糖のような甘く淡いヴォーカルを洩らす「Tears In The Rain」とどれもがどこか仄暗くて虚ろなメロディでガッチリ纏められています。アルバム表題曲となる「Kiss Land」だけは先述の三者に加えてSilkky Johnsonも制作に関与、Sebastien Tellier「La Ritournelle」をサンプリングした7分程の一曲で最長、なぜだかThe-Dream辺りならもっと巧く処理できそうな粗さを感じる一曲で残念。

無論、無料で配信された『Echoes Of Silence』収録の「D.D.」でも分かっていた通り、やはりそのヴォーカルスタイルにはMichael Jacksonに通ずるものをビンビン感じずにいられませんね(「D.D.」とは「Dirty Diana」の略)。これをR&Bととるかどうかはこの際置いておいて、やはりThe Weekndでしか成し得ない媚薬的なサウンドがふわふわ香っていて、聴いていて逆上せてしまいますね(酩酊)。ジャケット内やPVでも如実ですが、かなりアジアンテイストの強い和柄R&Bっていう気もします。期待が大きかっただけに、最初購入して聴いていた頃はどこか物足らなく感じていたんです(なので当然、昨年の年間Top10には入らず)。しかし、ちょっと寝かせてから、この記事を書く為にまたずっと聴き直していたらやっぱり面白い作品ですね。でも僕はそんなに大好きって感じではないかな、やっぱり正統派にバキっと歌ってくれるシンガーの方が聴き易い、無の状態でないとそんな泳げないサウンド。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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