RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Bone Thugs-N-Harmony「Art Of War WW III」
Bone_Thugs_N_Harmony___Art_of_War_WW_III_Album_Download_498_498.jpg

骨のあるメロディアスラップ集団、Bone Thugs-N-Harmonyの通算九作目となる『Art Of War WW III』を御紹介。Bone Thugs-N-Harmonyは元々、“B.O.N.E. Enterpri$e”という名で活動していたんですよね。そんな折、あのEazy-EにフックアップされBone Thugs-N-Harmony(以降はBTNHと省略表記)としてデビューしたんでしたっけ(曖昧)。BTNHはBizzy Bone、Krayzie Bone、Layzie Bone、Wish Bone、Fresh-n-BoneのBorn五人で構成されるんですが、五人揃っているのは極めて稀という(笑)。まずは3rd以降にFresh-n-Boneが逮捕され約八年間の服役、Bizzy Boneが金銭面で揉めて脱退したり、Krazie Boneがソロ転向で脱退したり、出所したと思いきやまたFresh Boneが逮捕されたり(混乱)。そんな中、前作『UNI5: The World 's Enemy』で見事なリユニオンを果たしたBTNHが、約三年ぶりに新作を発表。その間でまたLayzie Boneが脱退を発表していた訳ですが(大混乱)、本作ではきちんと五人が揃ってのマイクリレーを楽しむ事が出来ます。
それではモチャモチャ書くのはそれぐらいで感想に・・・・・・まずはサウスっぽいドローンと重たく伸びる泥臭いトラックでBTNHが滑る「Top Notch」は、彼らの盟友であるDJ U-Neekが制作を担当。BTNHにしてはなかなか焦げ臭く燻し銀なドロドロチューンで、そんな中で魅せるサクサクした軽快なハーモニーは健在。DSPが制作でDon Jagwarrが客演参加している、ちょっぴりレゲエテイストも感じさせる殺伐剣舞チューン「Murda On U」。こういうキナ臭い煙立ちこめるトラックでも、BTNHの黒煙ハーモニーさえあればじっとりと鼓膜に沁み込む不思議。Big B客演の「Born In The Ghetto」はBizzy BoneとKenny McCloudによる共同制作、ソウルフルなんだけれどなんだか砂塵吹き荒ぶようなザラザラしたトラックに、荒涼として凛と鮮やかなBTNHの麗しいハーモニーが慕情を掻き立てます(感傷)。そしてBTNHファンならば一度聴けば確実にハマる、完全BTNHマナーな華麗なメロウ「Bone」(このタイトルがド直球なのも良い!)は流石のDJ U-Neekが制作を担当。ふんわりと香り付け程度に女性シンガーのTanieya Weathingtonが歌声を重ねていますが、ハーモニーを武器とするBTNHがいればほぼ必要無し。キラキラとまるで鱗粉のようなメロディが散り舞うメロウなトラックに、入れ替わり立ち代わりBTNHの面々の流水のように滑らかなラップが合流します。The Emotions「So I Can Love You」をばっちりサンプリングした激甘なフローラルミッド「Bring It Back」はDJ U-Neek制作、立て板に水状態でサラサラと流れる放射線状のBTNHのラップが素敵。ズバンズバンと撃ち放つ銃声が緊迫感を増長させる西海岸マナーな「Approach 2 Danger」もDJ U-Neek制作、しかしそういう意味でいえば完璧にN.W.A.マナーな鉄骨ビートをキックするDJ U-Neek制作の「Bitch Iz A Bitch」の方がウェッサイ万歳。ピアノ鍵盤がヒラヒラ舞うアクセントが面白いし、BTNHの緩急自在なフロウがそこに絡まるのも新鮮で面白い。再びTanieya Weathingtonが客演参加し艶っぽくネットリしたヴォーカルを披露する「It's A Bone Thang」もDJ U-Neek制作、このドローリとしたトラックとBTNHの滑らかなフロウとの反比例さがいい(再認識)。Bizzy BoneとKenny McCloudが共同制作の「100-K」では、フックでオートチューン(トークボックス?)を使ってヘロヘロスモッギーな加工を駆使し、その流線形のフロウをぼやかして毒々しく攻めます。「Deep End」はKenny McCloud制作でPor'chaが客演参加、シリアスホラーなズブズブした粘液トラックでちょっとぬかるんでいるBizzy BoneとLayzie Boneのフロウの掛け合いがクール。Janet Jackson「Funny How Time Flies (When Your Having Fun)」を下敷きにしたしっとりウェットな極上スロウ「Back In The Dayz」はDJ U-NeekとV-Mixの共同制作、これは本当に靄のかかったミストラルなメロディにただただクラクラ酔うばかり。Big Bのケーケー啼くような歌フックがCee-Loっぽい「Walk This Way」はDJ U-NeekとRikitekの共同制作で、New Birth「Been Such Along Time」をサンプリング。Gray The BeatboxerのバキバキなビートボックスにBTNHのクリミナルなハーモニーが斬りかかる「Rappella」はKenny McCloud制作、Por'chaの冷淡なヴォーカルが華麗でグッド。DJ U-NeekとRochie Richの共同制作の「Swagged Out」は正にG-Funkなネッチョリびろーんなシンセの歪みトラック、こういうノリってもう本当に十何年聴いていない気がします(懐古)。久々にKrayzie Boneが歌声を聴かせる「It Will Be Alright」はDJ U-Neek制作ながら、西の大御所DJ BattlecatがAdd Productionで関与しているのが大きなトピック(驚愕)。ポロロンと爪弾く弦音が切なさを誘う夕暮れみたいに甘酸っぱいメロウで、BTNHの夕風のようにクールで鮮やかなハーモニーが鼓膜を洗い流してくれます(高浸透)。そして最後は故Eazy-Eに捧げる感涙必至の、Eazy-E「Eazy Duz It」をサンプリングした(制作は勿論DJ U-Neek)極上メロウファンク「In Memory Of Eazy」で御座います。客演のBruce-E-BeeとPhaedraのソウルフルでド渋い歌フックも最高ですし、こういうジワジワ焦げ臭いようなメロウにもバッチリ映えるBTNHの華麗さに脱帽。

Bone Thugs-N-Harmonyはその特異過ぎるスタイルが故に、飽きられるのが少し早過ぎた気がします。しかし、良い意味でその一辺倒さで突き通す事で、他の追随を許さない(そして何より流行に左右されない)スタイルを誇示出来てる訳で。そういう魅力が当時からBone Thugs-N-Harmonyを聴いている僕ら三十代オーバーを掴んで離さないのだと思います。しかし、この現代でも彼らBone Thugs-N-Harmonyと同じく、全員のMCネームに“A$AP”を配するA$AP Mobみたいなクルーも居る訳ですから(しかも前述のとおりBTNHの前進グループは“B.O.N.E. Enterpri$e”で、同じく“$”が入っている)、やはり脈々とそのスタイルは受け継がれているのかなーと思ったり(こういった感想はA$AP Ferg『Trap Lord』の記事でも言及した)。Bizzy Boneが主体となっているみたいで、ややBizzy Boneの配分が多くなっています。とにかく相変わらずのボンサグ節を(それはつまりDJ U-Neek節を)堪能出来た一枚、また分解してしまったら勿体無い(危惧)。


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