RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

10 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
146位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
35位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 男性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Pharrell Williams「G I R L」
8faf4b40.jpg

一世を風靡した制作チーム、The Neptunesの片割れであるPharrell Williamsの通算二作目となる『G I R L』を御紹介。もはやここ日本でも度々取り上げられているPharrell、Robin Thicke「Blurred Lines」やDaft Punk「Get Lucky」で再び時の人となりましたね。個人的には早くChad Hugoと共同作業をして頂きたいのですが、そんな勢いに任せてサクッとソロ作第二弾が届けられましたね。
まあこんな感じで内容にのらくらと入りますと・・・・・・まずは幻想的なストリングスに誘われて進行する「Marilyn Monroe」で幕開け、この曲ではAdd VocalとしてKelly Osborneが参加しているのも一つのトピック。小気味良く響く金属的な音とスパイシーなパーカッション、その上をゴロゴロと撫で回して転がるPharrellのハイトーンでピアノ線なファルセットがスリリング。後半でのビートのみに転調した時のゾクゾク感がクールで、スピード感はまあまあ。初っ端にMichael Jackson「Workin' Day A Night」のクチャワチャ鳴らす口音ビートを刻みつつ、ブラジリアンなトロピカルメロディには同じくMichael Jackson「Wanna Be Startin' Something」の賑わいを滲ませる「Brand New」ではJustin Timberlakeが客演参加。ライトでこんがりと灼けた常夏サンシャインな眩いビート&メロディがクリティカルヒット、しかしここではPharrellの綿菓子チックなファルセットが、Justin TimberlakeのMJライクな滑らかファルセットに競り負けていて聴き辛い気も(勘繰)。カッティングギターの小気味良いエッヂと、それに呼応して剃り立つPharrellの細く鋭利なヴォーカルがガツンと響く「Hunter」。けしてPharrellがファルセット(通称ファレルセット)でしか歌えない優男ではない事を証明する、シャウト気味にしなる歌声がアクセントになった一曲。本作中では最もThe Neptunes的サウンドが炸裂している様に思われる「Gush」は、鱗粉を撒き散らしながら鮮やかに舞う弦音のカッティングが、どことなーくPrinceっぽい細身ファンクを体現していて、声を裏返すでなく(しかし自身で重ねたコーラスが裏声なのが味噌)ゆるーく息の抜けたPharrellの大気圏模様なヴォーカルがすーっと鼓膜を透過して心地良いんです。さてさて本作の重要曲はやはり特大ヒット中の「Happy」で、Curtis Mayfield的な味わいを指摘されつつ、その源流にはVelvet Hammer「Happy」があるのだとか。軽快に手拍子を叩きながら、いかにもPharrellらしい飄々とした、糸のように細く柔らかなヴォーカルが紡がれる爽やかグルーヴィな一曲でグッド。しかしそれよりも僕が即気に入ったのは、ユニクロのCM起用曲でもある「Come Get It Bae」、Add VocalにはMiley CyrusとRhea Dummettが揃って参加。これはいかにもPharrellらしいサウンドを約分して削ぎ落としまくって、それでいてゴリゴリにドス黒いファンクを爆発させる手法が炸裂。ブオーンと押し出す擦れるホーンに、ベンベケベンと跳ねる弦音、それを他所に自由奔放に滑空する流線形のPharrellのファルセットがシャープでクール。僕的にはそのストリングスやらの生楽器演奏とスペイシーな電子音の融合に、EW&F的な宇宙的ファンタジーを感じてしまう「Gust Of Wind」は、Daft Punkが参加していてそのディスコ風味が濃縮されているのだと合点。このなんともStar Trakな感触の音色がエレガントで、流星のようにスベスベで煌めくPharrellの放射線状のヴォーカルもバッチリとクールでナイス。アフリカンな土着サウンドに、SUKIYAKI的なまろやかペッタリなメロディラインがキュートな「Lost Queen」はサファリソウルといった感じのオーガニックな一曲。客演相手にAlicia Keysを迎えた「Know Who You Are」は、まろやか且つラグジュアリーに展開する柔らかなミッドチューンで、二人のフェザータッチな掛け合いご心地良くハートに沁み入ります。「It Girl」でのエネルギッシュ且つ悶える様に絞り出すファルセット、思わず一緒に叫んでしまいそう、しかしあくまでメロウさが軸にあってとっても滑らかで昇天系のスウィートソウル。国内盤にはこれらに加え「Smile」がボーナス曲で収録されていますが、これは蛇足でPharrellらしいズッコケっぷりかと(笑)。

という訳で僕は、「Happy」とその他諸々のヒットでかなり上昇気流に乗った本作は、さほどゾッコンで好きでもないという(爆死)。“これが分からないならPharrell好きだとか言うな”と罵倒されそうですが、これならまだ前作『In My Mind』の方がPharrellのファンタスティックな部分が爆発していて、幾分か面白い気がしてならないのは僕だけでしょうか。確かに前作はばらつきが否めないけれど、それが正にPharrellっぽかったというか(ひいてはThe Neptunesっぽかった)んですが、本作『G I R L』はそういう意味であまりに大人しく感じたという印象。まあ、結婚もして落ち着いて、愛に溢れて、趣味も変わったと捉えるべきでしょうか。でも、Mac MillerやTyler, the Creator、Mayer Hawthorneなんかとやった音仕事の方が冴えている様に感じたり。まあでも、Pharrellがハッピーならいいか(阿呆)。


スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment