RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Daley「Days & Nights」
Days__Nights.jpg

英国出身のソウルシンガーソングライター、Daleyの記念すべきデビューアルバム『Days & Nights』を御紹介。英BBC放送の人気番組“Sounds Of”に2011年ノミネートされたというDaley、僕が彼を知ったのはEstelleとDavid Bannerで組んだ「Benz」でした。その時に彼の歌声にぐっと惹かれて聴いたのが、無料MixTapeの『Those Who Wait』でした。その後R&Bリスナーを期待を煽りつつリリースされたのがメジャーデビューとなる本作、『Days & Nights』で御座います。
それではどんな作品に仕上がっているのかと言うと・・・・・・本作ではほぼ全曲の制作にDaleyが名を連ねております、これはかなり大きな点ですよね。まずはIllangeloなる人物が制作した「Time Travel」でじんわりと幕開け、夜の外気に似た冷たくも柔らかなメロディがじわじわ鼓膜を包み込む夜霧スロウで、Daleyの霜が降りるように柔らかに湿ったヴォーカルが魅惑たっぷり。続く「Look Up」はあのPharrell Williamsが制作を担当、Pharrellらしい弦の漆黒のグルーヴが紡ぎ合う昔のソウル曲を復刻したようなネットリした愛蜜ミッドで、Daleyの細くてしなやかなファルセットが恍惚気味に仰け反る様がなんともエロくて最高。Shea Taylorが制作したブルージーさが香ばしく香る「Blame The World」ではDaleyがほろ苦いヴォーカルで吠えて、タフなドラムスと共に土煙を上げて鼓膜に吹き荒びます(痺)。Julian Bunettaが制作した「Good News」なんかはドラムパターンのしっかりした真鍮仕込みのアッパーで、レトロな風味を残しつつHip Hopな醍醐味も取り入れたなんとも美味な一曲。特にDaleyの濃淡の付け方が絶妙で、夜明けの光と闇が入り混じった時のあのミステリアスで美しい光彩を放つメロウなヴォーカルでたまりません(溺愛)。ポロポロと爪弾き零すアコースティックギターの音色が儚くも美しい「Love And Affection」なんか、どことなくSadeっぽい透明感とMichael Jacksonっぽい野性味(なんだけど細い)が体現された(そういう意味ではDaleyはやはり中性的なソウルシンガーだ)、美しくも壮大なミネラルソウルチューン。「Be」はまさかのあのAndre Harrisが制作を担当した所謂アンビエントな艶麗ミッドで、夜風のようにふわり鼓膜を撫でるDaleyの歌声に思わず酩酊して昇天確実な一曲。このふわふわとした感触、風になびくシルクのように柔らかで高貴、そういう意味では最もSade的な一曲かもしれません。既出であるCanei Finch制作の「Alone Together」はMarsha Ambrosiusが客演参加しており(反則技)、二人のデュエットはまるで静寂の中でゆっくりと重なる吐息のような官能さ、思わず喘ぎ声が洩れそうな程にネットリしなやかな夜の帳ソウルにウットリで御座います(堕落)。「Pass It On」もCanei Finchによる制作曲、これは軽やかに舞う蝶々のような煌びやかなソウルミッドで、Daleyの歌声が光を反射してひらひらとすり抜けてゆく心地良さが大好き。本作中で最も毛色が違うのがChris LocoとBernard Butlerが共同制作した「Broken」、それはきっとコントラストの度合いの違いでしょう、この曲で確実に夜更けから朝焼けへと色が移ろっているのです(眩)。しかしそれは鮮やかではなく、あくまでじわじわと温度が高まり霜が露へと変化する程度の上昇で、雲の切れ間から光が射すようなDaleyのヴォーカルがハートを柔らかく解してくれます(自由)。Bernard Butlerが制作の「She Fades」が魅せる、モノクロ映画みたいに計算された陰影なんかもとても美しく高貴、そんなトラック上をなめらかに滑るDaleyのシルキーなファルセットに骨抜きにされてしまいます(溺愛)。「Love Somebody」はあのHappy Perezが制作を担当した、生粋の英国仕立てな均整の取れた威風堂々ソウルで、しとしとと降る雨のような鍵盤音が厳かで滑らかな一曲。最後を締め括るのはちょっぴりサイケなエレクトロ風味の「Days & Nights」でBernard Butlerが制作、水面が輝くくらいにささやかなシンセの明滅はまるでぼやけて冴えるネオンライトみたいで、なんだか幻想的な気分にさせてくれる甘美なソフトアッパー。

紺碧の夜空がだんだんと白んでゆく空間に漂う神秘性、そんな感触に似たなんとも奥ゆかしいR&B盤でかなり秀逸。Daleyのネオンソウルとも形容すべき、妖しくは暈けて明滅する滑らかなヴォーカルが極めて美しくソウルフル。Miguelほどに淀んでなく(悪い意味ではなく、Miguelはなんだかマーブルな印象だった)澄んだイメージのDaley、彼はかのPrinceを敬愛しているそうでうが、それほどPrince趣味は感じなかったのは何故だろう。とにかく上品で柔らかなネオンソウルでとっても素敵、秋の夜長にピッタリな甘い一枚。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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