RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Iggy Azalea「The New Classic」
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オーストラリアはNew South Wales出身の24歳の新星、Iggy Azaleaの記念すべきデビューアルバム『The New Classic』を御紹介。16歳頃に両親に“旅行に出掛ける”と嘘を吐き家を出て、そのまま単身アメリカへと渡りそのまま移住したというファンキーな経緯のIggy Azalea。アメリカで磨いたラップで徐々に頭角を顕し、ネットを中心に話題を集め、2011年のミックステープ『Ignorant Art』で知名度を得たのだとか。その高評価を受け、2012年にはあのXXLの名物企画(にして新人の登竜門)“10 Freshman Class”に、女性として初(にして唯一)選出されました(衝撃)。追い風そのままに、その年にはT.I.のGrand Hustleと契約しEP『Glory』をリリース。そしてようやくメジャーデビューアルバムである本作、『The New Classic』をリリースした訳です。そうです、デビュー盤にして“New Classic”と銘打つあたり、やはりかなりの勝ち気娘で御座います(笑)。
それでは内容はどんなもんなのかというと・・・・・・まずはThe Invisible MenとThe Arcadeが共同制作した「Walk The Line」、荒涼として乾いたザラザラトラックの上を猛々しく突き進むIggy Azaleaのトルネードさながらなラップのつんのめりがクール。同じくThe Invisible MenとThe Arcadeが共同制作した「Don't Need Y'all」はボワンボワンと偏頭痛を起こした時のような、脈動に近いドクンドクンと波打つ静寂トラックの上を、氷水みたく冷たく滑らかに流れるIggy Azaleaのラップが麗しく尖っています。Watch The Duckが制作と客演で参加した、なんとも南部らしい泥臭さとザクザクしたファンクネスが炸裂する「100」もカッコ良い。ジャカジャカと掻き鳴らすスパイシーなギターカッティングがスクラッチよろしく敷かれているのも良いし、水を得た魚状態で泳ぎ跳ねるIggy Azaleaがホット。The Messengersなる人物が制作した「Change Your Life」は、親玉T.I.が援護射撃に回った相当クールでメタリックな鋼鉄チューン(興奮)。これだけ二枚目なT.I.を相手にしながらも“格好良さ”で負けていない男前なIggy Azaleaに乾杯、ただ変則自在で僕の鼓膜を細やかに切り刻むT.I.の器用なラップ運びがやはり素晴らしい(貫禄)。本作からの特大ヒットとなったのが、Charli XCXを客演に迎えた「Fancy」で御座います。The Invisible MenとThe Arcadeが共同制作した、このミニマムでスカスカな電子音だけビヨビヨうねるビートが、白人女子なIggy AzaleaとCharli XCXのキュートだけど小生意気な空気感と相俟って、病的ポップを創出していてやはり中毒性は高いと思います。この曲の底辺にはCrunk的なノリがあると僕は感じています、つまり南部産なすれすれポップな訳です。またもやThe Invisible MenとThe Arcadeが共同制作した「New Bitch」なんかは80年代のポップを彷彿とさせる、なんともメルティでミルキーなポップ曲なんだけれど、ガムを噛むようにねちっこく唸るIggy Azaleaのラップで跳ね過ぎずに羽衣トランスを表現していてグッド(軽微)。よく見ればThe Invisible MenとThe Arcadeが大半を制作していて、続く辺り構わず跳ね飛ぶ印度風味ポップなカラフル飛沫アッパー「Work」や、鉱石洞門系のしんみりクリスタルな流麗ミッド「Impossible Is Nothing」、Kanye West的な荘厳かつダートで悪結社な鋭利ビートが烈しく交錯する「Goddess」、あのMavadoを客演に招いて鮮やかで小粋な熱放射を浴びせるサンシャインアッパー「Lady Patra」、最後を飾るUKグライムとM.I.A.的混沌を掛け合わせた鮮烈アグレッシヴな喧騒狂想曲「Fuck Love」と、どれも一定の高水準をキープしハズレ無しと好相性で御座います。あと本作で注目すべきは、同郷UKよりRita Oraが客演参加した「Black Widow」でしょうね。北欧よりStarGateが制作を担当し、パチパチと閃光瞬く先鋭チューンに仕上がっていてカッコ良いですね。

ポップなんだけど厭味もなく、Iggy Azaleaの持つ鋭利な格好良さ(タフさ)はバッチリと活きていて良い塩梅。あまりにポップに走り過ぎたNicki Minajの失敗(?)を巧く処理した、現代的なHip Hopアルバムでなかなか聴き応えあります。ハマって何度も聴くかというと現段階ではそうとまで言いませんが、年間を通すとひょっとすると化けるかもしれませんね。これからも頑張って欲しいな、なんかカッコ良いしね。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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