RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Joe「Bridges」
Joe-Bridges-Album.jpg

93年のデビュー以来ずっと第一線で活躍し続ける、Joeの通算十一作目となる『Bridges』を御紹介。前作『Doubleback: Evolution Of R&B』からおよそ一年という短いスパンで発表された本作、ここ数年はまたJoeのリリースが活発で嬉しい限りで御座います。そのここ数年のJoeをバックアップしてきたベテランKedar Massenburgの元を離れ、新たに自身で立ち上げたレーベルPlaid Takeoverからにリリースとなっている様です。この三連結Joeの写ったジャケットは個人的にお気に入り、個人的には一番右端のJoeが90年代の彼を彷彿とさせていてグッド。
とまあ完全に話が逸れてしまう前に本題に入ろうと・・・・・・本作は全曲のソングライトにJoe本人が関与しているのは当然ですが、制作はほぼ全曲をDerek "DOA" Allenが担当しております。彼は上記の前作でも多くの楽曲を手掛けていたので納得、まずその彼が制作した楽曲から触れます。まずはシカゴ特産のステッパーズ調のメロディに思わず鼓膜も胸も踊る「Future Teller」で華麗にスタート、こういう華やかで絢爛なトラックにはJoeのシルキーなヴォーカルが甘くフィット。切なく情緒たっぷりに爪弾き零すアコースティックギターの音色が沁みる「Do A Little Dance」は、まるでしとしとと雨が降る様に切なくリフレインするJoeの湿ったフックが心地良くセクシー、これだけ弦音を軸にしたR&B曲は久々に聴くからかえって新鮮だったり。新レーベルの共同設立者であるGerald Isaacとの共同制作の「If You Lose Her」での、一人多重録音のJoeの甘美なファルセットは極上ミルフィーユ状態、昔のメロウソウルを思わせるほっこりと温かいメロディも素晴らしい。同じくその両者が制作している「Sex Ain't A Weapon」も同じくファルセットや多重録音を用いるも、ピリ辛スパイシーでどこかエキゾチックな佇まいを感じるトラックで、いつぞやのMarvin Gaye曲を思わせる一曲。前作収録曲の続編となる(その時はFantasiaが共演相手だった)「Love & Sex Pt. 2」ではKelly Rowlandが客演参加、薄く靄のかかった透かし細工のような艶麗さの漂うトラックは極上そのもの。赤ワインのように渋く深みのある色味に似た雰囲気に酔いつつ、Joeのシルキーな歌声とKelly Rowlandのしなやかに跳ねる歌声の共演にウットリするばかり。「Blame Her Broken」なんかは一時期のStarGate大流行り期のR&Bを彷彿とさせる微炭酸ミッドで、クリアで甘酸っぱいメロディにはJoeのブラウンシュガーテイストなヴォーカルが超お似合いで胸キュン(死語)。ドレスアップして華麗にステップを踏んで舞うような舞踏ミッド「First Lady」も、Joeの甘くプレイボーイな歌声に誘われてドキドキと胸が高揚する、キラキラと目まぐるしく美しいドリーミーチューンでグッド。そのままダンサブルな「Take It To The House」へと滑り込む演出もナチュラルで確信犯的、ここでのファルセットでのくねり方や軽妙さはPrinceに通ずる官能ファンクなんかを感じたり(昇天寸前)。こういう煌びやかな電子鍵盤音の上で爪先立てて踊ってしまうような軽快さって気持ち良い、シャンパンゴールド色のトラックが眩く光って鼓膜を離しません。クリスタルチックなクリアでシャイニーな甘いメロウ「The Rest Will Follow」なんかは、ふわふわホロホロのショコラのように甘く溶けてしまうJoeのビターなヴォーカルにただただウットリするばかり(美味)。久々の融合となる50 Centが客演で参加した「Mary Jane (Remix)」では、50 CentのR&Bにバッチリ乗れるメロディアスなフロウが優しく火を吹く感触が最高にホット(技巧派)。ヒョロヒョロと鳴る笛音が小気味良くて、サクサクとしたこんがりR&B曲で柔らかくバウンスしてしまう一曲(揺)。ザックザックと刻んでくるストリングスの木枯らしのようなメロディがマイナー調で吹き抜ける「Bridges」、肌寒く感じてしまう鈍色のメロディにJoeの切なく震えるヴォーカルが寂しそうに揺れる、近年稀に聴く本当に胸をキュッと締めつける素晴らしいセンチメンタルR&B(涙)。直球なタイトルも素晴らしい(笑)「Love Sex Hollywood」なんかはJoeなりに咀嚼したRick Jamesマナーな一曲かな、ベインベインと弾けるベース弦が気持ち良くて、その上をセクシーに撫でるJoeのフェザータッチなファルセットがもう気持ち良いんです(悶絶)。いつぞやのThe-Dreamみたいなヒラヒラ舞う鍵盤音とキュートでポップなメロディ使いがメルヘンな「For Love」も良い(Gerald Isaacと共同制作)、こういう清涼感溢れるスプラッシュ感のある瑞々しいR&Bも大好き。ラストの「Love Undefeated」(Gerald Isaac共同制作)も生バンドを従えたファンクさが漲っていてとってもアグレッシヴでカッコ良い、こういうエナジーたっぷりなホーンと一緒に飛び出すアッパーって痛快でグッド。あとはVic "Vicdahitmaka" Zapataなる人物が制作した「Dilemma」もとても秀逸で、じわじわと滲み入るような潤いたっぷりなJoeの歌声がトラックとシンクロして、聴き手を切なさの水底へと沈めてしまう、甘酸っぱい沈没メロウ(溺愛)。あとはStarGate周辺の人物であろうELEMENTなる人物が制作の「Till The Rope Gives Way」はMotown仕様な王道ソウルチューンで、Joeがこれでもかというぐらいにド渋くソウルフルにシャウトして胸を揺さぶってくる熱い一曲。

なんだろう、静かに出されてスルーされている気もするけれど、これまたとっても高水準で“Joe此処に在り”と感じさせてくれる素敵なR&B盤で御座います。結局はこういう正統派なR&Bにビクンビクンと反応してしまう三十路の僕、そういう僕みたいな方にはJoeはいつだって救世主な訳で御座います。昔ながらのファンは勿論満足出来ますし、最近R&Bってものにハマった方は、こういうR&Bの型にも触れて欲しいなって切望します。いや、というか普通によく纏まった正統派な一枚だな(敬礼)。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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