RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

08 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
102位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
24位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 女性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Mariah Carey「Me. I Am Mariah… The Elusive Chanteuse [Deluxe Edition]」
MariahCarey_MeIAmMariah_Deluxe_CVR_2014.jpg

R&BとPopを見事に融合させた貫禄の女王、Mariah Careyの通算十四作目となる『Me. I Am Mariah… The Elusive Chanteuse』を御紹介。ここ日本でも多くのファンを保持し続ける元祖歌姫Mariah Carey(以降はMCと省略表記)、90年のデビューから24年もの間、第一線で活躍しているんだから本当に凄い。しかもずっとトップって訳でなく、低調してからも幾度となく一気に息を吹き返す不死鳥っぷりも凄まじい。最近では11歳年下の俳優、司会者、歌手(というよりMC)であるNick Cannonとの結婚・別居なんかも報じられていますね(残念)。
さてそれでは内容についてちらっと書きますと・・・・・・本作では全曲の制作に、MC自身が関わっている様です。まずはMCのゴスペルルーツをじっくり堪能出来る「Cry.」、制作はJames "Big Jim" Wrightが共同で制作。流星群のように滑らかに輝きを降らせるピアノ鍵盤の音色に、MCの優しくて可憐なヴォーカルがひらひらと舞う天臨スロウ。続いてはMike Will Made-Itとの共同制作となる「Faded」、キラキラした宝石チックなメロディは極めてMC流儀ながらも、途中でブクブクと水中に潜るように曇る音色変形なんかはMike Will Made-It流儀で面白い。「Dedicated」はHit-BoyとDarhyl "Hey DJ" Camperとの共同制作で、客演にはあのNasが参加するという嬉しい援護射撃が。Wu-Tang Clan「Da Mystery Of Chessboxin'」をサンプリングし、Back VocalにはJames Fauntleroyを迎えてスチールチックな打ビートと戯れる、パチパチ弾けるキャンディのような刺激的な甘さがたまらない一曲。ピコポコと跳ねる電子音の中で、Nasの芯のある尖ったラップがバチバチと破裂する感触も心地良いんです。先行シングルとしてヒットした「#Beautiful」は、Miguelが客演だけでなく制作にも携わっております(Co制作はHappy Perez)。いかにもMiguelらしい湿り気のあるモワモワと曇った感触のあるヴィンテージ曲で、甘く蜜に絡み合う二人のヴォーカルの掛け合いがトローリあんかけ状態でなかなか美味。Hit-Boyとの共同制作(Co制作にray Reel)の「Thirsty」はHip Hop畑にいる(しかもKanye & Jay-Z『Watch The Throne』に尽力した時の作風)Hit-Boyらしいトラックに、フックではMC趣味な鱗粉たっぷり舞わせるバタフライなメロウが継ぎ足された面白い一曲でグッド。Jermaine DupriとBryan-Michael Coxの黄金タッグとの共同制作となる「Make It Look Good」は、Stevie Wonderのハーモニカの音色を効果的に使ったエレガントで流麗な舞曲(Strings ArrangedにはLarry Gold)でとにかくオシャレ。MCの囁く様な吐息フックがふわふわとリフレインする美ミッド「You're Mine (Eternal)」はRodney "Darkchild" Jerkinsとの共同制作で、この天女の羽衣よろしく不思議で艶麗な煌めきを魅せるMCのヴォーカルは透明度抜群で鼓膜にグングン水分を運びます(潤)。またまたJermaine DupriとBryan-Michael Coxが共同制作した、Inner Life「I'm Caught Up in a One Night Love Affair」をべったりサンプリングした軽妙なサッパリ風味アッパー「You Don't Know What To Do」はグルグル回るリフレインフックがまずツボ。ディスコタッチな跳ねるメロディに客演のWaleのラップも軽快で速度をグングン加速して、聴き手をハイにしてくれる一曲でグッド。引き続きJermaine DupriとBryan-Michael Coxと共同制作した「Supernatural」は、スワロフスキーを散りばめた様にキラキラと繊細に輝く美スロウ。ここでもまぐいぐいワープするような感覚の疾走感あるフックが印象的な「Meteorite」は、まさかのQ-Tipとの共同制作で驚くばかり、Eddie Kendricks「Goin' Up In Smoke」下敷きにした甘酸っぱくてソウルフルでサイケな感触は流石Q-Tipなドープでいてノれるチョイス。James "Big Jim" Wrightが再び制作の「Camouflage」は壮麗な鍵盤音がサラサラと流れる純朴なバラードで、ヒリヒリと痛むMCの切実で湿ったヴォーカルが胸に沁み入るんです(感涙)。ブバブバと唸ってしなるホーンの音色にピコピコと上擦る電子音のフラッシュと、奇天烈ながらもMCの絹糸のような綺麗な歌声で綺麗に縫製されている「Money ($*/...)」。制作はHit-Boyという事でやはりセンス抜群、客演のFabolousもこういうメロウ系には滅法強くて上手い。ゴスペルよろしくパイプオルガンに乗せて歌い上げる「One More Try」はJermaine DupriとBryan-Michael Coxと共同制作、MCのふくよかで大らかなヴォーカルを存分に堪能できる王道バラード。最後を飾るのは、「God's Promise」と「I Don't Feel No Ways Tired」のJames Cleveland曲ニ曲とFunkadelic「Good Ole Music」を複雑サンプリングした「Heavenly (No Ways Tired / Can't Give Up Now)」。Jermaine DupriとBryan-Michael Coxと共同制作したこの曲も、往年のMCファンを照準にバッチリ捉えたゴスペルチックな一曲。
ここまでが本編の内容で、あとは豪華盤のみのボーナス曲が三曲用意されていてこれもスルー厳禁。まずはMary J. Bligeを客演に迎えたHeatmyzer、C. "Tricky" Stewart、James "Big Jim" Wrightとの大所帯での共同制作となる「It's A Wrap」。両者の伸び伸びと屈強な歌声が突き抜ける、爽やかなミッド。C. "Tricky" StewartにTerius "The-Dream" Nash、James "Big Jim" Wrightの共同制作となる「Betcha Gon' Know」では、R. Kellyが客演で参加しているのも強み。R. Kellyの重厚ゴシックなヴォーカルも混ざる事でよりドラマチックに仕上がっているし、ただそれだけにトラックとの相性はR. Kellyの方が良い気がする。最後はRodney "Darkchild" Jerkinsが制作した「The Art Of Letting Go」で、Darkchildがこういうストリングス重視のクラシカルな曲を作る事にただただ驚くばかり(薄味)。

うん、勿論ステキな仕上がりではあるのですが、なんかこうパッとしない感は否めない。特に前ニ作品がなかなかよく練られた作品だっただけに、チグハグ感みたいなのがちょっとだけ。というより多分、あまりにもジャケット写真のMariah Careyが修正されまくり過ぎてて、このヴォーカルもかなり加工されているのではなんて疑念が過るからかもしれませんね(今更)。でも諦めないで聴いて欲しい一枚なんですよね、最初はあまりハマらなかったけれど、何度もリピートしている内に爪先まで浸かっている自分が居ましたからね、恐るべしMariah Careyといったところ(笑)。


スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment