RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

05 2017
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Twista「The Dark Horse」
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一秒間に11.2音節を発声してギネスブックにも載った早口最速MC、Twistaの通算九作目となる『The Dark Horse』を御紹介。ここ最近も犯罪多発都市としての側面を見せつつ、多くの才能あふれる若手を輩出しているChi-Townことシカゴ。そのシカゴ出身のMCと言われて僕が真っ先に思い浮かぶのは、やはりCommonとこのTwistaで御座います。その類い稀なガトリングラップで客演も多くこなし、同郷であるKanye Westのバックアップで「Slow Jamz」を大ヒットさせてようやくスターの仲間入りした苦労者でもあります。しかし、その後もコンスタントに作品をリリースし続けていて、彼の創作意欲とコアな人気を実証してくれていますね。かく言う僕もTwistaはかなりのお気に入りMCの一人で、デビュー作と二作目以外は現段階ですべて購入しコレクションしている次第で御座います。
それでは感想をサックリサクサクと書いていきますと・・・・・・まずはTwista作品では御馴染みのThe Legendary Traxterが制作したダークでソリッドな尖りシンセが鼓膜に刺さる「The Dark Horse」でスタート、客演にはTymeなる男性シンガーが参加。このデジタライズされた暗黒世界なテイストに、Kanye West『Yeezus』的な雰囲気を感じるのは僕だけ?ピコポコと間隔を空けて点滅する妖しいシンセ、それを火薬にしてバツバツと撃ち放たれるTwsitaの無数の鋲ラップが痛快。同じくThe Legendary Traxsterが制作した「I Am Such A Mobsta」はユラユラと蜃気楼のように揺れるメロディがアラビアン風味で、Twistaの高速連射が的確に撃ち抜いてくる一曲。P. Flawzが制作した「Devil's Angel」も『Yeezus』的な荘厳で漆黒な牙城トラックでイル、濃霧の中で轟く雷鳴のようなフラッシュ感のあるトラックも最高に尖っててクールだけど、血の気多く前のめりでバチバチと火花散らして銃弾を飛ばすTwistaのラップがやはりカッコ良い。煮えたぎる様な煮沸ビートで鬼気迫る「Beast」はDJ Tight Mikeが制作を担当、ここでは緩急をうまーく付けて、聴き手を混濁したトラックの中へ引きずり込む野獣なTwistaラップがナイス。同じくDJ Tight Mikeが制作した「Getting Paper」ではDra Dayなる女性シンガーが客演参加、シャイタウンらしいしっとりとウェットでお洒落な甘美メロウはTwsitaの十八番ですね。静寂をシーツにしてゴロゴロと寝転がり戯れるようなTwistaの散弾するラップはスウィートですし、Dra Dayのなかなかソウルフルでエレガントな深みのあるヴォーカルも華やかで素晴らしい。The Legendary Traxterが制作の「It's Yours」では女性シンガーのTia Londonが客演参加、エコー気味に遠くで曇った音色を明滅させるミルキーなトラックにも、不思議とTwistaの撥水使用なラップが潤いを弾く感触がたまらなく快感なんですよ(溶)。しかしそこにTia Londonのミストのような柔らかなヴォーカルが絡む事で、絶妙な湿度を演出していて鼓膜に沁み込むのです(浸透)。Don Juanなる男性シンガー(?)のFuture模倣なフックがヘロヘロと毒ガスチックに漂うドロンと重ための「One More Joog」はLo Key制作、そんな粘液チックな沈んだトラックはよそにスパスパと真空状態を作って斬れるTwistaのラップが面白く刺さります。Xcelが制作した「Crisis」ではHip Hop界の新たな億万長者Tech N9neが客演参加、ビリビリと放電と充電しっ放しの電撃チューンも刺激たっぷりでもう痺れる痺れる(痙攣)。そんなビリビリトラック上で両者互角のノンブレスでアンストッパブルな無差別まきびしラップが四方八方に散らばり、聴き手は足の踏み場も無くなってのたうち回るしかないという始末。CozmoとMaxwell Smartが共同制作した「Burnin」は、Wiz Khalifaと彼率いるTaylor Gangの仲間であるBernerが客演参加。銀河か星雲のようにキラキラと瞬く流麗なシャイニーチューンに、Twistaの高速連射ラップが複雑な星座のように次々と連なり明度をガンガンと上げてゆくのが美しい。ゆるーくたるーくフックを吹かすWiz Khalifaはいつも通りで、僕的にはBernerのちょっと腑抜けた軟体なラップが結構クセがあってお気に入り(注意)。Lo Key制作でDJ Victoriouzが客演した「Want My Love」は、夜風のようにしっとりと濡れた哀愁あるメロウでとってもスムーズ。絹のようなメロディを、バツバツと高性能ミシンのような針ラップで美しく滑らかに縫製するTwista、もはや芸術の域に達しております(陶酔)。またもやThe Legendary Traxterが制作の「Nothing Like Me」もミッドナイト系のヒンヤリと冷たい優麗な一曲で、客演の男性シンガーGritzの多重エフェクトのかかった甘ったるい歌フックがまろやかさを強調しててグッド。マシンガン的なビートの連打がバツンバツンと鼓膜を撃つ「Me And You」もThe Legendary Traxster制作曲で、Just Blaze的な45回転でギュルギュルと引っ掻き回す燻し銀なトラックが、Twistaの容赦無しですべてを風塵のように抹殺するガトリング砲ラップで乱射されるのに最適で、痛快過ぎてたまりません(昇天)。最後を締め括る「6 Rings」はTrebo Beatzが制作したサウス風味なギトギトオイリーなダウンチューン、やはりこうも変幻自在にピッチを(そして音階を)変えられると単調淡白な鉄鋼トラックも旨味が増幅しますよね。

いや、このタイトルが示す通り、正に“ダークホース”な素晴らしい仕上がりで御座います(的確)。というか、Twista自体がどこか穴馬的なMCではあるので(褒言葉)、そういう風潮もひっくるめてTwistaがこう題したのならばまさに作戦通りだと思います。ピッチを最速から緩めまで変幻自在に操りつつ、種々雑多なトラックと客演を配して色合いも考えていたり、とっても巧い出来映えだったかと思います。聴き終えた時には鼓膜は蜂の巣状態で跡形も無し、それを快感と感じられるかどうか。


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