RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Juicy J「Stay Trippy」
Juicy-J-Stay-Trippy-Album-Download_20150106212106afa.jpg

もはや伝説寸前とまで言っていいグループ、Three 6 Mafiaの元構成員にしてフロントマン(?)、Juicy Jの記念すべきソロデビュー作『Stay Trippy』を御紹介。はい、2014年の年間ベストで番外編として取り上げた本作。2013年発売当時にこのブログで書いたと思っていたのが、まさかの書いていないという失態。それでもどんな事を書いたかうろ覚えしているので、それをまたここで再現したいなと。Juicy JといえばMixtapeでその人気を更に拡大し、そのままグループを脱退、まさかのWiz Khalifaのレーベルと契約したという意味不明な行動(笑)。しかしこのジャケット、当時も書いたんですが本当に素晴らしい仕上がりで、今こうやって見返してもやはり芸術性が高くクールだなと思います。
それでは遅ればせながら感想をちらほらと・・・・・・まずは売れっ子Mike Will Made-Itが制作した「Stop It」で幕開け、真空管にビートを突っ込んだ様なスカスカしたトラックに、Juicy Jの鋼鉄の様に冷たく硬いラップが振幅を重ねる鋭い一曲。Juicy JとCrazy Mikeが共同制作した「Smokin' Rollin'」では今は亡きPimp Cを客演に招集、The Weeknd「High For This」をネタ使いしてミルキーで退廃的な枯渇状態を生み出すマイナスメロウチューン。こういう暗澹メロウにもJuicy Jの淡々と踏み潰してゆくラップは映える訳ですが、やはりそれ以上にPimp Cのネチョッとした甘ったるいラップが活き活きしていて凄い。Young Chop制作でベテランで旧友のProject Patが客演参加した「No Heart No Love」は息もピッタリ、ピコポコと上下する金切りシンセの不穏な鳴りはJuicy Jの十八番。「So Much Money」はLex Luger制作のとぐろを巻くグドグドチューンで中毒性は抜群、音数少なくボクンボクンと脈打つビートとマーブル模様の冷たいシンセのみ、だからこそフラットで淡白にラップを繋ぐJuicy Jとの相乗効果も凄い。Dr. LukeにCirkut、Baby Eの三者で共同制作された「Bounce It」では、Trey SongzとWaleという若手の中でも強力なダブルランチャーを装備。まったりと粘液チックに流れる流動的なメロディは光を受けて乱反射が美しく、Waleの渋味のあるラップもTrey Songzのでろーんと伸びるフックも耳に残りますね。Freda Payne「I Get High (On Your Memory)」をばっちりサンプリングしたスウィートソウル風味な「WAX」はJuicy JとCrazy Mikeが共同制作、ゆらゆらと蜃気楼のように音を歪曲させて波長を染み渡らせるこの甘味スロウジャムは非常に美味です。同じくJuicy JとCrazy Mikeが共同制作の「Gun Plus A Mask」はYelawolfが客演参加し、ゆっくりのしのしと踏み潰すJuicy Jと対照的に得意の早撃ちで突っ走るYelawolfがナイスアクセントで面白い。Mike Will Made-It制作の「Smoke A Nigga」では親元となったWiz Khalifaが客演参加、煙幕がじわじわと迫ってくるようなおぞましい速度感は二人に共通していて、そののろのろとした感覚のフロウにジワジワ中毒を起こすこと必至。Mike Will Made-It制作(Co制作にJ-Bo)の「Show Out」では、Young JeezyにBig Seanという不可思議な剛柔コンボでやはり面白い。ブリザードのように冷たく突き刺さるJeezyのフックにJuicy Jの這い回るラップ、Big Seanのソフトで曲線的なラップと異物感がたまらない。Timbalandが制作し、Justin Timberlakeが客演参加した強烈コンボが炸裂する「The Woods」は最高の一言に尽きる(鳥肌)。ピアノ鍵盤が散りゆく華のように可憐な音を響かせ、そこにTimbalandらしい複雑緻密に組まれた泥臭いビートが貫通したトラックも見事ですし、光速よろしくスベスベと駆け抜けるJuicy Jの疾走感溢れるラップもナイス、そしてJustin Timberlakeのプラスチック然なファルセットで光彩を洩らす歌フックも素敵。「Money A Do It」はJuicy JとCrazy Mikeが共同制作、まあこれはスルーしてもいいかなという地味な一曲。Ritz ReynoldsにSap、ID Labsが共同制作した「Talkin' Bout」は、スノーダストのようなキラキラ感と舞い上がる粉雪のような淡い柔らかさを兼ね備えた、透明感と煌びやかさのあるソフトメロウ。こういうメロウでのWiz Khalifaの客演はなかなか強力で良いんですが、同じく客演のChris Brownにラップさせているのはいかがなものか(肝心の歌フックはWiz Khalifaが演じている、しかも良い)。再びLex Lugerが制作したドロドロ液体を飲み干すような感触が病み付きな「All I Blow Is」、Lil Wayneと2 Chainzが参加するもなんだか普通な仕上がりなってしまっているMike Will Made-It制作の「Bandz A Make Her Dance」。Dr. Lukeが制作した「Scholarship」ではなんとA$AP Rockyが客演参加、ひんやりと冷気のようなトラックがチクチクと鼓膜を刺激するし、速度を合わせピッタリ並走する二人のラップが心地良い。最後はLex Luger制作の「If It Aint」で幕切れ、Lex Lugerらしいダウンダウンと打ち込む太鼓ビートが静かな躍動感を生む奥行きたっぷりなバウンスチューン。

この鋼チックなJuicy Jのラップがジャキジャキと鼓膜を斬ってきて、その痛みがやがて快感になるという摩訶不思議な一枚。基本的にMixtapeでやっていた作風(もっと言えばThree 6 Mafia時代の作風)から変わらない、そのまま地続きなサウンドなので違和感なく入り込めます。上手くいけばどっぷりとハマって抜けられなくなるんですが、下手をこくと一本調子に感じて飽きてしまうのが早いかも。僕は一年を通して結局は好きになったというクチです、あと誰かジャケットの女性モデルを知っていたら教えて下さい(笑)。


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