RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
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Mali Music「Mali Is...」
MALI MUSIC MALI IS cover

2014年R&B界の隠れたシンデレラボーイ、Mali Musicのメジャーデビュー作となる『Mali Is...』を御紹介。元々はゴスペルシンガーとしてインディーズで二枚アルバムを出している程で、あのKirk Franklinとの共演経験があるのだとか。そんな中でだんだんとR&Bへとシフトチェンジしていったらしく、Jennifer Lopez推薦の新人として人気番組“American Idol”にも出演したそう。これは後々にも触れますが、Mali Musicの本作はあのMiguelやJ. Coleを発掘したBystorm Entertainmentと契約して発表されていますね。そしてなんと言っても本作は、2014年グラミー賞において、アルバムが“Best Urban Contemporary Album”に、収録曲の「I Believe」が“Best Gospel PPerformance/Song”にノミネートされましたね。受賞こそ逃しているものの、ダブルでノミネートを受けているだけで凄いことです。とか言っている僕ですが、本作もここ田舎ではどこにも取り扱いが無く、そのまま忘れてて遅ればせながら今年に入って購入した一枚で御座います。
それではザックリ適当な感想をちらほら・・・・・・まずはJerry "Wonda" Duplessisが制作(Co制作にArden "Keyz" Altino)の「No Fun Alone」でスタート。雨が煙るように湿度ある空気が立ち込めるトラックは、Mali Musicの歌声もじっとりと濡れながらも熱気もあってジワジワと鼓膜に張り付いてくるのが癖になる。のびのびとしたドラマチックなサウンドが弧を描いて降りかかる、Jerry "Wonda" Duplessis制作(Co制作はKortney "Mali Music" Pollard)の「Ready Aim」は喩えるならば悠然と広がる天空スロー。なんというか空が落ちてくるという表現が似合う一曲で、大きく風を含んで帆が膨らむようなヴォーカルは雄大そのもの(墜)。同じくerry "Wonda" Duplessis制作(Co制作はKortney "Mali Music" Pollard)の「Beautiful」はそのまま可憐で美しい、思わず溜息がこぼれる程に柔らかで優しい(淡色)。花弁が風に揺られて舞い上がるような、そんな春風のような温かなサウンドが陽を受けて光り輝く流麗ミッド。ただこれだけで終わらず、後半ではアフリカ音楽っぽい掛け合いがこだまして、ほどよい熱感を持ち込んでいてそれがまたグッド。ストリングスや弦音やビートの運びやらと、ド渋くもどこか斬新な感じもする不思議エッジーが唸りを上げる「Heavy Love」はD'Mileが制作を担当。昔のソウル曲のリバイバルっぽいメロディラインながら、ちょっと重ために演奏を沈ませ歪ませる加工がナイスエッジになっているんです(衝撃)。錆びた鉄製のシャキシャキしたサウンドが尖って振動する「Fight For You」、制作は同じくD'Mileが担当。空間を多角的に広げながら閃光を象るスカスカ寸前のトラックはクールですし、後半ではDrakeばりに粘っこく抑揚の効いたラップを聴かせてくれて、やはりMali Musicが一癖ある面白いシンガーだと痛感(曲者)。くぐもったソウルフルなメロディがハートにじんわりと染み込んでくる穏やかなスロウ「WA」は、まさかのAndre Harrisが制作を担当。なかなか拳の効いているMali Musicの燻し銀なヴォーカルも芳醇な香りで素敵で思わずウットリ。思い切りレゲエに振り切ったトラックで灼熱のビーチへと誘い込む、Jerry "Wonda" Duplessisが制作を担当(Co制作にStephen McGregor)した「One」。これはもうJerry Duplessisの十八番なトロ熱トロピカルなレイドバックチューンですし、Mali Musicも難なく乗りこなしてヴォーカルセンスの引き出しの多さを裏付ける飛び道具的な一曲。「Make It To Heaven」はKortney "Mali Music" PollardとJerry "Wonda" Duplessisが共同制作、乾いた音を纏ってグングンと加速する斬れ味鋭いファンクチューンで、ここではBig Seanのお株を奪うようなスウィートなラップで華麗に加速し駆け抜けるのが痛快。白地のトラックに漆黒のビートと鍵盤音がボツボツと滴り落ちるブルージーなソウル曲の「Little Lady」はMali Music自身が制作しており、ここでもMali Musicは埃っぽいラップを駆使しつつ、ボツボツと黒い音を立ててドリップするヴォーカルも乙でとっても美味。荒涼としたラフなビートの漣の上を走る強調文、ほろ苦なメロディが木枯らしのように吹くこの曲はJohn Legendにも匹敵する、炎と水がなぜか共存するような素晴らしいヴォーカルです(鳥肌)。Mali Musicのゴスペル出自を踏まえつつ、まるでJohnny Cashのような深みのある白濁したブルージーさが香り立つ「Johnny & Donna」はMali Music制作。この乾いた心への沁み込む深度で言ったら、ここ数年でも屈指の芸術的なスロウソウルチューン(感涙)。そして最後を締め括るのはMali Music制作の「I Believe」も、焙煎味なビターソウル曲になっていてMali Musicのキャラメル味の歌声を堪能出来ます。

冒頭で触れましたが、なるほどどこかちょっぴり、ちょっとだけMiguelに似た空気感を漂わせている感触。あんかけR&Bというか、トロトロと色彩を微妙に変化させてゆくトラック&ヴォーカルは、酩酊感に近いマーブル模様を呈していて中毒性も高いですね。シンプルそうなジャケットと佇まいからの想像とは違って、けっこうサウンドは雑食性でいろんな要素がゴチャ混ぜになっていて飽きがこないと思います。でもやはりJohn Legend好きにこそウケるでしょうね、John Legendっぽい温もりと、Miguelっぽい擬態性を持ったMali Musicの今後に期待ですね。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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