RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Sisqo「Last Dragon」
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Dru Hillのフロントマンだった銀髪シンガー、Sisqoの通算三作目となる『Last Dragon』を御紹介。Dru Hillといえば『Dru Hill』『Enter The Dru』、そして八年ぶりの復活作となった『InDRUpendence Day』で奇跡の復活を遂げましたね(狂気)。そして遂に、Dru Hillの銀髪チビことSisqoも遂にソロで復活、これまた前作よりおよそ14年ぶりとなっております(歓喜)。Sisqoといえばアルバムに“Dragon”を冠したDragonシリーズ、今回も懲りずにDragonと付けてくれたのは嬉しいのですが、しかし今作で“Last Dragon”と題しているから最終章なのかもしれません(残念)。
それではざっくりと感想を書かせて頂くと・・・・・・まず本作の制作でほぼ全曲を手掛けているのが、One Up Entertainmentなる人物、なのでまずは彼が手掛けた楽曲から触れていきます。まずはイントロとなる「Last Dragon」、曇天の彼方から天光の射すと共にゆっくりと姿を表す黒い竜のようなSisqo。そして先行カットとなった「A-List」のお出まし、これはやはり南部っぽい執拗で脂ぎったバウンスフックとバックで絶えず響く“あ・あ・あ・え・え・え・あ♪”みたいな声ループがしつこくて胃もたれ。これだけならば別に歌えるSisqoでなくとも、と思うのですが客演のWaka Flocka Flameが登場し、ガウガウと吠えて噛み切り出した途端に曲が成立するという魔法。最近のDJ Mustardがやりそうな手法の、電光がピカピカ明滅するクールなネオンカラー曲「Find Out」も、Sisqoの熱くネットリとしたヴォーカルが飴細工のように幾重にも絡めてあるのが美味。朝霧が立ちこめる澄んだ空気の中をヴォーカルが切り裂くような感触の「Monsta」、静かに霜が降りるようにしっとりと潤いを含んで包み込むSisqoの歌声も素敵ですが、やはり終盤の“Aーーーーーーーーーッ♪”での絶叫ヴォーカルが素晴らしいです(鳥肌)。これぞSisqoなソウルフルでエモーショナルな泣きのヴォーカルが炸裂する(それこそ彼の代表曲である珠玉バラード「Imcomplete」にも匹敵する、かも)「Lips」が最高の一言に尽きる、切なく脆いしとやかなピアノ伴奏のみで進行し、そのうえをまるで涙が頬を伝うように儚く柔らかく滑るSisqoの痛切なヴォーカルがもう神懸かり(昇天)。ここ最近流行のオールドソウル復活的な軽快アッパー「Round & Round」もSisqoが歌うと無理はなく、その艶麗なヴォーカルの重ね方もあってR&Bっぽさが残っていてグッド。「David Blaine」はボウーンボウーンと低く落ちるビートと、鼓膜の切れそうな真空カットシンセの連なりがクールで、Sisqoの灼熱のヴォーカルがボウッボウッと火を吹きます。そしてこれぞ王道な官能的な極上スロウジャム「Victim」(DPとの共同制作)では、まさかのDru Hillが集結しております。元々リードのSisqoの存在感が強いグループながら、やはり全員参加だとハーモニーの層に厚みが出るので余計に美味になります。Dru Hillが得意とする肉感的な温もりが鼓膜にネットリと絡み付きながら、ジワジワと熱を放出するエロくて密着感のあるセクシースロウで、Sisqoの絶頂寸前な咆哮ヴォーカルが骨をも砕きそうなグラインドを魅せます(失神)。流麗で涼しげなストリングスが吹き抜ける慕情のミッド「Lovespell」は、木の葉が風に揺れて散るような切なく淡いメロディとヴォーカルが印象的です。とここまでがOne Up Entertainment制作曲、あとは他のProducerが制作しております。「Let's Get Down Tonight」はTheodore "Maddscientist" Thomasが制作を担当、バツバツと空中放電したフラッシュでメロディを彩るスカスカしたトラックで、フラットに滑走するSisqoのヴォーカルも中毒性高し。Grand Staff制作の「Breathaker」は、それこそ昔のSisqo曲にあったような中近東系のスパイシーなアッパーで鼓膜をヒリヒリさせてくれます。〆曲となる「Ipologize」はWirlie (OptimasPryme) Morrisなる人物が制作、フォーキーでエアリーな優美ミッドでSisqoの灼熱ヴォーカルも適温まで下げられ、洗いざらしの白のように心地良く響き渡るナイスな一曲で新鮮です(浄化作用)。

14年間のブランクを感じさせない、Sisqoの衰えないパワフルでソウルフルな歌声に感服しました(涙)。キラーチューンは無いかもしれませんが、それでも聴き手のツボを押さえたトラックもきちんとあって、なによりSisqoの火炎放射的なヴォーカルが全てを引き上げてやはり高水準です。最近はナヨナヨと軟弱なヴォーカルのR&Bシンガーが多いので、こういう雄臭くて熱いヴォーカルのSisqoとかは絶滅危惧種、もっと丁重に扱わなくてはいけませんね。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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