RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Case「Heaven's Door」
caseheavendor.jpg

90年代に活躍しDef JamとR&Bを牽引したと言っても過言でない、Caseの通算六作目となる『Heaven's Door』を御紹介。僕なんかはCaseと言えば『Open Letter』を擦り切れるぐらい聴いたので、こうして作品をドロップし続けてくれて嬉しい限り。Caseは前作を自身のレーベルを立ち上げてリリースしましたが、本作ではE1からの配給になっており、セールスと順位も幾分か前作よりは跳ねている模様。白黒を基調に、Caseの残像がぐるりと回るこのジャケットは結構好きです。 
それでは早速ですが感想文に突入・・・・・・まずはKaron "Kdotonthebeat" GrahamとMuhammad "Harlem" Husamudeenが共同制作した「Timeless」、ボフボフと空気を含んだ打ビートにひらひらと華麗に舞うピアノ鍵盤音でクラシカルな装いを感じていたら、だんだんとオーロラのように色味をじんわりと滲ませ変えるシンセが並走するのがクール。水面を転がりながら波紋を広げるようなモイストチューン「Heavy Breathing」は、Anthony M. Jonesが制作を担当。激動の90年代を切り抜けたCaseらしい、艶麗でコクのあるサウンドと潤いあるヴォーカルとファルセットは素晴らしいの一言。これまた90年代を思い出させてくれるアコースティックギターをポロポロと爪弾き零す「Shook Up」、制作はSquat Beatsなる人物が担当。何度も繰り返すフックなんかも王道の作りでゆったりとまろやか、清涼ですっきりミント味なミッドでグッド。Travis CherryとMarcus Brighthopが共同制作した、フォーキーで温もりのあるアコースティックギターの音色がほんのりと鼓膜を色づかせる、切なくてほんのり甘いセピアミッド「Difficult」も良い。途中で入るエレキギターの荒ぶり悶えるようなメロディ挿入や、秋の寂しさを思わせるCaseの擦れた渋いヴォーカルも素晴らしい。まるで水滴がピチョンと落ちるように繊細でポツリと鳴るピアノ鍵盤の柔らかな響きが心地良い「Think About Us」は、Robert Bizness ThomasとRoosevelt Mclamore IIIが共同制作。澄んだ水の中にスイスイと泳いで進んでゆくような、そんなウォータリーなメロディとCaseのトロトロとした歌声の融合が素晴らしい。冒頭のドゥワドゥワなハーモニーで一気にテンションが上がり、そのまま流れ込む金属的な冷たさの滲むギターメロディに涙腺が緩んでしまう「Juggle」はAntwan "Amadeus" ThompsonとEsteban "Cito" Crandleが共同制作。こういう少し錆びたような哀愁漂うメロウはCaseの十八番、Caseの良い意味で甘ったるく絡みつくヴォーカルがなんだか未練がましく、秋の枯葉舞う侘しさに似た寂寞のミッド。キラキラと鳴る鍵盤音とスカったビートの連打が、パチパチと弾ける微炭酸みたいでキュートな「Damn Girl」はPatrick "Guiterboy" Hayesが制作を担当。2000年代の全盛期のNe-Yo(つまりはStarGate)を思わせるミネラル成分たっぷりで澄み切ったクリアテイストなミッド「Meet Me In The Middle」はKennard Garrettが制作を担当。とにかく透明度抜群なスケルトン仕様の煌めきミッドで、優しく清涼なCaseのヴォーカルを鼓膜もゴクゴクと飲み干してしまいます(潤)。モワンモワンと空気を歪ませて蔓延する靄っぽい電子音が甘くて、媚薬っぽい官能スロウ「Tour」Donnell Shawn Bulterが制作。R. KellyがR&B界を席巻していた時の、こういうなだらかに垂れ滴るようなメロディラインは最近には無いからかえって新鮮に感じたり。ヴォーカルの翻り方やスクリューでドロドロと引っ張る手法など、これも2000年代的なアプローチで懐かしく感じる「Blast Off」はRobert Bizness Thomasが制作を担当、熱気ムンムンでなんだか蜃気楼のようにグニャグニャと変形する音色がなんとも悩ましくてグッド。Patrick "Guiterboy" Hayesが再び制作した「Replay」なんかも、早口歌唱のフックとかが今では懐かしの手法でサクサク感がたまらなく軽妙で良い。「You Just Don't Know」はTL CrossとBrian "BeeZo" Palmerが共同制作、晴れやかで朗らかな昼下がりミッドで心もほんわか和みますね。最後を締め括るのは生粋のピアノスタンダードバラード「I Won't Cry Anymore」、Anthony Clint Jr.制作の綺麗なトラックに、Caseらしいちょっぴりほろ苦いヴォーカルがじんじんとハートに沁みてきます。

Case自身が90年代を生きたシンガーだから、というのもあるのでしょうが、この作品はかなり90年代R&Bを意識した雰囲気ですね(懐)。本作には多くのProducerが名を連ねている訳ですが、全員がきちんとCaseのカラーを理解した上で、上質なR&B曲を提供しているのも吉。派手さはありませんが、昼にドライブしながらとか夜に食事しながらとか、時間を選ばないナイスな一枚で御座います。




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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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