RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

08 2017
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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
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Wale「The Album About Nothing」
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Rick Ross率いるMaybach Music Groupの実質的二番手、Waleの通算四作目となる『The Album About Nothing』を御紹介。MMGにはまだMeek Millという人気者もいる訳ですが、Meek Millは収監されたりもして作品を出せないままなので、Waleを二番手と考えて良いでしょう(結論)。しかし、かく言う僕ですがWaleはどうもMMGには合っていない気がして、変にゴツいトラックとかに乗ってしまうと魅力が半減しているような(考過)。しかし、これまでの『Attention Deficit』『Ambition』『The Gifted』とどれも聴いているのですが、結局はいつも年間Top10には入らないという不思議な結果になっております。ちなみに本作は、2008年に発表された「The Mixtape About Nothing」、2010年の「More About Nothing」の2本のミックステープの続編とも呼べる作品らしく、アメリカの国民的ドラマ“となりのサインフェルド”から多大なインスピレーションを受けた作品なのだそう。ドラマの主人公であるジェリー・サインフェルドがスキットや台詞を随所に入れているらしいけれど、英語も本国のテレビ事情も知らない僕はその点楽しめていません(泣)。あと、本作はジャケットも三種類あるらしく、僕の手元に届いたのは掲載のジャケットで御座いました。
それではザックリと適度に感想を書きますね・・・・・・まずは、なんだか一時期のKanye Westのサウンド(Common『Be』)を思わせる「The Album About Nothing」でスタート、JGramm制作の温かさやほんのりと甘いソウル的ストリングスが鮮やかな一曲。まるで紙吹雪が舞うような華やかなトラックの中で、ストリングスをスライダーにしてスルリと滑り抜けるWaleの軽妙なラップがナイス。90年代の東海岸を彷彿とさせるザラザラした感触の砂嵐サウンドから、バウンバウンとゴム的弾力でグニャリと伸びる歪曲スロウへと粘液化する「The Helium Balloon」はDJ Dahiが制作を担当。ベースをベンベンと弾く重ためのメロディからのバウンバウンと重たい弾み、Waleの飄々としたラップがクールに響きます。水蒸気に似たモワモワ感とウェットさで柔らかく鼓膜を包み込む、ドリーミーなスロウ「The White Shoes」はPro Reeseが制作、サンプリングにはSlum Village「Tainted」を使用。Additional VocalsとしてDweleがクレジットされているぐらい、R&B色の強い仕上がりになっています。キラキラと輝くオルガン鍵盤音を蹴散らしながら颯爽と駆け抜ける「The Pessimist」はOsinachi Nwaneriなる人物が制作、眩くてシャイニーなアッパーでフックを担当したJ. Coleの助けもあって軽やかエアリーな疾走チューンに仕上がっていてグッド。再びDJ Dahiが制作した「The Middle Finger」は、小宇宙を星の欠片を避けながら飛行するようなスベスベな電子小隕石トラック中で、スピード変則の効いたWale独特のラップがそのビートの隙間をすり抜ける宇宙船のようで美しい(惚)。南部産スクリューをふんだんに使った「The One Time Houston」はPro Reese制作、ここでネットリ粘度高めてサンプリングされているのはNew Edition「If It Isn't Love」というのも痛快。深海でボコボコと息を吐いたようなビートが蠢く暗澹チューンは、ぬめりにも似た光沢が妖しくて美しいスロウ、こういう鈍足なトラックでもサクサクと心地良く聴かせるWaleは巧い。Janet Jackson「Go Deep」をサンプリングしている事でも話題になった「The Girls On Drugs」はNo Creditが制作を担当、Janet Jacksonのカワイイ歌声を早回ししてよりキュートに跳ねさせ背景に使い、ポツポツと空間の広がりで反響するミニマルなトラックで遊ぶ面白い一曲。またもやDJ Dahiが制作の「The God Smile」は、屈折を利用したような極太なシンセのメロディが鼓膜を気持ち良く貫通するのが快感ですし、背景ではジワジワとまるで岩壁から水が滲み出るようなSevyn StreeterのAdd Vocalがまた素晴らしい。Grammが制作の「The Need To Know」では女性シンガーのSZAが客演参加、しかもサンプリングにはMusiq Soulchild「Just Friends (Sunny)」を使用するという贅沢っぷり(興奮)。霞むようなSZAの艶っぽいヴォーカルを辺りに漂わせながら、音数を削ってボツボツと打つモノクロのビートに空白をなぞるようなWaleのまろやかなフロウがたまりません(遊泳)。Nas「Street Dreams」とAndrews Chapel「Pslams 121」をサンプリングした「The Success」はJake Oneが制作、Jake Oneらしい鼓膜を押し潰すような殴打ビートで頭がクラクラする重量圧迫ソウルフルトラックは燻し銀でナイスです。Ayy Dotが制作の「The Glass Egg」ではIsaac Hayes「Walk On By」とGroove Theory「Tell Me」をダブルでネタ使い、所謂Isaac Hayesのヴェルヴェット調の壮麗ストリングスを纏ったバチバチと火薬含んだトラックに、歌う様なタラタラなフックを使った一曲。The Honey Drippers「Impeach The President」をサンプリングした、Julian NixonとCraig Balmorisが共同制作した「The Bloom (AG3)」は僕的に本作で最も熱い隠れ曲。Additional ProductionにあのStokely Williamsがクレジットされていて、バッチリ彼がフックを歌っているのです(失神)。ピカピカのホーンやパーカッションが小気味良く鳴る、やわらか微糖ソウルフルな一曲で、Waleのほんのりと苦みも備えた流麗なラップに聴き惚れるばかり。再びJake OneとDJ Khalilが共同で制作を担当した「The Matrimony」ではUsherが客演参加、Usherのソフトで甘美なヴォーカルがやんわりと鼓膜で溶けるのが心地良く、スルスルとすり抜けてゆくWaleの絹目調なラップも素敵です。最後はSoundzが制作し、Jeremihが客演参加をした「The Body」がボーナス曲扱いで収録されています。サンプリングにR. Kelly「You Remind Me Of Something」を練り込んだ、濃厚な甘さと香りが漂うじっとり官能的な愛撫スロウで、やはりこれも両者の相性が良くて聴き惚れてしまいますね(溺)。

これまでの作品もそれなりにスマートさはあったのですが、やはり厳つい部分が削ぎ落とされた事でかなりメロウで聴き易い一枚になっていますね(垂涎)。それもこれもR&B曲をサンプリングしたりシンガーを招いたりと、R&Bっぽいアプローチの流麗トラックが多かったからかも。僕的にはWaleはこういうライトな曲が上手いと思っているので、これは嬉しい合体でした(鴨葱)。ひょっとしたら今年の年間10枚には入るかも、と思わせるぐらいにリピートはしています。








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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

タイムリーな記事でした!最近,musiqの「just friends 」のフックを使ってる「the need to know 」を知って聞いてみたんですが,いまいちわたし的にはピンと来なかったんです。

PVで紹介してくれた「The Body」いいですね!

ハマります。You remind of my jeep,I wanna ride it のフックも90's好きなので喜んじゃいました。

ところで,彼名前「ワーレイ」と発音するんですね。「ウェイル」だと思ってました。今まで発音披露する機会がなくて良かった(汗)





かにこさん、またまたコメントありがとうございます!
今回のWale、良かったですよー。それこそ、なんだか懐かしいR&Bを思い出させるトラックメイクで、大好きです!
かにこさんのブログもめちゃ読んでます!
コメントしたいと思うのですが、内容がとっても深くて、
浅はかな僕ではなかなか難しく。。。
小さな島国の、ひとつの県からいまだ出たことないので、
かにこさんのブログを読むと、とても勉強になります。

また、いつか、僕もコメントしたい……!

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