RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

05 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
103位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
30位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 女性Hip Hop  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Nicki Minaj「The Pinkprint」
wpid-nicki-minaj-all-things-go-500x500.jpg

Rap界のバービー人形こと、Nicki Minajの通算三作目となる『The Pinkprint』を御紹介。その奇抜なキャラクターと、久々の女性MCの台頭で世間を湧かせたNicki Minajももう三作目ですか。Lil Wayne率いるYoung Moneyに所属しているんですが、このLil Wayneが親元のBirdmanと揉めたりして、Young Money一派の活動も鈍るかと心配しましたが、その余波は活動には無い様ですね。さてさて、本作はNicki Minajがデビュー作から続けている、アルバムタイトルに“Pink”を冠するしきたりに従って『The Pinkprint』。しかし、こうなるとそのPink縛りというよりは、Jay-Zの名作『The Blueprint』を彷彿とするリスナーも少なからずではないでしょうか。つまりRapミュージックにおいての金字塔を打ち立てたい、そんなNicki Minajの本気をこの題名から勝手に僕は汲み取ったり(笑)。
それでは気になる内容はどうなっているのか・・・・・・まずは、鉱山でキラキラ光る鉱石を採掘するような神秘的な煌めきを帯びたミッド「All Things Go」で幕開け、制作はBoi 1daとVinylzが共同で制作。すーっと冷たく硬い輝きを放つトラックに、Nicki Minajのキュートで壮麗な歌フックも上手く機能した一曲。朝靄のように白く霞んで潤んだメロディがしっとりと鼓膜を包み込む「I Lied」、制作はMike Will Made-It(Co制作にSkooly)が担当。Mike Will Made-Itらしからぬ透明感のある静寂ミッドに、じんわりとウェットに結露するようNicki Minajのラップもナイスザラザラと掻き鳴らすエレキ弦の音色が、ダウナーなメロディに程よい波打ちで微細な色味を持たせる「The Crying Game」。制作は@popwanselと@oakwudが共同制作し、Jessie Wareが歌フックを担当したダークなR&B寄りの一曲。「Get On Your Knees」はDr. LukeとCirkutが共同制作した、ポタポタと暗澹とした水面に雫を落とすようなピチョンピチョンビートが印象的なミッド。その中を潜るようなNicki Minajの沈殿気味のラップと、妖艶なミストのように辺りを漂うAriana Grandeのナイスコンビ。上下し彷徨うピューイ音と、ボムボム重たく弾むゴム製ビートのシンプルなコンビネーションが面白い「Feeling Myself」はHit-Boy制作。Nicki Minajのドールチックな無機質ラップと、客演参加の女王Beyonceの舐め上げるような挑発的なフックも聴き手をゾクゾクさせてたまらない(鳥肌)。再びDr. LukeとCirkutが共同制作した「Only」は間の抜けた単調なエアートラックながら、Lil WayneとChris Brown、Drakeがマイクリレーする事でなんとか間を繋ぐことに成功。売れたFutureのサウンドスタイルを模したような「Want Some More」は、ZaytovenにHitmaka、Metro Boominが共同制作という事でしょうがない結果か。The NeptunesというよりPharrellの単独仕事を思わせる「Four Door Aventador」、制作はParkerなる人物が担当。シンセ一音の瞬きとスナップ音のみで、ボヤけた彩光をヘロヘロと放ち、そこにダラダラと垂れ流すNicki Minajのラップが堪能出来て面白い(中毒)。モヤモヤと輪郭のない電子音が滲んで広がる、甘美で官能的なネットリスロウジャム「Favorite」は素晴らしい(絶賛)。制作はDarhyl "Hey DJ" Camperが制作したトラックも最高ながら、浴室を艶っぽく染める湯気のような、しっとりと濡れた客演のJeremihのエコーのかかった歌フックが素晴らしい(失神)。Arch Tha BossとHitmakaが共同制作した「Buy A Heart」では、(元?)恋人のMeek Millが客演参加。奔放で開放的な電子音とパーカッションの交錯に、Meek Millのラップも入る事でカッチリ引き締まった印象を受けるメロウアッパーで、相性はなかなか良いんですよね。竹で編んだような乾いたビートが炸裂する「Trini Dem Girls」はまたもやDr. LukeとCirkutが共同制作、客演にはLunchmoney Lewisが参加。亜熱帯トラックがジワジワと鼓膜を熱して焦がすスパイシーチューンで、こういう灼熱系のホットなビートも上手く乗りこなすNicki Minajはナイス。先行シングルとしてヒットした「Anaconda」はPolow Da DonとAnonymousが共同制作(Co制作にDa Internz)で、サンプリングにSir Mix-A-Lot「Baby Got Back」を使用。Nicki Minajのムチムチなアマゾネスラップがしなりを効かせて鼓膜をぶち、この奇天烈が爆発したこのトラックは全盛期のLudacrisのような馬鹿馬鹿しさ寸前で上手い。得意のEDM調ながらも瑞々しいボタニカル調なトラックで聴いていて清々しい「The Night Is Still Young」、制作はDr. LukeとCirkutが共同制作。夜露のように潤んだ光を放つ電子チューンもアッパレながら、ネオン電光のように鮮やかでしっとりと眩いNicki Minajのラップとヴォーカルがやはり冴えています。エスニカルな打楽器ビートに雄壮なメロディが広がる「Pills And Potion」もDr. LukeとCirkutが共同制作、ソングライトにEster Deanが関与している事も特筆しておきたい歌モノ。Kane BeatzとJmikeが共同制作した「Bed Of Lies」ではSkylar Greyが客演参加、白く透き通ったトラックながらSkylar Greyが色を蹴って付け過ぎかも。最後はピアノ弾き語りでNicki Minajが最後までしっとりと歌い切ってしまう「Grand Piano」、制作はまさかのwill.i.amとKeith Harris、Kane Beatzが共同で制作。大真面目なこのバラードを暴挙ととるかどうかで、このアルバムの評価は二分されるでしょうね。

彼女の出自を思わせる歌モノ「Grand Piano」、お下劣でふざけた「Anaconda」、これまでの得意技を活かしたEDMな「The Night Is Still Young」、トリッキーで現行サウンドをきっちり捉えた楽曲群。最初こそ歌モノの多さに辟易しそうになったけれど、これがNicki Minajがこれまでに試した魅力の数々を全て繰り出したような一枚。なかなか総まとめで、意外にもこれまでで一番まとまった一枚かもしれません。三十路の僕からしてあと一欠片ピースが足りないとしたら、やはりハードコアな路線のトラックが見つからない。これでDJ Premierなんかを連れてくることが出来たら、ああいうシンプルに黒く太いトラックとも可愛く戯れられたなら、完璧に近かったかもしれません。そういう意味では水と油状態だった前作では、Cam'ronやNasやJeezyを迎えた分だけハードコアの部分も補えていたし。






スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment