RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
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血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
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Kenny Lattimore「Anatomy Of A Love Song」
kennylattiloveana.jpg

R&B界きっての清潔系二枚目シンガー、Kenny Lattimoreの通算五作目となる『Anatomy Of A Love Song』を御紹介。Kenny Lattimoreは96年のデビュー以来活躍しているベテランで、僕みたいな三十路のR&Bリスナーには馴染みの深いシンガーの一人。そのKenny Lattimoreを語る上で外せないのが、元妻であるChante Mooreの存在。二人で二枚のアルバムも出したりしたおしどり夫婦で、R&B界随一の美男美女カップルというのも話題でしたが、結局は離婚してしまいかなりショックでした。それからはあまり目立っていなかったKenny Lattimore、自主レーベルSincere Soulを設立してからのリリースとなった本作『Anatomy Of A Love Song』も、前作よりおよそ七年ぶりとなっております(御無沙汰)。
それでは気になってしまう内容について触れますね・・・・・・まずはDra-Kkar Wesleyなる人物が制作を担当した「Love Me Back」で幕開け、はためく様に空気を含んだ鍵盤音と、パシンパシンとライトなビートが翔ける清涼感たっぷりなライムミントチューン。シャキシャキと鳴るギター弦の音にドッドドと低く響くビートが鋭くて鼓膜に心地よく突き刺さる「Remix This Heart」、制作はベテランのVidal Davisが担当。Hip Hop的なアプローチの強い荒涼としたザラザラした感触のトラックなんですが、氷雨のようにクールで濡れたKenny Lattimoreのヴォーカルで滑らかさも併せ持つナイスミッド。「Heart Stops」もDra-Kkar Wesleyが制作を担当、雪解け水のようにスルスルと潤いが細い筋を作り流れるモイストメロウに、Kenny Lattimoreの甘くも儚くて切なく震えるヴォーカル、鼓膜への浸透圧がピッタリ同じなので綺麗に音色が浸透します。Jamal McCoyが制作(Co制作に"J.R." Hutson)した「Still Good」では男性MCのDa' T.R.U.T.H.なる人物と、なんとShaniceが参加。少し歪曲気味にしなって打つビートと伸びやかなフックが流麗でいてアーバンな響き、Kenny Lattimoreのほんのりとビターな歌声に、Shaniceのミルキーなコーラスが入って丁度いい甘さに。優しく緩やかに明滅するKenny Lattimoreのヴォーカルが神秘的で美しい「Find A Way」、Ivan "Orthodox" BariasとCalvin "Ransum" Hagginsの黄金コンビが制作しただけあり、ギター弦やストリングスやほつれ気味に絡まるのがとっても色っぽくてグッド。同じくIvan "Orthodox" BariasとCalvin "Ransum" Hagginsが制作した「You Have My Heart」もレトロな感触のソウル回帰チューンで、晴れた昼下がりの花園を散歩するような柔らかで芳しいフローラルチューン。Vidal Davisが再び制作を担当したクラシックな耳触りのシルキーソウル「Nothing Like You」、ここではあのLalah Hathawayとの絶妙なデュエットが実現(鳥肌)。もう小手先の技術は皆無で、月夜のように滑らかで静かな輝きを放つトラック上で、華麗にステップを踏んで絡む二人の歌声に酔い痴れるばかり。しっとりと潤んだジャジースロウで揺れる「You're My Girl」と、ブランデーのように滑らかで艶やかな味わいでジワジワと酔わす「Look Of Love」もVidal Davisが制作を担当。ふわふわと綿毛が風に乗って丘を下るようなコットンスロウ「What Must I Do」はIvan "Orthodox" BariasとCalvin "Ransum" Hagginsが制作、やはり上品でしとやかなメロディを創らせたら上手いです。ピアノ鍵盤がひらひらと鼓膜に舞い散る切なげなミッド「Blood, Sweat & Tears」は"J.R." Hutsonが制作を担当、続くKelly Priceが客演参加したk陰影で創られる立体的なブルージーチューン「Back 2 Cool」も"J.R." Hutsonによる制作。しかしこの二曲よりも"J.R." Hutsonらしい仕上がりなのが、良い意味で白く透明感のあるメロディが印象的な「Built To Last」「Beautiful Nowheres」の終盤ニ曲。前者は風に翻るように躍動感のあるピアノ鍵盤のメロディに、軽やかで閃光のように突き抜けるKenny Lattimoreの眩いヴォーカルが凄く素敵。後者はNe-Yo辺りが得意そうな緩やかアッパーな燻し銀メロディで、キックビートと鍵盤音の散り際に美しさを見出す清冽な一曲で心地良い(切味)。

なんと言いますか、京野菜のように瑞々しく、品のあるR&Bアルバムという感想なんですが(意味不明)。端正で清冽なサウンドとヴォーカルが浄化作用がとても強い、でもきちんと黒いR&B盤になっているので聴いていてしっくり来ます(賞賛)。久々にKenny Lattimoreの歌声を聴いたけれど、まったくあの頃と清廉さは変わっていないので安心しました。よく調べると案外と既出曲ばかりらしいのですが、こうしてそれを纏めて収録したものがフィジカルでリリースされて嬉しい限り。巷ではあまり話題になっていないけれど、現時点では上半期R&B部門では上位三枚に入るぐらいに気に入って聴いております(太鼓判)。




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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

気持ちが高揚しちゃってます!
ちゃんと書き込めていたらいいんですが大丈夫でしょうか?はじめての書き込みなので少し心配です(汗)

あの…Queenさんの言葉にすごく引き込まれました、私は伝える作業が下手なもので心底羨ましいです!
自然と好きだなと思いました。

本屋さんでたまたま手にとった本がヒットだった時のような感じというのか(上手く言えずすみません)
いまは幸運から見放されてしまっているかのように、泥沼にハマり込んで抜け出せない感じが続いてしまっていて…。

だけどそんな今だからここに来れたのかもしれないで
す。
もし、もし良かったら私の悩み少し聞いてもらえないですか?
砂嵐さん、コメントありがとうございます。
身に余る賛辞よりも、結びの一節が気になります。
悩みとはなんでしょうか?
しかし、僕では解決など無理で、ここで聞いて差し上げるぐらいしか、出来ないのですが。

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