RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

06 2017
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Dizzy Wright「The Growing Process」
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Hopsin率いるFunk Volumeの筆頭、DIzzy Wrightの通算二作目となる『The Growing Process』を御紹介。8歳の時からキッズラッパーとしてキャリアを積んでいたというDizzy Wright、ハイそうです僕はそんな事知りませんでした(笑)。Dizzy Wrightを知ったのは例のごとく、青田買いには丁度良い恒例企画“XXL Freshmen Class”。Dizzy Wrightはその2013年版で選出されていまして、その年には他にもSchoolboy QAction BronsonJoey Bada$$なども選出されていました。
とまあ浅い知識の披露はここで打ち止め、本題に・・・・・・煙をくゆらすようにブルージーに響き渡るギター弦の音が、香ばしくビターな「Higher Learning」で幕開け。King Vay制作のこのトラックは最近のラップ曲では聴かない侘しさがあって、Dizzy Wrightのスローモーションで駆け抜ける映像のような、静かな躍動感のあるラップが最高。SnizzyOnTheBeatが制作した「God Bless America」では、客演にBig K.R.I.T.とTech N9ne、Chel'leという通好みのMC二人が揃い踏み。トロトロと粘度のある液体チックなトラックは、毒々しくも幻想的で微睡んだ感触が美しい。Dizzy Wright自身も軽やかで華麗にラップを滑らす印象ですが、そこにBig K.R.I.T.とTech N9neという速射系のMCが援護射撃する事で、よりこの曲の鮮麗感が増しています。あとは女性シンガーのChel'leの艶やかな歌フックもとても綺麗で、まるで大きくて凝ったアクアリウムを観ているよう。「Can I Feel This Way」はRoc N Mayneが制作を担当、夏の虫の羽音が起こすさざめきのようなビートと、静かにズルズルと深い水底にダイブするような深層水トラックが鼓膜に浸透して、気泡のように軽いDizzy Wrightのラップも馴染んでいます。DJ Hoppa制作の「No Time Is Better」はピアノ鍵盤のラグジュアリーで可憐な響きがひらひらと美しく舞う一曲で、Dizzy Wrightの優雅で自在なラップは勿論、客演の男性シンガーIrv Da Phenomの華やかで酸味のある歌フックもナイス隠し味。「Train Your Mind」はSmokie Morrisonが制作を担当、じっとりと降る長雨のような湿ったサウンドが鼓膜に張り付き、まるで水を得た魚状態でピチピチと細やかに跳ねるDizzy Wrightのラップの小気味良さ(水遊)。FreezOnTheBeatが制作を担当した「Regardless」では、ベテランのLayzie Boneが客演でまさかの参加。トラック自体もどこか冷たく金属的で鋭利な部分が光ったBone Thugs-N-Harmony風味なトラックですし、Dizzy Wrightの軽妙でリズミカルなラップもそれに寄せられていて面白い。しかし、やはり本家本元のLayzie Boneが登場した途端に、あの独特なスピード感とスロウ感の混濁が生まれてやはり面白さは倍増。続くMoney Montageが制作の「Don't Ever Forget」では、同じくBTNHからKrayzie Boneが参加するという奇襲作戦を実行(このBone兄弟を引き離して起用する辺りに、Dizzy Wrightのこだわりを感じてニヤリ)。これもドロドロとした濁流沈殿メロウなだけにKrayzie Boneの独壇場と化していて、妖しく曲線的なフロウが聴き手の鼓膜を生き埋めにしてしまいます。音と言いタイトルと言いトレンドをガッチリ意識した「Floyd Money Mayweather」はRoc N MayneとLouie Hazeが共同制作、暗くシリアスで角張ったトラックにライトフライ級のDizzy Wrightの鍛錬されたラップがクリーンヒット。Sdot Fireが制作の「Smoke You Out」ではMod Sunが客演参加、どことなくコケティッシュで抜け感のあるメロディがSlick Rickなんかの空気感を感じる一曲。かと思えば21 The Producer制作の「Good Vibes」では、Mos Defみたいなロックカットなエッヂーチューンで転がりぶつかるのが痛快。バキバキで攻撃的なトラックに、Dizzy Wrightの蝶の様に舞い蜂の様に刺すラップがカッコ良い。「I Can Tell You Needed It」はDarryl "Waynebeats" Overdiepが制作を担当、雨上がりのアスファルトのような熱感と匂いが立ちこめる90s'仕様なトラックはビタースウィート、客演のBernerもマッタリと良い味を出しています。あのHopsinが制作を担当し、そのHopsinに加えてSwizZzとJarren Bentonが客演参加した「Explain Myself」は、まるでホラーな惨劇シンセと冷血なマイクリレーがめちゃクールで中毒性高いです(取憑)。「False Reality」はRikioなる人物が制作を担当、これも良い意味で90年代のあのグルーヴが息づいたトラックが艶やかでセクシー、たらーんと濃厚な蜜のように垂れる電子音の鳴りがカッコ良いんです(惚)。最後を締め括るのはMLB制作の「Will It Last」は、女性シンガーNjomzaの官能的で喘ぐ様な歌フックも相俟って究極にドリーミー、甘美な果汁が滴るようなしとやかなミッドで抜群に心地良いのです。

今年は本当に若手MCが豊作な年だと思うのですが、中でもDizzy Wrightの本作は結構なお気に入りでして。巷ではあまり話題になっておらず(Fashawn以上になっていない)、そういう意味でこのブログをキッカケに聴いてくれる人が居たら嬉しい限り。僕みたいなCurren$y好きならばきっと気に入るハズ、緩くも的確にツボを突いて来るナイスな一枚。








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