RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

05 2017
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Tech N9ne「Special Effects」
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自身のスタジオとレーベル“Starange Music”を率いる首領、Tech N9neの通算十五作目となる『Special Effects』を御紹介。そうなんです、僕はTech N9neを知ったのってここ数年でなんですが、実はデビューアルバムを99年に出していて、もう15枚ものアルバムを出している精力的な大ベテランなんですね(驚)。自身のレーベルを運営しているのもあって、2013年のフォーブスでの長者番付では、Hip Hop部門でSwizz Beatzに次ぐ18位(およそ7.4億円稼いでの)にランクインしてましたっけ(意外)。サイボーグのように機械が埋め込まれたこのジャケット、すんごくカッコイイですよねー。
という訳でそんなに豆知識も無いので早速と感想に・・・・・・まずは本作はMichael "Seven" Summersがほぼすべての楽曲の制作をしています、なのでその部分は割愛しております。「Aw Yeah? (Intervention)」で厳かにスタート、オペラをブツ切りにして散りばめた漆黒チューンの中で、Tech N9neの速射ラップが火を吹きます。Isaac Cates「Lacrimosa Requiem A Mass In D Minor by Wolfgang Amadeus Mozart」をサンプリングした「Lacrimosa」もオペラを基調にしたような重厚な一曲。分厚いオペラ曲を無理やりに引き千切ったようなボタボタしたトラックに、Tech N9neの緩急自在なラップが飛んで来ます。「On The Bible」では、客演にT.I.とZuseが参加。ボーンボーンと低く唸るビートに銃撃戦のような発砲音がつんざめくトラックで、Tech N9neのラップはもちろん機関銃のように叫び、T.I.は相変わらず二枚目でサグなラップでクール、Zuseのレゲエっぽい節回しのフックもキナ臭くてグッドです。「Shroud」ではレーベルメイトであるKrizz Kalikoが客演参加(制作にJoseph Bisharaも関与)、空中に無尽に散弾されるTech N9neの無限マシンガンラップを被弾した飛行機が墜ちるような、ブオーンという音が鼓膜にズッシリと響く一曲。「Psycho Bitch III」では同じくレーベルを切り盛りするオーナー、狼の眼を持つHopsinが客演で参加。ポロポロと崩れるピアノ鍵盤を踏み潰しながら爆走するTech N9neはもはや狂人のようなラップですし、終盤で登場するHopsinの高音のラップももはや辻斬りに近くて恐ろしくエッヂーな一曲になっています。これまでのスピード勝負とはちょっと違う、ブルージーさ(前半)とハードロック(後半)な両刀アプローチで聴かせる「Wither」では、客演にCorey Taylorが参加したロック畑へも自由に行き来するTech N9neらしいアプローチ。感覚的にはどことなくYing Yang Twins「Wait (The Whisper Song)」をもっと太く強化したみたいなノリの「Hood Go Crazy」、この曲だけはN4なる人物制作で、客演に2 ChainzとB.o.Bを招いているのもトリッキーで面白さ倍増(笑)。浮いたり潜ったりして鞭みたくしなる電子音に、バツバツと弾くビートが中毒性を増させます(酩酊)。結局はこういうミニマルでスカスカしたトラックが最もラップを際立たせるし、三人の個々のキャラを引き立てていてナイス。ズブズブと深く斬り込むスクラッチで聴き手を奈落の底へと引きずり込む「Bass Ackwards」も、客演にLil WayneとYo Gottiとクセのある手練れを迎えて、柔剛を上手いコントラストにして陰気に暴れるのが面白い。客演参加したE-40が豪快にラップを振り回す「No K」なんかは、Tech N9neとのパワーバランスが抜群でシンクロ率が凄まじいです(興奮)。本作中で最も殺傷力が高いのはやはり、Eminemを客演に迎えた音速チューン「Speedom (WWC2)」ですね。聴き手をすべて感電死させるような10万ボルトの電撃ラップが炸裂するこのアッパー、ミシン目のように精密で細かなTech N9neのラップに、もはや悪魔みたく殺気立ったEminemの人間離れした早送りラップが恐ろしく、鼓膜を小間切れにされてしまいます(瞬殺)。Audio PushとKrizz Kalikoを客演に迎えた「Give It All」も、紫煙のようなギター音を燻らせるトラックとの相性が抜群で異様にカッコイイ(痺)。Marcus Yatesが制作関与&客演参加の「Yates」も大分類ではロック、でも有刺鉄線のようなTech N9neのラップに見事にハマっています。「A Certain Comfort」はKate Roseの麗しく艶美なヴォーカルが光るブルージーロックな一曲で、強く降りつける雨のようなトラックがクール。「Burn It Down」ではRyan Bradleyが客演参加、これも完璧にロックなトラックながら違和感は全く無し。Krizz KalkoにJoey Cool、Gee Wattsが客演参加した「Life Sentences」は、宇宙空間を遊泳するようなサイケデリックで無重力なトラックと、ソウルフルな歌フックが効いていて素晴らしい。Tech N9neの高速ラップが聴き手の鼓膜をパウダー状にまで粉砕してしまう「Dyin' Flyin'」、しっぽりと濡れたブルースのような渋味が美味い「Wordly Angel」、DJ Excisionが制作&客演した核爆弾的なアッパー「Roadkill」と最後までエッヂが効いています。

高速ピストンから正確に発射されるラップは、もはや殺戮マシーンで御座います(賛辞)。オートマチックで正確に吐き出されるラップはとにかく凄まじく、もはやラップのトランスフォーマー状態ですね。身内、ベテラン、中堅、若手まで幅広く目配せした客演陣も面白くてナイスの一言です。Eminemが好きな方は必ず好きになること必至、Twistaにも負けない高速ラップ、アッパレでした。






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