RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Jordin Sparks「Right Here Right Now」
Right Here Right Now

父親は元NFL選手のPhillippi Sparksだという(それであの体格かと納得)、Jordin Sparksの通算三作目となる『Right Here Right Now』を御紹介。Jordin Sparksはアメリカの人気オーディション番組“American Idol”で、当時最年少での優勝を果たした実力派で、その実力でミュージカル映画『Sparkle』の主演にも抜擢されたり、すっきりシェイプアップして綺麗になったり、Jason Deruloとの堂々とした熱愛っぷりなど、話題には事欠かないシンガーであります。しかし、結婚秒読みだろうと思っていたJason Deruloとまさかの破局。シングルになってから初、前作『Battlefield』からは約6年ぶりとなる本作、こういう転換期(恋人との別離)に発表する作品というのは気になるものです。
という訳で期待にソワソワしながら聴いた本作はとどんなだったか・・・・・・まずはKey WaneとSALAAMREMI.COM(これに慣れない、やはりSlaam Remiだ)が共同制作した「Work From Home」で幕開け、客演にはB.o.Bが参加。煌びやかなメロディーに弾けるようなホーンが鳴るアクセントがまるで、パリッと糊の効いたドレスシャツのようにクラシカルでスマートに仕立てる流麗チューン。Jordin Sparksの透き通ったヴォーカルも滑らかで良いし、B.o.Bのピュンピュン鳴るラップもクールでグッド。Dem JointzがCharles Mingus「Moanin」をサンプリングして制作した「1000」は、ホーンがメロディーをグリップして滑らず鳴る摩擦係数ゼロのアッパーで、客演のJ-Doeの煙たいラップも手伝ってダークでカッコイイ。エキゾチックでスパイシーな灼熱ビートが踊る「Right Here Right Now」もDem Jointzが制作、そんなホットなトラックもJordin Sparksの歌うフックはとても清冽で眩くい薄造りでその濃淡の対比が面白い一曲。パコパコと空気を含んだようなビートが点滅する「Double Tap」、制作はJonas Jebergで現行のトレンドをきっちり意識したナイストラック。ここでもフック前のソリッドでビート主導な部分と、フックでのJordin Sparksのスッキリと清涼な強炭酸なヴォーカルのツートーン仕様が面白くクセになるし、後半にモッタリとした気怠いラップで絡んで来る客演の2 Chainzも面白いんです。ピアノ鍵盤の音色がパウダー状になってきめ細かな光を演出する、チャーミングなアップチューン「Boyz In The Hood」もJonas Jebergが制作を担当、これなんかはモロにMariah Carey路線を狙ったポップとR&Bのイイトコ取りなミッド。DEEKAYが制作を担当した「Silhouette」は、色香のあるJordin Sparksのヴォーカルがまるでスチームのように立ち込めてくすぐったいとろーりミッド。しっとりと潤いたっぷりな、これまた透け感のある高貴なシースルー仕様なトラックも抜群に美しいんです(溜息)。BabyfaceとSalaam Remiが共同制作という鉄壁なバラード「They Don't Give」、海中に射す光のようにユラユラと妖しく暈けた光彩がうっとりするぐらいに美しい一曲で、Jordin Sparksの優しくスウィートな歌い回しはBabyface節そのもので清純。ミネラル分たっぷりの淀みのない液状シンセ音に、ヴォーカルが沈むとも泳ぐともつかない感触で戯れる潜水スロウ「Left....Right?」はCradaなる人物が制作。これもまるでヒレでも生えているかのように優雅に泳ぐJordin Sparksのヴォーカルが魅惑たっぷりで、聴いているこっちまでエラ呼吸になってしまいそうな程の水深まで引き込まれます(耽溺)。とここで流れを良い意味で断ち切り、乾いた陸へと上がる「Casual Love」はDernst "D'Mile" Emileが制作を担当。夕暮れの海辺で感じる薄らいだ熱感が心地良いトロピカルなトラックに、ココナツミルクみたいな甘さのJordin Sparksの歌声と、客演のShaggyのヴォーカルが溶け合うのもナイス。TrakmatikとRochad Holidayが共同制作した「Unhappy」では、Elijah Blakeが客演で参加という事で要注目。夜霧が月光を霞ませるような暈けた発光に似た質感、湿気を帯びてしっとり滑らかな電子音とビートが妖しく漂う極上の湿潤スロウです(骨抜)。この幻想的なトラックにJordin Sparksの清らかな高音と、悩ましく繊細なElijah Blakeのヴォーカルが溶け合うのがまた素敵なんです。「Tell Him To I Love Him」はあのThe Underdogsが制作で、ムチムチでハリのある高音ヴォーカルがパチンと弾けて、水面みたいなトラックを打って水飛沫に似た色彩を放つのが綺麗で、それがそのままこの曲の躍動感に繋がっています。「11:11」はSlaam Remiが単独で制作で、湿度80%で鼓膜にまで水滴が付く超濃密モイスト曲、トラックからヴォーカルまで蒸気を出しまくりで加湿は万端、もはや湯気みたいなモヤモヤしたトラック中で曲線を描いて揺らめくJordin Sparksの歌声がセクシー(鳥肌)。これまでに氾濫した液状シンセを飲みこむような排水管的なビートの鳴りがミステリアスで素晴らしい「100 Years」、制作はKey Waneが担当。そんな排水管的ビートを通って、結局はまた全く音の届かない水中へと漂い始める、どこかJanet Jackson曲みたいな静けさが艶やかなミッド。最後はDijon "DJ Mustard" McFarlaneとMikely Adamsが共同制作(ソングライトにTy Dolla $ignが関与)した「It Ain't You」で〆、これはもう彼ららしい反復スナップで毒々しく揺れるダラダタバウンスチューン。

ゴチゴチのポップを得意とするJason Deruloへの当てつけなのか(邪推)、Jordin Sparksは思い切り純度100%のR&Bへと舵を切った本作。これが何気に成功していて、やはりあれだけの歌唱力ですから、白っぽい曲も清廉で良いけれどコッチの作風の方が好きです。流行のトレンドに目配せしつつ、昔からのR&B好きも射程圏内に入れウインクしちゃうJordin Sparks、優等生ですね。






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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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