RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

07 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

ブログランキング
人気ブログランキングへ にほんブログ村 音楽ブログ HIPHOP・ラップへ
にほんブログ村 音楽ブログ R&B・ソウルへ
Q's Tumblr
http://rocqueen.tumblr.com/
Twitter
ブログ内検索
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
112位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
洋楽
30位
アクセスランキングを見る>>
訪問者数
現在の閲覧者数
Coming Soon
QRコード
暇潰しに携帯でどうぞ
QR
国カウンター
free counters
Category: 男性R&B  Tags: ---

Comment: 0  Trackback: 0

Kwabs「Love + War」
Kwabs-Love-War-2015-1200x1200.png

ガーナで生まれサウスロンドンで育った新進気鋭のSSW、Kwabsの記念すべきデビューアルバム『Love + War』を御紹介。ドラムベースの先駆者であるGoldieがホストを務める番組に出演したことがきっかけで注目を集め、メジャーのアトランティックと契約したというKwabs。英BBCが期待の新人をピックアップする企画“Sound Of 2015”でも、ロングリストにノミネートされるなど期待されている若手で御座いますね。Kwabsに関してはCorinne Bailey Raeのカバーが有名なんでしょうが、僕的に衝撃を受けたのはやはりJames Blake「The Wilhelm Scream」があまりに絶品過ぎたこと。とっても難しい楽曲なハズなのに、全く違和感なくカバーと感じさせないフィット感に驚いたんです。そんなKwabsがデビューアルバムを出したという事で、速攻で購入しました。
という訳で期待は最高潮で内容を聴いた訳なんです・・・・・・まずはCass LoweとKwabsが共同制作した表題曲「Love + War」でスタート、潤いのある電子音が脈々と底辺を流れる、まるで地下水脈が走るようなエレクトロミッド。エレクトロなんだけどコーラスなんかはゴスペル調なのが不思議とマッチしてるのは、Kwabsの音空間を大きく飲み込むような鯨ヴォーカルの賜物かと思います。雄大でいて優しいKwabsの鯨ヴォーカルが、澄んだ水面へとダイブするような電子音の跳ねたメロディー&ビートが瑞々しく鮮やかな軽快アッパー「Fight For Love」。昔のディスコポップ調なビカビカと眩いトラックはStarsmithとAl Shuxとの共同制作で、どこか古めかしいKwabsの太いヴォーカルとの乖離が面白くてナイスなんです。いかにも英国産な品のある煉瓦造りなビートが綺麗なミッド「Walk」はTMSが制作を担当、小粒で硬いダイアモンドをばら撒いたようなビートのつぶつぶ感も心地良い一曲。冒頭から木琴の転がるような音色を敷き詰め、そのままボワンボワンと滲んだ光彩を放つシンセメロディーが瞬く「My Own」も軽妙。SOHN制作のどことなく2ステップ全盛期のCraig Davidを思わせるトラックが懐かしいグルーヴを紡ぐし、フックでの少しエキゾチックに淡く薄まるKwabsのヴォーカルも美しい。バシンバシンと叩くビートと、万華鏡のように変幻自在に色彩が移ろうシンセ、そしてじんわりとトラックを侵食するオルガン一音(これはJames Blakeを思わせる)で意識の奥深くまで浸透するミッド「Look Over Your Shoulder」。SOHN制作のこのトラックは、僕的にはMichael Jacksonの名曲「Who Is It」の焼き直しに感じられて、それをもっとKwabsの鯨声で太く石灰化し重厚にしたという感触で心地が良い(遊泳)。いかにも英国産のシックな珠玉の壮麗ピアノバラード「Perfect Ruin」は、まるで雪降る夜に見る雪明かりのような繊細な音色に、Kwabsのぼってりとした重厚でソウルフルなヴォーカルが根雪のような感触で耳に残る優しいスロウ。「Forgiven」はTMSが再び制作を担当、これはKwabsの鯨ヴォーカルがブクブクと深く潜水して地底から歌声を大地に響かせるような雄大なバラードで、やはりKwabsにしか出来ない離れ業なゴスペルライクな一曲。ストリングスとフラッシュのような電子音の融合が素晴らしい「Layback」はDave Okumuが制作を担当、Kwabsの逞しくしなやかな朴訥としたヴォーカルがたおやかでたまりません。清涼感のあるクリアな電子音がスプラッシュするダンスチューン「Make You Mine」はCass Loweが制作で、こういう軽やかなトラックでもKwabsのぼってりしたヴォーカルは違和感なく溶け込み、むしろ程よい弾力感となって機械的なトラックにふくよかさを生み出すのが魔法。「Father Figure」はSam ROMANSが制作した一曲で、このスウィートでメロウな電飾使いがどこかTOTOを思わせて懐かしく、やはりKwabsの鯨ヴォーカルが悠々と泳げる広大なトラック空間でグッド。SOHN制作の「Wrong Or Right」も真夜中の海中で妖しく明滅するクラゲみたいなシンセの連綿としたメロディと、少しエフェクトをかけてエッヂー且つメタリックに研磨されたKwabsのヴォーカルが滑るクールなミッド(鮮)。最後を締め括るのはFelix Joseph制作の純朴なバラード「Cheating On Me」で、Kwabsのふくよかで深みのある鯨ヴォーカルの隙間から、優美なピアノトラックが光を零して幾筋もの光を射す美しい一曲です(溜息)。

声色は楽器なんだ、という事を再認識させてくれる素敵な一枚。雄大で優しいKwabsの鯨ヴォーカルは唯一無二で、聴き手をすべて飲み込んでしまう圧倒的なスケール感が魅力です。これだけエレクトロを駆使したトラック群ばかりなのに、Kwabsのヴォーカルの迫力でどれも(良い意味で)生温かな感触に変換されているのが凄い。SealとJaheimを足して割ったような感触、といっても先述した通り抜きん出た個性で今後にも期待大ですね(賞賛)。








スポンサーサイト

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

Comments

Leave a Comment