RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Janet Jackson「Unbreakable」
janet-jackson-unbreakable-album-cover-.jpg

誰もが知っている最強のポップアイコン、Janet Jacksonの通算十一作目となる『Unbreakable』を御紹介。前作にあたる『Discipline』からおよそ7年ぶりの新作という話題だけでも充分話題なのですが、その新作がJanet Jacksonの黄金期を創り上げ支えたJimmy Jam & Terry LewisのFlyte Tymeコンビの全面制作という事でも、巷は話題騒然となりました。前作『Discipline』記事の末尾でも僕は“彼氏のJermaine DupriではなくJimmy JamとTerry Lewisと組むべき”と書いていて、それはきっと全Janet Jacksonファンが考えていた事だと思うので、これはやっぱり純粋に嬉しいことですよね(あれから時間が経っていますが、今となっては『Discipline』も素晴らしい作品で、コアなファンは高評価だろうと思いますが)。Janet Jacksonももう49歳という事で、多くのJanet Jacksonフォロワーが生まれ最前線で活躍していて、それでもこうやって新作を聴けることは嬉しい限りです。
それでは緊張で震える手を制御しながら書きますと・・・・・・まずは先述した通り、本作の制作はすべてJam & LewisとJanet Jacksonの三人で行われており、これは97年の傑作『The Velvet Rope』 以来のことで御座います。あと特筆すべきは、数曲では新進気鋭のDem Jointzも制作に関与していることでしょうか。まずは、逆再生することでモノクロの景色が鮮やかな色彩を取り戻すような、ソウルフルのサンプリングエッセンスと45回転早回しエッセンスがダブルで効いた「Unbreakable」でスタート。この甘酸っぱさが胸を締めつけるメロウに、Janet Jacksonの年齢を感じさせない糖度の高いヴォーカルが響き渡ります。これまでのJanet得意の(ひいてはJam & Lewis得意の)艶やかなアップチューンでなく、どちかといえばデジタルノイジーな通電アッパーが新鮮なダンスチューン「Burnitup!」、後期のJanet曲を思わせる電撃系。最近また徐々に活動し始めた(のが嬉しい)Missy Elliottが客演してるのは嬉しいけど、単調な繰り返しが多くちょっとパンチが弱い気も。この曲は完全に、JanetフォロワーであるCiaraがやりそうなバキバキ系のトラックで、大ベテランのJanetがこの速度感をまだ出せるのが素敵。現行シーンで横行しているDJ Mustardみたいなサイコロカットの電子音が転がる、マス目のついたトラックがクールな「Dammn Baby」。しかし、DJ Mustardのそれよりは、弾力のあるネオンみたいな電子音がボムボムと点滅するサイケデリックなスライムミッドで、この曲は中盤で途端にブレイクダウンしてミルキーなシンセに放り出される瞬間が面白い。直角的に折れてはメロディを紡いでゆく電光シンセがサイバーな感触を生み出す、シティライトのように黒と光のコントラストが滑らかに美しいデジタルミッド「The Great Forever」。Janet Jacksonがブリッジで低音(これが地声に近いのか?)でジリジリと歌う箇所が、まるで亡き兄Michael Jacksonと瓜二つな歌声で驚くばかり、まるで兄妹が疑似共演しているかのようでお得(笑)。鮮烈な光を放射しながら舞い上がる「Shoulda Known Better」はトラックの採光が巧く、そんなくっきり眩いトラックとはまた違い、Janet Jacksonのヴォーカルは淡くて滲んだ、どちらかといえば光輪のようなぼやけた感触で、そのコントラストが綺麗で胸がスッキリとします。微かな泡音も聴こえない澄んだ水の中を、そっと静かに沈んでゆくような感触の「After You Fall」。そんなトラックとJanet Jacksonの純水ヴォーカルが鼓膜との浸透圧がぴったりマッチしてぐんぐん吸収される、凛と静かなピアノ基調のモイストバラードでウットリ必至。「Broken Heart Hotel」はいかにもJanet Jacksonらしいフローラルでふんわりライトなキュートミッドで、フェザータッチな歌声がそっと鼓膜を撫でるくすぐったさのある一曲。妖しくウェットなJanet Jacksonのヴォーカルが走る、深夜のハイウェイのような「Night」はセクシーなディスコタッチで、電子音が艶やかな曲線を描いてすり抜ける感触がグッド。そんな風に夜に酔って踊り疲れて真夜中に恋人と帰宅したら、雨がそっと降り出したようなシーンの連続性のある次曲がシングル曲「No Sleep」。聴いてすぐにJanet Jacksonの代表曲「That's The Way Love Goes」を思わずにいられないしとやかなスロウジャムで、そぼ降る雨が窓を静かに叩くのをBGMにして、雨が創り出す静寂を壊さぬようにじっくり濡れて囁くようなJanet Jacksonのヴォーカルがたまりません(骨抜)。その相手に選ばれたのはJ. Coleというのが実に秀逸な選択で、J. Coleの好青年でスマートなラップが後ろから抱き締めます。45回転早回しみたいなキュンキュンした音色が可愛い「Dream Maker / Euphoria」、スペイシーな光線シンセがザクザクと交錯する「2 Be Loved」もJanet Jacksonのシナモンみたいなヴォーカルにマッチングした曲。メタリックな電子音が流線形のメロディを紡ぐ疾走感ある「Take Me Away」も、Janet Jacksonの良い意味で最軽量化されたヴォーカルがほんのり地面から浮いて走行するのでより気持ち良い。爪弾くアコースティックギターの弦音が優しい「Lessons Learned」も、Janet Jacksonの淀みのないヴォーカルが清冽で美しいです(溜息)。遠くで跳ねるようなビートと指スナップのみで進行する「Black Eagle」、Janet Jacksonの羽音を立てずに悠々と飛ぶようなヴォーカルが鮮麗でナイス。クラシカルなストリングスで入る「We Traveled」はアフリカンな土埃の匂いのする壮大なバラードで、最後を締め括る「Gon' B Alright」はドカドカと突き進むファンキーなアッパー。とここまでが本編の内容で、国内盤には加えて3曲の追加曲があります。まずは、氷雨のように冷たくかじかんだピアノ鍵盤とヴォーカルがヒリヒリと響く「Promise Of You」、ワウワウと鳴る電子鍵盤音なんかで後期Motownサウンドを思わせる「Love U 4 Life」などが収録されています。

Jam & Lewisとの久々のタッグでしたが、やはり自然に聴ける安定感のある一枚でした。これまでの作品同様にガッチリとコンセプトの立った一枚、という訳ではなかったので、そういう意味ではもうちょっと外部Producerを入れても良かったかなと。あちこちにJanet Jacksonのあの頃のサウンドみたいな断片を感じられて、それは面白かったですね。あとはもうキレキレのダンスとかは無理そうだから、どれだけ素晴らしいスロウジャムをこれからも聴かせてくれるか楽しみ。そういう意味では「No Sleep」はとてつもなく良かった、この一曲だけでも価値があります。




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