RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Allen Stone「Radius」
allenstoneradiues.jpg

白人金髪ロングヘアのヒッピー風情なソウルシンガー、Allen Stoneの通算ニ作目となる『Radius』を御紹介。ワシントン州チェウェラという片田舎(らしい)出身のAllen Stoneは、牧師の父の影響で教会で歌う事をスタート。そのままの流れで60年代から70年代のソウルミュージックにだんだんと傾倒していったのだそう。僕も単純に彼の1st『Allen Stone』を聴いた時は、こんなに若い人が歌っているとは想像だにしませんでした。その前作は当初はデジタルのみでの配信でしたが、その評判の良さから後にきちんとフィジカルも出されました。
それではAllen Stoneの経歴はこのぐらいしか知らないので・・・・・・まずは、ほぼ全曲をMagnus Tingsekが制作を担当しているので、彼の制作曲から触れてゆきます。もはやStevie Wonderが憑依したかのようなサウンド&ヴォーカルで唸って突進するファンキーな「Fake Future」、このレトロなんだけど火花が散るような躍動感と熱っぽさがカッコ良いんですよね(痺)。左右に揺れて甘くて柔らかなグルーヴを紡ぐウールみたいなタッチのソウル「American Privilege」は、Allen Stoneの少し鼻にかかって練られたヴォーカルが鼓膜にやんわり張り付くのが心地良い。ポロポロと溢れるアコースティックギターの弦音のドリップにつられて、だんだんと音も気持ちも細く細く遥か奥の方へと流れて溜まってゆく「Circle」。Allen Stoneの黄金色の小麦のような素朴なハスキーヴォイスがまた侘び寂びがあって、聴いているうちになみだが滲みそうになります。地面を思い切り蹴ってスイングする燻し銀なファンクチューン「Upside」も、最近でこそ流行っているスタイルだけれどAllen Stoneは生粋のファンク魂の持ち主なので芯があります。少しサイケデリックにチタン加工されたAllen Stoneの鋭利なヴォーカルがクールな「Freezer Burn」は、どことなくだけどJamiroquaiを思い出さずにいられないし(はたまたJustin Timberlakeにも近い)、終盤ではこれまたStevie Wonder的なメロディーが降臨して暴れるのが爽快。「Love」は生のバンド演奏が呼吸をするように空間を飲み込むのが心地良く、優しく張りのある伸びやかなAllen Stoneのヴォーカルが無垢でナイス。湿り気を帯びたアコースティックな音色がたゆたうブルージーなミッド「Where You're At」もこれまた最高で、柔和で澄んだメロウがそっと寄り添うように流れるハートウォーミングなスロウソウル。風を切るようなスピード感あふれるトラックがクールな「Symmetrical」は、エフェクトで少し歪ませた多重輪郭なAllen Stoneのヴォーカルが、より縦揺れするグルーヴを甘酸っぱく際立たせる一曲。弦の持つ音色が聴き手のハートを優しく縛り上げるフォーキーな「The Wire」は、しっとりとじっくり聴かせるスタイルがどことなくゴスペルっぽくもあり(荘厳)。エンディングを飾るアコースティックなバラード「I Know That I Wasn't Right」も優美でまろやか、Allenの洗いざらしみたいなピュアでナチュラルなヴォーカルが、静脈を伝ってハートを震わす淡く優しいメロウでぐっと来ます(感涙)。とここまでがMagnus Tingsek制作曲で、あと数曲は他者が制作しております。まず冒頭曲である、ハンドクラップとオルガンの跳ねるようなビートがアナログチックで、スパークリングワインみたいに洒落て透けたAllen Stoneの炭酸ヴォーカルがシャウトするのが爽快な「Perfect World」、この曲の制作は最近のソウルトラックには欠かせないMalayが担当。勇壮なメロディーが美しく吹き抜ける白銀ファンク「Guardian Angel」はBlended Babiesが制作、微熱混じりに煙たく歌い上げるAllen Stoneのよれたヴォーカルがなんとも癖になります。ツタツタと叩く小刻みな砂利ビートがタフな荒涼感を増幅させ疾走感を際立たせる、ファルセットを軸にし自在に翻るヴォーカルがなんともクールな「Freedom」はBenny Cassetteが制作で、ファンキーなんだけれど凄く繊細で軽やかエアリーなのはAllen Stoneの成せる技。スパニッシュみたいなアコースティックギターの華奢で華麗な舞いに乗せて、Allenの哀愁漂うほろ苦いヴォーカルがしみじみと響き渡るディープでメランコリックな「Bardwire」も、Benny Cassetteが制作を担当。

全編を通して思ったのは、ちらちらとStevie Wonderの面影を見た(聴いた)と言いますか。前作ではそこまで感じなかったのですが、本作『Radius』ではずっとStevie Wonderを感じてほんのり心地良くなりました。別に真似しているとか揶揄しているのでなく、そういうメロディやソウルがAllen Stoneには息づいているのだと思います。最近はこういうレトロな回帰が散見されますが、中でも群を抜いているのがAllen Stoneの本作だと思います(断言)。




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