RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

05 2017
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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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The Game「The Documentary 2」
gamedoc2.jpg

再びシーンの注目が集まっている西海岸はLA出身のもはやベテラン、The Gameの通算六作目となる『The Documentary 2』を御紹介。シーンの寵児であるKendrick Lamarが出現し(そのK. Dotが羨んでいたのが同郷からスターとなったThe Game)、N.W.A.の伝記映画がお披露目となり、Dr. Dre名義のアルバム『Compton』がリリースされる。こういった絶好のタイミングを逃さずにほぼ同時に二作を放ったThe Gameは、思ったよりもビジネスマンだなーと感心。その類い稀なるキャラの立った渋カッコ良いラップで、ファンの多いThe Gameはもはや50 Cent超えしている気もします(悔)。
それでは感想をザックリとすらすら書かせてもらうと・・・・・・まずは、硬くて黒いアスファルトのようなビートに、そんなアスファルトがジリジリと焦がされ熱を放出するような感触のトラックがハードな「On Me」。Bongo制作のこの曲はサンプリングにErykah Badu「On And On」を使用していて、そのErykah Baduのネットリ艶美なヴォーカルがひらひらと翻るのもいい(痺)。客演には同郷の後輩Kendrick Lamarが参加し、きめ細かで神業なラップで援護射撃をしています。中盤の無重力空間に飛び込んだような無機質アカペラに近いバックと、畳み掛けるようなThe Gameのキレキレ高速のラップなんかはKendrick Lamarっぽい演出。急カーブを切るようにひん曲がって唸るホーンとバスバスとぶん殴るビートが、なんとも硬派でスカッと気持ち良い「Step Up」はBongo制作。鉄錆のようにジャリジャリした感触The Gameのラップもさることながら、ラストで可愛くフックを唱えるDej Loafや、Sha Shaの艶麗なフックが効いてるのも間違いないです。ベースのダウナーな響きとカツカツと刻む鉄骨ビートで突き進むオールドスクールな「Don't Trip」、制作はwill.i.amでThe J.B.'s「More Peas」をベッタリ使った彼らしい黒い趣向でナイス。これはもうIce CubeとDr. Dreがマイクを繋げているだけでもう興奮必至で、The Gameへと血統書を渡した彼ららしい無骨で逞しいラップでスリリング。この男臭いマイクリレーに意外な感じで登場するwill.i.amも、こういうレトロな縦ノリは得意分野で、結局は鮮やか軽妙にロッキンしていて存在感は抜群です(策士)。保険にきちんと御大Diddyを招いておいて、The Notorious B.I.G.「Kick In The Door」と同ネタのビートをサンプリング使用した「Standing On Ferraris」はBongo制作。このビートだとやはりBiggieが偉大過ぎて物足らなさが出るのは当たり前、もっと加工した方が良かったかも。でも元々の危険でギャングスタなピリピリした空気感は、そのままThe Gameにお似合い、(僕的には聴きたかったけれど)Diddyがラップしてないのも賢明なのかも(笑)。客演に新星Ab-Soulを引き連れての「Dollae And A Fream」は、久々のCool & Dreが制作を担当。The Chi Lites「Have You Seen Her」をサンプリングした、散乱光のようにチラチラと煌めく電子鍵盤の音色に、たおやかで柔らかなジャジーなトラックが小洒落ていてグッド。そのまま継ぎ目なしで入る「Made In America」はやはりBongoが制作、高山の峰にかかる霞のようにヒンヤリと冷たくもしっとりと艶やかで麗しいトラックが漂い、こういうビートレスなトラックに乗るThe Gameというのも珍味で美味。客演のMvrcus Blvckのヴォーカルが甘美で薄くぼやけるのもまた美味でグッド。Bongo制作の「Hashtag」は、もはやJelly Rollのけたたましい雄叫びが絶えずつんざめく荒々しい密林野獣チューン。Q-TipにEric Bellinger、Sha Shaが客演参加した「Circles」もBongo制作で、Isaac Hayes「Going In Circles」をサンプリング使用。これはもうやはり、終盤で登場する客演のQ-Tipに鼓膜を奪われて仕方ない(笑)、しかもこの登場ではいかにもQ-Tipらしい飴細工みたいなホーンがねっとりと鳴るトラックにスイッチするから余計に独壇場。BongoとHitboyが共同制作でFutureとSonyaeが客演の「Dedicated」は、その音世界も含め完全にFuture世界へとThe Gameが身を投じている一曲。しかし、そのFutureの強力で毒々しい磁場の中にあっても、その鉄錆ラップでくっきり強烈な威力を放ち磁場をねじ曲げるThe Gameもカッコ良い(痺)。The Gameの焦がすように熱のあるラップでジリジリと真っ黒に炭化してしまう、ソウルフルなカーボンミッド「Bitch You Ain't Shit」はCaviarが制作。Mike Will Made Itが制作を担当した「Summertime」は先程とは打って変わって、客演のJelly Rollが燻し銀で穏やかなヴォーカルを燻らせるミッド。夕闇に染まった海面みたく淡く優しく揺れる鍵盤トラックに、The Gameのしっとりとしたラップがこれまた円やかで渋いんです。Boi-1daが制作した「Mula」ではKanye Westが客演参加、これはKanye Westっぽい水分量多めのモザイクチューンで妖しさ抜群、The Gameの吠えるようなラップにKanye Westの上擦るようなフックが中毒性高い。その豪腕なギュルギュル鳴るスクラッチを一聴しただけで、DJ Premier制作と分かってしまうのが凄い「The Documentary 2」も、こういうシンプルに尖ったビートだけで邁進できるThe Gameの気迫がカッチョイイ(興奮)。Street Runnerが制作した「New York, New York」は、三十路の僕には大好物な鮮麗メロウなソウル早回しっぽいトラックとタイトル、そしてThe Gameのフックがたまらない一曲です(鳥肌)。CardoとJohnny Julianoが共同制作した「100」はDrakeが客演参加、Peobo Bryson「Feel The Fire」を絞って種ビートだけ残したような甘酸っぱいトラックに、水と油なThe GameとDrakeが混じるのが単純に面白い。Bongo制作の「Just Another Day」もメロウが香り立つ高保湿モイストなミッドで、こういうトラックで水浴びしながら筋骨隆々なラップをしならせるThe Gameもたまりません。最後はwill.i.am制作でChic「Savoir Faire」をネタ使いした「LA」で華やかラグジュアリに幕切れ、客演にはSnoop Doggにwill.i.am、Fergieが参加。すごくフローラルでいて壮麗で絢爛なトラックも、無骨なThe Gameにこれだけ際立った援護射撃があると映えますね。

まずは、The Gameの気合いに完敗といったところ。これまでのThe Gameといえばシンガーを多く招いた歌フックを多用したソウルフル面と、強者なラッパーを招いて銃撃戦みたいなマイクリレーを繰り広げるハード面の二部構成(もしくはどちらか)だったけれど、本作では客演陣の世界に入って自分のキャラを立たせるというちょっと違った感覚。まあ、もともとNasにも負けないラップをかませる手練なので、聴き応えも抜群、これだけの曲数ですがダレずに聴けます。




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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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