RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

06 2017
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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Seal「7」
music-seal-7-album-artwork.jpg

ブラジル系の父とナイジェリア系の母との間に生まれた英国出身のソウルシンガー、Sealの通算七作目(カバーアルバムを含めたら九作目)となる『7』を御紹介。Sealといえば「Kiss From A Rose」でグラミー三部門を受賞したシンガー、その後にHerbie Hancockの楽曲「Imagine」にP!nkやIndia.arie、Jeff Beckらと共に参加し、そこでもグラミーを受賞しております。僕としてはれっきとしたソウルシンガーなのですが、ここ日本ではあまりソウルの枠組みで語られる事が少ない気もするSeal。美人モデルHeidi Klumが妻で仲睦まじかったのですが、12年に離婚してしまいました(悲)。結構な泥沼離婚だったのでSealもかなりイメージダウンしてしまったのですが、離婚後リリースの無かった新作がようやく聴けて嬉しい限り(安堵)。
それでは前口上はこのぐらいで止して本題へ・・・・・・まず、本作の全曲の制作はTrevor HornとSealが担当しており、これがとっても重要な点。Trevor HornはそれこそSeal大躍進の立役者で、Sealをデビューさせたのも彼、つまりは盟友な訳ですね。しかし、四作目である『IV』を最後にずっと組んでいなかったんです。その後のSealは『System』をStuart Priceと、カバーアルバムである『Soul』『Soul 2』や『Seal 6: Commitment』をDavid Fosterと組んでいました。という訳でTrevor Hornの帰還はおよそ12年ぶり、これだけでもSealファンは狂喜乱舞です。まずは「Daylight Saving」でひっそりとスタート、しっとりと濡れた朝靄のような静寂のメロディを溶かすように、Sealの朝陽のようなヴォーカルがすーっと射し込む壮麗なミッド。柔らかく優しく鳴るピアノ鍵盤の音色が、まるで春風に揺れる野花のように淡く美しい「Every Time I'm With You」も、Sealのハスキーでいてシルキーなヴォーカルが時折ファルセットで翻るのもまた、楽曲の温かな印象を強くしています。四つ打ちのダンスチューンなんだけれども、楽器演奏を軸にしたメロディで機械的でなく肉感的な印象の「Life On The Dancefloor」。Sealのヴォーカルが直角的に放射されては屈折してメロディをなぞるのも痛快で、どこかエキゾチックな感触がするのもとてもクール。まるで銀で創られたようなトラックがなんとも荘厳な「Padded Cell」は、Sealのハスキーでコクの深いヴォーカルが聖堂の大鐘のように揺れては鳴る迫力のある一曲。雪原に吹き抜ける風のようなメロディが清廉で透明なミッド「Do You Ever」も、まるで雪の結晶の様にスッキリと精巧で美しいSealの品行方正なヴォーカルが、鼓膜を濾過し浄化しながら抜けてゆくのが心地良いんです(昇天)。涙なくしては聴いていられない繊細なピアノバラード「The Big Love Has Died」は、艶やかにたゆたう心拍のようなピアノ旋律に絡まるストリングスは、まるで心にヒビ入る傷のようで痛切さを増させ、その中で叫ぶSealの歌声がまたどこまでもドラマチックで荘厳。本作中でも毛色が違ってナイスアクセントになっているのが「Redzone Killer」で、昔のStevie Wonderがやりそうなちょっぴりスリリングなミッドで、ほどよくマッタリと突くリズムとSealの筋張って屈強でいてもシルキーなソフトさもあるシャウトがたまりません(鳥肌)。軽快なバンド演奏でEW&Fみたく進行する「Monascow」も、どこかしらレトロなフューチャー感がすごくカッコ良くて、Sealが所々挿入するファルセットなんかはモロにEW&FのPhillip Baileyっぽく感じます(錯覚)。幾層もの光の織りなす眩くて幻想的なトラックが瑞々しく、まるで朝陽に輝く朝露のようで美しい「Half A Heart」も、張りがあってフレッシュで真っ直ぐなSealのヴォーカルが素敵。躍動感のあるリズムで英国独特の展開に感じる「Let Yourself」も、Sealの端正なブロンズのようなヴォーカルでより流麗にリズムを刻みます。真夜中にひっそりと、深々と降る小雪のように優しく儚げなメロディが胸に沁みるバラード「Love」。Sealのヴォーカルもまるで雪明かりのように淡く優しく寂しげで、気付けば聴き手のハートに切なさが降り積もる可憐なバラードで御座います(感動)。

やっぱりSealの相棒はTrevor Hornだ、そう感じさせる抜群のフィット感でグッド(痺)。このアルバムを聴いていてい僕は、僕の大好きな中原中也の詩“汚れつちまつた悲しみに、今日も小雪の降りかかる”の一説をふと想っていました。冬のこの時期にリリースされたのも功を奏していると思うこの一枚、形容するならば白銀ソウルと称するのが相応しいと思います(賛辞)。




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