RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Natalie Cole「Snowfall On The Sahara」
nataliesahara.jpg

かの偉大なNat King Coleの娘などという肩書きも必要ないほど、本人も優れたシンガーであったNatalie Coleのカバーアルバム『Snowfall On The Sahara』を御紹介。普段はどうしても新譜を取り上げることの多い本ブログですが、ここでNatalie Coleを取り上げるのは、言うまでもなく先日Natalie Coleが亡くなったと訃報が届いたからです。新年が空けておめでたいと少しばかり浮かれていた矢先の訃報、2016年最初の悲しい出来事です。ジャズ界の巨匠であるNat King Coleの娘であるNatalie Coleですが、数々の素敵な作品を輩出している優れたアーティスト。僕も数枚ならばNatalie Coleのアルバムを持っていて聴いているんですが、その中でも好んで聴いたのがこの『Snowfall On The Sahara』。当時はカバーアルバムだと知らずに聴いていたんですが、肌を露出したNatalie Coleの写ったこのモノクロジャケットがすごく好きで、これを手に取って買ったのを今でも覚えています。
それでは悲しい気持ちを抑えながら感想を書くと・・・・・・まずはLeon Russellのカバー「A Song For You」でスタート、ゆっくりと月光に溶かされ夜露が滴るような、凛とした潤いが曲に漲るロマンチックなスロウで、Natalie Coleの優しく切ない歌声が胸にしんみりと滲みてくる濃厚な一曲。冒頭のベリベリと引き裂くように鳴る金色のホーンが強烈な「Reverend Lee」はGene McDanielsのカバー、軽妙で柔らかながらも骨のあるタフなメロディ展開に、しなやかで華やかなヴォーカルが綺麗です。表題曲となる「Snowfall On The Sahara」はオリジナル曲で、Natalie ColeとPeter Wolfとの共同制作。電子音がキラキラ舞い降りる、どこか神秘的で神々しい雰囲気を持つこの曲が好きで、それこそ砂漠にひらひらと雪が降るようなファンタジーを感じる煌々ミッドで、どこまでも伸びやかなNatalie Coleの陽光のようなヴォーカルがただただ眩い。Michael Ruffのカバーとなる「More Than You'll Ever Know」も、優しく爪弾くギター弦の音色が優しく降る雨音のようにしとやかで、甘く美しい柔和なヴォーカルにぴったり合っていて心が温まります。部族的で土着的なビートとブルージーな弦音が絡む「Corinna」はTaj Mahalのカバー曲、カラッと乾いたトラックの中でまるで地下水脈のように悠々と流れるNatalie Coleの豊満なヴォーカルがグッド。D. J. Rogersのカバーとなる「Say You Love Me」はまるで夜空に煌めく星空のようにどこまでも広がり、静かに降り注ぐ無数の音色が星座のように連なる極上スロウ。やはりジャズシンガーの印象の強いNatalie Coleはこういう夜の静寂にも似たヴォーカルで、こういうしっとりと濡れたトラックにこそお似合い(骨抜)。「Everyday I Have The Blues」は音楽界の巨人B.B. Kingが歌った事で知られるブルースのスタンダード、もうこれはオシャレなカクテルでも片手に皆で華麗に踊るしかありませんね(宴)。「With My Eyes Wide Open I'm Dreaming」はPatti Pageのカバーで、やはりシルキーでまったりドリーミーなスウィートスロウがNatalie Coleの優美なヴォーカルに似合う。まるで一本の映画を観ているような感覚に陥る「His Eyes, Her Eyes」はMichael LeGrandによる曲で、まるで月光に照らされた夜風がカーテンを揺らすように、とても幻想的でロマンチックなミルキーメロウ。Judy Collinsのカバー「Since You Asked」はフォーキーな一曲で、燦々と降り注ぐ陽光を浴びて小鳥が飛びゆくような広大な一曲。「Gotta Serve Somebody」はまさかのBob Dylanのカバー、僕はBob Dylanをよくは知りませんがこれはとてもソウルっぽいノリでなかなか黒いロック曲かなと。ここでの火傷しそうな熱を放って少し尖ったNatalie Coleのヴォーカルが骨太キレキレで格好良く、またこのカバーではBob Dylan本人がNatalie Coleの為に歌詞を一部書き換えているのだとか(粋)。最後はLorraine Ellisonの絶品カバー「Stay With Me」、彼女が亡くなった今、こうして“いやよ、いやなの行かないで、私のそばにいて♪”と切々と激しく歌い上げるこの曲を聴くのは、胸が痛いですね(寂)。

普段、僕はカバーアルバムは安易でまとまりが無い物だと思い、とかく敬遠しています。しかし、この『Snowfall On The Sahara』が好きで聴いているのは、もしかしたら幅広いジャンルで色んな表情のNatalie Coleが聴けるからであって(に加えて、僕が持っている他のアルバムよりも一番R&Bに近い感触なのも大きいかも)、そういった意味では聴かず嫌いな部分もあるのかなと再認識させられています(反省)。きっと天国で、お父さんとお母さんと、素敵な歌声を重ねているんじゃないでしょうか。Natalie Cole、御冥福を御祈り致します(礼拝)。


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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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