RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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プロフィール

Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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「Nina Revisited: A Tribute to Nina Simone」
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今なお時代を超越して愛される伝説的シンガー、Nina Simoneのトリビュートアルバム『Nina Revisited: A Tribute to Nina Simone』を御紹介。優れたジャズシンガー、音楽家であり、また1960年代の黒人公民権運動に参加するなど活動家でもあったというNina Simone。ズブの素人の僕でも名前は知っているし、エッセンシャルシリーズでのNina Simoneのベスト盤ぐらいなら持っていて聴いた事があります。でも彼女自身についてはそこまで知らないし、だからここで詳しい御紹介も出来ません。本作はNina Simoneのドキュメンタリー『What Happened, Miss Simone?』と並行制作された企画で、いま話題のRobert GlasperがProducerとして関与している事でも話題になっています。
それではザックリですが感想を書きますと・・・・・・まず本作で特筆すべきは先述のRobert Glasper、そしてもう一人、あのLauryn Hillが(本作ではMs. Lauryn Hill)もプロデューサーを務め、なおかつ5曲を歌っているのです(驚)。まずはそのLauryn Hill曲から触れてゆきますと、スタートを切るのは「Feeling Good」。ホーンをねっとりと粘着質に鳴らすJazzyなトラックは黒くツヤ光りし、そこにNina Simoneに通ずるLauryn Hillの褐色のハスキーなヴォーカルが、ゆっくりジワジワと翼を広げて飲み込むような感触にゾクゾク(鳥肌)。続く「I've Got Life」は軽妙かつ砂利っとした鍵盤音&ビートが鮫肌のような輝きを放ち、その波間をLauryn Hillの真空波のように鋭いラップが鼓膜を切開するのがもう痛快。「Ne Me Quitte Pas」ではメランコリックなギター伴奏をバックに、どこまでも濃厚で芳醇なカフェインたっぷりなLauryn Hillのブラックコーヒーみたいなヴォーカルが深い香りを漂わせます(醒)。Lauryn Hillの深みのあるヴォーカルがマーブル模様でドリップされているのが「Black Is The Color Of My True Love's Her」で、ここではグニャグニャと変形するアメーバ状の古びた電子音の海が広がり、なんだか不思議な深度が生まれて沈んだり浮かんだりと彷徨ってしまいます(変則的)。氷雨のように鋭く冷たく降りしきる鍵盤音が印象的な「Wild Is The Wild」も、Lauryn Hillの漆黒のヴォーカルが見事な陰影を作り、彫刻のように冷たい立体感を創っています。残るはRobert Glasperが制作を担当し、他の豪華なシンガーが揃い踏みしております(興奮)。まずはLauryn Hill的な焦げるような熱感を持ったJazmine Sullivanが歌う「Baltimore」、彼女のそんな焦げ付くような火照りヴォーカルを活かしたレゲエ調のミッドチューンでまったりグッド。「Love Me Or Leave Me」では注目の若手白人ソウルシンガーGraceが登場、艶っぽくてラグジュアリーなシルキーミッドにGraceの少しだけ悪戯っぽく情熱的なヴォーカルが妙にセクシーで、この小悪魔っぽさは癖になりそう(予感)。Robert Glasperの良さが発揮されている、柔らかなでピアノ鍵盤の音色とギター弦の温もりある音色が心地良い「Don't Let Me Be Misunderstood」は、女王Mary J. Bligeが登場。音の響きはまるでボタニカルな鮮やかさと瑞々しさがあって、Mary J. Bligeのコクのあるヴォーカルが艶っぽくも上品に香ります。「Sinnerman」はJazzシンガーのGregory Porterが登場、いつもは慈しみのある優しいクマさん声の印象の強いGregory Porterですが、ここではヒリヒリとする程スリリングで尖ったヴォーカルを荒ぶらせています。「We Young, Gifted And Black」ではLalah HathawayとCommonが共演、もうこれは鉄板なコンボ技でパシパシと叩くビートに乗っかるCommonのタイトなラップと、華やかな鍵盤音に舞うLalah Hathawayの優美なヴォーカルの対比は黄金律。「I Put A Spell On You」では久々の登場となるAlice Smithが登場(!)、まるで逆再生するようにズルズルと捻じ曲がる暗澹トラックに、Alice Smithの歌うでもなく漏れて滲ませるようなヴォーカルがハマっていてクール(鳥肌)。Nina Simoneの娘であるLisa Simoneが歌う「I Want A Little Sugar In My Bowl」は、母親を思わず重ねてしまう優しくてたおやかなスロウチューンで思わずウットリ。最後はNina Simone本人の「I Wish I Knew How It Would Feel To Be Free」を収録、やっぱり彼女の独特の深みは誰にも再現はできませんね。あと重要なのが、SALAAMREMI.COMが制作した「My Baby Just Cares For Me」はUsher登場、パシュパシュと乾いたビートと電子鍵盤のとろけるような甘いメロディ、そこにUsherの寄り添うようなヴォーカルがなんとも優雅でクラシカル。

面子がとてつもなく豪華ですし、もうMs. Lauryn Hillの新作も出そうにありませんから、これを聴いた方が無難だと思います(笑)。特にUsherなんかがこういう正統派なトラックに乗っかる事も少なそうなので、そういう部分でも楽しめる一枚なんじゃないかなと思います。そういったベテランだけでなく、きちんと実力のある若手も起用されている辺りはRobert Glasperの上手かったところ。時が過ぎてもなお、現代に活躍するこれだけの豪華なアーティストが憧れるNina Simoneってやっぱり凄いですね(敬服)。




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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE    ジャンル : 音楽

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