RocBox 2

自分の持っているR&B、Rapアルバムを聴いての感想を偏見で綴る。音楽に関する知識はほぼ無し、雰囲気で語る。

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Queen

Author:Queen
生年月日:1983年11月28日
星座:射手座
性別:男
血液型:A型
趣味:古典的推理小説読書
    黒音楽に浸る

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Dr. Dre「Compton」
drdre-compton.jpg

Hip Hop界の重鎮Producerの一人、Dr. Dreの通算三作目となる『Compton』を御紹介。Dr. Dreといえばもう言わずもがな、伝説的グループN.W.A.の構成員で、自身もラッパー圏Producerとして名作『The Chronic』『2001』を発表し、いわゆる“G-Funk”サウンドの重要な一角を担った人物ですね。その後は自身の楽曲こそ出さずとも、XzibitやEminem、50 Centといった強力なMCをバックアップし、スターへと成長させたのもDr. Dreと言えます。そのDr. Dreが『2001』以降、およそ16年ぶりの新作として本作『Compton』を発表しました(驚)。これまでは新作として『Detox』のリリースがずっとアナウンスされっぱなしで、周囲の人間もそれに関与した話なども洩らしていたんですが、結局はお蔵入りになったみたい。その代わりに突如として出現した本作は、N.W.A.の伝記映画『Straight Outta Compton』に触発されて制作されたのだそう。
とまあ経緯はこんなところらしいので本題に・・・・・・まずはKing MezとJustusが客演参加した「Talk About It」で幕開け、制作はDJ DahiとFree Schoolが担当。漆黒に蠢く黒海の大波のように荒ぶる電子音のうねりトラックの中で、入れ替わり聴こえる三者のドープなラップ&ヴォーカルがナイス。「Genocide」では同郷のKendrick LamarとMarsha Ambrosius、Candice Pillayが客演参加。段階的に上がり下がりするモーター音のようにつんざめくシンセに、ドブドブと沈んだり浮いたりする野太いビートが中毒性の高いトラックはDem Jointzが制作を担当。Dr. Dreの低くて筋肉質なラップ(これは昔から中々イケる)に、それとは対照的なエイリアンみたく甲高く浮力のあるKendrick Lamarのラップが面白い。「It's All On Me」はなんとB!nkとDr. Dreが共同制作で、サンプリングにはS.C.I. Youth Choir「The Lord Will Make A Way」を使用。いかにもB!nkらしい燻し銀でソウルフルなトラックは流麗でメロウ、Dr. Dreの歯切れのいいタフなラップにもバッチリお似合いですし、そこに歌声で華を添えるBJ The Chicago KidとJustusがハマリ役でグッド。DJ KhalilとDJ Dahiが共同制作した「All In The Day's」では、Anderson .PaakとMarsha Ambrosiusが揃って客演参加。煙たくユラユラと漂うスモーキーメロウなトラックにメガトン級のDr. Dreのラップと、シンガー二人のソウルフルな歌フックが中毒性高いです。Best Kept SecretとDr. Dreが共同制作した「Darkside」ではKing Mezが客演参加、ここでは中近東的なスパイシーな音色とギュイギュイと挽くビートがイルで、Dr. DreとKing Mezのブツブツとぶった切るようなラップの掛け合いも面白い。そこから継ぎ目無しに流れ込む「Gone」はD.R.U.G.S. BeatsとDr. Dreが共同制作で、客演にMarsha AmbrosiusとKendrick Lamarが参加。Paul McCartney & Wings「Spirits Of Ancient Egypt」を下敷きにしたピアノ鍵盤がそぼ降るシリアスな一曲で、やはりMarsha Ambrosiusの艶っぽいヴォーカルが少し毒と棘アリでイイ。「Loose Canons」はFocus...が制作で、客演にXzibitとCold 187um、Sly Pyperが登場。冒頭からズダダダダダダとマシンガンの様に撃つDr. Dreの早くラップがクールですし、やはりXzibitの濁声でガガガガガガと掘削するようなパワフルなラップもイケています。「Issues」も制作はFocus...で、客演にはIce CubeにAnderson .Paak、Dem Jointzが参加。ビリビリと電撃ショックを与えるようなロックカットなトラックが最高に厳つくホット、Ice Cubeのぶちのめす様な豪腕ラップも痛快ですし、Dr. Dreの鬼気迫るキレキレなラップも健在。Focus...にCardiak、DJ Dahi、Dem JointzにDr. Dreが共同制作した「Deep Water」は、Kendrick LamarとJustus、Anderson .Paakが客演参加。それこそ深く冷たい水の中でブクブク言いながら沈むような、ユラユラと揺れるメロディ&ヴォーカルエフェクトがクールで、こういう漂流系のトラックでのKendrick Lamarのスライムっぷりは突出しています。「One Shot Kill」はJon ConnorとSnoop Doggが共演、なのですがゴリゴリのロックチューンで冒頭から登場するSnoop Doggがあまりにタイトで前のめりだもんだから彼と気付かず聴いてしまいました(驚)。Trevor Lawrence Jr.とTheron Feemsterが共同制作した「Just Another Day」はThe GameとAsia Bryantの共演曲、香料たっぷりなヘロヘロホーンが垂れ流されるトラックが中毒性高く、なによりこういうトラックでも抜群に焦げ臭いThe Gameがまたナイス。Cardiak制作の「For The Love Of Money」はJill ScottとJon Connor、Anderson .Paakが客演参加、これはもう素直にJill Scottのフローラルなヴォーカルとゴツゴツビートの対比を楽しむべき。Snoop DoggにKing Mez、Marsha Ambrosiusが客演参加した「Satisfiction」はDem Jointzが制作、バウンバウンと銅板上を転がるようなトラックに、ネッチリと捏ねて鼓膜にまとわりつくMarsha Ambrosiusの歌フックがナイスアクセントだし、Snoop Doggのふわっと香る様な柔らかなラップもナイス。あのDJ Premierが制作を担当したのが「Animals」で、やっぱり酸化したソウルフルメロウを延々ループするPrimo節が最高ですね(痺)。Dem JointzとFocus...が共同制作した「Medicine Man」では、Dr. Dre肝煎りのEminemとCandice Pillay、Anderson .Paakが客演参加。Eminemっぽく少しクレイジーなフロウでよたつくDr. Dreも楽しいし、Candice Pillayのキュート過ぎる歌フックも素敵。最後はDJ SilkとChoc、Dr. Dreが共同制作した「Talking To My Diary」で、ド渋いソウルチューンにDr. Dre単独のラップが楽しめるシンプルな一曲。

恐れずに結論から言うと、僕は本作をそこまで凄いとは感じなかったといいますか(鈍感)。いや、それはもちろん製作陣も超一級ですし、登場する人達も実力者ばかり、当然とってもカッコイイです。しかし、これをDr. Dreの作品というところに疑問を感じるというか、あまりにも神格化され過ぎのような気がしてなりません。映画との相乗効果もあるのでしょうが(いや、それはあって良いのです)、やはり第一に全曲の制作をDr. Dreがしていないと物足らない(我侭)。第二に僕はDr. Dreのラップは好きなので、最悪外部のProducerに頼んでも、もっと客演を少なくして欲しかったかな。まあ、Dr. Dre作品はこれまでも客演の数が半端ないので、仕方ないし予想の範囲内なんですが。とまあ、僕みたいに文句タラタラな輩はごく少数で、単純に待ちに待った祭りを楽しむべきなんですよね(笑)。


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